日本政策金融公庫の審査は甘い?審査落ちする理由や厳しいと言われた人が審査に通過するポイント
この記事では、上記のような疑問や悩みを解決します。
日本政策金融公庫の審査は、民間の金融機関と比べて甘いと言われることがあります。
しかし、 日本政策金融公庫の審査が甘いということはありません 。
日本政策金融公庫の審査は、 民間の金融機関とは違う観点から行われる ことから、そのように言われがちなだけです。
- 日本政策金融公庫の審査は甘くない
- 日本政策金融公庫の審査基準、落ちる理由は延滞・滞納による信用情報の傷・自己資金がない・資金使途の矛盾や面談対策不足
- 審査落ちの対策は自己資本比率の上昇・認定支援機関の利用・保証付き融資や自治体、民間の金融機関を検討する
また、 24時間対応・最短即日入金もできるので、資金繰りを改善したい人におすすめ!
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目次
日本政策金融公庫の審査は甘い?厳しい?審査基準について
日本政策金融公庫の審査は甘くありません。
甘くない理由は、審査する方々が創業融資を何件も担当してきたプロだからです。
担当者は申込者が提出した創業計画書を始めとした書類をチェックし、融資面談でも様々な質問をします。
そのため、事業計画書や融資面談の発言など一貫性がないと、審査に落ちます。
日本政策金融公庫の審査に通過するためには、以下の基準を満たす必要があります。
- 自己資金は融資希望額の10分の1は用意できているか
- 創業計画書の内容に矛盾点や見通しが甘い箇所がないか
- 融資面談の事前対策をしているか
基準を知らないまま審査を迎えて落とされたとならないように、こちらでチェックしてください。
自己資金は融資希望額の10分の1は用意できているか
日本政策金融公庫の審査基準1つ目は「 自己資金は融資希望額の10分の1以上用意しているか 」です。
自己資金額の基準がある理由として、日本政策金融公庫は審査の際に自己資本比率を重要視しており、比率が高いほど倒産の可能性が低いと見なすからです。
金融機関から借入している資産は自己資本に含まれない。
例として、自己資金が100万円であれば、融資の上限は1,000万円となります。
そのため、用意できる自己資金が融資希望額の10分の1以上になっているかを、審査前に確認してください。
創業計画書の内容に矛盾点や見通しが甘い箇所がないか
日本政策金融公庫の審査基準2つ目は「 創業計画書の内容に矛盾や見通しが甘い箇所がないか 」です。
創業計画書が重要な理由は、審査時において必ず担当者がチェックを行うからです。
審査担当者は、チェック時に以下のような観点で創業計画書を見ます。
- 申込者のこれまでの業務経験が創業後の事業と一致しているか
- 利益が返済額を超えているかつ無理のない返済計画か
- 資金の使い道が事業内容に沿っているか
つまり、これまでの業務経験に沿っていない事業内容を始めようとしたり、融資の返済計画が甘いと、審査に通過しません。
日本政策金融公庫の創業融資を受ける際は、 創業計画書にある事業内容や返済計画に矛盾がないかを確認するのが大切 です。
融資面談の事前対策をしているか
日本政策金融公庫の審査基準3つ目は「 融資面談の事前対策をしているか 」です。
融資を受ける際は、担当者との面談があり、以下のような内容を質問されます。
- 起業する動機
- 商品やサービスが競合他社とどう違うのか
- 自己資金はどれくらい用意できているのか
- 今後の資金調達の見込みはついているか
- 事業がうまくいかない場合の対策は考えているか
創業計画書や事業計画書の内容に矛盾がなかったとしても、面談でうまく説明できなければ融資を受けられない可能性があります。
そのため、面談で聞かれることが想定される内容は、事前準備してスムーズに回答できるように何度も練習してください。
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そもそも日本政策金融公庫とは
日本政策金融公庫とは、
中小企業や個人事業主、今後の開業を考えている人に融資などの支援を行う政府系金融機関
です。
2008年に、国民生活金融公庫など4つの組織が統合され誕生しました。
国が100%出資をしており、以下の事業を展開しています。
事業名 | 内容 |
---|---|
国民生活事業 | ・小規模事業者への小口融資 ・小規模事業者への災害時のセーフティネット貸付の実施 ・スタートアップ企業への支援 ・海外展開への支援など |
中小企業事業 | ・中小企業の事業展開に必要な資金を融資 ・信用保証協会の行う借入の保証についての保険の引き受けなど |
農林水産事業 | ・農林水産事業者への融資業務の実施 ・地震や津波などの災害時のセーフティーネットの提供 ・農林水産事業者が抱える業務課題を解決するためのコンサルティング実施 |
他にも、全国にある152支店を活かして新たなビジネス創出を目指す商談会を実施しています。
日本政策金融公庫で審査落ちする理由6選
日本政策金融公庫の審査では、以下のようなポイントについて審査されています。
- 審査落ちの理由① 信用情報に問題がある(CIC)
- 審査落ちの理由② 公共料金の支払い遅延がある
- 審査落ちの理由③ 税金の支払いを滞納したことがある
- 審査落ちの理由④ 融資希望額の10分の1にあたる自己資金がない
- 審査落ちの理由⑤ 経営計画と資金使途に矛盾がある
- 審査落ちの理由⑥ 融資の面談で説明ができていない
ここからは、審査に落ちる理由となるポイントについて詳しく解説します。
審査落ちの理由① 信用情報に問題がある(CIC)
日本政策金融公庫は、経営者の過去の借入状況や返済状況について確認するために、株式会社シー・アイ・シー(Credit Information Center: CIC)から提供される信用情報を利用しています。
信用情報とは、 クレジット・ローン・融資の契約や申込みに関する情報 です。
日本政策金融公庫の融資担当者は審査の際に信用情報を使って経営者が過去に行った取引に関する客観的な事実を確認します。
確認の結果、過去に支払いが滞った事例があったり、すでに多額の借入をしていたりと、融資を行ううえで信用情報に問題があった場合には、審査に落ちることがあります。
審査落ちの理由② 公共料金の支払い遅延がある
審査の際には、通常、会社の運営資金を管理している通帳の提出が求められます。
その通帳で日本政策金融公庫の融資担当者が確認している事項の一つに、公共料金の支払い状況があります。
公共料金の支払いは、 定期的に行わなければならない経費 です。
この支払いに遅延がある場合、会社の運営資金が決定的に足りてないことになります。
会社の運営資金が足りないところに融資をしても、 融資資金の回収目処が立たないので、審査に落ちてしまう のです。
審査落ちの理由③ 税金の支払いを滞納したことがある
税金の支払いを滞納したことがある場合も、日本政策金融公庫の融資に落ちる可能性があります。
日本政策金融公庫から融資を受ける場合において、納税証明書の提出を求められるケースがあります。
滞納した税金は、日本政策金融公庫をはじめとする金融機関から受けた融資よりも優先して徴収できることになっており、あらゆる債権のなかで最も優先的に返済が必要です。
税金の支払いを滞納していると、融資をしてもその資金を税金の支払に回されてしまう可能性があるので、日本政策金融公庫としても融資をしたがらないのです。
審査落ちの理由④ 融資希望額の10分の1にあたる自己資金がない
融資希望額の10分の1にあたり自己資金がない場合も審査に落ちる可能性が高いです。
日本政策金融公庫からの融資だけで事業を成立させることはできません。
創業の際に自己資金がないことは、十分な創業の準備ができていない ことを意味しています。
融資担当者にそのように判断されてしまうので、審査に落ちる可能性があるのです。
審査落ちの理由⑤ 経営計画と資金使途に矛盾がある
経営計画・事業計画・創業計画には、 何に融資資金を使うのか、その使途を明確に記入 しなければなりません。
しかし、計画と矛盾するように資金を使うことが予定されている場合には、審査に落ちる可能性が高くなります。
たとえば、会社の備品を購入する資金使途で融資を受ける計画であるにも関わらず、この資金を運転資金として活用するような計画が立案されているような場合、計画と実行の辻褄が合っていません。
その結果、日本政策金融公庫の審査の際に計画が不十分であると見なされる可能性があります。
審査落ちの理由⑥ 融資の面談で説明ができていない
日本政策金融公庫から融資を受ける際には、創業計画書などの書面に基づいて面談が行われます。
面談の際には、日本政策金融公庫の融資担当者から質問が投げかけられますが、その質問に明確に答えられない場合、十分な創業準備ができていないとして審査に落とされる可能性があるので注意してください。
創業計画書はあくまでも計画書に過ぎません。
その 計画を実行できるだけの資質が経営者に備わっているかどうかも重要な審査のポイント です。
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日本政策金融公庫の審査に落ちた時の対策
日本政策金融公庫の審査に落ちた場合でも、融資を諦める必要はありません。
次のようなポイントを再チェックして、事業計画書を作成しなおしてみてください。
- 審査落ちした原因の把握と改善
- 自己資本比率を上げる
- 認定支援機関を利用して申し込む
- 公庫の融資再申し込みは半年後
- 保証付き融資・自治体の制度融資・民間の金融機関も検討する
審査落ちした原因の把握と改善
融資審査に落ちたとしても その原因を日本政策金融公庫の融資担当者は教えてくれません。
信用情報の問題、自己資金の有無、経営計画との矛盾の有無がないか、まずはチェックして原因を自分なりに分析することが大切です。
原因を特定してその後の改善につなげてください。
自己資本比率を上げる
自己資本比率を上げることで、日本政策金融公庫の審査にとおる可能性が高まります。
その理由は、 自己資金を多く用意すれば、会社の元手(資本金)が大きくなり、自己資本比率が高まる からです。
認定支援機関を利用して申し込む
経営に関するアドバイスができると国に認められた専門機関である認定支援機関を利用してから、日本政策金融公庫の融資に申込みを行なうと、審査にとおりやすくなります。
融資の際の提出する書類や面談の対策などを行ってくれる ので、審査対策として有効です。
公庫の融資再申し込みは半年後
日本政策金融公庫の融資について再申し込みが行えるようになるのは、最低でも6ヶ月経過したあとです。
その前に融資の申込みをしても、そもそも審査を受け付けてもらえないので注意してください。
創業間もない企業であれば、6ヶ月の業歴も、審査にはプラスに働きます 。
保証付き融資・自治体の制度融資・民間の金融機関も検討する
日本政策金融公庫の保証付き融資・自治体の制度融資・民間の金融機関の利用も検討してください。
日本政策金融公庫の融資は、 原則として担保・保証なしでも利用できます が、状況によっては保証や担保がないことが原因で審査にとおらないケースもあるので注意が必要です。
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【厳しいと言われた!】日本政策金融公庫の審査に通過するポイント
日本政策金融公庫の審査に通過するためのポイントは以下の6つです。
- 事業計画書をより現実的な内容で作成する
- 資金用途を明確にしておく
- 資金計画には根拠になる書類や資金繰り表を用意する
- 信用情報をきれいにしておく
- 創業する事業の経験や実績をアピールする
- 面談対策をし、誠意をもって対応する
審査に通過するためには最低限抑えなければならないポイントなので、ぜひチェックしてください。
事業計画書をより現実的な内容で作成する
日本政策金融公庫の審査に通過するためのポイント1つ目は「 事業計画書をより現実的な内容で作成する 」です。
理由として、あまりに現実離れした内容を作った場合、事業計画が練られているのか担当者は不審に思うからです。
極端な例ではありますが、全く売上がなく顧客の見込みが立っていない状態から1年後に年商10億円、利益率は10%で1億円の予定と事業計画書に書かれていたとしても、担当者としては「本当に売上と利益目標を達成できるのか?」と疑問に思います。
そのため、現実的な売上や利益の見通しを事業計画書に書く必要があります。
資金用途を明確にしておく
日本政策金融公庫の審査に通過するためのポイント2つ目は「 資金用途を明確にしておく 」です。
資金の使い道を明確にしなければならないのは、事業に適切に使われているかどうかを審査担当者が判断するためです。
例として、開業資金であれば設備導入費や広告宣伝費など、事業を始めることや見込み客へ存在を知ってもらうためにお金が必要です。
にもかかわらず、開業資金で設備導入費や広告宣伝費が事業計画書に書かれてないと、融資担当者に「事業に必要な費用を計算に入れていなくて大丈夫か?」と不審がられます。
そのため、事業計画書や創業計画書を作成する場合は、資金用途を明確にして矛盾がないようにしてください。
資金計画には根拠になる書類や資金繰り表を用意する
日本政策金融公庫の審査に通過するためのポイント3つ目は「 資金計画は根拠となる書類や資金繰り表を用意する 」です。
資金繰り表などを用意しなければならないのは、担当者が融資しても貸し倒れしないかどうかの判断材料とするためです。
なお、資金繰り表以外にも見積書や比較するために競合他社の資料の提出を求められる場合があります。
そのため、審査の前までに求められた資料は一式揃えてください。
信用情報をきれいにしておく
日本政策金融公庫の審査に通過するためのポイント4つ目は「 信用情報をきれいにしておく 」です。
支払いの延滞があった場合は、5年間履歴が残る。
信用情報は融資する際は必ずチェックをされるため、事前にきれいにしなければなりません。
例として、クレジットカードの返済を半年間延滞したなどの過去があった場合は、審査に通過できず、最悪借入できなくなります。
そのため、クレジットカードやローンの支払いを延滞しないようにしてください。
創業する事業の経験や実績をアピールする
日本政策金融公庫の審査に通過するためのポイント5つ目は「 創業する事業の経験や実績をアピールする 」です。
理由として、創業する人は審査の判断基準が定まっていないためです。
すでに事業を展開している人であれば、それまでの実績で融資するかどうか判断できますが、事業を営んだ経験のない方は売上などでは判断ができません。
そのため、面談では同じ業種や職種で仕事をしたことやそこでどれだけの実績を挙げたかなどを話すようにしてください。
面談対策をし、誠意をもって対応する
日本政策金融公庫の審査に通過するためのポイント6つ目は「 面談対策をし、誠意をもって対応する 」です。
理由として、融資担当者は面談で申込者の人柄なども審査対象に入れるからです。
面談で聞かれる内容として、代表的なのは以下の5つです。
- 創業の動機は何か
- 事業拡大の展望はどのように考えているか
- 今後の売上・利益の計上計画
- 融資の返済計画はあるか
- 自己資金が用意できているか
先ほども述べたとおりで、担当者は人柄も合わせて見ていますから、質問内容に対して自分の言葉で伝えるのが大切です。
自分の言葉で話せれば、融資担当者に対して起業に対する熱意も伝わりますので、好印象に写ります。
面談前には事前対策として想定問答集を作り、受け答えの練習をするのがおすすめです。
日本政策金融公庫で融資を受けるメリット
日本政策金融公庫で融資を受けるメリットは以下の4つです。
- 創業期から融資を受けることができる
- 事業計画書の書き方などアドバイスや相談を受けることができる
- 金利は1%~3%と民間の金融機関よりも低い
- 民間の金融機関と比較して返済期間も長い
融資だけでなく事業計画書の作成方法などのアドバイスを受けられますので、これから起業を考えている方などはぜひチェックしてください。
創業期から融資を受けることができる
日本政策金融公庫で融資を受けるメリット1つ目は「 創業期から融資を受けられる 」です。
銀行などの金融機関は、現状の資金繰りや過去の売上実績などから融資をするか判断します。
そのため、これまでの実績がない創業期の企業は、銀行から融資を受けられないケースがほとんどです。
一方で、日本政策金融公庫は創業直後の設備資金や運転資金を最大3,000万円まで融資する「新創業融資制度」など、創業期の企業でも積極的に支援をしています。
創業期で民間の金融機関から融資を受けられず困っている方は、日本政策金融公庫の「新創業融資制度」などを利用するのがおすすめです。
事業計画書の書き方などアドバイスや相談を受けることができる
日本政策金融公庫で融資を受けるメリット2つ目は「 事業計画書の書き方などアドバイスや相談を受けることができる 」です。
事業融資を受ける際は、必ず創業計画書や事業計画書などの書類の提出をしなければなりません。
ただ、なかなか事業計画書などを書く機会はありませんので、どう書いて良いかわからない方が多いはずです。
そんな方々に対して、日本政策金融公庫は全国の支店に「創業サポートデスク」を作っており、事業計画書の書き方などのアドバイスをしています。
事業計画書などの書き方がわからないという方は、融資面談を受ける前に「創業サポートデスク」への相談がおすすめです。
金利は1%~3%と民間の金融機関よりも低い
日本政策金融公庫で融資を受けるメリット3つ目は「 金利は1%~3%と民間の金融機関よりも低い 」です。
下記の表で日本政策金融公庫と民間の金融機関の金利相場を比較しましたので、ぜひ参考にしてください。
資金調達方法 | 金利相場 |
---|---|
日本政策金融公庫 | 1%〜3% |
銀行のプロパー融資 | 2%〜4% |
銀行のビジネスローン | 1%〜14%前後 |
ノンバンク(消費者金融や信販会社)のビジネスローン | 3%〜18% |
ファクタリング | 1%〜30% |
日本政策金融公庫は国が出資をしている組織なので、民間に比べると安い金利で融資をしてくれます。
創業期は支出を少しでも減らしたい時期なので、日本政策金融公庫の融資は大変便利です。
民間の金融機関と比較して返済期間も長い
日本政策金融公庫で融資を受けるメリット4つ目は「 民間の金融機関と比較して返済期間も長い 」です。
下記の表で民間金融機関の返済期間と比較しましたので、ぜひ参考にしてください。
資金調達方法 | 返済期間 |
---|---|
日本政策金融公庫 | 運転資金 7年以内 設備資金 20年以内 |
銀行のプロパー融資 | 運転資金 5年以内 設備資金 5年〜10年以内 |
銀行のビジネスローン | 5〜10年以内 |
ノンバンク(消費者金融や信販会社)のビジネスローン | 5〜10年以内 |
日本政策金融公庫は運転資金であれば7年以内、設備資金は20年以内が返済期間の上限です。
一方で民間の金融機関の返済期間は、日本政策金融公庫よりも短くなっています。
返済期間が長いと、その分負担が減るので余裕ある返済計画を立てられます。
日本政策金融公庫で融資を受けるデメリット・注意点
日本政策金融公庫で融資を受けるデメリットや注意点は以下の2つです。
- 申し込みから融資まで大体3週間~1ヶ月程度かかる
- 制度融資に比べて金利が高くなるケースもある
知らないと実は金利が高かった、資金が入らず支払いが間に合わないということになりかねないので、ぜひ確認してください。
申し込みから融資まで大体3週間~1ヶ月程度かかる
日本政策金融公庫で融資を受けるデメリット1つ目は「申し込みから融資まで大体3週間~1ヶ月程度かかる」です。
日本政策金融公庫は金利が低い分、審査にかかる時間は長くなります。
使う融資制度によって期間は変わりますが、即日融資はできません。
そのため、融資を希望するのであれば、余裕を持って申し込みするのがおすすめです。
制度融資に比べて金利が高くなるケースもある
日本政策金融公庫で融資を受けるデメリット2つ目は「制度融資に比べて金利が高くなるケースもある」です。
中小企業が資金調達をしやすくすることを目的として作られており、低金利で借りられるメリットがある。
制度融資は金利が低く、例として東京都では1〜2.5%以内に収まっているサービスが見られます。
一方で、日本政策金融公庫は審査次第で3%になるケースもあるので、自治体が展開している制度融資を利用すると金利が安くなる場合があると覚えておいてください。
日本政策金融公庫の審査に関するよくある質問
日本政策金融公庫の審査について、多くの方が疑問に感じている項目をまとめました。
- 法人に比べて個人事業主は融資の審査で不利になるってほんと?
- 日本政策金融公庫の審査期間は長い?どのくらい?
- 日本政策金融公庫の融資の審査結果が遅いです
- 日本政策金融公庫の審査では通帳が必要?提出書類が知りたい
- 日本政策金融公庫の審査結果は電話連絡ですか?
- 教育ローンの追加融資審査は受けやすいですか?
以下では、これらの疑問について詳しく解説していきます。
Q:法人に比べて個人事業主は融資の審査で不利になるってほんと?
日本政策金融公庫の審査は、 創業計画書の具体性と経営者の信用度から融資の可否を判断 します。
そのため、法人に比べて個人事業主が融資の審査で不利になるということはありません。
法人であれ、個人であれ、審査のポイントは変わりません。
Q:日本政策金融公庫の審査期間は長い?どのくらい?
日本政策金融公庫の審査期間はおよそ2〜3週間です。
日本政策金融公庫の審査は長いと言われますが、創業計画書を精査したり、面談を実施したりする結果として、時間がかかるケースがあります。
民間の金融機関と比べると、どうしても異なる観点から審査を行うので時間がかかりますが、 助成金・補助金などを比べると素早い資金調達が可能 です。
Q:日本政策金融公庫の融資の審査結果が遅いです
日本政策金融公庫の融資の審査結果が遅いと感じても、基本的に、人や会社によって審査期間が異なるということはありません。
ただし、新型コロナウイルスが流行し始めた頃のように、多くの方が日本政策金融公庫に支援を求めるような社会情勢となった場合には、審査結果の通知までに時間がかかることもあります。
Q:日本政策金融公庫の審査では通帳が必要?提出書類が知りたい
日本政策金融公庫の審査では 通帳が必要 となります。
通帳が必要となる理由は、 最近の事業活動の支払い状況が審査担当者に分かるようにする ためです。
日本政策金融公庫の審査では、一般的に、直近6ヵ月分(半年分)以上の支払状況がわかる通帳が必要となります。
通帳に加えて、審査の際には領収書などの提出が求められるケースもあるので注意してください。
Q:日本政策金融公庫の審査結果は電話連絡ですか?
日本政策金融公庫の審査結果は、 落ちていた場合には電話での連絡のみ となります。
審査に通った場合には融資契約を結ぶ必要があるので、 電話での連絡とともに、記入が必要な書類が郵送で送付 されてきます。
Q:教育ローンの追加融資審査は受けやすいですか?
日本政策金融公庫の教育ローンは、学生(子ども)1人につき原則350万円が融資上限となっています。
そのため、 融資額が融資上限に達していない限り、追加融資を受けることが可能 です。
追加融資を受ける際には、その前に融資を受けた際の寸差と同水準の審査が行われます。
したがって、追加融資審査が、その前に受けた融資と比べて通りやすいということはありません。
日本政策金融公庫の審査 まとめ
日本政策金融公庫の審査が、
民間の金融機関よりもとおりやすいということはありません。
中小事業者・創業支援に力をいれている日本政策金融公庫であっても、経営者の信用度が低かったり、創業計画書などの計画書に実現可能性がなければ融資できないので、注意してください。
日本政策金融公庫の審査に落ちた場合には、まずはその原因について考え、しっかりと改善することが大切です。
- 日本政策金融公庫の審査は甘くない
- 日本政策金融公庫で審査落ちする理由は延滞・滞納による信用情報の傷・自己資金がない・資金使途の矛盾や面談対策不足
- 審査落ちの対策は自己資本比率の上昇・認定支援機関の利用・保証付き融資や自治体、民間の金融機関を検討する
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