ファクタリングサービスとは?種類や選び方と手数料、個人事業主・フリーランスにもおすすめのサービス6選を徹底比較!
ファクタリングとは、売掛債権の売却による資金調達の一手法です。
日本での認知度はあまり高くないためネガティブなイメージを持つ人もいますが、正しく知って利用すれば危険なことはありません。
そこで今回の記事では、ファクタリングサービスについて、選び方や比較ポイントを中心に詳しく解説します。
この記事を最後まで読めば、自社・自身に合ったファクタリングサービスを選べ、上手に使えるようになるはずです。
目次
ファクタリングサービスとは
SNSでは「ファクタリングはやばい=違法性が疑われる」という物騒な口コミが散見されますが、真偽のほどを解説します。
ファクタリングはやばい?違法性について
結論からいうと、一般的なファクタリングサービス自体は何ら違法性はありません。
売掛債権の譲渡が法律により認められている上に、譲渡禁止特約が付されていたとしても問題なく譲渡できる決まりだからです(民法第466条)。
ただし、ファクタリングには現状、銀行(銀行法)や消費者金融(貸金業法)などのように特別法による規制が存在していないのが実情です。
また、給与所得者向けの給与ファクタリングの存在も、一般的なファクタリングサービスに対するネガティブな評判の原因になっています。
反社会勢力との関連も疑われる業者が関与していることが多く、トラブルも絶えなかったことから深刻な社会問題になっていました。
このような背景が「ファクタリングがヤバい」といわれる原因にもなっています。
そのため、貸金業法に基づく登録を済ませた貸金業者でないと扱えないことになります。
2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違い
ファクタリングを「契約に関与する当事者の数」で分類すると、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングに分けられます。
それぞれの方法について、詳しく解説します。
2社間ファクタリング
一般的には、以下の手順で取引を進めていきます。
- ファクタリングサービスと利用者との間で契約を締結する
- ファクタリングサービスは売掛債権を買い取ったら、手数料を差し引いた額を利用者の口座に入金する
- 本来の売掛債権の支払日が到達したら、利用者は取引先から支払いを受ける
- 利用者は、ファクタリングサービスに返済をする
3社間ファクタリング
一般的には、以下の手順で取引が進められます。
- ファクタリングサービスと利用者、取引先との間で契約を締結する
- ファクタリングサービスは売掛債権を買い取ったら、手数料を差し引いた額を利用者の口座に入金する
- 本来の売掛債権の支払日が到達したら、取引先はファクタリングサービスに支払いを行う
ファクタリングサービスの種類
一口にファクタリングサービスといっても、有している強みは個々のサービスにより異なります。
ここでは、個々が有する強みという視点から、ファクタリングサービスを分類してみました。
- 入金速度が速い・オンライン完結のファクタリングサービス
- 買取金額の下限・上限なしのファクタリングサービス
- 対面・契約・審査の種類が豊富のファクタリングサービス
入金速度が速い・オンライン完結のファクタリングサービス
「今日中に資金調達をしたいけど、事務所まで出向く時間がない」場合におすすめなのが、入金速度が速い・オンライン完結のファクタリングサービスです。
最短数時間程度での即日入金に対応しているファクタリングサービスは決して珍しくありません。
また、 電子契約システムやAI審査などの導入により、対面での対応を不要とした利便性の高いファクタリングサービス も最近は増えています。
買取金額の下限・上限なしのファクタリングサービス
「本当に必要な額の資金を調達したい」場合は、買取金額の下限・上限なしのファクタリングサービスがおすすめです。
一律の制限を設けていないため、柔軟な資金調達が可能となります。
対面・契約・審査の種類が豊富のファクタリングサービス
担当者に資金調達や進め方を相談しながら進めたい場合は、対面・契約・審査の種類が豊富なファクタリングサービスも選択肢に入ります。
ファクタリングを使うのがまったく初めての場合、詳細を確認しつつ進められる のがメリットです。
また「この会社に問題はないか、審査は公正に行われているか」も、担当者と面談することでチェックしやすくなります。
ファクタリングサービスの選び方・比較ポイント
ファクタリングサービスを選ぶ際は「自社・自分にとって重要なことが何か」を意識してください。
具体的には、以下の4つのポイントを比較し、ファクタリングサービスを選ぶのをおすすめします。
- 手数料率で比較する
- 入金スピードで比較する
- 買取可能額で比較する
- 契約・審査方法で比較する
選び方① 手数料率で比較する
ファクタリングサービスの手数料率は安ければ安いほど、資金調達できる額も大きくなります。
ただし、実際に適用される手数料率は審査を受けてみないとわかりません。
たとえば、ファクタリングサービスの公式WEBサイトや商品説明に「手数料率:1.0%~10.0%」と記載されていたとします。
適用される手数料率が「1.0%」と「10.0%」の時では実際に調達できる金額がまったく違うのがわかるはずです。
選び方② 入金スピードで比較する
「できるだけ早めに資金を確保したい」場合、ファクタリングサービスは入金スピードに着目して選ぶことになります。
一般的に、3社間ファクタリングより2社間ファクタリングのほうが、関与する当事者が少ない分、入金スピードも速いです。
ファクタリングサービスによっては「最短即日」「最短2時間」とかなりのスピードを誇る場合もあります。
選び方③ 買取可能額で比較する
買取可能額も、ファクタリングサービスを選ぶ1つの基準になります。
特に、数万円~数十万円など少額の場合は注意が必要です。
ファクタリングサービスによっては、手間の割に手数料収入が少ないことから、少額での利用を断られるケースもあり得ます。
「少額からの買取り歓迎」というスタンスを明示しているファクタリングサービスに依頼するのが望ましいです。
選び方④ 契約・審査方法で比較する
ファクタリングサービスを選ぶ際は、契約・審査方法もチェックしてください。
新型コロナウイルス感染症が流行したことで、従来主流だった対面契約だけでなく、オンライン契約にも対応したファクタリングサービスが増えました。
近くにファクタリングサービスの営業所がない場合でも問題なく利用できます。
また、昨今はAIを導入し、スピーディーに審査を行うファクタリングサービスも出てきました。
用いられている審査方法により完了までのスピードが変わるため要チェックです。
個人事業主やフリーランスにもおすすめのファクタリングサービス6選を徹底比較
ファクタリングサービスはたくさんありますが、中には対応品質に問題があるケースも散見されるのが実情です。
そこでここでは、編集部が厳選した以下の6つのファクタリングサービスを詳しく紹介します。
項目/ファクタリングサービス名 | ビートレーディング | アクセルファクター | QuQuMo | ベストファクター | トップ・マネジメント | 一般社団法人日本中小企業金融サポート機構 |
---|---|---|---|---|---|---|
手数料 | 2社間ファクタリング:4%~12%
3社間ファクタリング:2%~9% ※詳細は要確認 |
2%~
※実際の手数料は売掛債権額および審査内容により決定 |
1%~ | 2%~ | 2%~ | - |
入金スピード | 最短5時間 | 最短即日 | 最短2時間 | 最短即日 | 最短1時間 ※面談から契約、着金の所要時間 |
最短即日 ※15時までに契約が完了した場合は、当日中の振込が可能 |
ファクタリングの種類 | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング、3社間ファクタリング) | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング、3社間ファクタリング) | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング) | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング) | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング、3社間ファクタリング) | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング、3社間ファクタリング) |
買取下限/上限額 | 3万円~7億円 ※これまでの実績値 |
一律の制限なし | 一律の制限なし | 30万円~1億円 ※それ以上の額であっても、個別事情を勘案したうえで取扱い可能 ー |
- | - |
契約方法 | 対面、オンライン | オンライン | オンライン | 対面、オンライン※契約時は担当者との面談が必須 | 対面、オンライン | 対面、オンライン |
営業所(対面) | 東京本社(東京都港区)、仙台支店(宮城県仙台市)、大阪支店(大阪府大阪市)、福岡支店(福岡県福岡市) | 本社(東京都新宿区)、仙台営業所(宮城県仙台市)、名古屋営業所(愛知県名古屋市)、大阪営業所(大阪府大阪市) | - | 東京都新宿区 | 東京都千代田区 | 東京都港区 |
対応エリア | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
法人/個人事業主 | 法人、個人事業主ともに利用可能 | 法人、個人事業主ともに利用可能 | 法人、個人事業主ともに利用可能 | 法人、個人事業主ともに利用可能 | 法人、個人事業主ともに利用可能 | 法人、個人事業主ともに利用可能 |
審査通過率 | - | 93% ※公式Webサイトによる |
- | - | - | - |
必要書類 | <申込時>
・債権に関する資料(請求書、注文書等) ・通帳のコピー(2ヶ月分)<契約時> ・履歴事項全部証明書(1ヶ月以内) ・会社および会社の代表者の印鑑証明書(1ヶ月以内) ・実印 ※オンライン契約の場合は原則不要 |
・売掛金が確認できる書類(請求書等) ・入金が確認できる預金通帳 ・直近の確定申告書(所得税又は法人税) ・代表者の身分証明書 |
・請求書 ・通帳 |
・本人確認書類
・通帳(Web通帳も可) ・請求書、見積書、基本契約書 |
- | ・通帳のコピー(3ヶ月分) ・売掛金に関する資料(請求書・契約書など) ・身分証明書 |
償還請求権 | - | - | - | - | - | - |
債権譲渡登記 | - | - | - | - | - | - |
営業時間 | 平日9時半~18時半 | 平日10時~19時 | 平日10時~17時 | 平日10時~19時 | 平日10時~19時 | - |
定休日 | - | 土日祝日 | 土日祝日 | 土日祝日 | 土日祝日 | - |
運営会社 | 株式会社ビートレーディング | 株式会社アクセルファクター | 株式会社アクティブサポート | 株式会社アレシア | 株式会社トップ・マネジメント | 一般社団法人日本中小企業金融サポート機構 |
※公式Webサイトに明確な記載がないなどの理由で別途確認が必要な項目については「-」として記載
ビートレーディング
項目 | 詳細 |
---|---|
手数料 | 2社間ファクタリング:4%~12% 3社間ファクタリング:2%~9% ※詳細は要確認 |
入金スピード | 最短5時間 |
ファクタリングの種類 | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング、3社間ファクタリング) |
買取下限/上限額 | 3万円~7億円 ※これまでの実績値 |
契約方法 | 対面、オンライン |
営業所(対面) | 東京本社(東京都港区)、仙台支店(宮城県仙台市)、大阪支店(大阪府大阪市)、福岡支店(福岡県福岡市) |
対応エリア | 全国 |
法人/個人事業主 | 法人、個人事業主ともに利用可能 |
審査通過率 | - |
必要書類 | <申込時> ・債権に関する資料(請求書、注文書等) ・通帳のコピー(2ヶ月分)<契約時> ・履歴事項全部証明書(1ヶ月以内) ・会社および会社の代表者様の印鑑証明書(1ヶ月以内) ・実印 ※オンライン契約の場合は原則不要 |
償還請求権 | - |
債権譲渡登記 | - |
営業時間 | 平日9時半~18時半 |
定休日 | - |
運営会社 | 株式会社ビートレーディング |
ビートレーディングは、独立系のファクタリングサービスです。
公式Webサイトによれば、月間契約数は800件、2023年4月時点での累計買取額は1,060億円に達しています。
また、 徹底した個人情報管理の体制を敷いているのも、同社の大きな強み といえます。
なお、契約はオンライン完結で行うことができます。
もちろん、以下の4つの拠点で対面で進めることも可能です。
- 東京本社(東京都港区)
- 仙台支店(宮城県仙台市)
- 大阪支店(大阪府大阪市)
- 福岡支店(福岡県福岡市)
アクセルファクター
項目 | 詳細 |
---|---|
手数料 | 2%~ ※実際の手数料は売掛債権額および審査内容により決定 |
入金スピード | 最短即日 |
ファクタリングの種類 | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング、3社間ファクタリング) |
買取下限/上限額 | 一律の制限なし |
契約方法 | オンライン |
営業所(対面) | 本社(東京都新宿区)、仙台営業所(宮城県仙台市)、名古屋営業所(愛知県名古屋市)、大阪営業所(大阪府大阪市) |
対応エリア | 全国 |
法人/個人事業主 | 法人、個人事業主ともに利用可能 |
審査通過率 | 93% ※公式Webサイトによる |
必要書類 | ・売掛金が確認できる書類(請求書等) ・入金が確認できる預金通帳 ・直近の確定申告書(所得税又は法人税) ・代表者の身分証明書 |
償還請求権 | - |
債権譲渡登記 | - |
営業時間 | 平日10時~19時 |
定休日 | 土日祝日 |
運営会社 | 株式会社アクセルファクター |
- 「請求書が用意できない」など特殊な事情がある
- 審査通過率が高いところを選びたい
- 少額(高額)の買い取りになるけど相談したい
特にアクセルファクターをおすすめしたいのが「請求書が用意できない」など特殊な事情があるケースです。
ファクタリングは売掛債権の買い取りである以上、売掛債権の証明となる書類=請求書が必要になります。
ただし、建設業など一部の業種では、請求書が発行されるまでの時間がかかるなど、特殊な事情が存在するのも実情です。
このような場合でも、画一的に断るのではなく、利用者からのヒアリングを行い、解決に努めています。
なお、公式Webサイトによれば、審査通過率は93%とのことです。
この数値からも、できるだけ柔軟な対応を心がけているのがうかがえます。
買取下限・上限額にも一律の制限を設けていないので、まずは相談してみるのをおすすめします。
QuQuMo
項目 | 詳細 |
---|---|
手数料 | 1%~ |
入金スピード | 最短2時間 |
ファクタリングの種類 | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング) |
買取下限/上限額 | 一律の制限なし |
契約方法 | オンライン |
営業所(対面) | - |
対応エリア | 全国 |
法人/個人事業主 | 法人、個人事業主ともに利用可能 |
審査通過率 | - |
必要書類 | ・請求書 ・通帳 |
償還請求権 | - |
債権譲渡登記 | - |
営業時間 | 平日10時~17時 |
定休日 | 土日祝日 |
運営会社 | 株式会社アクティブサポート |
- 面談、契約のために出向く時間がない
- 入金までは早ければ早いほどよい
- 書類が多いと面倒
QuQuMo(ククモ)は株式会社アクティブサポートが運営するファクタリングサービスです。
申し込みから審査、契約まで完全オンライン対応のため、面談や契約のために出向く必要はありません。
本社がある東京都から遠いところに住んでいる場合でも、問題なく利用できます。
また、審査を受けるにあたって用意すべき書類が請求書と通帳のみなのも大きなメリットです。
急にファクタリングが必要になった場合でも、ほぼ間違いなく会社内にある資料だけで利用できます。
申し込みから審査完了、入金まで最短2時間と、スピーディーな対応をしてもらえるので「どうしてもこの日にお金が必要」というときに何かと便利です。
ベストファクター
項目 | 詳細 |
---|---|
手数料 | 2%~ |
入金スピード | 最短即日 |
ファクタリングの種類 | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング) |
買取下限/上限額 | 30万円~1億円 ※それ以上の額であっても、個別事情を勘案したうえで取扱い可能 |
契約方法 | 対面、オンライン※契約時は担当者との面談が必須 |
営業所(対面) | 東京都新宿区 |
対応エリア | 全国 |
法人/個人事業主 | 法人、個人事業主ともに利用可能 |
審査通過率 | - |
必要書類 | ・本人確認書類 ・通帳(Web通帳も可) ・請求書、見積書、基本契約書 |
償還請求権 | - |
債権譲渡登記 | - |
営業時間 | 平日10時~19時 |
定休日 | 土日祝日 |
運営会社 | 株式会社アレシア |
- 東京近郊に自宅・事務所があるので対面での契約もOK
- 実績がわからない会社は避けたい
- 資金繰りに頭を悩ませているので根本的な解決を図りたい
ベストファクターは、東京都新宿区に拠点を構え運営されているファクタリングサービスです。
公式Webサイトでは毎月利用実績が開示されているため、安心して利用できます。
手数料は2%から、即日資金化も可能など、使いやすいファクタリングサービスですが、契約については注意が必要です。
他のファクタリングサービスのように、オンラインでの契約には対応していないため、担当者との面談が必須になります。
そのため、即日資金調達をしたい場合は、東京近郊に自宅・事務所があることが現実的な条件になりそうです。
なお、顧客サービスの一環として、財務コンサルティングを無償で提供しているのも大きな特徴です。
慢性的な資金繰りの悩みを抱えている場合は、一度相談してみるのをおすすめします。
トップ・マネジメント
項目 | 詳細 |
---|---|
手数料 | 3.5%~12.5%(2社間ファクタリング)、0.5%~3.5%(3社間ファクタリング) |
入金スピード | 最短1時間 ※面談から契約、着金の所要時間 |
ファクタリングの種類 | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング、3社間ファクタリング) |
買取下限/上限額 | - |
契約方法 | 対面、オンライン |
営業所(対面) | 東京都千代田区 |
対応エリア | 全国 |
法人/個人事業主 | 法人、個人事業主ともに利用可能 |
審査通過率 | - |
必要書類 | - |
償還請求権 | - |
債権譲渡登記 | - |
営業時間 | 平日10時~19時 |
定休日 | 土日祝日 |
運営会社 | 株式会社トップ・マネジメント |
- 請求書などの必要書類は問題なく用意できる
- 会社として信頼がおけるところに頼みたい
- 将来的に助成金の申請も考えている
トップ・マネジメントは株式会社トップ・マネジメントが運営するファクタリングサービスです。
同社は元警察官僚を経営顧問に迎えたり、東京商工会議所に加盟したりと、会社としての信頼性向上に取り組んでいます。
「会社として信頼がおけるところに頼みたい」と思っている人に向いているファクタリング会社ともいえます。
また、従来のファクタリングの枠にとどまらないユニークなサービスを提供しているのも大きな特徴です。
たとえば、同社の「ゼロファク」というサービスでは、ファクタリングによる売掛債権の現金化と助成金の受給コンサルティングを同時に提供します。
助成金は国・都道府県の制度ではあるものの、種類が多様なうえに、作成する書類も多いため、自力ではなかなか申請できません。
そこで、社会保険労務士のサポートを受けながら助成金への採択を目指しつつも、ファクタリングで短期的な資金繰りの改善を目指すというのがこのサービスの狙いです。
将来的に助成金の申請を検討している場合は、利用する価値があるサービスといえます。
なお、同社は公式Webサイト上で「請求書や納品書がない場合の買取は致しかねる」という姿勢を打ち出しているので注意が必要です。
必要な書類を短期間でほぼ問題なく揃えられる会社、個人事業主向けのサービスといえます。
一般社団法人日本中小企業金融サポート機構
項目 | 詳細 |
---|---|
手数料 | ― |
入金スピード | 最短即日※15時までに契約が完了した場合は、当日中の振込が可能 |
ファクタリングの種類 | 買取ファクタリング(2社間ファクタリング、3社間ファクタリング) |
買取下限/上限額 | ― |
契約方法 | 対面、オンライン |
営業所(対面) | 東京都港区 |
対応エリア | 全国 |
法人/個人事業主 | 法人、個人事業主ともに利用可能 |
審査通過率 | ― |
必要書類 | ・通帳のコピー(3ヶ月分) ・売掛金に関する資料(請求書・契約書など) ・身分証明書 |
償還請求権 | ― |
債権譲渡登記 | ― |
営業時間 | ― |
定休日 | ― |
運営会社 | 一般社団法人日本中小企業金融サポート機構 |
- いまいちファクタリングが信用できない
- 経営のプロがいるファクタリングサービスを使いたい
- できればその日のうちに資金調達したい
一般社団法人日本中小企業金融サポート機構は東京を拠点に運営するファクタリングサービスです。
大半のファクタリングサービスは株式会社の形態をとっていますが、ここは一般社団法人の形態をとっています。
経営革新等支援機関としての認定も受けているファクタリングサービスであるため、社会的な信頼性という意味では申し分ありません。
「いまいちファクタリングは信頼できない」という人や、「他にも経営の悩みがあるので相談したい」という人にも向いています。
なお、15時までに契約が完了した場合は、当日の振込が可能です。
「できるだけ今日中に資金調達がしたいけど、近くにファクタリングサービスの窓口がない」場合でも重宝します。
ファクタリングサービスのメリット
ファクタリングサービスのメリットとして、以下の点について解説します。
- 負債(借金)にならない
- 融資と比べて審査に通りやすい
- 入金スピードは最短即日も可能
- 数万円~数十万円の少額債権も買取可能
負債(借金)にならない
ファクタリングはあくまで売掛債権の売却による資金化にすぎないため、 使っても借金=貸借対照表上の負債が増えないのがメリットです。
負債があまりに大きいと、将来的に銀行などの金融機関から融資を受ける際に不利になるので注意しなくてはいけません。
ファクタリングでの資金調達を上手に併用すれば、負債を増やさずに自由に使える資金を調達できます。
融資と比べて審査に通りやすい
ファクタリングは、 融資に比べると審査に通りやすいのもメリットの1つです。
ファクタリングの審査ではあくまで「売掛先の支払能力」が重視されるため、自社が赤字だったり、税金の滞納額があったりなどの問題を抱えていても、審査に通るのは珍しくありません。
入金スピードは最短即日も可能
ファクタリングなら、最短即日での資金調達も可能です。
ファクタリングは銀行法の規制を受ける商品ではないため、警察庁のデータベースへの照会などの綿密なコンプライアンスチェックは必要はありません。
そのため、ファクタリングサービスによっては最短即日(早ければ数時間のケースも)での資金調達に対応していることがあります。
「どうしても今日中に資金調達をしたい」場合に何かと重宝するはずです。
数万円~数十万円の少額債権も買取可能
ファクタリングサービスによっては、数万円~数十万円の少額債権でも買い取ってもらえるケースがあります。
運営会社側からすれば、買取債権の額が数百万円~数千万円と大きくても、数万円~数十万円の場合と事務的な負担はそう変わりません。
このような事情があるため、手数料収入が見込めないことから、数万円~数十万円の少額債権の買取に難色を示す運営会社もあります。
ファクタリングサービスのデメリット・注意点
一方、ファクタリングサービスにはデメリットや注意点もあります。
具体的なデメリット・注意点として以下の4点について解説します。
- 手数料は審査後に決まる
- 申し込みや必要書類の準備が手間
- 契約書の控えは必ずもらう
- 返済は一括送金のみ
手数料は審査後に決まる
実際に払うファクタリングの手数料は、審査を受けた後に決まります。
売却対象となる売掛債権の回収可能性が高ければ手数料は安くなり、低ければ手数料が高くなる仕組みです。
自社のケースに対して適用される手数料率は、かならず契約に先立って確認してください。
申し込みや必要書類の準備が手間
ファクタリングは利用するたびに申し込み手続きが必要になるため、その都度必要書類を準備しなくてはいけません。
一般的に、ファクタリングを利用するにあたっては以下の書類が必要になります。
- 商業登記簿謄本
- 身分証明書
- 決算書または確定申告書
- 印鑑証明書
- 取引銀行口座の通帳
- 請求書・発注書・納品書・個別契約書など
- 売掛先との基本契約書
- 税金・社会保険などの書類
これらは必要な時にすぐに利用できるよう、あらかじめセットにしておくのをおすすめします。
契約書の控えは必ずもらう
ファクタリングを利用する際は、契約書を事前にチェックするとともに、控えを必ず受け取ってください。
トラブルが起きた場合、契約書の内容を基準にして交渉を行うことになるためです。
悪質な運営会社の場合、あえて契約書を渡してこない可能性もあります。
「事前に契約書を見せていただけますか?」と話をし、渡してくる素振りもないなら「一度持ち帰ります」と断ってください。
返済は一括送金のみ
ファクタリングにより調達した資金を運営会社に返済する際は、一括送金しかできません。
利息をつけて分割払いをすると、実態は融資と同じになります。
貸金業法による規制を受ける取引となるため、貸金業者としての登録を済ませている運営会社でしか行えません。
ファクタリングサービスのまとめ
ファクタリングサービスは、融資とは違い利用しても負債は増えません。
その上、 売掛債権の回収可能性に着目した審査が行われるため、赤字や税金の滞納があった場合でも、資金調達できる可能性があります。
一方で、消費者金融や銀行のように、特別法が存在しない現状では、悪質な事業者も混じりがちなのも事実です。
中には、給与ファクタリングや違法貸付への誘導など、犯罪まがいの話を持ち掛けてくる違法業者もいます。
それだけに「どのファクタリングサービスを選ぶか」が非常に重要です。
本記事で紹介したファクタリングサービスを含め「本当に信頼できるファクタリングサービス」を自身の目で見て確かめてから依頼してください。
昨日は0人が事業資金の調達に成功しました。
今日は0人が事業資金の調達に成功しました。
無料診断がされました。
無料診断がされました。
無料診断がされました。
無料診断がされました。
無料診断がされました。
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200万円を調達しました。a*****c様が
600万円を調達しました。p******w様が
800万円を調達しました。c***c様が
700万円を調達しました。b***o様が
300万円を調達しました。
本日は残り4社限定なのでお早めに10秒診断を行ってください。