審査の甘いビジネスローン7社を徹底比較!【即日融資OK】審査落ちする人の特徴や通過のコツ
この記事では、上記のような疑問や不安を解決します。
ビジネスローンの審査基準は公表されておらず、必ず通る方法を知ることはできません。
ただし、ビジネスローンの選び方や審査に落ちる原因・通過するコツを知れば、 審査に通過する確率を高めることは可能 です。
本記事では、ビジネスローンの審査基準や審査の甘いビジネスローン7社を紹介します。
最後まで読めば、必ず借りられるビジネスローンがない理由や審査に対してとれる対策が分かります。
- 審査が甘いビジネスローンを選ぶなら金利が高めの「消費者金融系」や「信販会社系」のサービスがおすすめ
- ビジネスローンを専門で取り扱っている金融機関を選ぶと、融資を前向きに検討してもらえる可能性がある
- 担保や保証を必要とせず、信用力のみの審査となるビジネスローンも 融資してくれるケースはある!
- ビジネスローンは 融資スピードが早く、審査も柔軟という特徴がある。
- 一方で、金利は銀行融資と比較すると高めに設定されている。
- 返済能力の有無を判断するために各社が慎重に審査しており、必ず借りれるビジネスローンはないので注意すること。
- もし、必ず借りれると宣伝している業者がいればそれは違法業者なので固定電話番号の有無などをチェックしてください。
- 書類記入にミスがないことや借入金額をなるべく少額にする、事業計画からお金を返済できることを示すと、ビジネスローンは融資を受けやすくなる
- 一方で、過去に金融事故を起こしたり、申し込み内容の虚偽、多重債務を抱えている場合は、審査落ちする可能性が高い
- ビジネスローン以外の資金調達方法として 「銀行融資」「公的機関から融資」「ファクタリング」 の3つがある
- 審査の甘いビジネスローンで最もおすすめなのは最短即日・最大1,000万円まで融資可能な「アイフルビジネスファイナンス」
- アイフルビジネスファイナンスは上限金利が高い分他社と比べて審査は甘い傾向にあり、利用者実績が15万口座以上と豊富!
- 赤字決算や債務超過、過去に金融事故を起こした方などへの融資も、前向きに検討してくれるのもおすすめのポイント
目次
- 審査が甘いビジネスローンの選び方
- 【法人・個人事業主必見】審査が甘いおすすめのビジネスローン7社を徹底比較
- 審査が甘いビジネスローン① アイフルビジネスファイナンス
- 審査が甘いビジネスローン② オージェイ
- 審査が甘いビジネスローン③ CREST for Biz(クレストフォービズ)
- 審査が甘いビジネスローン④ アイフル「事業サポートプラン」
- 審査が甘いビジネスローン⑤ ビジネスパートナー
- 審査が甘いビジネスローン⑥ 三鷹産業ビジネスローン
- 審査が甘いビジネスローン⑦ オリックスVIPローンカードビジネス
- そもそもビジネスローンとは
- ビジネスローンの種類
- ビジネスローンの契約は主に2種類
- 即日融資のビジネスローンを検討している方への注意点
- ビジネスローンの審査を通過させるコツ
- 審査の甘いビジネスローンでも審査落ちしてしまう要因
- 審査落ちの対策!ビジネスローン以外の資金調達方法3選
- 審査の甘いビジネスローンに関するよくある質問
- 審査の甘いビジネスローン まとめ
審査が甘いビジネスローンの選び方
ビジネスローンの審査基準は公表されておらず、またどのローン会社も返済能力の有無を審査でしっかり確認するため、審査の甘さを比べることはできません。
しかし、ビジネスローンによって審査基準が異なるため、 選び方で審査に通過する可能性を高めることはできます。 具体的には、以下のポイントをおさえて選んでみてください。
- 上限金利が高い金融機関を選ぶ
- ビジネスローンを専門にしている金融機関を選ぶ
- 不動産などの担保不要・保証人も必要ない金融機関を選ぶ
選び方① 上限金利が高い金融機関を選ぶ
金利が高いほど、審査に通過しやすくなる傾向にあります。
金利が高いビジネスローンは、貸し倒れのリスクが高い法人や個人事業主に対しても前向きに融資を検討する代わりに、金利を高くすることで成り立っているためです。
一般的に、 ノンバンク系のビジネスローンは銀行が提供するものと比べて金利が高く、柔軟な審査を行ってくれる傾向 にあります。
選び方② ビジネスローンを専門にしている金融機関を選ぶ
ビジネスローン会社には、個人ローンと事業者向けローンを両方取り扱っている会社と事業者に特化した会社があります。
審査通過の確率を高めたいなら、ビジネスローンを専門とした金融機関を選ぶのも手段の1つです。
事業者向けローンのみを行う金融機関は事業者への貸付からのみ利益を得ているため、 個人ローンも提供する金融機関と比べれば、融資を前向きに検討してくれる可能性があります。
選び方③ 不動産などの担保不要・保証人も必要ない金融機関を選ぶ
担保や保証人が必要ない金融機関を選ぶのも1つです。
- 担保:債務者が万が一返済できなくなった場合に備えて差し入れるもの
- 保証人:債務者が万が一返済できなくなった場合に代わりに返済する義務を負う人のこと
担保や保証人がないビジネスローンは本人の信用力だけで融資を行うため、 銀行融資の審査に通過できないようなケースでも、融資を検討してもらえる可能性があります。
【法人・個人事業主必見】審査が甘いおすすめのビジネスローン7社を徹底比較
さまざまな金融機関がビジネスローンを取り扱っており、どれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
そこで、審査な不安な方にもおすすめのビジネスローン7社を以下で紹介します。ぜひ参考にしてください。
アイフルビジネスファイナンス | オージェイ | CREST for Biz | アイフル事業サポートプラン | ビジネスパートナー | 三鷹産業ビジネスローン | オリックスVIPローンカードビジネス | |
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申込条件 | 75歳までの法人 69歳までの個人事業主 |
法人・個人事業主 | 個人事業主 | 法人・個人事業主 | 法人・個人事業主 | 法人・個人事業主 | 20歳~69歳までの業歴1年以上の個人事業主・法人 |
金利 | 3.1%~18.0% | 10.0%~18.0% | 6.0%~18.0% | 3.0%~18.0% | 9.98%~18.0% | 6.0%~18.0% | 6.0~17.8% |
融資限度額 | 50万円~1,000万円 | 30万円~2,000万円 | 10万円~300万円 | 1万円~500万円 | 50万円〜500万円 | 50万円~1,000万円 | 50万円~500万円 |
審査時間 | 最短即日 | 最短即日 | 記載なし | 最短翌日 | 最短即日 | 最短即日 | 最短60分 |
最短融資 | 最短即日 | 最短即日 | 記載なし | 最短翌日以降 | 最短5日 | 最短即日 | 最短即日 |
担保・保証人 | 不要 法人の場合は代表者の保証が必要 |
不要 法人の場合は代表者の保証が必要 |
不要 | 不要 法人の場合は代表者の保証が必要 |
不要 法人の場合は代表者の保証が必要 |
不要 法人の場合は代表者の保証が必要 |
不要 |
融資期間 | 元利均等返済:最長5年(60回以内) 元金一括返済:最長1年(12回以内) |
1ヶ月~36ヶ月 | 1ヶ月~159ヶ月 | 最長10年(120回) | 最長5年(60回) | 元利均等返済(3年以内、36回まで) 一括返済(6カ月以内) |
最長10年2ヶ月(122回) |
手数料 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
審査が甘いビジネスローン① アイフルビジネスファイナンス
概要 | |
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申込条件 | 75歳までの法人 69歳までの個人事業主 |
金利 | 3.1%~18.0% |
融資限度額 | 50万円~1,000万円 |
審査時間 | 最短即日 |
最短融資 | 最短即日 |
担保・保証人 | 不要 法人の場合は代表者の保証が必要 |
融資期間 | 元利均等返済:最長5年(60回以内) 元金一括返済:最長1年(12回以内) |
手数料 | 不要(印紙代実費) |
- 資金調達を急いでいる方
- 審査が不安な方
- 来店不要で手続きしたい方
アイフルビジネスファイナンスは、アイフルのグループ会社で、事業者向けのローンやファクタリングを取り扱っています。
無担保で資金調達できるビジネスローンは2種類です。
- 事業者向けビジネスローン:融資金が一括で入金される
- 事業者向けカードローン:融資限度額の範囲で繰り返し借入できる
まとまった金額を一度に借入したいなら事業者向けビジネスローン、継続的に借入したいなら事業者向けカードローンと、用途に応じて選択できます。
アイフルビジネスファイナンスの強みは、 最短即日に借入できる ことです。
原則として来店も不要なので、手間をかけずスピーディーに資金調達したい方に適していますよ。
また、 赤字決算や債務超過、過去に金融事故を起こした方などへの融資も、前向きに検討してくれる傾向 にあります。
過去の財務内容だけでなく現状のご商売に鑑み融資実行の可能性を検討してまいります。営業担当までお気軽にご相談ください。
そのため、審査が不安な方も申し込む価値のあるビジネスローンだと言えます。
借入可能かを診断できる「5秒診断」も活用してくださいね。
審査が甘いビジネスローン② オージェイ
概要 | |
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申込条件 | 法人または個人事業主 |
金利 | 10.0%~18.0% |
融資限度額 | 30万円~2,000万円 |
審査時間 | 最短即日 |
最短融資 | 最短即日 |
担保・保証人 | 原則不要 法人の場合代表者の保証が必要 |
融資期間 | 1ヶ月~36ヶ月 |
手数料 | – |
引用:無担保融資 | 株式会社オージェイ | 安心と信頼の日本貸金業協会加盟
- 資金調達を急いでいる方
- 借入希望額が高い方
オージェイは、法人・個人事業主向けのローンに加えて、個人ローンも取り扱っている貸金業者です。
無担保で借入できるローンを含め、幅広く事業者に融資を行っています。
- 無担保融資
- 手形・小切手割引・貸付融資
- 不動産担保融資
- 動産担保融資
- 売掛債権担保融資
- 介護・診療報酬担保融資
無担保ローンは、原則として担保・保証人が不要(法人の場合は代表者の保証が必要)です。
ビジネスローンは銀行融資と比べて融資限度額が低めですが、オージェイなら 2,000万まで融資が可能。
まとまった事業資金を調達したい方にも適しています。
また、申し込みの時間帯にもよりますが、 最短即日融資に対応しているのも強み です。
郵送や電話、公式サイトの応募フォームから申し込みでき、面談、審査を経て最短即日に現金を受け取れます。
さらに、オージェイの公式サイトには、以下の記載があります。
営業年数が短いお客様でもお申し込み可能です。
審査基準が公表されていないため明確に知ることはできませんが、創業間もない方でも融資を検討してもらえる可能性があると言えます。
なお、審査の結果によっては不動産・売掛債権などの担保や第三者の保証人が必要となる場合がある点には注意してください。
審査が甘いビジネスローン③ CREST for Biz(クレストフォービズ)
概要 | |
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申込条件 | 個人事業主 |
金利 | 6.0%~18.0% |
融資限度額 | 10万円~300万円 |
審査時間 | 記載なし |
最短融資 | 記載なし |
担保・保証人 | 不要 |
融資期間 | 1ヵ月~159ヵ月 |
手数料 | 不要 |
引用:CREST for Biz(クレスト フォービズ)|事業融資のオリコ
- 繰り返し借入したい方
- 融資限度額がそこまで大きくない方
- 個人事業主の方
CREST for Biz(クレストフォービズ)は、株式会社オリエントコーポレーションが取り扱う個人事業主向けビジネスローンです。
専用のローンカードが発行され、融資限度額の範囲であれば自由に借入ができます。
金利は年6.0%~18.0%ですが、入会と同時に借入を申し込みすれば、金利が最大2.0%引き下げられる 優遇付きです。
適用金利が18.0%の場合、16.0%の金利で借入できることになります。
さらに、都市銀行や郵便局、コンビニなど利用できるATMがたくさんあるほか、24時間振込キャッシングも可能です。
インターネットや電話からいつでも振込融資の申し込みが行えるので便利ですよ。
審査が甘いビジネスローン④ アイフル「事業サポートプラン」
概要 | |
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申込条件 | 法人・個人事業主 |
金利 | 3.0%~18.0% |
融資限度額 | 1万円~500万円 |
審査時間 | 最短翌日 |
最短融資 | 最短翌日以降 |
担保・保証人 | 不要 法人の場合は代表者の保証が必要 |
融資期間 | 最長10年(120回) |
手数料 | 不要 |
- 創業間もない個人事業主
- 手間なく手続きしたい方
- スピーディーに借入したい方
アイフル「事業サポートプラン」では、無担保ローンと不動産担保ローンを提供しています。
無担保ローンは 担保・保証人不要(法人の場合は代表者の保証が必要)で申し込みでき、WEB完結でき契約まで来店する必要がありません。
法人プランと個人プランの2種類があり、法人・個人事業主が対象です。
法人プランでは決算書が2期分必要であり、創業間もない法人は申し込めないので注意してください。
一方、個人プランに関しては、創業間もない個人事業主でも申し込めます。
創業間もなくても、確定申告を行っていればお申込み可能です。創業前は対象外となります。
引用:事業サポートプラン
審査が最短翌日回答と早めなので、資金調達を急いでいる方も検討してみてください。
返済シミュレーションも提供されているので、うまく活用してくださいね。
審査が甘いビジネスローン⑤ ビジネスパートナー
概要 | |
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申込条件 | 法人・個人事業主 |
金利 | 9.98% 〜 18.0% |
融資限度額 | 50万円〜500万円 |
審査時間 | 最短即日 |
最短融資 | 最短5日 |
担保・保証人 | 原則不要(代表者の連帯保証は必要) |
融資期間 | 最長5年(60回以内) |
手数料 | 実費:印紙代 |
- スピーディーに融資を受けたい方
- 来店不要で手続きしたい方
- 審査が不安な方
ビジネスパートナーは、ファイナンスリース事業や事業者向けの割賦、不動産担保・無担保ローンなどを取り扱っています。
そのうち、スモールビジネスローンは、来店不要で契約が可能なビジネスローンです。
原則担保・保証人なし(法人の場合は代表者の保証が必要)で借入でき、審査により決まる融資限度額の範囲で繰り返し借入ができます。
追加融資は10万円から、カード利用の場合は1万円から利用できるため、こまめな借入を複数回行いたい方に適していますよ。
カードを持っていればセブン銀行ATMから借入・返済ができるので、全国どこでも不自由なく利用可能です(ATM利用手数料が必要)。
さらに、スモールビジネスローンでは、 赤字でも融資を検討してもらえる可能性があります。
単年の事業結果だけではなく、これまでの実績や将来の事業計画・収益見込みも含めて審査させていただきますので、まずは 弊社担当者までご相談ください。
審査は最短即日、最短5日融資と、スピーディーに融資を受けたい方にもおすすめです。
審査が甘いビジネスローン⑥ 三鷹産業ビジネスローン
概要 | |
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申込条件 | 中小企業・個人事業主 |
金利 | 6.0~18.0% |
融資限度額 | 50万円~1,000万円 |
審査時間 | 最短即日 |
最短融資 | 最短即日 |
担保・保証人 | 原則不要 法人の場合は代表者の保証が必要 |
融資期間 | 元利均等返済(3年以内、36回まで) 一括返済(6カ月以内) |
手数料 | なし |
- 資金調達を急ぐ方
- 関西エリアの方
- 審査が不安な方
三鷹産業ビジネスローンは、大阪・京都・兵庫を中心とした関西エリアで事業者向けのローンを提供しています。
利用可能な地域は以下のとおりです。
- 大阪府
- 京都府
- 兵庫県
- 奈良県
- 和歌山県
- 滋賀県
- 三重県
- 愛知県
- 岡山県
申し込み方法は電話や申し込みページ、FAX、メールと複数対応しており、面談と審査を経て 最短即日の融資が可能 です。
来店が難しい場合は、指定の場所まで配達も行ってくれるため、急に事業資金が必要になった場合も対応しやすいですね。
また、本人確認書類のみで申し込みできるのも特徴です。
創業間もない方や赤字決算でも、今後返済できる見通しがあれば借入できる可能性があります。
前期決算が赤字決算や債務超過であってもご利用は可能です。お客様のお申し出に基づいた返済財源や事業計画などにより、融資金額や返済期間を決めております。現在は赤字でも将来返済財源が十分確保できる見通しがあれば、ご融資は可能です。
なお、三鷹産業では、無担保のビジネスローンのほか不動産担保ローン、商業手形割引、売掛債権担保ローン、個人事業主向けのフリーキャッシングも提供しています。
審査が甘いビジネスローン⑦ オリックスVIPローンカードビジネス
概要 | |
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申込条件 | 20歳~69歳までの方で、業歴1年以上の個人事業主または法人代表者 |
金利 | 6.0~17.8% |
融資限度額 | 50万円~500万円 |
審査時間 | 最短60分 |
最短融資 | 最短即日 |
担保・保証人 | 不要 |
融資期間 | 最長10年2ヶ月・122回払い |
手数料 | なし |
引用:VIPローンカードBUSINESS │ 各種ローン商品一覧 │ オリックス・クレジット
- 最短即日に融資を受けたい方
- 繰り返し借入したい方
- 充実したサービスが欲しい方
VIPローンカードBUSINESSは、オリックス・クレジットが提供する法人・個人事業主向けビジネスローンです。
カードローンタイプなので、融資限度額の範囲で繰り返し自由に借入できます。
借入しなければコストはかからないため、契約だけ済ませて必要なときにすぐ借りられる状態にしておくこともできますよ。
最高500万円と融資限度額は他社と比べて低めですが、融資限度額が低いほど一般的に審査のハードルは下がります。
他社では上限金利が年18.0%のビジネスローンも多いなか、17.8%と若干低め なのもメリットです。
また、融資スピードが早く、来店不要で申し込みでき 審査は最短60分、最短即日に融資 が受けられます。
さらに、契約をするとお金に関する相談ができるカウンセリングデスクや、オリックスグループの優待が受けられるなど、独自のサービスも充実していますよ。
そもそもビジネスローンとは
そもそもビジネスローンとは、法人や個人事業主が、事業資金に充てるお金を借りるための事業者向けローンを指します。
ビジネスローンを提供しているのは、銀行や消費者金融、信販会社などです。
銀行のビジネスローンは、銀行が提供する事業者向けの融資である点では通常の銀行融資と変わりありません。
ただし、銀行の融資のなかでも、無担保で利用でき比較的融資限度額の低いものが一般的にビジネスローンと言われ、中小企業や個人事業主が対象となっています。
通常の銀行融資と比べて金利が高めに設定されている代わりに、 融資スピードが早く審査も柔軟な傾向にある のが特徴です。
必ず借りれるビジネスローンはない
ノンバンク系のビジネスローンは、銀行と比べて審査が甘いと言われる場合があります。
しかし、各ローン会社は審査で申込者の返済能力をしっかり調査するため、実際には「審査の甘い」ビジネスローンは存在しません。
また、そもそも審査基準は公表されていません。つまり、必ず借りれるビジネスローンというのは存在しないのです。
ただし、ローン会社により審査基準が異なるため、1社の審査に落ちたからといって他社にも通過できないとは限りません。
なお、もし「審査に必ず通る」などと謳うビジネスローンがあれば違法業者なので、利用しないようにしてください。
ビジネスローンの種類
ビジネスローンは、取り扱っている金融機関によりいくつかの種類に分けられます。大きく分けると以下の3つです。
金利 | 融資限度額 | 融資スピード | |
---|---|---|---|
銀行ビジネスローン | 低め | 最高1,000万円程度 | 遅め |
消費者金融ビジネスローン | 高い | 最高500万円~1,000万円程度 | 早い |
信販会社ビジネスローン | 高め | 最高500万円程度 | 早い |
金利は低いが審査が厳しい「銀行ビジネスローン」
銀行ビジネスローンは、銀行が提供する事業者向けの融資のうち、一般的な銀行融資にあてはまらないローンのことです。
消費者金融や信販会社が提供するローンと比べて、 1.0%~14.0%程度と金利が低め、融資限度額が高く 設定されています。
銀行ビジネスローン名 | 金利(年率) | 融資限度額 |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 Biz LENDING | 15.0%未満 | 50万円~1,000万円 |
三井住友銀行 中小企業向け融資 ビジネスセレクトローン | 2.125%~ | 10万円~1億円以内 |
福岡銀行 フィンディ | 2.0%~14.0% | 100万円~1,000万円 |
一方で、金利が低いほど一般的に審査に通過するのが難しくなります。
また、銀行のビジネスローンは融資まで日数がかかる傾向がある点にも注意が必要です。
融資限度額は低く金利は高めだが審査に通りやすい「消費者金融ビジネスローン」
消費者金融が取り扱うビジネスローンは、融資得限度額が低く、上限金利は18.0%程度と銀行より高めです。
消費者金融ビジネスローン名 | 金利(年率) | 融資限度額 |
---|---|---|
アイフルビジネスファイナンス 事業者向けローン | 3.1%~18.0% | 50万円~1,000万円 |
アイフル 事業サポートプラン | 3.0%~18.0% | 1万円~500万円 |
ビジネスパートナー スモールビジネスローン | 10.0%~18.0% | 50万円 〜 500万円 |
金利が高い分、 柔軟な審査を行ってくれる傾向にあります。
赤字決算や銀行でリスケ中の方など、銀行から借りるのが難しいケースでも、前向きに融資を検討してくれる可能性があります。
また、融資スピードが早いのも消費者金融ビジネスローンの特徴です。
オンライン完結できるビジネスローンも多く、 早ければ最短即日に融資が受けられます。
銀行と消費者金融の中間に位置する「信販会社ビジネスローン」
信販会社ビジネスローンは、銀行と消費者金融の特徴を併せ持ったようなビジネスローンです。
消費者金融ビジネスローンと同様に、銀行と比べると融資限度額が低く金利は高めに設定されています。
信販会社ビジネスローン名 | 金利(年率) | 融資限度額 |
---|---|---|
オリックス・クレジット VIPローンカードビジネス | 6.0~17.8% | 50万円~500万円 |
オリコ CREST for Biz | 6.0%~18.0% | 10万円~300万円 |
最短即日融資に対応している信販会社もあり、 融資スピードは早め です。
ビジネスローンの契約は主に2種類
ビジネスローンは、契約方式によっても2つの種類に分けられます。
- 極度額型(ローンカード型):利用限度額の範囲で自由に借入できる
- 証書型:融資金が一括で入金される
それぞれ詳しく解説します。
契約時に利用限度額が設定される「極度額型(ローンカード型)」
極度額型(ローンカード型)は、個人向けのカードローンと同じようなタイプの契約方式です。
契約時に利用限度額が設定され、その範囲内で繰り返し自由に借入ができます。
完済していなくても追加借入ができ、再度申し込みの手続きをする必要がありません。
一方で、自由度の高さゆえ借りすぎるリスクがある点には注意してください。
極度額型(ローンカード型)は、限度額の範囲で比較的少額を継続的に借入したい方に適した契約方式です。
一括で資金を借入する「証書型」
証書型は、契約後に融資金が一括で入金されるタイプの契約方式です。
追加借入はできず、 借りたあとは返済のみを行っていくため、返済計画を立てやすい という特徴があります。
本当に必要な金額以上に借りてしまう心配がありません。
一方で、追加での借入が必要になった場合は、再度申し込みをして審査を受ける必要があります。
証書型は、まとまった金額を一括で借りて返済に集中したい方に適した契約方式です。
即日融資のビジネスローンを検討している方への注意点
事業をするうえで、急にまとまった事業資金が必要となる場面は少なくありません。
ノンバンク系のビジネスローンは 最短即日に対応しているため、スピーディーに資金調達できます。
通常の銀行融資や公的融資では融資までに日数がかかるため、資金調達を急いでいる際にはビジネスローンが心強い味方となります。
ただし、即日融資を受けるには、以下の注意点を知ったうえで申し込むことが重要です。
- 申し込みは午前中に完了させる
- 必要書類は事前に準備しておく
- 記載事項の記入ミスなどを起こさない
- 業歴が短いと審査落ちする可能性も
申し込みは午前中に完了させる
最短即日融資に対応しているビジネスローンの場合も、申し込みは午前中に完了させることが大切です。
即日融資を行っているとはいえ、審査に時間がかかるケースもあります。
また、審査を行っている時間を過ぎていれば、翌日扱いになってしまいます。
審査を即日に完了できても、時間帯により融資金が銀行口座に着金しなければ、利用することはできません。
そのため、資金調達を急ぐ場合は、なるべく早めの時間に申し込みを完了させるようにしてください。
必要書類は事前に準備しておく
ビジネスローンは、個人向けローンと比べて必要書類が多い傾向にあります。
スムーズに融資を受けるためにも、事前に用意しておくことが大切です。
例えば、アイフルビジネスファイナンスの場合は以下の書類が必要となります。
必要書類 | |
---|---|
法人 | ・本人確認書類 ・決算書 |
個人事業主 | ・本人確認書類 ・確定申告書 ・当社所定の事業内容確認書 |
ビジネスローンにより異なるので、事前に確認して漏れなく提出してくださいね。
記載事項の記入ミスなどを起こさない
申し込み時の記入内容に誤りや不備があると、確認が必要となり審査に時間がかかります。
WEB申し込みが可能なビジネスローンもあり便利ですが、手軽な分ミスも起きやすいので注意が必要です。
ミスがあると、審査がスムーズに進まないばかりか審査結果に影響を与える可能性もあります。
業歴が短いと審査落ちする可能性も
業歴が短いと、審査に落ちてしまう可能性があります。
創業間もない法人や個人事業主の場合、貸す側からすると貸し倒れリスクが高くなるためです。
借入の時期を調整できるなら、ある程度業歴ができてから申し込むのも手段の1つです。
ビジネスローンの審査を通過させるコツ
先に述べたとおり、ビジネスローンの審査基準は公開されておらず、必ず借りれるビジネスローンというのは存在しません。
少しでも審査通過の確率を高めたいなら、以下のポイントを押さえてくださいね。
- 借入希望金額はなるべく小さくする
- スコアリング審査の基準を把握する
- 返済能力があることを証明できるようにしておく
借入希望金額はなるべく小さくする
借入希望金額が大きいほど、審査通過のハードルは高くなるのが一般的です。
金額が高ければ、その分求められる信用力も高くなりますよね。
貸す側のリスクも大きくなるため、審査のハードルが高くなるのは当然だと言えます。
特に、新規の申し込みでいきなり大きな金額を借りるのは一般的に難しいです。
審査通過の確率を高めたいなら、なるべく低い借入希望額で申し込むようにしてください。
スコアリング審査の基準を把握する
ビジネスローンによっては、 スコアリング審査を導入することでスピーディーな資金調達を可能としています。
スコアリング審査でチェックされる一般的な項目は、以下のようなものです。
- 決算書の内容
- 設立年数
- 他社からの借入額など
一般的な基準を把握し、スコアリング審査をクリアすることが重要となります。
返済能力があることを証明できるようにしておく
ビジネスローンによっては、 財務状況が良くなくても、将来性を鑑みて融資を検討してくれる場合があります。
ただし、今後も返済できる見通しがないと判断されれば、審査を受けるのは難しいです。
裏付けのある数字を使った事業計画書を提出するなど、返済能力があることを証明することが重要となります。
審査の甘いビジネスローンでも審査落ちしてしまう要因
ビジネスローンによっては、銀行が融資を行えないような事業者に対する融資にも前向きな姿勢です。
しかし、どの会社も審査がゆるいわけではなく、審査に落ちてしまう可能性もあります。
ここでは、一般的に審査落ちとして考えられる原因を解説するので、該当する場合は注意してください。
- 過去に金融事故(ブラック)を起こしている
- スコアリング条件を満たさない・評価が低い
- 申込内容の不備・虚偽がある
- 返済能力がないと判断される
- 複数社に多重申込している
過去に金融事故(ブラック)を起こしている
長期の延滞や債務整理などの経験があると、審査落ちの原因となります。
ビジネスローンに法人が申し込む場合、代表者が保証人となる必要があるケースも多いです。
この場合、代表者の信用情報に傷があると、審査に通過するのは難しくなります。
また、個人事業主が申し込む場合も、個人の信用情報に傷があると、基本的に審査には通過できません。
スコアリング条件を満たさない・評価が低い
スコアリング審査を導入しているビジネスローンの場合、スコアが低くなると審査に通過するのは難しいです。
明確な基準は公表されていませんが、赤字決算が続いている場合や設立年数が浅い場合などは注意する必要があります。
申込内容の不備・虚偽がある
申込内容の不備やミスが審査結果に影響を与える可能性もあります。
また、当然ですが虚偽の申告をしている場合は審査に通過できません。
自分がお金を貸す側だとすると、嘘をついている人に貸そうとは思わないですよね。
審査に通りたいからと事実とは異なる内容で申し込むのは絶対にやめてください。
返済能力がないと判断される
ビジネスローンは、銀行融資と比べて審査が甘いと言われることもありますが、どの会社も返済してくれる見通しがない事業者に融資は行えません。
どのビジネスローンでも、審査で返済能力の有無をしっかり調査したうえで、融資しても問題がないかどうかを判断します。
複数社に多重申込している
ローン会社が審査の際に照会する信用情報には、ローンへの申込履歴も記録されています。
短期間に複数社への申し込みを行った場合、信用情報を見ればその事実はすぐに分かります。
同時に複数社に申し込んでいると、資金が苦しいのではと判断されやすく審査で不利に働くので注意してください。
審査落ちの対策!ビジネスローン以外の資金調達方法3選
対策を行っても、ビジネスローンの審査に通過できるとは限りません。
そこで、ビジネスローン以外で法人や個人事業主が資金調達する方法を3つ紹介します。
- 銀行・信用金庫からの融資
- 公的機関からの融資
- ファクタリング
銀行・信用金庫からの融資
銀行融資(プロパー融資)は、銀行が直接事業者に融資を行う方法です。
銀行融資の特徴は以下の通りです。
- 金利が低い
- まとまった事業資金の借入にも適している
- 審査のハードルが高い
ビジネスローンよりも低金利で融資限度額も大きく、多額の資金調達が行えます。
ただし、保証会社などの保証なく直接融資を行うため、貸し倒れのリスクが大きく、審査のハードルが高めです。
そのため、財務状況が良くない場合や、創業間もない中小企業などが融資を受けるのは一般的に難しいと言えます。
公的機関からの融資
日本政策金融公庫などの公的機関から融資を受ける方法もあります。
公的機関からの融資の特徴は以下の通りです。
- 金利が低い
- 融資限度額が大きめ
- 創業間もない方への貸付制度もある
日本政策金融公庫は、事業者向けのさまざまな融資を取り扱っており、金利が低く融資限度額も大きいです。
基準利率で1.0%程度、特別利率が適用されれば1.0%未満 で資金調達できます。
無担保・保証人なしで借入できるものや、創業間もない方が利用できる制度もあります。
一方で、必要書類が多く、融資までに日数がかかるのが一般的です。
資金調達を急がない場合は、銀行融資や公的機関からの融資が利用できないかを検討したうえでビジネスローンを検討してくださいね。
ファクタリング
ファクタリングとは、売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらうことで資金調達をする方法です。
ファクタリングの特徴は以下の通りです。
- 最短即日に資金調達できる
- 売掛先の信用力が重要となる
- 「融資」ではない
ファクタリングは 入金までのスピードが早く、最短即日に資金調達できます。
また、売掛先から資金を回収できなければファクタリング会社が損害を被るため、審査では売掛先の信用力が重要です。
そのため、 ビジネスローンの審査に通過できない方でも利用できる可能性があります。
さらに、ファクタリングは借入にはあたらないため、決算書上で負債が増えることがありません。
借入を増やしたくない方やビジネスローンの審査が不安な方は、ファクタリングの利用も検討してみてください。
審査の甘いビジネスローンに関するよくある質問
最後に、審査の甘いビジネスローンに関するよくある質問をまとめました。ビジネスローンの審査が不安な方は、ぜひ参考にしてください。
- 個人事業主でも低金利で利用できるビジネスローンはありますか?
- 法人でも個人で必ず必要になる書類はなんですか?
- 決算書や確定申告書が必要な理由は?
- 審査に落ちた理由を知ることはできますか?
- ブラックOKのビジネスローンはないの?
Q:個人事業主でも低金利で利用できるビジネスローンはありますか?
ただし、三菱UFJ銀行の「Biz LENDING」や三井住友銀行の「中小企業向け融資 ビジネスセレクトローン」など、法人のみが対象のビジネスローンもあるので、事前に確認してください。
Q:法人でも個人で必ず必要になる書類はなんですか?
法人の場合は、代表者の本人確認書類を提出します。
収入が分かる書類に関しては、法人は決算書、個人事業主は確定申告書などが該当します。
Q:決算書や確定申告書が必要な理由は?
決算書をみれば、決算が黒字なのか、他社からどの程度の借入があるか、資産と負債のバランスはどうか、などが分かります。
ただし、一部決算書や確定申告書の提出なしで申し込みできるビジネスローンもあります。
Q:審査に落ちた理由を知ることはできますか?
ただし、信用情報を開示して確認することはできます。
信用情報の開示を行い延滞などの記録が残っている場合は、審査に通過するのは難しいです。
Q:ブラックOKのビジネスローンはないの?
ただし、信用情報の記録は永久に残るわけではないので、期間が終われば審査に通過できる可能性もあります。
審査の甘いビジネスローン まとめ
ビジネスローンによって審査基準が異なり、公表されていないため明確には知り得ません。
つまり、絶対に通るビジネスローンはありません。
ただし、ポイントをおさえれば 審査に通過する可能性を高めることは可能 です。
一般的に、金利が高めに設定されている消費者金融のビジネスローンは、柔軟な審査を行ってくれる傾向にあります。
ビジネスローンの利用を検討しているなら、審査に通過するポイントを押さえたうえで申し込んでくださいね。
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