絶対借りられる不動産担保ローンはある?二番抵当でも借りられるケースや審査甘いローンランキング15選
まず、絶対借りられる不動産担保ローンは存在しません。
なぜなら、不動産担保ローンは申込者個人の返済能力や不動産の価値などを総合的に勘案して融資するかどうかを審査判断するからです。
ただ、消費者金融や信販会社などのノンバンク系の会社であれば、審査が銀行系の不動産担保ローンに比べて、甘めかつ早めに融資できる可能性が高いサービスがあるのも事実。
この記事では、 審査が比較的甘く、早く融資ができる不動産担保ローンを探している方におすすめの不動産担保ローン を紹介します。
記事を読めば 不動産担保ローンの審査基準や審査落ちする原因および対処法がわかるので、審査通過のポイントを理解したうえで申し込みができます!
- 返済能力や不動産の担保を必ず審査することから絶対借りられる不動産担保ローンは存在しない
- 金利が高いノンバンク系の不動産担保ローンは審査が甘い傾向にあるのでおすすめ!
- 不動産担保ローンの審査基準は 収入・過去の返済状況・事業年数または勤続年数・他の金融機関からの借入状況や個人信用情報・返済負担率・担保不動産の情報 で判断される
- 不動産担保ローンの審査落ち・通らない原因は書類の不備・虚偽の申告、担保価格や信用情報、固定資産税の滞納・未納が大半を占める
- どうしても不動産担保ローンを利用して資金調達したい人は「AGビジネスサポート」がおすすめ!
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水野総合FP事務所代表。東京理科大学理学部卒業後、半導体製造装置大手メーカー勤務を経て30歳で独立起業。法人経営に携わり複数事業のスタートアップに参画、スモールM&Aを経験。現在は、独立系ファイナンシャルプランナーとして経営者・起業家・資産家などからの相談業務の他、事業法人などでは講師を務め年間80回以上登壇。全国1000名以上の方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談員を担当。学校法人専門学校非常勤講師。
<保有資格>
CFP®︎認定者|1級ファイナンシャルプランニング技能士|宅地建物取引士|日本証券アナリスト協会検定会員補|証券外務員|DC(確定拠出年金)プランナー|SP融資コンサルタント
<メディア掲載・取材協力>
毎日新聞、朝日新聞、朝日中高生新聞、物流産業新聞社、女性自身、金融庁、日本FP協会 他多数
目次
- 絶対借りられる不動産担保ローンはない
- 不動産担保ローンとは?審査の甘い金融機関の特徴
- ノンバンクの不動産担保ローンで審査が甘いランキング15選
- 1位 AGビジネスサポート
- 2位 アサックス
- 3位 セゾンファンデックス
- 4位 つばさコーポレーション
- 5位 トラストホールディングス
- 6位 アクト・ウィル
- 7位 ファンドワン
- 8位 MRF
- 9位 マテリアライズ
- 10位 日宝
- 11位 三鷹産業
- 12位 ニチデン
- 13位 総合マネージメントサービス
- 14位 首都圏ファンド
- 15位 ジェイ・エフ・シー
- 金融機関によっては二番抵当でも借りられる不動産担保ローンがある
- 不動産担保ローンを利用するメリット
- 不動産担保ローンを利用するデメリット
- 不動産担保ローンの審査基準となる要素
- 不動産担保ローンの審査に通らない原因
- 不動産担保ローンの審査に通る人の特徴
- 不動産担保ローンの審査に通過するポイント
- 不動産担保ローンで審査落ちした時の対処法
- 担保不動産の価値は「建物」と「土地」の要素で評価される
- 不動産担保ローンの申し込みから融資までの流れ
- 不動産担保ローンに関するよくある質問
- 絶対借りられる不動産担保ローンのまとめ
絶対借りられる不動産担保ローンはない
結論から述べると、絶対借りられる不動産担保ローンはありません。
なぜなら、不動産担保ローンは融資であり、法律によって審査が義務付けられているからです。
返済能力の調査)
第十三条貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。
過去の借入の延滞などがあった場合、不動産を担保としたとしても審査に落ちて借りれないという可能性が高いです。
不動産担保ローンとは?審査の甘い金融機関の特徴
不動産担保ローンとは、
保有不動産を担保にしてお金を借り入れするローン商品です。
金融機関やノンバンクなど取扱業者も多いため、金利や審査基準に差別化をして提供しています。
審査基準は、ローン商品によって異なりますが、銀行が厳しく、ノンバンクが比較的柔軟な審査を行います。
ここでは、審査の甘い不動産担保ローンの特徴について紹介します。
- 金利が高い不動産担保ローン
- ノンバンクの不動産担保ローン
金利が高い不動産担保ローン
金融機関の不動産担保ローンは無担保のローンと比べて、申込者の属性と同様に不動産の価値を重視して審査をしています。
商品の中でも、融資条件を比較的緩和する代わりに、リスクを取るために金利を高く設定している金融機関やノンバンクがあります。
その場合の審査結果は適用金利と融資条件で表示される場合が多いです。
すぐに資金が必要な場合は高い金利のローンを利用するのも良いですが、金利が高いと返済額も大きくなるので返済できる金額の利用をおすすめします。
ノンバンクの不動産担保ローン
ノンバンク不動産担保ローンの特徴は、金融機関より比較的審査が緩和されている傾向があります。
審査は金融機関と同様に、 独自の審査を行い、申込者の返済能力と担保不動産の価値を重要視します。
ノンバンクの中には 住宅ローンの返済中でも申し込めるノンバンクもあれば、不動産の担保価値が借入希望価格に対して高いと見なされた場合、審査が通る可能性があります。
そして、申込条件に抵当権の順位を問わない、担保不動産の条件が緩和されているケースも多いです。
但し、ノンバンクのデメリットは金利が高い点や事務手数料や繰り上げ返済に関する手数料が発生する場合もあるので返済計画を建てることが必要です。
ノンバンクの不動産担保ローンで審査が甘いランキング15選
項目 | AGビジネスサポート | アサックス | セゾンファンデックス | つばさコーポレーション | トラストホールディングス | アクト・ウィル | ファンドワン | MRF | マテリアライズ | 日宝 | 三鷹産業 | ニチデン | 総合マネージメントサービス | 首都圏ファンド | ジェイ・エフ・シー |
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金利(年率) | 2.49%~8.99% | 1.95%~6.90% | 変動金利 2.75%~4.55% 固定金利 4.5%~9.9% |
4.0%~15.0% (実質年率15.0%以下) |
3.45%~7.45% | 8.00%〜15.00% | 2.50%~15.0% | 6.00%~15.00% | 5.0%~15.0% | 4.0%~9.9% | 5.00%~15.00% | 実質年率/4.8%~14.6% (審査時に決定します) |
3.4%~9.8% | 見直し日から次の見直し日まで金利変更なし | 5.86%~15.0% |
融資限度額 | 100万円~5億円 | 100万円~5億円 | 100万円~5億円 | 非公開 | 100万円~10億円 ※10億円以上は要相談 |
5000万円まで (5000万円以上もご相談可能) |
300万円~1億円 | 100万円~3億円 | 100万~1億円 | 50万円~5億円 | 50万円~1億円 | 1億円まで | 30万円~5億円 | 100万円~2億円以内 | 300万円~5億円 (但し5億円以上も相談可) |
融資スピード | 最短3日 | 最短3日 | 最短1週間 | 最短即日~1週間 | 即日可能 | 非公開 | 非公開 | 数日程度 (土日祝日を除く) |
最短翌日 | 即日融資 ※通常は最短3日 |
即日融資 ※通常は最短3日 |
非公開 | 最短3日 | 最短当日 | 最短3日 |
融資期間 | 元金一括返済:最長2年 元利均等返済:最長30年 |
元金一括返済:期間3ヶ月~30年 元利均等返済:期間12ヶ月~30年 |
5年~25年/60回~300回 | 最長30年 | 1ヶ月~30年 | 1~60回 | 2ヶ月(2回)〜420ヶ月 | 35年以内(1回~420回) | 1ヵ月~20年 | 1ヶ月~30年 | 自由返済(10年以内、120回まで) 元利均等返済(10年以内、120回まで) |
20年以内(1ヶ月~240ヶ月),1~240回 | 最長35年 | 1年以上35年以内(1年単位) | 1回又は、3回~120回 |
対象者 | 法人・個人事業主 | 法人・個人事業主 | 法人・個人事業主 個人事業主は原則、 申込時満20歳以上70歳以下、完済時85歳未満の方。 日本国籍または永住許可を有する方。 |
法人・個人事業主・個人 | 不動産所有者の同意があれば法人、個人は問いません。 | 法人 | 法人もしくは個人事業主 | 法人・個人事業主 | 個人・法人 | 法人・個人どちらでも可能 | 自営業者または勤労者、 定期的な収入がある方 |
満20歳以上で会社員、自営業、パート・アルバイトなど 定期的な収入のある方なら 性別や国籍を問わずお申込み可能 |
法人・個人事業主・個人 | ・日本国籍の方または永住権保有かつ居住している外国籍の方 ・20歳以上 ・インターネット契約および郵送契約の方はインターネットができる方 |
法人・個人事業主・個人 |
この章では、審査が甘いノンバンクの不動産担保ローン15選をランキングにしました。
事業性融資に精通しているノンバンクや不動産の担保価格を高く評価するノンバンクを紹介しております。
ご自身に合うノンバンクを選ぶ参考となりますので、活用してください。
- 1位 AGビジネスサポート
- 2位 アサックス
- 3位 セゾンファンデックス
- 4位 つばさコーポレーション
- 5位 トラストホールディングス
- 6位 アクト・ウィル
- 7位 ファンドワン
- 8位 MRF
- 9位 マテリアライズ
- 10位 日宝
- 11位 三鷹産業
- 12位 ニチデン
- 13位 総合マネージメントサービス
- 14位 首都圏ファンド
- 15位 ジェイ・エフ・シー
1位 AGビジネスサポート
AGビジネスサポート | 概要 |
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金利(年率) | 2.49%~8.99% |
融資限度額 | 100万円〜5億円 |
融資スピード | 最短3日 |
融資期間 | 元金 一括返済:最長2年 元利均等返済:最長30年 |
対象者 | 法人・個人事業主 |
- 法人・個人事業主
- 早く資金が欲しい
- 全国の物件が対象
- 約定日制なので自由に返済日を決めることができる
- 赤字決算、債務超過、銀行リスケで融資に不安がある
AGビジネスサポートは消費者金融大手のアイフルのグループ会社が運営しております。
融資件数が 年間3,000件以上と多くの実績 があり、安心して利用できるのもおすすめです。
主なサービスは、利用状況がわかる専用のスマホアプリで、契約内容などが気軽に閲覧できるので、手軽に返済管理ができます。
そして、担保不動産は 全国の物件を全て対応している のがAGビジネスサポートの一番の強みです。
赤字決算や債務超過、未決算で審査に不安がある方の融資実績があるので、お客様のケースに合った融資相談が可能です。
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2位 アサックス
アサックス | 概要 |
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金利(年率) | 1.95%~6.90% |
融資限度額 | 100万円~5億円 |
融資スピード | 最短3日 |
融資期間 | 元金一括返済:期間3ヶ月~30年 元利均等返済:期間12ヶ月~35年 |
対象者 | 法人・個人事業主 |
- 法人・個人事業主
- 約定日制なので自由に返済日を決めることができる
- 築古の不動産を担保にしたい
アサックスは東証スタンダード市場に上場している会社で、年間融資実績が1,000件以上と迅速な対応に評判があります。
簡易審査が1日、最短融資が3日とスピーディに対応します。
さらに、申込みできる担保不動産が 築古の物件や増築で建蔽率・容積率ともに法令上オーバーしている物件でも減築する事 を条件に融資した事例もあります。
所有不動産が担保にできるのか不安な方におすすめです。
申込者の状況に応じて融資可能なので、電話ですぐに相談できます。
3位 セゾンファンデックス
セゾンファンデックス | 概要 |
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金利(年率)変動金利 | 変動金利 2.75%~4.55% 固定金利 4.5%~9.9% |
融資限度額 | 100万円~5億円 |
融資スピード | 最短1週間 |
融資期間 | 5年~25年/60回~300回 |
対象者 | 法人・個人事業主 個人事業主は原則、申込時満20歳以上70歳以下、完済時85歳未満の方。 日本国籍または永住許可を有する方。 |
- 法人・個人事業主
- 住宅ローンが残っている方
- 返済能力や銀行の審査に不安が合う方
セゾンファンデックスはクレジット大手のクレディセゾンのグループ会社です。
長年、融資に対して多くの取引実績があるので安心して利用できます。
主な強みは 抵当権の順位不問で申込みできる点 、銀行と異なる基準で審査を行うので、 未決算法人や赤字決算でも申込み可能 な点です。
さらに、抵当権の順位不問で審査可能なので、住宅ローンが残っている不動産の融資実績があります。
機関で満足のいかない審査内容だった場合や住宅ローンが残っている方におすすめです。
4位 つばさコーポレーション
つばさコーポレーション | 概要 |
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金利(年率) | 4.0%~15.0% (実質年率15.0%以下) |
融資限度額 | 非公開 |
融資スピード | 最短即日~1週間 |
融資期間 | 最長30年 |
対象者 | 法人・個人事業主・個人 |
- オンライン上で申込から融資実行まで完結したい人
- 審査に対して不安を抱えている人
- 債務超過・赤字決算を出している法人
つばさコーポレーションは、申込から最短1週間で融資実行される不動産担保ローンです。
銀行系の不動産担保ローンですと、融資実行まで1ヶ月近くかかってしまいますが、つばさコーポレーションの場合は書類・不動産の審査がスムーズに行けば1週間程度で融資されるのが魅力的なポイント!
また、借入期間は最長30年となっており、低金利で借りれた場合は好条件なローンと言えます。
申込は電話やファックス・メールフォームから行えますので、日本全国から申込が可能です。
5位 トラストホールディングス
トラストホールディングス | 概要 |
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金利(年率) | 3.45%~7.45% (実質年率15.0%以内) |
融資限度額 | 100万円~10億円 (10億円以上は相談) |
融資スピード | 最短即日~3営業日 |
融資期間 | 1ヶ月~30年 |
対象者 | 不動産所有者の同意があれば法人、個人は問わない |
- 担保したい土地が二番以降の抵当になる人
- 抵当としたい土地に底地権が設定されている人
トラストホールディングスは、担保とする不動産の抵当が二番手以降の方や、土地に底地権が設定されている人におすすめしたい不動産担保ローンです。
底地を設定すると他人に貸出が可能となるが、その代わり担保とするのは難しい。
トラストホールディングスは、通常の場合は借入するのが難しい不動産でも 柔軟に審査をしてくれます。
また、最高10億円の借入が可能なので、大口の融資だとしても対応してもらえる可能性が高いです。
なお金利が3.45〜7.5%と設定されていますが、実質金利が15%と但し書きをされており、他の不動産担保ローンとそれほど変わらない点は注意してください。
6位 アクト・ウィル
アクト・ウィル | 概要 |
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金利(年率)変動金利 | 8.00%〜15.00% |
融資限度額 | 5000万円まで (5000万円以上もご相談可能) |
融資スピード | 非公開 |
融資期間 | 1~60回 |
対象者 | 法人 |
- 急に資金調達が必要になった
- 大きな資金を調達したい
- 事業融資に詳しい担当者に相談したい
アクト・ウィルは、東京に本社を置く、事業性融資やビジネスローンに特化したノンバンクです。
事業性融資に精通した担当者による丁寧な対応とビジネスローンの種類が豊富に揃っています。
不動産担保ローンに限らず、多くの商品を取り扱うことでお客様の状況に合わせた資金調達ができます。
7位 ファンドワン
ファンドワン | 概要 |
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金利(年率)変動金利 | 2.50%~15.0% |
融資限度額 | 300万円~1億円 |
融資スピード | 即日融資 |
融資期間 | 2ヶ月(2回)〜420ヶ月 |
対象者 | 法人もしくは個人事業主 |
- 大口の資金調達を検討している
- 長期の返済を希望している
- 赤字決算や納税に困っている
ファンドワンは、ビジネスローンを中心に事業者様の資金調達に特化したノンバンクです。
最短40分のスピード審査で、急な資金が必要なお客様や柔軟な審査基準により、赤字決算や税金・社会保険料の問題がある方の融資実績があります。
初めてのビジネスローンを利用する方でも、専門の担当者が迅速かつ丁寧にサポートできるのも特徴です。
8位 MRF
MRF | 概要 |
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金利(年率)変動金利 | 6.00%~15.00% |
融資限度額 | 100万円~3億円 |
融資スピード | 数日程度 (土日祝日を除く) |
融資期間 | 35年以内(1回~420回) |
対象者 | 法人もしくは個人事業主 |
- 担保不動産が二番抵当・競売物件・借地権も可能
- あらゆる返済プランから選べる
- 来店不要で手続きしたい
株式会社エム・アール・エフは、福岡県に本社のある地域密着型の金融業者です。
不動産担保ローンは、長期間元金据置プランの他にオーダーメイドプラン、ブリッジプランの3種類があります。
担保不動産が二番抵当や競売に出しているの不動産でも、申込可能で柔軟な審査を行います。
基本的に来店不要で手続きができるため、来店の手間を省きたい方におすすめです。
9位 マテリアライズ
マテリアライズ | 概要 |
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金利(年率)変動金利 | 5.0%~15.0% |
融資限度額 | 100万円~3億円 |
融資スピード | 最短翌日 |
融資期間 | 1ヵ月~20年 |
対象者 | 個人・法人 |
- 他社で否決された
- 赤字決算・債務超過がある
- 大きな資金を調達したい
株式会社マテリアライズは、赤字決算でも気軽に相談を受け付けている不動産担保ローンです。
他社の審査で否決された方でも融資できたという口コミ・評判もあります。
そして、融資限度額は1億円で全国対応しているため、地方に担保不動産がある方におすすめです。
さらに、即日審査で最短翌日には融資ができるので、急な資金が必要な場合でも柔軟な対応をできます。
10位 日宝
日宝 | 概要 |
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金利(年率)変動金利 | 14.0%~9.9% |
融資限度額 | 50万円~5億円 |
融資スピード | 即日融資 ※通常は最短3日 |
融資期間 | 1ヶ月~30年 |
対象者 | 法人・個人どちらでも可能 |
- 億単位の資金調達をしたい
- 居住外の不動産を保有している
- 借入期間を長くしたい
日宝不動産活用ローンは、融資限度額が5億円と大きな資金が調達できる不動産担保ローンです。
法人、個人問わず資金用途が自由に借入でき、融資期間も最長30年となります。
さらに、全国の不動産を対象としているため、地方の不動産を保有している方でも利用できます。
11位 三鷹産業
三鷹産業 | 概要 |
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金利(年率)変動金利 | 5.00%~15.00% |
融資限度額 | 50万円~1億円 |
融資スピード | 即日融資 ※通常は最短3日 |
融資期間 | 自由返済(10年以内、120回まで) 元利均等返済(10年以内、120回まで) |
対象者 | 自営業者または勤労者、定期的な収入がある方 |
- 関西圏にお住まいの方
- 大きな資金を3日以内に調達したい
三鷹産業は、大阪に本社があり、不動産担保ローンで40年以上の運営実績があります。
最大で1億円の借入が可能で、24時間以内の申し込みで即日融資にも対応しています。
さらに、契約時の調査手数料、事務手数料、解約手数料等が一切かからないため、借入コストで資金調達できるのも魅力です。
12位 ニチデン
ニチデン | 概要 |
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金利(年率)変動金利 | 4.8%~14.6%(但し要審査) |
融資限度額 | 1億円まで |
融資スピード | 非公開 |
融資期間 | 20年以内(1ヶ月~240ヶ月),(1~240回) |
対象者 | 満20歳以上で会社員、自営業、パート・アルバイトなど定期的な収入のある方なら性別や国籍を問わずお申込み可能 |
- 即日融資の不動産担保ローンを探している
・関西圏の不動産を保有している
・まとまった資金調達がしたい
ニチデンは、株式会社日電社が運営する個人や法人、個人事業主も利用できる不動産担保ローンです。
利用用途は問わないため、法人と個人事業主の場合は、運転資金や、つなぎ資金、起業資金、個人の場合は、ライフイベントによる大きな支出に利用できます。
融資限度額は10億円で最長融資期間は最大20年と大きな資金をゆとりを持って返済できるのが特徴です。
最短即日、来店不要で借り入れできるため、急な資金が必要な方におすすめです。
13位 総合マネージメントサービス
総合マネージメントサービス | 概要 |
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金利(年率)変動金利 | 3.4%~9.8% |
融資限度額 | 30万円~5億円 |
融資スピード | 最短3日 |
融資期間 | 最長35年 |
対象者 | 法人・個人事業主・個人 |
- 低金利で借入したい
- 大きな資金を調達したい
- ゆとりを持って返済したい
総合マネージメントサービスは、不動産担保ローンで20年以上の運営実績があるノンバンクです。
3.4%〜9.8%の金利はノンバンクの中でも比較的低く、融資限度額が5億円以上、最長融資期間が35年で借入できます。
また、融資までの期間が最短3日であり、早めの資金調達をしたい方におすすめです。
さらに、担保不動産が家族所有の場合や競売物件でも申込可能です。
14位 首都圏ファンド
首都圏ファンド | 概要 |
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金利(年率)変動金利 | 見直し日から次の見直し日まで金利変更なし |
融資限度額 | 最短当日 |
融資スピード | 非公開 |
融資期間 | 1年以上35年以内(1年単位) |
対象者 | ・日本国籍の方または永住権保有かつ居住している外国籍の方 ・20歳以上 ・インターネット契約および郵送契約の方はインターネットができる方 |
- 首都圏に保有している不動産がある
- 他社で融資をお断りされた
- 即日融資を希望する
首都圏ファンドは、東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県の不動産に強いのが特徴です。
金融機関で断られた方の融資実績も高く、ローン審査に自信のない方でも申込できます。
住宅ローンがある不動産や本人以外の不動産など、対応できる担保不動産の幅も広いです。
最短融資と担当者による臨機応変な対応力を強みとしているため、急ぎでお金を借りたい方にも対応しています。
15位 ジェイ・エフ・シー
ジェイ・エフ・シー | 概要 |
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金利(年率)変動金利 | 5.86%~15.0% |
融資限度額 | 300万円~5億円 |
融資スピード | 最短3日 |
融資期間 | 1回又は、3回~120回 |
対象者 | 法人・個人事業主・個人 |
- 大きな資金を調達したい
- 赤字決算や債務超過でも借入したい
- 他社でお断りされた
ジェイ・エフ・シー(JFC)は、30年以上の運営実績を誇るノンバンクです。
個人向けローンの金利は5.86%〜15.0%であり、最低金利が他社と比較して低い金利で提供しています。
融資限度額が最大5億円かつ5億円以上も相談可能であるため、不動産の状況によっては億単位の資金調達が受けられます。
申込後最短で3日での融資ができる点や、開業して間もない方や赤字経営で銀行からの資金調達が困難な方の融資実績もあります。
融資に不安がある方は、専門の担当者による融資相談が受けられます。
金融機関によっては二番抵当でも借りられる不動産担保ローンがある
不動産担保ローンの審査では、抵当権の順位も重視されます。
一番目に登記した抵当権は「第一抵当」、二番目に設定したものは「第二抵当」と言う。
特に、住宅ローンが付いている担保不動産は、不動産担保ローンを利用する際には二番抵当もしくはそれ以降の順位となります。
しかし、二番抵当になると、一番抵当の方よりお金を回収できる金額が少なくなり、融資しない金融機関も多いです。
ここでは、二番抵当でも借入できる不動産担保ローンについて詳しく解説します。
- 二番抵当でも借りられるケース
- 銀行の不動産担保ローンは二番抵当だと難しい
二番抵当でも借りられるケース
担保不動産が二番抵当でも、下記のケースで借りられる場合が多いです。
二番抵当でも借りられるケース
- 住宅ローンの残高が担保不動産の評価価値を上回っている
- 柔軟な審査を行っている
住宅ローンがある物件でも、担保不動産の価値がローン残債より上回っている場合は二番抵当でも借入できる可能性があります。
不動産担保ローンを借入する前に、現在の住宅ローンの残債と担保不動産の評価額を調べてから申込することをおすすめします。
銀行の不動産担保ローンは二番抵当だと難しい
銀行の不動産担保ローンは第二抵当の担保不動産に融資することが難しいです。
抵当権については前の章でも解説しましたが、返済不能となった場合、順位によっては債務が弁済できない可能性があります。
銀行は、一番抵当の担保不動産でないと貸し倒れリスクを懸念するため、一番抵当の不動産を条件にしています。
住宅ローンが付いている不動産で借入したい場合は、ノンバンクと一緒に比較検討することをおすすめします。
不動産担保ローンを利用するメリット
不動産担保ローンは、保有不動産を担保にして大きな資金を借り入れできるのが大きなメリットです。
さらに、担保を設定しているため、無担保ローンより低金利で借入できます。
他にも、不動産担保ローンを利用するメリットについて、詳しく紹介します。
- 返済期間が長く、無担保と比較して低金利で借りられる
- 資金使用用途に制限がない
- 借入限度額が高い
親族が所有する不動産も担保にできる
返済期間が長く、無担保と比較して低金利で借りられる
不動産担保ローンは、返済期間が長めであり無担保ローンと比較すると低金利でお金を借りれます。
不動産担保ローンが低金利である理由は、資産性が高く、返済の目処が立ちやすい不動産を担保としているためです。
銀行でも、1%台の低金利で設定している不動産担保ローンもあります。
資金使用用途に制限がない
不動産担保ローンサービスの大半は、 資金の用途に制限がない というのもメリットです。
通常のローンの場合はカーローンであれば車のみ、住宅ローンは購入した住宅のみに適用されるローンであり、使い道に制限がかかります。
一方で不動産担保ローンは車や住宅のみならず、 事業資金や開業資金にも利用可能 です。
ただ、銀行が設けている不動産担保ローンの場合はノンバンクに比べると使い道に対して制約が設けられている可能性があります。
借入限度額が高い
不動産担保ローンは借入限度額が高めに設定されており、1億円以上の資金調達が可能な金融機関もあります。
高額な借入が可能な理由として、不動産を担保にしているからです。
そのため、高額な担保価値がつく不動産を担保として設定すれば、 1億円以上の巨額の資金調達ができます。
親族が所有する不動産も担保にできる
不動産担保ローンの担保不動産は、本人所有の不動産に限らず、親族が保有している不動産を担保にできます。
さらに、居住用の不動産だけでなく、賃貸用不動産や事業用不動産も対象にしています。
家族や親戚が所有する不動産を担保にする場合は、所有者を連帯保証人にする必要があります。
連帯保証人になることを所有者とよく相談した上で検討してください。
不動産担保ローンを利用するデメリット
一方で、不動産担保ローンは、融資までに時間がかかる、手数料が高いといったデメリットもあります。
そして、不動産を担保にしているため、利用に関して注意点もあります。
ここでは、不動産担保ローンを利用するデメリットについて詳しく紹介します。
- 融資までに時間がかかる
- 手数料が高い
- 返済できなくなると不動産が売却される
- 借入に年齢制限がある
融資までに時間がかかる
不動産担保ローンは融資が実行されるまでに時間がどうしてもかかります。
理由として、不動産の鑑定評価に対して時間を割かなければならないからです。
そのため、無担保で借入ができるキャッシング・カードローンのように申込当日に融資できません。
手数料が高い
不動産担保ローンは借入をするための手数料が高いのもデメリットの一つです。
不動産担保ローンでかかる手数料は以下の通りになります。
借入時に生まれる手数料 | 返済時に生まれる手数料 |
---|---|
・事務手数料 ・印紙税 ・登記費用(登録免許税+司法書士費用) ・保証料 【場合によって発生】 ・火災保険料 ・抵当権抹消費用 ・火災保険料 ・交通・通信費 |
・一部or全額繰り上げ返済手数料 ・条件変更手数料 ・抵当権抹消費用 |
上記の表でもわかる通りで、利息とは別に印紙税・事務手数料などの手数料が合計で数十万円前後かかります。
そのため、借入希望金額が数十万円の場合だと、借入金額よりも手数料関係の方が多くなる可能性があります。
返済できなくなると不動産が売却される
不動産担保ローンは返済できない場合所有不動産が売却されてしまいます。
先ほどから説明していますが、不動産担保ローンは契約時に金融機関が契約した時に担保をかけた不動産に対して「抵当権」「根抵当権」を付与します。
抵当に入っている不動産は、返済できない場合は競売(けいばい)にかけられてしまうため、権利を失ってしまいます。
借入に年齢制限がある
不動産担保ローンに限らず、ローンでお金を借りるには年齢制限が設けられています。
申込時に、満65歳未満までの金融機関もあれば、完済時に75歳未満までの金融機関もあるため年齢制限に引っかからないようにしなければなりません。
例えば、完済時の年齢制限が79歳以下で返済期間が10年の場合、遅くても69歳までには申し込む必要があります。
高齢者が不動産担保ローンを借入する際には、申込年齢だけでなく完済年齢に注意して返済計画を立てて下さい。
不動産担保ローンの審査基準となる要素
不動産担保ローンの審査基準となる要素は、下記の通りになります。
- 申込者の勤務先・年収
- 収入に占める返済額の割合
- 他社借入額
- 申込者の信用情報
- 不動産価値
不動産の担保評価が良くても、申込人の収入見込や返済能力がないとローンを利用することができません。
ここでは、不動産担保ローンの審査基準となる要素を項目ごとに詳しく解説します。
申込者の勤務先・年収
不動産担保ローンでは、申込人の返済能力を判断するために年収や勤務先などの属性を審査します。
収入が多いと通過率は高まりますが、収入の安定性を重視しているため、正社員のように毎月収入が入る方が審査に通りやすいです。
また、勤務先での勤続年数についても審査基準の一つで、勤続年数が長いほど、安定した収入が見込めると判断されます。
法人の場合は、事業の継続年数の長さで収入の安定性を判断しているため、設立したばかりや事業年数が短い場合は信用力が低いと審査で不利になる可能性が高いです。
収入に占める返済額の割合
不動産担保ローンでは、収入に占める返済負担率も審査要素の一つです。
例えば、年収が600万円の方が申し込みする場合、年間の返済額が180万円までとなります。
つまり、年収が高くて他社からの借入もない場合は、返済負担率が低下し審査の通過率も高くなる傾向にあるのです。
また、金融機関によって、返済負担率を計算するための金利が高めに設定されている場合もあります。
特に変動金利であれば、金利変動のリスクを考慮したうえで審査を行うため、2%以上の金利が適用される可能性があります。
他社借入額
他社の借入状況も不動産担保ローンの審査も判断材料になる項目です。
不動産担保ローンに限らず、他社の借入が多い方は借入がない方よりも審査通りにくくなる傾向にあります。
借入件数が多いことで、多重債務を疑われて返済不能になる恐れがあるからです。
ローンを申し込みする前に、借入件数や金額を減らして審査に臨むことをおすすめします。
申込者の信用情報
不動産担保ローンの審査では、申込人の過去の信用情報を確認します。
過去にローンやクレジットカードで返済を遅らせた経験がある方は、信用力が低く、審査落ちする可能性が高いです。
特に、長期延滞や債務整理の履歴がある方は、審査へ否決される可能性が高いため注意が必要です。
信用情報が気になる方は、個人信用情報機関に開示請求して確認することをおすすめします。
不動産価値
不動産担保ローンでは、審査時に不動産の担保価値が基準となるため、不動産の担保価値が高いほど審査が有利になります。
不動産の評価方法は金融機関によって異なりますが、一般的な融資可能額は不動産評価額の60%〜80%程度です。
ノンバンクの不動産担保ローンでは、信用力が低くても不動産の評価額が高ければ、融資できる可能性があります。
不動産担保ローンの審査に通らない原因
不動産担保ローンの審査が通らない原因として、書類の不備や不動産の評価額が低いなど、様々な要因があります。
理由は、不動産担保ローンは、個人の属性と担保不動産の評価を総合的に審査しているからです。
ここでは、不動産担保ローンの審査に通らない原因について詳しく解説します。
- 審査に通らない原因① 書類の不備・虚偽の申告
- 審査に通らない原因② 担保価格や信用情報
- 審査に通らない原因③ 固定資産税の滞納・未納
- 審査に通らない原因④ 住宅ローンが残っている
審査に通らない原因① 書類の不備・虚偽の申告
不動産担保ローンの申込み書類に不備や虚偽の申告を行うと審査落ちします。
ローンの審査は申込書類と提出書類の情報が相違していないか照合するため、申込項目の空欄や提出書類に不備がある場合は融資判断ができません。
さらに、書類が不足すると審査が進まないため、融資が遅れます。
そして、申込み情報に虚偽の申告を行った場合、審査側は申込者を信頼性に欠ける人間だとみなします。
申込書類は、必要書類を完璧に揃えることと正しい情報を記載することで速く審査結果が届きます。
審査に通らない原因② 担保価格や信用情報
不動産の担保価格が借入額相当にならない場合や個人信用情報に問題があった場合はローン審査を通りません。
不動産担保ローンは名前の通り不動産の担保金額を基に審査します。
そのため、不動産の担保評価が借入金額に満たない場合や、不動産の価値がないと判断されると審査落ちになります。
そして、申込人の借入状況も調査し、延滞履歴や金融事故がないかも含めて安定的に返済できるかを見極めます。
ローン審査の際に延滞履歴や金融事故の情報があると、審査落ちする可能性があります。
個人信用情報に不安がある方は、 ローン申込みの前に個人信用機関で信用情報を請求すること をおすすめします。
審査に通らない原因③ 固定資産税の滞納・未納
固定資産税の滞納や未納がある場合、ローンを利用することができません。
不動産担保ローンは 返済できない状況になった際に担保不動産を売却して債権回収します。
しかし、担保不動産に固定資産税の未納や滞納がある場合、納税が優先されるため債権が回収できなくなる可能性が出ます。
国税の優先徴収
(優先徴収)
4 法第8条の「先だって徴収する」とは、納税者の財産が強制換価手続により換価された場合に、その換価代金から国税を優先して徴収することをいう。
金融機関やノンバンクは債権回収を最優先させるために、固定資産税を滞納もしくは未納の不動産を担保にしません。
不動産担保ローンの審査では、固定資産税の納税状況も重要視されます。
審査に通らない原因④ 住宅ローンが残っている
不動産担保ローンを利用するには、抵当として入れる住宅の担保価値があるかどうかも審査の対象となります。
つまり、住宅ローンの金額が担保の評価金額よりも上回っている場合は、不動産担保ローンの担保として評価されず、結果として審査落ちする可能性があります。
不動産担保ローンの審査に通る人の特徴
不動産担保ローンの審査に通る方は、不動産の担保価値の高さと個人の信用情報に問題ないが多いです。
その他にも、担保不動産に抵当権がないか、融資対象エリアであることも審査の通りやすさに影響します。
ここでは、不動産担保ローンの審査に通る人の特徴について解説します。
- 信用情報が問題ない
- 他社借入額や住宅ローン残高が少ない
- 担保不動産が対象エリアにある
信用情報が問題ない
不動産担保ローンの審査において、個人信用情報に問題がないかを重視します。
過去に返済の遅延、債務整理などといった金融事故がなく、返済能力が高いと判断され審査に通りやすくなります。
携帯料金やクレジットカードなどの支払いを期日通りに返済している場合、信用情報に問題がありません。
延滞情報などの登録期間
A
信用情報機関の情報は、各機関により情報内容の名称や種類が異なりますが、延滞の有無を問わず契約期間中はもちろんのこと、契約が終了してから 5 年間は保有されることになり、登録期間が過ぎた情報は自動的に抹消されます。
信用情報に傷がついている場合、審査が通らない可能性があるため、 申込時期を延ばすか信用情報に傷があっても借入できる金融機関を探すのも1つの方法です。
他社借入額や住宅ローン残高が少ない
不動産担保ローンでは、 他の借入件数がないことや住宅ローン残高が少ないことも審査が通りやすい要素となります。
他社借り入れや住宅ローンの残高が少ないことで、返済不能になっても担保不動産の売却で債権が回収できるからです。
申し込みする前に一括返済できる借入を完済して、借入件数や金額を減らすことが重要になります。
借入先の数を減らしたい場合、複数社の借り入れを一本化するおまとめローンも検討するのも一つの方法です。
担保不動産が対象エリアにある
不動産担保ローンの審査では、融資対象エリアに担保となる不動産を保有していることも重要になります。
不動産担保ローンの場合、不動産の現地調査が必要なことから、ネット専業の金融機関でも基本的に対象エリアが限定されていることが多いです。
エリア対象外の不動産は、担保価値が高くても利用できないため、申込条件を確認して申し込みして下さい。
不動産担保ローンの審査に通過するポイント
不動産担保ローンの審査に通るポイントは下記の通りになります。
- 融資希望額は最低限に設定する
- 他社借入はなるべく減らしておく
- 事業計画書は念入りに書く
融資を受ける際には、最低限の借入に留めること、将来的に売上げがどのくらい入るのかをわかりやすく伝えることが重要です。
ここでは、不動産担保ローンの審査に通過するポイントについて解説します。
融資希望額は最低限に設定する
不動産担保ローンの審査に通過したいなら、借入額を最低限に留めることが重要です。
不動産担保ローンの審査では、担保不動産の評価額に応じて担保掛目を計算し、融資できる金額を算出します
さらに、住宅ローンの残債がある場合、不動産評価額から担保掛目を算出した後に残債をひかれます。
例えば、物件の評価額が2000万円で、住宅ローンの残債が1000万円だと基本的な融資可能額は200万円です。
200万円を超える借入額で申し込むと審査が通りにくくなります。
不動産担保ローンの借入金額をあらかじめ把握し、低め金額で申し込むようにしてください。
他社借入はなるべく減らしておく
他社ローンで借入れがあるなら、借入件数や金額を減らして申し込みすることも重要なポイントです。
不動産担保ローンの審査では、担保不動産とは申込人の信用情報も審査されます。
他社借入れが多いと多重債務による返済不能のリスクがあると判断され、審査に落ちる場合があるのです。
特に個人事業主などは、他社返済が厳しくなったときに返済を先延ばしする「リスケジュール」をするケースがあります。
リスケジュールをしていると「現時点でも返済が厳しいのでは?」と判断されるため、返済を先延ばしにする安易な行動は慎みましょう。
事業計画書は念入りに書く
事業計画書の提出を求められた場合は、必要事項をよく確認し中期的で実現可能な計画書を作成してください。
不動産担保ローンで事業計画書をみるポイント
- 事業の課題やリスク
- 中期的な売上
- 利益目標
審査が厳しい金融機関では、事業計画書の内容次第で審査落ちする場合もあります。
事業計画書は、具体的にどのくらいの収入が入り、いつまでに実現可能なのかを明確にすることが作成ポイントです。
不動産担保ローンで審査落ちした時の対処法
不動産担保ローンで審査落ちした場合は、再申込や他社での借入を検討しなければなりません。
審査落ちした場合は、なぜ審査に落ちたのか原因を洗い出し、対処することが重要です。
ここでは。不動産担保ローンで審査落ちした時の対処法を紹介します。
- 担保対象の不動産を変えて半年後に再申し込みする
- 不動産担保ローンではない方法でお金を作る
まずは、不動産担保ローンで審査落ちした場合は、 担保不動産を変えて半年後に再申し込みしてください。
審査に落ちた場合は、半年経過後に担保不動産を変えて申し込みするのがおすすめです。
上記では時間が足りない方は、 不動産担保ローン以外の資金調達方法も検討する必要があります。
不動産担保ローン以外の資金調達方法
- 無担保ビジネスローン
- ファクタリング
- リースバック
担保不動産の価値は「建物」と「土地」の要素で評価される
担保不動産の価値は、「建物」「土地」の評価額で決まり、金融機関によって算出方法が異なります。
具体的な算出方法は非公開ですが、担保不動産の評価は複数あり、自分で算出することも可能です。
ここでは、「建物」「土地」に分けて、担保不動産の評価額について詳しく解説します。
- 建物評価とは
- 土地評価とは
建物評価とは
建物の評価は、基本的には次の手順でおこないます。
建物の評価方法
- 建物の再調達価額を算定
- 建物の延べ床面積や法定耐用年数で価格を算定
たとえば、住宅用の戸建ての場合、国税庁が決めた法定耐用年数は22年ですが、超えると建物価格が0円となります。
土地と異なり建物は経過年数に応じて価格が減少する点に注意して下さい。
土地評価とは
土地の評価方法は、下記の4種類の方法があります。
土地の評価方法
- 国土交通省の公示地価
- 都道府県の基準地価
- 国税庁の路線価
- 市町村の固定資産税評価額
評価方法は金融機関により異なりますが、路線価を採用している場合が多いです。
路線価から土地の評価の計算方法は次のとおりです。
例えば、路線価が5万円、土地の面積が200㎡の場合は、土地の評価は1,000万円となります。
路線価は、国税庁のホームページで確認できるので、おおよその路線価を算出すると土地の評価額がわかります。
不動産担保ローンの申し込みから融資までの流れ
不動産担保ローンは、フリーローンやカードローンと比較して、申込から融資までの行程が多いです。
不動産担保ローンの申し込みから融資までの一連の流れについて解説します。
STEP1 仮審査の申し込み
不動産担保ローンを使うには、まず仮審査の申し込みをして審査に通るかどうかの判断をしてもらいます。
現在、仮審査はインターネットのオンラインなどを使って審査ができるように便利化 されています。
なお、店頭もしくはオンラインだとしても入力する項目は各銀行それぞれで変わりません。
用意する書類は各金融機関によって異なりますので、申し込み前に金融機関に事前確認するのがおすすめです。
STEP2 金融機関からの連絡を待つ
仮審査を行った後に金融機関から申し込み可能かどうかの連絡がきます。
審査に通過する可能性が高い場合は、 本審査に必要な書類の準備をしてください。
なお、後ほど紹介しますが本審査に必要な書類の中には取得するために時間がかかるものもありますので、 すぐに本審査に行きたい場合は事前に書類を準備しておくのがおすすめです。
STEP3 必要書類の提出と本審査に申し込む
必要書類を準備したら、すぐに本審査への申し込みをしてください。
金融機関にはよりますが、本審査は開始から1週間前後で完了して融資されるかどうかが決まります。
なお、本審査に必要な書類は個人・法人ごとで異なりますが、以下が必要になります。
法人で必要な書類 | 取得場所 |
---|---|
実印 | – |
登記済権利証・建築確認通知書 | 不動産引き渡し時に受け取り |
印鑑証明書 | 住民票を置いている自治体 |
代表者の本人確認書類 | ・免許証の場合は運転免許センターや住所所管の警察署 ・パスポートの場合は指定の発行所 |
納税証明書 | 管轄自治体 |
公図・地積測量図・建物図面・不動産登記簿謄本 | 法務局 |
会社印鑑 | – |
商業登記簿謄本・履歴事項全部証明書 | 法務局 |
固定資産評価証明書 | 不動産の住所の所轄自治体 |
借入計画書 | – |
決算書もしくは事業計画書 | 保管されている書類 |
個人で必要な書類 | 取得場所 |
---|---|
実印 | – |
固定資産評価証明書 | 不動産の住所の所轄自治体 |
公図・地積測量図・建物図面・不動産登記簿謄本 | 法務局 |
本人確認書類 | ・免許証であれば運転免許センターや住民票が置かれている所管の警察署 ・パスポートであれば指定の発行所 |
納税証明書 | 管轄自治体 |
登記済権利証・建築確認通知書 | 不動産引き渡し時に受け取り |
保証会社の同意書 | 不動産担保ローンを申し込む先の金融機関 |
印鑑証明書 | 住民票を置いている自治体 |
収入証明書類 | 勤務先企業など |
住宅ローンの借入残高を確認できる書類 | 借入中の金融機関 |
STEP4 審査通過後に契約手続き
本審査に通過したあとは正式に契約手続きを行います。
審査を通過して結ぶのは、 金銭消費貸借契約 になります。
契約に関しては、店頭・Webの両方で済ませられます。
それぞれの流れは以下の通りです。
担当の司法書士は金融機関と日程を調整して、契約予定日を決定します。
書類などを揃えて金銭消費貸借契約を結びます。
融資を実行します。融資実行後は所定の日付で元金+利息を返済していく形になります。
金銭消費貸借契約に必要な書類を送付します。
契約書類に記されていた条件を元にして、融資実行日に指定の口座へ融資額が振り込まれます。融資実行後は所定の日付で元金+利息を返済していく形になります。
不動産担保ローンに関するよくある質問
絶対かりられる不動産担保ローンに関するよくある質問について、回答します。
- Q:住宅ローンが残っている場合でも不動産担保ローンは利用できますか?
- Q:個人向けの不動産担保ローンで即日融資できるサービスはありますか?
- Q:ろうきんの不動産担保ローンは銀行と何が違うのですか?
- Q:個人向けの不動産担保ローンでおすすめの金融機関はありますか?
- Q:トラストホールディングスの不動産担保ローンの口コミはどうですか?
- Q:不動産担保ローンはどのくらい借入できますか?
- Q:個人におすすめの絶対借りられる不動産担保ローンはありますか?
Q:住宅ローンが残っている場合でも不動産担保ローンは利用できますか?
ただ、その場合は不動産評価額が住宅ローン残高を上回っている、ローン返済がスムーズに進んでいるなどの条件が必要です。
Q:個人向けの不動産担保ローンで即日融資できるサービスはありますか?
しかし、不動産の評価によっては、審査に時間がかかることもあります。
不動産が担保である以上、 担保の評価査定 審査の確実性 を審査するために時間を要します。
個人向け不動産担保ローンの審査にかかる日数は金融機関よりノンバンクが早い傾向にあります。
早めの融資を希望している場合は、申込書類をあらかじめ全て揃えるなど審査が通りやすい状況にすることが重要です。
どうしても早めの融資を希望する場合は、無担保融資のカードローンを使う方法もあります。
少額の融資で可能な場合はカードローンの活用も検討するのも良いかもしれません。
Q:ろうきんの不動産担保ローンは銀行と何が違うのですか?
詳しい商品概要は以下のようになっています。
但し、ろうきんの不動産担保ローンの申込み条件があります。
ろうきんの不動産担保ローンの申込条件
- ろうきんの構成員であること
- 事業資金目的では借入できない
- 管轄労働金庫によっては取り扱いしていないところもある
ろうきんの不動産担保ローンは事業融資では利用できないので、個人向けの不動産担保ローンという立ち位置になります。
Q:個人向けの不動産担保ローンでおすすめの金融機関はありますか?
銀行系不動産担保ローン
- 楽天銀行
- 東京スター銀行
- 住信SBIネット銀行
- 関西みらい銀行
- オリックス銀行
ノンバンク系不動産担保ローン
- ACビジネスサポート
- アサックス
- セゾンファンデックス
- 三井トラスト・ローン&ファイナンス
- つばさコーポレーション
- 三鷹産業
- 東京スター銀行
- 日宝
- トラストホールディングス
- マテリアライズ
金利の低さで有利なのは銀行、柔軟な審査を行うのはノンバンクが多い傾向にあります。
そして、インターネットで書類の提出ができる、知識がある担当者に相談したい、即日融資ができるなど自分に合った事業者を選ぶことをおすすめします。
Q:トラストホールディングスの不動産担保ローンの口コミはどうですか?
- 親身になって相談に乗ってくれた
- 担当者が熱心に勧めてくれた
- 不動産のことをわかりやすく評価してくれたので安心して借入できた
上記の口コミに共通するのが、お客様に寄り添った相談が高く評価されていました。
専門の担当者の適切なアドバイスを受けたい方は、トラストホールディングスを利用するのがおすすめです。
Q:不動産担保ローンはどのくらい借入できますか?
不動産担保ローンの限度額を求める要素
- 不動産の評価額(路線価・実勢価格)
- 不動産に付随するローンの残債額(住宅ローンの残高)
- 抵当権の状況
- 担保掛目
- 契約者の返済能力
例えば、2500万円の評価がある担保不動産の場合、担保掛目を60%として計算します。
この計算で「1,500万円まで借りられる」ということになりますが、住宅ローンの残債や二番抵当が設定されている場合はその残債を引き算することになります。
住宅ローン残債が1,000万ある場合、借入可能額は500万円となります。
理由は、不動産担保ローンが返済できなくなった場合、一番抵当を設定している金融機関が優先的に弁済が受けられるからです。
そして、ローン契約者の返済能力や返済負担率も関係し、一般的な返済比率は30%〜35%となります。
例えば年収が800万円なら、理想的な年間返済額は240万円〜260万円となります。
不動産の価値が高くても返済負担率が高いと融資できないことを覚えておいてください。
Q:個人におすすめの絶対借りられる不動産担保ローンはありますか?
担保不動産の価値や申込人の属性や借入状況を総合的に判断するため、絶対借りられることはないです。
しかし、独自の審査で柔軟に融資するノンバンクもあるため、冒頭で紹介しているノンバンクに相談することをおすすめします。
絶対借りられる不動産担保ローンのまとめ
結論から言うと、絶対借りられる不動産担保ローンは存在しません。
理由として、不動産担保ローンは返済能力や事業の将来性、不動産の評価を元に審査をするからです。
そのため、過去に他の借入で返済の延滞をした記録がある・不動産の評価が借入希望金額よりも低い場合は審査落ちする可能性は十分に考えられます。
ただ、比較的審査の甘い不動産担保ローンは 金利が高く融資する金融機関やノンバンクで取り扱っていることが多いです。
ノンバンクの不動産担保ローンのサイトには、融資事例が掲載されています。
そして、融資相談は手軽に電話で相談できるので、気になる融資事例があれば早めの相談をすることをおすすめします。
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