ファクタリングのメリット・デメリットとは?大手業者3選と違法性や取り立て方法、やばいと言われる理由について
ファクタリングは欧米などの海外では広く使われてきた資金調達手段であるものの、日本での知名度はいま一歩といったところです。
昨今は東京都がファクタリング業の自主規制取組の支援に乗り出すなど、着実に風向きは変わってきていますが「実際、ファクタリングが何かよくわからない」という人もいるでしょう。
そこで今回の記事では、ファクタリングが何か、メリットやデメリット、おすすめの会社などの情報を絡めて詳しく解説します。
最後まで読めば、 ファクタリングが危ないものではないことがしっかり理解でき、安心して使えるようになるはずです。
目次
ファクタリングのメリット
ファクタリングには、さまざまなメリットがあります。
ここでは、それぞれのメリットについて詳しく解説します。
- 業績が悪くても資金調達できる
- 担保・保証人不要で最短即日で資金調達できる
- 売掛先企業の倒産リスクを回避できる
- 借金ではないので信用情報に影響しない
- 2社間なら売掛先へ通知なし
ファクタリングのメリット① 業績が悪くても資金調達できる
ファクタリングなら、業績が悪くても資金調達することが可能です。
ファクタリングはあくまで売掛債権の売却による資金化であり、融資ではありません。
そのため、自社の業績が悪かったとしても、売掛債権の売却により相応の額が得られる見込みがあるなら、資金調達できる可能性はあります。
赤字が続いていたり、税金の滞納があったりしても、申し込みができるファクタリング会社は珍しくありません。
ファクタリングのメリット② 担保・保証人不要で最短即日で資金調達できる
ファクタリングの利用にあたって、担保・保証人は必要ありません。
また、2社間ファクタリングの場合、最短即日で資金調達できる可能性も多いにあります。
具体的にはそれぞれのファクタリング会社の判断や調達額によって異なりますが、 早ければ数時間程度で資金調達が可能です。
ファクタリングのメリット③ 売掛先企業の倒産リスクを回避できる
ファクタリングを使うことで、売掛先企業の倒産リスクを回避できます。
仮に売掛先企業が倒産してしまった場合、有していた売掛金を回収するのはかなり厳しいのが実情です。
そもそも、売掛金を払えるだけの資金を有していたなら、倒産はしません。
しかし、 ファクタリングを使えば、倒産する前に売掛金を資金化できます。
また、売掛先企業が倒産したとしても、利用者がファクタリング会社に代わりに払う必要はありません(ノンリコースファクタリング)。
なお、契約形態によっては、売掛先企業が倒産した場合、利用者がファクタリング会社に代わりに支払う義務が発生することがあります(ウィズリコースファクタリング)。
一般的なファクタリング会社ではほぼ扱わない点に注意が必要です。
ファクタリングのメリット④ 借金ではないので信用情報に影響しない
ファクタリングは借金=融資ではないので、信用情報に影響しません。
融資の残高が大きくなると、信用情報に影響します。
つまり、新規で融資を申し込んだとしても、残額が大きいという理由で審査に通過できない可能性も出てくるので注意が必要です。
一方、ファクタリングは融資ではなく、利用しても信用情報には影響しません。
将来的に融資を検討する際も、足かせにはならない のが大きなメリットです。
ファクタリングのメリット⑤ 2社間なら売掛先へ通知なし
2社間ファクタリングであれば、利用したとしても売掛先への通知は行われません。
ファクタリングを「契約に関与する当事者の数」によって分類すると、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングに分類できます。
2社間ファクタリング | 利用者とファクタリング会社との間で完結する(売掛先への通知はなし) |
---|---|
3社間ファクタリング | 利用者とファクタリング会社と売掛先の3社間で契約を結ぶ(売掛先への通知は必須) |
2社間ファクタリングは、あくまで利用者とファクタリング会社との間で完結する契約形態です。
そのため、売掛先に知られたくないなら、2社間ファクタリングのほうが適しています。
ファクタリングのデメリット
一方、ファクタリングには以下のデメリットがあります。
- 手数料を金利換算すると高い
- 資金繰りが悪化する可能性も
- 売掛先次第では審査に落ちる
- 売掛金以上の資金調達はできない
- 3社間は売掛先企業の承諾が必要
ファクタリングのデメリット① 手数料を金利換算すると高い
ファクタリングの手数料は、金利換算するとかなり高いのが特徴です。
2社間ファクタリングの場合は10%~20%、3社間ファクタリングの場合は1%~10%が相場です。
仮に、3ヶ月後に支払期限が到来する売掛金を売却し、15%の手数料が発生した場合、金利に換算すると年60%(=15%×12ヶ月÷3ヶ月)になります。
ファクタリングのデメリット② 資金繰りが悪化する可能性も
ファクタリングを使うことで、資金繰りが悪化する可能性もある点には注意が必要です。
たとえば、取引発生月の2ヶ月後の月末に支払期限が到来する売掛金を、ファクタリングを使って1ヶ月後の月末に資金化していたケースを想定します。
この場合の資金化スケジュールは以下の通りです。
取引発生月 | ファクタリングによる資金化 | 本来の支払期限 |
---|---|---|
1月 | 2月 | 3月 |
2月 | 3月 | 4月 |
3月 | 4月 | 5月 |
4月 | 5月 | 6月 |
5月 | 6月 | 7月 |
6月 | 7月 | 8月 |
ここで、4月まではファクタリングを予定通り使ってきたものの、5月からは使わないことにした場合を想定します。
その場合、5月と6月の入金スケジュールは以下のように変化するので注意が必要です。
取引発生月 | 本来の支払期限 |
---|---|
5月 | 7月 |
6月 | 8月 |
つまり、6月は1円も入ってこないことになるため、資金ショートするのも時間の問題です。
あくまで極端な例として示しましたが、ファクタリングを使い始める(使用を取りやめる)タイミングを間違うと、資金繰りが悪化する原因にもなります。
ファクタリングのデメリット③ 売掛先次第では審査に落ちる
ファクタリングの審査結果は、売掛先の業績にも左右されます。
ファクタリング会社が審査に当たり、売掛金の回収可能性を重視するためです。
自社に何の原因もなくても審査に落ちることがある点には注意しなくてはいけません。
ファクタリングのデメリット④ 売掛金以上の資金調達はできない
ファクタリングでは、売掛金以上の資金調達はできません。
たとえば、売掛金が1,000万円しかなければ、1,000万円以上の資金調達はまず無理です。
ファクタリングのデメリット⑤ 3社間は売掛先企業の承諾が必要
3社間ファクタリングを使う場合、売掛先企業の承諾が必要になります。
売掛先企業との関係性次第では、取引を打ち切られる原因にもなるため注意が必要です。
「ファクタリングを使わなくてはいけないほどひっ迫した事情があるのか」と誤解されるおそれがあります。
2社間ファクタリングのメリット・デメリット
2社間ファクタリングのメリットとデメリットについて解説します。
2社間ファクタリングのメリット
2社間ファクタリングは、 資金調達をスピーディーに行えるという大きなメリットがあります。
あくまで、利用者とファクタリング会社のみで契約を交わすため、取引先は関与しません。
そのため、審査や契約手続きもスムーズに進みます。
また、取引先が契約に関与しない以上、 ファクタリングを使ったという事実を知られる可能性も低いです。
ファクタリング自体は何ら違法性はないので、使うこと自体にも問題はありません。
しかし、取引先の担当者に「ファクタリングを使うということは、資金繰りが厳しいのでは?」と勘繰られる可能性はゼロではないのも事実です。
状況次第では、ファクタリングを使ったことが原因で取引の継続を断られるという事態もあり得ます。
2社間ファクタリングのデメリット
一方、2社間ファクタリングにもデメリットはあります。
分かりやすいデメリットが、手数料の高さです。
ファクタリングの手数料は融資に比べると総じて高いですが、3社間ファクタリングに比べ、2社間ファクタリングの手数料はより高くなります。
売却対象の債権の内容や、ファクタリング会社の姿勢によっても異なりますが、10%~20%が相場です。
また、3社間ファクタリングに比べると、2社間ファクタリングのほうが審査が厳しくなっています。
3社間ファクタリングのメリット・デメリット
売掛金の本来の支払期限が到来したら、取引先がファクタリング会社に返済します。
メリット・デメリットについて解説します。
3社間ファクタリングのメリット
3社間ファクタリングのメリットとして、手数料の安さがあげられます。
相場は1%~10%と、2社間ファクタリングに比べるとかなり低いです。
理由として、ファクタリング会社が取引先から直接支払いを受ける流れになるため、将来的に回収ができなくなるリスクが低い点が指摘できます。
また、同様の理由により、2社間ファクタリングに比べると審査に通過しやすいのも大きな特徴です。
赤字が続いていたり、税金を延滞していたりなどの事情がある場合でも、取引先の支払能力さえ担保されていれば利用できる可能性はあります。
3社間ファクタリングのデメリット
大きなデメリットとして指摘できるのは、資金調達まで時間がかかることです。
取引先も関与することになるため、利用者の意向だけで話は進められません。
調達までにかかる時間は個々のケースにより異なりますが、1週間程度は最低でもみておいたほうがよさそうです。
2社間ファクタリングとは違い、即日での資金調達はまずできない点に注意してください。
また、取引先の承諾がないと利用できない点もネックになりえます。
取引先の担当者が「ファクタリングを使う=資金繰りが厳しいなど社内に問題が生じている」という理解をした場合、ファクタリングを使ったことが原因で取引先を失うリスクもゼロではありません。
そもそもファクタリングとは
融資に比べると、はファクタリングはまだまだ認知度の低い資金調達方法です。
誤解されがちなので、ファクタリングと銀行融資の違いについても解説しておきます。
ファクタリングと銀行融資の違い
基本的な違いとして、ファクタリングは売掛債権(売掛金)の売却による資金調達であるのに対し、融資はいわゆる「借金」であることがあげられます。
そのほかにも細かい違いがあるため、しっかり理解してください。
ファクタリングと銀行融資の違いを表にまとめました。
項目 | ファクタリング | 銀行融資 |
---|---|---|
何をするのか | 売掛債権の売却 | 銀行、日本政策金融公庫などの金融機関や個人からの借入 |
対象となるもの | 請求権 | 現金 |
契約の種類 | 債権譲渡契約 | 金銭消費貸借契約 |
取引業者 | ファクタリング会社(銀行などの金融機関が行うケースもある) | 銀行、消費者金融などの貸金業者 |
審査対象 | 売掛先の支払能力 | 利用希望者の支払能力 |
担保/保証 | なし | ある場合が多い |
調達までにかかる時間 | 短い(最短即日) | 長い(2ヶ月近くかかるケースも) |
手数料・利息 | 比較的高め(2社間:10%~20%、3社間:1%~10%) | 比較的低め(銀行のプロパー融資の場合年1%台のケースも) |
上記の表からもわかるように、ファクタリングと融資はまったく別物です。
そのため、 赤字だったり、税金の滞納があったりしたりなどの理由で融資が利用できない場合でも、ファクタリングなら利用できる 可能性があります。
一方、自社に何の問題がなかったとしても、売掛先に問題があった場合は、審査には通りません。
ファクタリングは融資に比べるとやや特殊な面がある資金調達方法なので、特性を理解した上で上手に利用するのをおすすめします。
ファクタリングがやばいと言われる理由
ファクタリングはやばい=違法性が疑われるから使うべきではない」「という意見を唱える人もいます。
大前提として、ファクタリング自体は違法ではありません。
しかし、違法性を疑われる事態が頻発しているのも実情です。
違法な給与ファクタリングや悪徳業者による事例が原因
違法性を疑われる原因になったのが、給与ファクタリングや悪徳業者による事例です。
本来の給与の支払日が到来したら、利用者は専門業者に返済を行いますが、高額な手数料や厳しい取り立てにより、深刻な社会問題になっていました。
給与ファクタリングではない、一般的な(買取)ファクタリングでも問題は生じています。
2023年5月現在、ファクタリングを規制する特別法はありません。
特別法が存在し、厳しい規制のもとで運営されている銀行(銀行法)や消費者金融(貸金業法)とは違い、業者の運営体制や対応品質もまちまちなのが実情です。
恫喝まがいの厳しい取り立てをしたり、根拠もなく高い手数料を提示してきたりなど、運営体制に極めて問題のある悪徳業者も混じっています。
このような背景があるため、ファクタリングに対してネガティブなイメージを持つ人は一定数いるので注意が必要です。
ファクタリングは違法ではない法的根拠について
「ファクタリングは違法」「ファクタリングを扱うには貸金業法に基づく登録が必須」という意見もありますが、それはまったくの誤りです。
法的根拠として、民法の以下の条文が挙げられます。
民法第466条(債権の譲渡性)
債権は譲り渡すことができる。ただし、その性質がこれを許さないときは、この限りではない。引用:民法|e-Gov法令検索
ファクタリングは売掛債権の譲渡による資金化であり、融資とは異なります。
また、(買取)ファクタリングのみを扱う限りは、貸金業法に基づく登録も必要ありません。
ファクタリングの取り立て
本来の売掛金の支払期限が到来しても、利用者がファクタリング会社に返済しなかった場合、取り立てが行われます。
具体的にどのように取り立てが行われるのか、詳しく解説します。
一般的なファクタリングの取り立て
実際のところ、どのように取り立てを行うのかは、ファクタリング会社によってまちまちです。
現状、ファクタリングには消費者金融における貸金業法のように、特別法が存在しません。
そのため、以下のような取り立てでも、 民法や刑法に違反しなければ行ってかまわないことになります。
- 正当な理由はないが深夜や早朝に電話をかける
- 正当な理由はないが事務所や営業所を訪問する
- 家族、親族、友人、社員に返済を迫る
ただし、これらの取り立て方法は、貸金業法に照らし合わせた場合、違反になります。
貸金業法においては、利用者保護の観点から、取り立て方法についても厳しい制限が設けられているためです。
トラブルに巻き込まれたくないと思うなら「貸金業法に準じた取り立て」を行っているファクタリング会社を選ぶのをおすすめします。
なお、一般的な取り立ては、法律を順守した上で、以下の流れで行われます。
- 債務の支払い状況の調査
- 任意での支払要求
- 支払い督促、訴訟
- 強制執行
厳しい・違法な取り立ての種類
ファクタリング会社の取り立てには、消費者金融のような厳しい規制がないため、以下のような厳しく、違法性が疑われる取り立てをしてくるケースも考えられます。
- しつこく電話をかけてくる
- 会社に押し掛けてきて騒ぐ
- 周辺に言いふらす
- 商品を勝手に引き上げる
- 利用者自身や社員に暴力をふるったり、脅迫したりする
- 勝手にオフィスに侵入する
これらは、脅迫罪、強要罪、恐喝罪、名誉棄損罪、建造物侵入罪、不退去罪、窃盗罪として立件されうる行為です。
安心して資金調達できるおすすめの大手ファクタリング会社3選
すでに触れた通り、ファクタリング会社の中には違法性が疑われるほど運営状況が劣悪な会社も存在します。
ファクタリングを安全に使うには「どんな会社を選ぶか」が非常に重要です。
そこで、安心して資金調達できるおすすめの大手ファクタリング会社として、以下の3つを紹介します。
- ビートレーディング
- OLTA(オルタ)
- ベストファクターリストテキスト3
項目 | ビートレーディング | OLTA | ベストファクター |
---|---|---|---|
手数料 | 2社間ファクタリング:4%~12% 3社間ファクタリング:2%~9% ※詳細は要確認 |
2.0%~9.0% ※実際の手数料は審査により決定 |
2%~ |
入金スピード | 最短5時間 | 最短即日 | 最短即日 |
ファクタリングの種類 | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング、3社間ファクタリング) | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング) | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング) |
買取下限/上限額 | 3万円~7億円 ※これまでの実績値 |
一律の制限なし | 30万円~1億円 ※それ以上の額であっても、個別事情を勘案したうえで取扱い可能 |
契約方法 | 対面、オンライン | オンライン | 対面、オンライン※契約時は担当者との面談が必須 |
営業所(対面) | 東京本社(東京都港区)、仙台支店(宮城県仙台市)、大阪支店(大阪府大阪市)、福岡支店(福岡県福岡市) | - | 東京都新宿区 |
対応エリア | 全国 | 全国 | 全国 |
法人/個人事業主 | 法人、個人事業主ともに利用可能 | 法人、個人事業主ともに利用可能 | 法人、個人事業主ともに利用可能 |
審査通過率 | - | - | - |
必要書類 | <申込時> ・債権に関する資料(請求書、注文書等) ・通帳のコピー(2ヶ月分)<契約時> ・履歴事項全部証明書(1ヶ月以内) ・会社および会社の代表者様の印鑑証明書(1ヶ月以内) ・実印 ※オンライン契約の場合は原則不要 |
・本人確認書類(免許証、パスポート、マイナンバーカード、2012年4月以降交付の運転経歴証明書) ・請求書 ・すべての事業用銀行口座の普通預金・当座預金の直近4ヶ月分の入出金明細(通帳) ・法人の場合:昨年度の決算書(勘定科目内訳明細全ページ含む) ※個人事業主の場合:税務署の収受印付き確定申告書B第一表(電子申告の場合は、確定申告書および電子申告時の送信票※受付日時、受付番号記載) |
・本人確認書類 ・通帳(Web通帳も可) ・請求書、見積書、基本契約書 |
償還請求権 | - | - | - |
債権譲渡登記 | - | - | - |
営業時間 | 平日9時半~18時半 | 平日10時~18時 | 平日10時~19時 |
定休日 | - | 土日祝日 | 土日祝日 |
運営会社 | 株式会社ビートレーディング | OLTA株式会社 | 株式会社アレシア |
※非公開のため確認が必要な項目は「-」にて表示
ビートレーディング
項目 | 詳細 |
---|---|
手数料 | 2社間ファクタリング:4%~12% 3社間ファクタリング:2%~9% ※詳細は要確認 |
入金スピード | 最短5時間 |
ファクタリングの種類 | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング、3社間ファクタリング) |
買取下限/上限額 | 3万円~7億円 ※これまでの実績値 |
契約方法 | 対面、オンライン |
営業所(対面) | 東京本社(東京都港区)、仙台支店(宮城県仙台市)、大阪支店(大阪府大阪市)、福岡支店(福岡県福岡市) |
対応エリア | 全国 |
法人/個人事業主 | 法人、個人事業主ともに利用可能 |
審査通過率 | - |
必要書類 | <申込時> ・債権に関する資料(請求書、注文書等) ・通帳のコピー(2ヶ月分)<契約時> ・履歴事項全部証明書(1ヶ月以内) ・会社および会社の代表者様の印鑑証明書(1ヶ月以内) ・実印 ※オンライン契約の場合は原則不要 |
償還請求権 | - |
債権譲渡登記 | - |
営業時間 | 平日9時半~18時半 |
定休日 | - |
運営会社 | 株式会社ビートレーディング |
- 地方在住で家や事務所の近隣にファクタリング会社の営業所がない
- できるだけその日のうちに資金調達したい
- 安心して利用できる会社に頼みたい
ビートレーディングは、東京に本店を構える独立系のファクタリング会社です。
それ以外にも仙台・大阪・福岡の国内3拠点を構え、日本全国からの申し込みに対応しています。
なお、対面はもちろん、オンラインでの契約も可能なので、時間や距離の都合で難しい場合でも問題なく使えそうです。
公式WEBサイトでもスタッフの顔写真を掲載するなど「顔が見える対応」を心がけているため、初めてファクタリングを使う場合でもおすすめできます。
OLTA(オルタ)
項目 | 詳細 |
---|---|
手数料 | 2.0%~9.0% ※実際の手数料は審査により決定 |
入金スピード | 最短即日 |
ファクタリングの種類 | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング) |
買取下限/上限額 | 一律の制限なし |
契約方法 | オンライン |
営業所(対面) | - |
対応エリア | 日本全国 |
法人/個人事業主 | 法人、個人事業主ともに利用可能 |
審査通過率 | - |
必要書類 | ・本人確認書類(免許証、パスポート、マイナンバーカード、2012年4月以降交付の運転経歴証明書) ・請求書 ・すべての事業用銀行口座の普通預金・当座預金の直近4ヶ月分の入出金明細(通帳) ・法人の場合:昨年度の決算書(勘定科目内訳明細全ページ含む) ※個人事業主の場合:税務署の収受印付き確定申告書B第一表(電子申告の場合は、確定申告書および電子申告時の送信票※受付日時、受付番号記載) |
償還請求権 | - |
債権譲渡登記 | - |
営業時間 | 平日10時~18時 |
定休日 | 土日祝日 |
運営会社 | OLTA株式会社 |
- 手数料はできるだけ安くしておきたい
- 大手企業との協業実績がある会社を選びたい
- オンライン完結を希望
OLTAは独立系のファクタリング会社ですが、三菱UFJ銀行をはじめとする国内大手銀行との協業も盛んに行っているのが特徴です。
これには、同社がかつて三菱UFJフィナンシャル・グループが行うスタートアップ支援プログラム「MUFG Digital アクセラレータ」に採択されたこととも関連しています。
社会的な信頼性という意味ではなんら問題のないファクタリング会社です。
また、手数料は最大でも9%であるため「ファクタリングを使いたいけど手数料が気になる」という人にも向いています。
審査、契約にあたっては電話やメールでのヒアリングは行われますが、対面でのやり取りは必要ありません。
「できるだけ早く資金調達したいので、対面でのやり取りをしている時間がもったいない」場合は検討する価値がありそうです。
ベストファクター
項目 | 詳細 |
---|---|
手数料 | 2%~ |
入金スピード | 最短即日 |
ファクタリングの種類 | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング) |
買取下限/上限額 | 30万円~1億円 ※それ以上の額であっても、個別事情を勘案したうえで取扱い可能 |
契約方法 | 対面、オンライン※契約時は担当者との面談が必須 |
営業所(対面) | 東京都新宿区 |
対応エリア | 全国 |
法人/個人事業主 | 法人、個人事業主ともに利用可能 |
審査通過率 | - |
必要書類 | ・本人確認書類 ・通帳(Web通帳も可) ・請求書、見積書、基本契約書 |
償還請求権 | - |
債権譲渡登記 | - |
営業時間 | 平日10時~19時 |
定休日 | 土日祝日 |
運営会社 | 株式会社アレシア |
- 資金調達をそこまで急いではいない
- 資金繰りなど経営上の悩みを抱えている
- 担当者との面談ありでも問題ない
ベストファクターは東京都に本拠地を構える独立系のファクタリング会社です。
契約者には顧客サービスの一環として資金繰りコンサルティングを行うなど、きめ細かいケアに力を入れています。
頼りになる相談先を見つけたい人にもおすすめできるファクタリング会社です。
ただし、契約時には担当者との面談が必要になるため、オンライン完結が可能な会社に比べると時間がかかります。
資金が必要になるタイミングまでの時間的猶予があり、しかも面談の手間をいとわないことが必要条件になる点に注意が必要です。
ファクタリングのメリット・デメリットに関するよくある質問
Q:ファクタリングが債務者に与えるメリットとデメリットは?
A.まず、メリットとしては 融資に頼らず資金調達を迅速に行える点があげられます。 すでに触れた通り、ファクタリングは売掛金の売却であり、融資とはまったく異なるものです。
そのため、取引先の経営状態に問題がなければ、自社の経営状態に多少の問題があっても利用できます。
また、2社間ファクタリングであれば、その日のうちに資金調達ができるのも珍しくありません。
一方、すべての会社がファクタリングを使えるとは限らない点がデメリットとしてあげられます。
大前提として、ファクタリングは売掛金が発生しないと利用できません。
そのため、掛取引に応じてくれる取引先がない場合、ファクタリング自体が利用できないことになります。
立ち上げたばかりの会社では、取引実績のなさゆえに掛取引に応じてもらえないこともあるため注意が必要です。
また、融資に比べると手数料はかなり高くなっています。
「どうしても今日中に資金を用意しなくてはいけないが、借りられそうにない」などやむを得ない場合を除いては、他の方法での資金調達ができないか探るのをおすすめします。
Q:ファクタリングの支払条件は?
A.まず、ファクタリングを利用する際には、かならず手数料がかかります。手数料以外にも着手金・事務手数料・印紙代などが発生することもあるので、事前に内訳を確認してください。
また、売掛債権額のすべてを現金化してもらえるわけではありません。
実際にファクタリングを利用する際は、掛け目といって現金化可能枠が提示されます。
たとえば1,000万円の売掛金を売却する際に、掛け目が90%だったとしたら、実際に早期現金化の対象となるのは900万円です。
支払対象外となった100万円については、売掛金の回収後に返還されます。
なお、 実際に契約する際は、債権譲渡登記の必要性と必要な場合の費用についても確認しておくのをおすすめします。
Q:ファクタリングは手形割引やでんさいとどう違うの?
A.
これまで、商取引においては約束手形が広く用いられてきました。
そして、早期に現金化するための手段として手形割引も広く行われてきましたが、利用者の減少により2026年で廃止される予定です。
代わりの決済手段としてでんさいが出現しました。
でんさいとファクタリングの違いをまとめると、以下の通りです。
項目 | でんさい | ファクタリング |
---|---|---|
償還請求権 | あり | なし |
手数料(相場) | 発生記録1件あたり561円(でんさい割引:1.5%~5.5%) | 2社間:10%~20%、3社間:1%~10% |
契約回数 | 初回のみ「でんさいネット」への登録が必要 | 利用ごとに契約 |
利用の自由度 | 取引先も「でんさい」を利用している必要がある | 2社間ファクタリングであれば取引先の承諾不要 |
ファクタリングのメリット・デメリット まとめ
ファクタリングは、売掛金さえあれば利用できる上に、最短で即日の資金調達もできる非常に便利な方法です。
赤字が続いていたり、税金を滞納していたりなど、融資が到底受けられない状態での資金調達にも使えます。
しかし、手数料が高かったり、きわめて対応品質に問題がある業者もごく一部混じっていたりなど、気を付けるべき点は多々あります。
重要なのは「信頼できるファクタリング会社に頼むこと」です。
本記事で紹介したファクタリング会社3社は、いずれも実績や対応品質の高さに定評があります。
初めてファクタリングを使う人でも安心して使えるので、興味があればぜひ問い合わせてみてください。
昨日は0人が事業資金の調達に成功しました。
今日は0人が事業資金の調達に成功しました。
無料診断がされました。
無料診断がされました。
無料診断がされました。
無料診断がされました。
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1000万円を調達しました。
本日は残り1社限定なのでお早めに10秒診断を行ってください。