不動産担保ローンおすすめ比較ランキング13選!金利が安い・審査が甘い金融機関はどこ?審査に通らない人の特徴や選び方
これから不動産担保ローンで融資を受けたい事業者・個人の方はこのように悩んでいませんか?
不動産担保ローンとは家を担保にしてお金を借りるローン商品のひとつでノンバンクや銀行など多くの金融機関で取り扱いがあります。
金融機関を選ぶにあたっていくら借りられるのかや審査基準、融資までのスピード、金利などあらゆる項目で比較する必要があり、初めて不動産担保ローンを利用する人が自身に適した金融機関を見つけるには難易度が少々高いです。
そこで今回は 不動産担保ローンを取り扱う金融機関を比較し、ランキング形式でおすすめ13社 を紹介していきます。
- 不動産担保ローンおすすめ比較ランキング第1位はノンバンクのAGビジネスサポート
- 二番抵当でも借りられる不動産担保ローンはノンバンクが多い傾向にある
- 不動産担保ローンのデメリットは完済時の年齢次第で月々の負担が重くなる、返済できない場合、不動産を失う、審査には時間がかかるので即日融資は難しい、事務手数料が高いなどが挙げられる
- 不動産担保ローンで即日融資を受けたい人はトラストホールディングスがおすすめ!
- 不動産担保ローンのメリットには 低金利・長期仮例・融資限度額が大きい、家族所有の不動産でも担保にできるなどがある
- 不動産担保ローンの審査基準は申込者の属性や信用情報、返済負担率と担保価値、他社借入状況で判断される
- 不動産担保ローンの審査に通らない人は担保にする不動産が対象エリアにない、価値の低い不動産担保、住宅ローンが担保価値を上回る、信用情報に問題がある(ブラック)、提出書類の不備や虚偽情報での申し込みなどで落ちる
- 不動産の価値を算定する方法は土地の評価・建物の評価から算出することが可能
- 絶対借りれる不動産担保ローンは存在しないので、審査に不安がある人は銀行よりノンバンクがおすすめ!
- 不動産担保ローンで審査落ちした際の対策は申し込み金融機関の変更や担保にする不動産を変更、不動産担保ローン以外の資金調達を検討するのが良い
記事を読むことで不動産担保ローンのメリット・デメリットや審査に通らない人の特徴などについて正しく理解することができるので、最も自身に適している金融機関を見つけることができますよ!
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目次
- 今回紹介する不動産担保ローンの早見表|金利・限度額・スピード・期間で比較
- 不動産担保ローンおすすめ比較ランキング13選
- 第1位 AGビジネスサポート(不動産担保ローン)
- 第2位 セゾンファンデックス不動産担保ローン
- 第3位 アサックス不動産担保ローン
- 第4位 日宝不動産活用ローン
- 第5位 株式会社マテリアライズ
- 第6位 トラストホールディングス不動産担保ローン
- 第7位 ニチデン不動産担保ローン
- 第8位 スター不動産担保ローン|東京スター銀行
- 第9位 三井住友トラスト・ローン&ファイナンス
- 第10位 三鷹産業|不動産担保ローン
- 第11位 あすか信用組合|不動産担保ローン
- 第12位 ろうきん|不動産担保ローン
- 第13位 楽天銀行|不動産担保ローン
- 二番抵当でも借りられる不動産担保ローンはノンバンクが多い傾向
- 不動産担保ローンのデメリット
- 不動産担保ローンの即日借入が難しい理由
- 不動産担保ローンのメリット
- 不動産担保ローンの申し込みから審査、融資までの流れ
- 不動産担保ローンの審査基準
- 不動産担保ローンの審査に通過するには?通らない人の特徴
- 不動産の価値を算定する方法
- 絶対借りれる不動産担保ローンは存在しない
- 不動産担保ローンで審査落ちした際の対策
- 不動産担保ローンに関するよくある質問
- 不動産担保ローンの比較 まとめ
今回紹介する不動産担保ローンの早見表|金利・限度額・スピード・期間で比較
今回紹介する不動産担保ローン13社の比較表です。
AGビジネスサポート | セゾンファンデックス | アサックス | 日宝不動産活用ローン | 株式会社マテリアライズ | トラストホールディングス | ニチデン | 東京スター銀行 | 三井住友トラスト・ローン&ファイナンス | 三鷹産業 | あすか信用組合 | ろうきん | 楽天銀行 | |
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金利(年率) | 2.49%~11.9% | 変動金利 2.75%~4.55%、固定金利 4.5%~9.9% | 1.95%~4.80% | 4.0%~9.9% | 5.0%~15.0% | 3.45%~7.45% | 実質年率/4.8%~14.6%(但し要審査) | 変動金利 0.85%~7.85%、固定金利 1.35%~8.80% | 2.99%~6.40% | 5.00%~15.00% | 2.8%~3.5% | 2.475%(変動金利型) | 1.11%~9.87% |
融資限度額 | 300万~5億円 | 100万円~5億円 | 100万円~5億円 | 50万円~5億円 | 100万~1億円 | 100万円~10億円※10億円以上は要相談 | 1億円まで | 100万円以上1億円以内 | 300万円~10億円 | 50万円~1億円 | 300万円~3億円 | 30万円以上~1億円以内 | 100万円以上~1億円未満 |
融資スピード | 最短3日 | 最短1週間 | 最短3日 | 即日融資※通常は最短3日 | 最短翌日 | 即日可能 | 情報なし | 1ヵ月 | 最短1週間 | 即日融資※通常は最短3日 | 情報なし | 情報なし | 最短3週間 |
融資期間 | 元金一括返済:最長2年,元利均等返済:最長30年 | 5年~25年/60回~300回 | 元金一括返済:期間3ヶ月~30年、 元利均等返済:期間12ヶ月~35年 |
1ヶ月~30年 | 1ヵ月~20年 | 1ヶ月~30年 | 20年以内(1ヶ月~240ヶ月),1~240回 | 1年以上30年以内 | 1年超~35年以内 | 自由返済(10年以内、120回まで) 元利均等返済(10年以内、120回まで) |
30年以内 | 最長35年 ※ただし、最終返済時は満76歳未満 |
25年以内 |
対象者 | 法人・個人事業主 | 法人・個人事業主 | 法人・個人事業主 | 法人・個人どちらでも可能 | 個人・法人 | 法人・個人※不動産所有者の同意必須 | 満20歳以上の法人・個人 | 法人・個人 | フリーコース:個人、ビジネスコース:個人事業主・法人 | 法人・個人 | 法人・個人 | 法人・個人 | 法人・個人 |
※ランキングの根拠|当サイトから不動産担保ローンに申込した人数や割合、基本スペック(金利や融資スピード、限度額、返済期間など)を比較して順位付け
不動産担保ローンおすすめ比較ランキング13選
不動産担保ローンは銀行系や消費者金融系など多くのローン事業者で取り扱っていますが、どの点を比較すれば良いのかわからないという声が多いです。
今回の不動産担保ローンは個人向け、事業者向けまで13社の金融機関やノンバンクをピックアップしました。
また、 今回選んだ金融機関やノンバンクは手軽に融資が相談できる、電話・WEB窓口があります。
自分の借入目的に合う金融機関やノンバンクを選定する参考にしてください。
第1位 AGビジネスサポート(不動産担保ローン)
AGビジネスサポート | 概要 |
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金利(年率) | 2.49%~11.9% |
融資スピード | 最短3日 |
融資期間 | 元金一括返済:最長2年 元利均等返済:最長30年 |
対象者 | 法人・個人事業主 |
- 担保不動産が地方にある
- 赤字決算や債務超過の方
- 大きな資金を調達したい
AGビジネスサポートは 消費者金融のアイフルが展開する事業用ローンのノンバンクです。
大手の消費者金融の子会社なので、安心した融資ができ、個人事業主や中小企業の経営者など、 大口の事業資金を希望する方の融資実績があります。
そして、 担保不動産は全国の不動産を対象としていますので、地方在住の方や地方に所有している不動産を担保にしたい方におすすめです。
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第2位 セゾンファンデックス不動産担保ローン
セゾンファンデックス | 概要 |
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金利(年率) | 変動金利 2.75%~4.55% 固定金利 4.5%~9.9% |
融資限度額 | 100万円~5億円 |
融資スピード | 最短1週間 |
融資期間 | 5年~25年/60回~300回 |
対象者 | 法人・個人事業主 個人事業主は原則、申込時満20歳以上70歳以下、 完済時85歳未満の方、日本国籍または永住許可を有する方 |
- 他の金融機関で減額承認の回答をされた
- 住宅ローンがある不動産を担保にしたい
- 不動産の担保力を重視して審査したい
セゾンファンデックスは大手クレジットカード会社のクレディセゾンが手がけるローン専門のノンバンクで、住宅ローンや個人向けの不動産担保ローンを提供しております。
審査は、不動産の担保力を重視し総合的に判断するので、 他の金融機関の審査結果に満足しなかった方や住宅ローンがある方でも満額融資の実績があります。
そして、事業用の他にも 個人向けの不動産担保ローン も展開しております。
第3位 アサックス不動産担保ローン
アサックス | 概要 |
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金利(年率) | 1.95%~4.80% |
融資限度額 | 100万円~10億円 |
融資スピード | 最短3日 |
融資期間 | 元金一括返済:期間3ヶ月~30年 元利均等返済:期間12ヶ月~35年 |
対象者 | 法人・個人事業主 |
- 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の担保不動産がある
- 赤字決算、債務超過、銀行リスケの方
- 不動産の担保力に不安がある
- 大口の資金調達を希望する方
アサックスは東証スタンダード市場に上場している、不動産担保ローン専門のノンバンクです。
個人向け・事業者用向けの両方の不動産担保ローンを展開しており、最大で10億円の融資上限があるのが強みです。
築古の建物や増築による違法建築の建物での融資実績 があるので、不動産の担保力に自信がない方に最適です。
電話とWEBの融資相談窓口を設けておりますので、気軽に融資相談ができます。
第4位 日宝不動産活用ローン
日宝 | 概要 |
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金利(年率) | 1.95%~4.80% |
融資限度額 | 50万円~5億円 |
融資スピード | 即日融資 ※通常は最短3日 |
融資期間 | 1ヶ月~30年 |
対象者 | 法人・個人 |
- 即日融資を希望している大口の融資を希望している
- 担当者による融資相談を希望している
- 地方の不動産を担保にしたい
日宝は不動産担保ローンを専門とし、創業43年の実績を持つ老舗のノンバンクです。
個人・法人と両方での不動産担保ローンを展開しており、全国の不動産を担保対象にしております。
さらに、 赤字決済や債務超過で審査に不安な方の融資実績があり、即日融資や大口の金額の融資 も行っています。
電話やWEBによる融資相談を行っておりますが、 首都圏であれば、担当者が訪問することも可能 なので、まずは問い合わせすることをおすすめします。
第5位 株式会社マテリアライズ
株式会社マテリアライズ | 概要 |
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金利(年率) | 5.0%~15.0% |
融資限度額 | 100万~1億円 |
融資スピード | 最短翌日 |
融資期間 | 1ヵ月~20年 |
対象者 | 個人・法人 |
引用:マテリアライズ公式
- 早めの資金調達を希望する
- 地方の不動産を担保にしたい
- 赤字決算や債務超過の方
マテリアライズはスピーディーな審査と融資に定評のあるノンバンクで、 収入面に不安のある方、赤字決算や債務超過の事業経営者の方の融資実績があります。
特に個人信用情報に不安がある方でも、不動産の担保力と収入状況に応じて融資相談が可能です。
融資相談は電話やLINEで手軽に相談できるのも特徴です。
第6位 トラストホールディングス不動産担保ローン
トラストホールディングス | 概要 |
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金利(年率) | 3.45%~7.45%(実質年率15.0%以内) |
融資限度額 | 100万円~10億円 ※10億円以上は要相談 |
融資スピード | 即日可能 |
融資期間 | 1ヶ月~30年 |
対象者 | 不動産所有者の同意があれば法人、個人は問いません |
- 早急に資金を調達したい
- 大口の資金調達がしたい
- 二番抵当や三番抵当、借地権、底地権の不動産を担保にしたい
トラストホールディングスは、事業者向け融資を中心にビジネスローンや住宅ローンを扱うノンバンクです。
即日融資が可能で、 抵当権を問わない不動産や借地権や底地権がある不動産を担保に設定することができます。
そして、最大10億円の融資が可能なので、大口の融資を希望される方におすすめです。
しかし、事務手数料などを含めた実質年率は15%以内と低いわけではないので、 他社と返済シミュレーションをして検討することを推奨します。
第7位 ニチデン不動産担保ローン
ニチデン | 概要 |
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金利(年率) | 実質年率/4.8%~14.6%(但し要審査) |
融資限度額 | 1億円まで |
融資スピード | 情報なし |
融資期間 | 20年以内(1ヶ月~240ヶ月)、1~240回 |
対象者 | 満20歳以上で会社員、自営業、パート・アルバイトなど定期的な収入のある方なら性別や国籍を問わずお申込み可能 |
- 関西圏に在住かつ担保不動産がある方
- 二番抵当や借地権、底地権、共有持分のある不動産を担保にしたい
- ネットでスピーディーに申し込みしたい
ニチデンは不動産担保ローンを中心に関西エリアに密着した、事業者向けの融資商品を展開しているノンバンクです。
担保不動産申し込み条件が、 二番抵当や借地権、底地権、第三者名義の不動産が可能であることやネット申し込み可能なので来店不要で手続きが簡潔できるのもメリットです。
金利は他の金融機関やノンバンクより低いわけではありませんが、銀行で申し込みできない不動産を担保にしたい方に最適です。
第8位 スター不動産担保ローン|東京スター銀行
東京スター銀行 | 概要 |
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金利(年率) | 変動金利 0.85%~7.85% 固定金利 1.35%~8.80% |
融資限度額 | 100万円以上1億円以内 |
融資スピード | 1ヵ月 |
融資期間 | 1年以上30年以内 |
対象者 | ・日本国籍の方または外国籍で永住権をお持ちの方で国内居住の個人の方、年収200万円以上の方 ・申込時の年齢が満20歳以上69歳以下の方で、完済時の年齢が84歳以下の方 ・インターネット契約または、郵送契約をご希望の方については、インターネットによるお手続きをご利用いただける方 |
- 低金利で借り入れしたい
- 郵送またはWEBで手続きを完結させたい
- 団体信用生命保険に加入したい
東京スター銀行は主に個人向けの不動産担保ローンになります。
店舗はもちろん電話やネットでの申し込みが可能で、 来店できない方でも融資が可能です。
さらに、 団体信用生命保険がついているので、長期の返済をしている途中に万が一のことがあっても保証がついています。
第9位 三井住友トラスト・ローン&ファイナンス
三井住友トラスト・ローン&ファイナンス | 概要 |
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金利(年率) | 2.99%~6.40% |
融資限度額 | 300万円~10億円 |
融資スピード | 最短1週間 |
融資期間 | 1年超~35年以内 |
対象者 | フリーコース:個人の方 ビジネスコース:個人事業主・法人の方 |
引用:不動産担保ローン|三井住友トラスト・ローン&ファイナンス
- 他の金融機関で減額承認された
- 大口の融資を受けたい
- 毎月の返済額を抑えたい
三井住友トラスト・ローン&ファイナンスは 三井住友信託銀行の100%子会社の不動産担保融資専門のノンバンクです。
最大10億円の融資が可能なので、担保価値の高い不動産を所有している方は大口の資金調達が可能になります。
そして、返済期間が35年と不動産担保ローンでは比較的長めに返済できるので、 毎月の返済額を抑えたい方におすすめです。
第10位 三鷹産業|不動産担保ローン
三鷹産業 | 概要 |
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金利(年率) | 5.00%~15.00% |
融資限度額 | 50万円~1億円 |
融資スピード | 即日融資※通常は最短3日 |
融資期間 | 自由返済(10年以内、120回まで) 元利均等返済(10年以内、120回まで) |
対象者 | 自営業者または勤労者、定期的な収入がある方 |
- 早めの資金調達を希望している
- 諸費用などの借入コストを下げたい
- 関西圏、中部圏の不動産を担保にしたい
三鷹産業は関西圏・中部圏を中心とした事業融資を行うノンバンクです。
融資スピードは通常最短で3日ですが、希望があれば 即日融資の対応も行っており、早めの資金調達を希望されている方に最適です。
そして、 最大の魅力はローン借入時の事務手数料が一切かからない ので、不動産担保ローンの借入時のコストを抑えたい方にも利用できます。
第11位 あすか信用組合|不動産担保ローン
あすか信用組合 | 概要 |
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金利(年率) | 2.8%~3.5% |
融資限度額 | 300万円~3億円 |
融資スピード | 情報なし |
融資期間 | 30年以内 |
対象者 | ●当組合の営業地域(東京都・埼玉県・北海道・青森県・秋田県・岩手県・宮城県・福島県) ●法人、個人事業主の方で当組合の営業地域内に事業所をお持ちの方 ●個人(事業主)の方は下記に該当し、当組合の営業地域にお住まい、もしくはお勤めの方で安定収入のある方。但し、年金収入のみの方はご利用頂けない場合があります。 ・日本国籍の方。 ・外国籍で永住権をお持ちの方 ・3年以上日本に在留の定住者の方 ・お借入時の年齢が満20歳以上、完済時の年齢が80歳未満の方 尚、外国籍の方は日本語による商品・契約内容のご説明をご理解いただける方 |
- 東京都・埼玉県・北海道・青森県・秋田県・岩手県・宮城県・福島県に在住の方
- 低金利で借り入れしたい
- 借入コストを下げたい
あすか信用組合は東京都・埼玉県・北海道・青森県・秋田県・岩手県・宮城県・福島県を限定に営業している信用組合です。
営業地域の事業者向けに、 地域を限定して低金利で借入することができます。
低金利で借入できると同時に、事務手数料が借入金額の1%と借入コストを抑えることができるのも強みです。
第12位 ろうきん|不動産担保ローン
ろうきん | 概要 |
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金利(年率) | 2.475%(変動金利型) |
融資限度額 | 30万円以上 1億円以内 |
融資スピード | 情報なし |
融資期間 | 最長35年※ただし、最終返済時は満76歳未満 |
対象者 | すべてのお客様がご利用頂けます。 |
- 労働中央金庫の融資対応エリアに担保不動産がある方
- 事務手数料などの借入コストを掛けたくない
- 金利を低く借りたい
ろうきんは、対応エリアが限られていますが 低金利で借り入れできる点が強みです
さらに、 事務手数料がない点や団体信用生命保険 もあるので、長期間借りたい方に安心して借入できるのも大きなメリットです。
但し、一番抵当が借入条件なので、住宅ローンがない方が対象になります。
第13位 楽天銀行|不動産担保ローン
楽天銀行 | 概要 |
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金利(年率) | 1.11%~9.87% |
融資限度額 | 100万円以上~1億円未満 |
融資スピード | 3週間 |
融資期間 | 25年以内 |
対象者 | ・お借入時年齢満20歳以上70歳未満で、完済時年齢が満80歳未満の方 ・日本国籍を有する方、または永住許可等を受けている外国人の方 ・継続して安定した収入がある方 |
- ネットで全ての手続きを完結したい
- 楽天銀行の口座を持っている
- 低金利で借入したい
ネット銀行でおなじみの楽天銀行でも不動産担保ローンを取り扱っており、 手続きが全てネットで完結できます。
そして、融資限度5億円で比較的低い金利で借入できるのも魅力の一つで、 さらに複数の担保不動産でも申し込みできます。
住宅ローンなど他の借入がない方や融資スピードにこだわらない方におすすめです。
二番抵当でも借りられる不動産担保ローンはノンバンクが多い傾向
担保不動産に住宅ローンがあると、申し込みできない不動産担保ローンもあります。
住宅ローンを支払っている不動産には 必ず抵当権がついており、住宅ローンの抵当権順位は一番抵当が基本です。
しかし、銀行系の不動産担保ローンの融資条件は一番抵当にすることが多く、住宅ローンがあると抵当権の順位が二番目以降になり、申し込み不可もしくは減額になります。
ノンバンクの不動産担保ローンは、 事務手数料がかかりますが二番抵当・三番抵当の担保不動産での申し込みができます。
銀行における担保の掛け目は70%~90%が一般的
銀行系の不動産担保ローンの借り入れ可能額は、不動産の担保価値の70%〜90%が一般的と言われています。
特に銀行の審査では相続税路線価を使って審査するのが一般的です。
公示価格の8割が相続税路線価と言われていますので、不動産の公示価格が借り入れできる金額とは限りません。
その点を踏まえて不動産担保ローンの申し込みを検討することが重要です。
不動産担保ローンのデメリット
持ち家や土地を担保にしてお金を借りると、金利を低く資金が調達できる反面、デメリットも認識することが大切です。
特に、返済できなくなった時に持ち家を失うと、生活面に大きな影響を及ぼします。
そして、不動産担保ローンは、消費者金融ローンのように当たり前のように即日融資できる商品ではありません。
利用できるローン会社の比較をする前に、不動産担保ローンのデメリットについて詳しく説明します。
- デメリット① 完済時の年齢に引っかかる可能性
- デメリット② 返済ができないと不動産を失う
- デメリット③ 審査には時間がかかる
- デメリット④ 事務手数料が高い
デメリット① 完済時の年齢に引っかかる可能性
不動産担保ローンの完済年齢は目安として75歳~80歳に設定しており、後ろ倒しになることもありません。
特に、高齢者借入目的には、事業資金だけでなく、持ち家のリフォームで借入される方が多いです。
65歳以上の方は年金収入があるので通りやすいですが、ローン完済年齢を75歳~80歳になると返済期間が短い分、月々の支払い金額が高くなります。
そして、自分が病気でも支払いができるのか、 返済計画に問題がないかを家族と一緒に相談して検討することを推奨します。
デメリット② 返済ができないと不動産を失う
不動産担保ローンの最大のデメリットは、返済できなくなったときに不動産を失うことです。
返済がない場合、金融機関は申込人に遅延しないように催告します。
しかし、催告に応じない場合、 借入している金融機関は債権回収会社に債務譲渡して担保不動産を競売に掛けます。
競売によって担保不動産は他の方に売却され、売却された資金で残りの残債を弁済します。
本来はローン申し込み前に慎重な返済計画を行うことが肝心ですが、予期しないことで返済不能になる可能性もあります。
返済が不能になった場合、 借入先に相談することで返済計画の見直しに応じる場合があります。
返済に困った時には借入先の連絡を無視せず対応することが大切です。
デメリット③ 審査には時間がかかる
不動産担保ローンは即日融資できるローン事業者もありますが、基本的に審査に時間がかかるローンです。
理由は、不動産の担保価値の評価(不動産の鑑定)を綿密に行うため、審査に時間がかかるからです。
不動産の担保評価は金融機関によって評価方法が異なり、 特に時間がかかるケースとしては、現地まで不動産の状況を調査することもあります。
そして、金融機関が不動産の担保評価の審査に重点を置く理由は、申込人が返済不能になった際に債務が弁済できる不動産なのかを見分ける必要があります。
特に、購入したときから評価が高い不動産は、 不動産の担保力を重視した審査によって大きな資金が借りられる可能性もあります。
不動産担保ローンの審査は早さ勝負ではなく、 不動産の価値をしっかり見極めた審査で満足のいく資金調達につながります。
デメリット④ 事務手数料が高い
不動産担保ローンは抵当権をつけるので、登記費用などの諸費用が発生し、さらに審査時の不動産鑑定を行うので別途、事務手数料が発生します。
不動産担保ローンの事務手数料はノンバンクで借入金額の20%~30%が一般的ですが、別途現金で支払う金融機関もあれば、借入金額から差し引く金融機関もあります。
事務手数料は借入金額が高ければ高いほど料金がかかるので、希望借入金額が低い方は 諸費用がない無担保ローンと総返済額で比較することをおすすめします。
不動産担保ローンの即日借入が難しい理由
即日融資を行っている不動産担保ローンはありますが、不動産担保ローンは即日融資が難しいローン商品です。
特に不動産の評価算定(不動産の鑑定)は、借入原資に関わる部分になるので、時間を掛けて慎重に算定を行います。
また、申込人が借入不能になった際には、不動産が売却できないと債権回収ができなくなるので、審査の精度を高めるため時間がかかります。
最短即日融資対応の不動産担保ローンは「トラストホールディングス」
トラストホールディングスは、不動産担保ローンに特化したノンバンクで、最短で即日融資が可能です。
そして、 二番抵当・三番抵当の不動産、借地権や底地権がついている担保不動産での融資実績もあります。
資金調達に急いでいるもしくは、担保不動産に住宅ローンがついている方は融資相談の窓口があるので融資相談をおすすめします。
不動産担保ローンのメリット
不動産担保ローンは注意したいデメリットがありますが、家を担保にしてお金を借りることによって、大きな資金調達ができるなどメリットもあります。”
特に大きな金額の資金調達が必要な方は、 金利と返済額を低くして借入できるので、無担保ローンより負担なく利用できます。
そして、対象となる担保不動産は 家族所有の不動産や地方の不動産でも申し込み可能です。
この章では、不動産担保ローンを活用するメリットを項目に分けて紹介します。
- メリット① 低金利で融資を受けられる
- メリット② 融資限度額が大きい
- メリット③ 長期借入が可能
- メリット④ 家族所有の不動産でも担保にできる
メリット① 低金利で融資を受けられる
不動産担保ローンは保有不動産を担保にしているので、 低い金利で借入できます。
無担保ローンの場合、保証会社が返済不能になった場合のリスクヘッジとして高金利で貸出します。
しかし、不動産担保ローンは返済不能になった際は 担保不動産を売却して債務を弁済する点、貸し手側のリスクが少ないため低金利で借入できます。
メリット② 融資限度額が大きい
不動産担保ローンの大きなメリットは、融資できる金額の上限が大きく、金融機関によっては最大で5億円融資できる事業者もあります。
融資可能額は担保不動産によって異なりますが、不動産の時価価格の60%~90%が一般的です。
特に事業資金で資金調達をしたい方は、不動産担保ローンでの大型資金が見込めますので、 展開したいビジネスの幅が広がります。
メリット③ 長期借入が可能
不動産を担保に借り入れすることで、最大35年間借入できる金融機関があります。
長期借入は、借入期間が長いほど利息が高くなるデメリットがありますが、 月々の返済額が低くなるので金銭的な負担が少なくなります。
現在は給与収入があるけど、 将来的に高齢者の年金収入での返済を希望する方は長期借入で返済するのも一つの方法です。
メリット④ 家族所有の不動産でも担保にできる
担保にする不動産は申込人本人の所有でなくても、家族所有の不動産を担保にできる金融機関もあります。
持ち家の不動産に住宅ローンがついていて借入できない場合や、 家族所有の空き家があるなど本人が不動産を所有していなくても申し込みできる場合があります。
家族所有の不動産を担保にする場合は、所有者が連帯保証人になることが条件であることなど条件があるので、家族としっかり話し合うことが必須です。
不動産担保ローンの申し込みから審査、融資までの流れ
不動産担保ローンの審査を受けるためには、
申込書の記入と必要書類を提出する必要があります。
特に即日融資を希望する方は、 午前中に必要書類を全て揃えておくことが重要不可欠です。
この章では、不動産担保ローンの申し込みから審査、融資までの流れを詳しく解説します。
STEP1 申込と仮審査
ローンの申し込みを希望する方は、融資相談を経て、仮審査の申し込みを行います。
仮審査の方法は金融機関によって異なりますが、 本人確認資料のみで仮審査を行う場合や担保不動産の書類を全て提出して仮審査を行う場合 があります。
仮審査の時点では本人の収入状況や個人信用情報の確認を行うので、仮審査が通ると確実に借入できるとは限りませんので注意が必要です。
STEP2 面談と本審査
仮審査を通ることができれば、本審査の申し込みに入ります。
銀行系は本審査申し込み時に面談を行う金融機関もあり、申込人の人柄や借入目的に相違がないかを確認します。
面談時に気をつけたいのが、当日の服装やお話した内容が記録されますので、融資担当者にお金を借りても問題ないと思わせる服装や言動を心がけることが大切です。
そして、面談が完了し本審査に進みますが、 申込書類や提出書類を基により詳細な審査 を行います。
個人向けの不動産担保ローンの場合は金融機関によって勤務先の座席確認のため申込人宛に電話がかかってくる可能性がありますので、勤務先の上司に相談することをおすすめします。
さらに担保不動産の評価(不動産の鑑定)も同時に行うので、審査に日数がかかる場合あります。
審査結果の連絡は、即日もしくは3営業日後を目安に電話もしくはメールで届きます。
STEP3 契約
審査結果が届き、承認の回答が出ると融資を受けるための契約に進みます。
ローンの契約のことを消費貸借契約(金消契約)言い、 対面もしくは郵送 で行います。
対面の場合は金融機関の窓口に出向くことになり、 契約のための必要書類を求められますので、必要書類を事前に準備します。
また、郵送の場合は申込書の印鑑の押印漏れや書き漏れなどで書類が返送される場合があるので、記載には注意が必要です。
STEP4 借入
契約が完了すると、融資実行日に資金が指定の銀行口座に入金されます。
入金のタイミングは遅くても午前中に残高に反映されているので、ご自身の銀行口座に入金されているか確認します。
万が一、融資実行日に借入金が入金されない場合は、金融機関に素早く連絡してください。
不動産担保ローンの審査基準
金融機関やノンバンクでは不動産担保ローンを利用する方の審査を行い、資金を借りても問題ないかを判断します。
審査の内容は、 申込人の収入状況と収入と月々の返済負担のバランス、不動産の評価査定などを行います。
この章では不動産担保ローンの審査基準を項目別に分けましたので解説します。
- 申込者の属性(年収や勤務先、年齢など)
- 申込者の信用情報(返済実績)
- 返済負担率
- 担保価値
- 他社借入状況
申込者の属性(年収や勤務先、年齢など)
どのローンも同じですが、金融機関の所定の申込書に年収や勤務先、年齢を必ず記載し、属性を割り出します。
属性とは申込人の年収と勤務先、勤続年数、年齢などの情報によって、社会的な背景を指します。
特に年収と勤続年数が多いと信用力が高まりますが、他の借入が多くなると返済負担率が高いと審査が通りにくくなります。
あくまでも、 審査では収入と返済額のバランスが取れていることが必須です。
申込者の信用情報(返済実績)
ローン審査では、必ず申込人の個人信用情報を照会し、遅延実績がないか確認します。
個人信用情報とは「今まで借り入れした金融機関」、「返済金額」、「過去の延滞情報」「債務整理の有無」などの情報が記録されています。
個人信用情報は金融機関やカード会社が加盟する個人信用情報機関で照会が可能です。
過去に返済の遅れがあるか気になる方は、個人で過去の返済状況を請求できます。
返済負担率
返済負担率とは年収に対する年間返済額の割合を指し、一般的に返済負担率は年収の30%以内が目安になります。
例えば、申込人の年収が300万円の場合、年間の返済額が90万円で返済負担率が30%になるので、70万~80万円以内に留めることが重要です。
年収が高く、他の借入がなければ、返済負担率は低くなり、審査が通りやすくなります。
注意点は、金融機関によって年間返済率の計算に適用する金利は、表示されている金利とは限らない点です。
特に、変動金利の場合は、金利変動リスクを考えて審査をするので、2%以上の金利で計算することもあります。
もし、 カードローンやクレジットカードのキャッシング枠やリボ払いを利用している方は審査前に完済しておくと審査上、有利になります。
担保価値
不動産担保ローンは 担保不動産の価値が高ければ高いほど、融資限度額が大きくなります。
融資可能な借入金額は、一般的に不動産の評価額60~90%とされていますが、不動産の価値の査定方法は金融機関によって異なります。
ノンバンクの中では、収入面で属性が良くなくても 不動産の担保価値が高い場合、満額回答を出す場合もあります。
しかし、即日融資を行う不動産担保ローンでは、限られた時間で審査を行うため、不動産の担保価値が低く算定される可能性も考えられます。
大きな資金調達を検討されている方は、 不動産の担保力を重視する金融機関 を選ぶことも大切です。
他社借入状況
個人信用情報と同様に、他のカード会社や金融機関での借入がないかも確認します。
他社での借入が多いと多重債務者の可能性があると見られ、審査が通りにくくなる可能性があります。
特に他社の借入状況で盲点となりやすいのは、携帯電話の分割払いです。
ローン申し込み時に他社の借入の申告がない方が、実は携帯電話の支払いが遅れて個人信用情報に延滞の履歴があったという事例もあります。
携帯電話の分割払いも返済負担率に含む金融機関もありますので、申し込み前に完済することを推奨します。
不動産担保ローンの審査に通過するには?通らない人の特徴
不動産担保ローンは必ず審査を行いますが、借入条件が満たないなどさまざまな理由で審査落ちする方もいます。
借入原資が不動産にしている性質上、申込人の返済能力と不動産の価値を厳密に審査する必要があります。
不動産担保ローンの審査が通らない方の特徴を5つ解説します。
- 担保にする不動産が対象エリアにない
- 価値の低い不動産を担保にしている
- 住宅ローンが担保価値を上回る
- 信用情報に問題がある(ブラック)
- 提出書類の不備や虚偽情報での申し込み
担保にする不動産が対象エリアにない
担保にする不動産のエリアを限定している金融機関やノンバンクもあり、首都圏や中部、関西圏に限定している場合もあります。
特に、地方銀行や信用金庫の場合は、担保不動産のエリアを限定している場合が多いです。
担保不動産が対象エリアにない場合は、 全国対応しているノンバンクがあるので、別の金融機関やノンバンクで再度申し込みすることをおすすめします。
価値の低い不動産を担保にしている
借入金額より価値の低い不動産は審査落ちの可能性があります。
審査落ちが考えられる理由は、ローン申込人が返済不能になった際に債務を弁済できなくなるからです。
不動産担保ローンが返済不能になった場合、担保不動産を競売にかけて売却して債務を回収します。
価値の低い不動産を担保にすると債務が回収できなくなるため、審査落ちするか減額承認になることが多いです。
住宅ローンが担保価値を上回る
住宅ローンの残高が不動産の担保価値より高い場合は審査落ちすることがあります。
上記の状況で考えられる不動産は、新築で購入した建物、不動産の公示価格が低い、住宅ローンをフルローンで借入した場合です。
住宅ローンが担保価値より上回ると、返済不能になった際に売却ができず、債務が弁済できなくなります。
不動産担保ローンを申し込む前に、担保不動産の価値を公示価格や固定資産税評価額で確かめることを推奨します。
信用情報に問題がある(ブラック)
個人信用情報に滞納の履歴があると審査落ちする可能性があります。
金融機関やノンバンクの審査では必ず、個人信用情報で延滞事故の有無を確認します。
もし、他の金融機関で延滞の履歴があった場合、申込人は支払いに関してルーズな人と見なされるので、審査上ではかなり不利になります。
債務整理の方でも借入相談可能なノンバンクもありますが、基本的に借入は難しいです。
提出書類の不備や虚偽情報での申し込み
ローン申込時の提出書類が全て提出できないと、審査を始めることができないので、早めの提出書類の準備が大切です。
特に証明書の取得は発行している官公庁が異なりますので、発行場所に行くまでに時間がかかります。
ネットであらかじめ調べておくことでスムーズに取得できます。
そして、申し込みを虚偽の情報で提出すると、金融機関側が申込人の信用がないと見なし、審査落ちになります。
申込人本人の情報は審査時に公的証明書と照合しますので、虚偽の情報で申し込むと必ず不正情報が発覚します。
必ず、申し込みの際には偽りなく申告することが重要不可欠です。
不動産の価値を算定する方法
不動産担保ローンは不動産の担保価値が審査の決め手になります。
不動産の価値を算定する方法は金融機関によって異なりますが、一般的に相続税路線価が目安と言われています。
しかし、所有地に問題がある土地や建物が法令違反の建築物の場合は不動産の価値が低く算定されることもあります。
不動産の価値の算定方法を土地・建物別で解説します。
- 土地の評価
- 建物の評価
土地の評価
土地の算定方法は、下記の価格を用いて担保評価されます。
公示地価 | 国土交通省が発表している価格 |
---|---|
基準地価 | 都道府県が発表している価格 |
相続税路線価 | 相続税算定のために国税庁が発表している価格 |
固定資産税評価額 | 固定資産税算定のために市町村が発表している価格 |
それぞれの官公庁が発表している価格を採用しますが、金融機関では相続税路線価を採用して審査するのが一般的です。
相続税路線価は公示価格の8割が目安なので、土地のかなり厳しめに価格を算出しています。
そして、土地に残置物や越境、接道条件が満たされていない場合は担保評価が下がる要素になります。
官公庁の発表している価格だけでなく土地の形状や状態も見られることに留意しなければなりません。
建物の評価
建物の評価は建築物の形状によって異なりますので土地の評価より複雑な審査を行います。
建物の算定方法は下記の方法で行われます。
- 再調達価格で行う
- 延べ床面積や法定耐用年数を用いる
再調達価格とは、物件と同じ建物を調達する建築費用で、計算方法は構造ごとに定める建築単価(1㎡あたりの建築費)に床面積を掛けて算定します。
建物は土地と違い、築年数が経過すると担保価値が目減りし、建物の築年月が法定耐用年数を超える場合0円になります。
法定耐用年数を超えた建物は土地の評価のみで審査します。
絶対借りれる不動産担保ローンは存在しない
担保不動産やご自身の収入や決算状況に不安がある方は、審査の甘い不動産担保ローンを探している方も少なくありません。
ここで肝心なのは、審査が甘い不動産担保ローンがあっても絶対に借りれる不動産担保ローンはないことを忘れないでください。
どのローンでも借入するために審査を行いますが、不動産担保ローンは 個人の収入状況の他にも担保不動産が借入金額に対して金額的な価値があるのかを審査します。
審査に不安がある人は銀行よりノンバンクがおすすめ!
銀行系の不動産担保ローンは住宅ローンがある不動産を担保にできないローン事業者が多く、審査結果も減額承認というケースが多いです。
住宅ローンがある不動産を担保にする場合は ノンバンクの不動産担保ローンがおすすめです。
おすすめする理由は、 ノンバンクの不動産担保ローンは不動産の担保力と合わせてこれからの収入見込に重点を置いて審査を行います。
例えば、借入用途が事業の運転資金の場合は、 事業計画に収益性が高いと判断されれば審査が通る可能性があります。
そして、AGビジネスサポートは、 赤字決算や債務超過の方でも満額の融資実績があります。
さらに、 担保不動産が全国の物件に対応している ので、電話窓口やWEBで一度問い合わせてみるのもおすすめです。
不動産担保ローンで審査落ちした際の対策
ローン審査で審査落ちや減額承認の回答が来た場合の対策方法があります。
不動産担保ローンは、 取り扱う金融機関も増えたことと、最近ではローンではない資金調達方法も出てきました。
今回紹介する対策方法は下記の通りになりますので、詳しく解説します。
- 申し込みする金融機関を変更する
- 担保にする不動産を変更する
- 不動産担保ローン以外の資金調達を検討する
申し込みする金融機関を変更する
不動産担保ローンは金融機関によって審査基準が異なるので、 1社が審査落ちしても他の金融機関で審査が通ることがあります。
万が一、審査落ちや減額承認の回答が来た場合は、複数の金融機関やノンバンクを検討することをおすすめします。
特に、銀行系の不動産担保ローンは住宅ローンがある不動産を担保にすると減額や申し込みを引き受けない金融機関もあります。
理由は、二番抵当・三番抵当の不動産を担保不動産にすると、弁済順位が下がることで債務を回収できなくなる可能性があるからです。
ノンバンクの場合は、 担保不動産に抵当権が付いている場合や不動産の価値に自信がないケースでも満額で審査が通ることもあります。
1社が落ちても諦めないで、他の金融機関に相談して申し込みすることをおすすめします。
担保にする不動産を変更する
持ち家の担保力がなく、審査落ちした場合は 他の担保不動産に変更することもできます。
例えば、持ち家で審査が通らなかった場合は、 家族が所有している不動産や相続された不動産で申し込み可能です。
担保不動産の所在地を 全国対応しているケースや家族所有の不動産でも引き受けできるケースもあるので、ローン担当者に相談すること をお勧めします。
不動産担保ローン以外の資金調達を検討する
不動産を担保にするには、申込人の収入の他にも不動産の担保力がないと借入が難しいです。
万が一、不動産担保ローンで借入できない場合は、他の資金調達方法も検討することをおすすめします。
- 消費者金融カードローン
- 無担保ビジネスローン
- ファクタリング
- リースバック
消費者金融のカードローンや無担保のビジネスローンは高金利ですが、 即日融資に対応できる金融機関が多いです。
特に、1,000万円以下の借入金額を希望する場合は、無担保ローンでも活用できます。
そして、ファクタリングやリースバックは、ローンとは異なる資金調達方法もあります。
ファクタリングは 売掛債権と借入原資として資金が調達でき 、リースバックは 持ち家を一度売却し、事業者に家賃を支払うことで資金が調達できます。
しかし、上記のサービスは最近出てきた資金調達方法ということもあり、悪徳な業者によって損害を被る可能性もあります。
契約する前に、 サービスの仕組みや事業者の比較を慎重に行うこと が必須です。
不動産担保ローンに関するよくある質問
不動産担保ローンの借入条件や審査基準について解説しましたが、ローンの性質について疑問があると思います。
この章では、不動産担保ローンについてのよくある質問にお答えします。
- 不動産担保ローンで個人向けならどこがおすすめですか?
- 不動産担保ローンはいくら借りられる?
- 不動産担保ローンの借り換えはできますか?
- 不動産担保ローンの本審査で落ちる確率はどのくらいですか?
Q:不動産担保ローンで個人向けならどこがおすすめですか?
おすすめする理由は、不動産の担保力の他にも将来的な収入の安定性を重視して審査する点、築古や増築した建物での融資実績があるからです。
上記2社の不動産担保ローンは金融機関で審査落ちもしくは満足いく審査結果ではなかった方にも満額で融資した実例があります。
詳しい融資内容は、事業者の公式ホームページに記載しておりますので、自分のケースに該当する場合は融資相談するのもおすすめです。
Q:不動産担保ローンはいくら借りられる?
一般的な借入可能金額は不動産の市場価格の60%~90%が目安で、不動産の評価方法も金融機関によって異なります。
担保不動産の評価が高い場合、その分借入金額も高くなるので、借入できる金額の目安を知りたい場合は公示価格や相続税路線価で確認することをおすすめします。
Q:不動産担保ローンの借り換えはできますか?
借り換えできない場合は、申込人の年収が低くなった場合や直近で転職した場合、審査が通りにくい可能性もあるので注意が必要です。
そして、以前に不動産担保ローンを申し込みした時より、不動産の担保価値が下がる可能性もあるので、あらかじめ不動産の担保価値を調べておくことも肝心です。
Q:不動産担保ローンの本審査で落ちる確率はどのくらいですか?
仮審査が通過して本審査で落ちる原因として本審査時にクレジットカードで高額な金額の買い物をした場合や、偶然に返済の遅れが履歴が判明した場合が考えられます。
対策方法は審査結果が出るまでは高額な買い物を控え、引き落とし日の入金は忘れないように注意が必要です。
不動産担保ローンの比較 まとめ
今回は個人・法人問わず13社の不動産担保ローンを紹介しました。
不動産担保ローンは審査が甘いローンはありますが、絶対に借りられる不動産担保ローンはないので審査は必ず行うと認識することが大切です。
今回は、審査落ちした場合の対策方法も合わせて紹介しました。
そして、不動産を担保にしている以上、担保算定に時間がかかり、即日融資に向かないローン商品であることも覚えておくことも重要です。
- 不動産担保ローンおすすめ比較ランキング第1位はノンバンクのAGビジネスサポート
- 二番抵当でも借りられる不動産担保ローンはノンバンクが多い傾向にある
- 不動産担保ローンのデメリットは完済時の年齢次第で月々の負担が重くなる、返済できない場合、不動産を失う、審査には時間がかかるので即日融資は難しい、事務手数料が高いなどが挙げられる
- 不動産担保ローンで即日融資を受けたい人はトラストホールディングスがおすすめ!
- 不動産担保ローンのメリットには 低金利・長期仮例・融資限度額が大きい、家族所有の不動産でも担保にできるなどがある
- 不動産担保ローンの審査基準は申込者の属性や信用情報、返済負担率と担保価値、他社借入状況で判断される
- 不動産担保ローンの審査に通らない人は担保にする不動産が対象エリアにない、価値の低い不動産担保、住宅ローンが担保価値を上回る、信用情報に問題がある(ブラック)、提出書類の不備や虚偽情報での申し込みなどで落ちる
- 不動産の価値を算定する方法は土地の評価・建物の評価から算出することが可能
- 絶対借りれる不動産担保ローンは存在しないので、審査に不安がある人は銀行よりノンバンクがおすすめ!
- 不動産担保ローンで審査落ちした際の対策は申し込み金融機関の変更や担保にする不動産を変更、不動産担保ローン以外の資金調達を検討するのが良い
今回の記事を検討材料にして、まずはローン選びに生かして下さいね。
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