9200万円の資金調達に成功。 オウンドメディアのプラットフォーム開発・運営事業のリボルバーがベクトル／スターティア／ギブリーと資本・業務提携

■資金調達概要

11月28日　オウンドメディアのプラットフォーム開発と運営事業を行っているリボルバーが、業務提携を軸に3社の事業体を割当先としての第三者割当増資により、約9200万円の資金調達に成功しました。

具体的な割当先は次の3社となっています。

株式会社ベクトル（総合PR会社／以下：ベクトル）
スターティア株式会社（ウェブソリューション事業／以下：スターティア）
株式会社ギブリー（リクルート事業／インターネットコンサルティング事業／以下：ギブリー）

なお、増資後の資本金は資本準備金を含み、約1億2400万円になります。

プレスリリース：http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000010629.html

■ライターの視点
今回の資金調達では、割当先の事業者がリボルバーの実績を高く評価していることに加え、それぞれが資本提携のみならず、業務提携を行っていることに注目できます。

リボルバーの提供しているSNS構築プラットフォーム「リボルバー」は、企業や個人が持ちたいと思う専用のSNSをわずか数分で作れることで話題を集めています。
既に一般個人から芸能人、各界の著名人、またサークルや企業などがオリジナルのユーザーコミュニティを作り交流を始めています。

また、美しいスマホサイトが誰にでも簡単に作れる「DINO」の運営では「リボルバー」同様、かんたんなプロセスにてオリジナルのスマホサイトの公開が可能です。
登録後、数分でスマホやタブレットを始め、PCやMacからも見ても違和感のない、シンプルなスマホサイトを完成することができます。

FacebookやTwitter、LINEなど、他のSNSサービスからの連携も抜群です。
「Dino」は、各種のオプションを利用することで企業や個人のビジネスニーズにも対応、もちろん、Googleアナリティクスの設置や独自の解析ツールもあるので、今後のマーケティングにも活用できます。

割当先の1つ総合的なPRを請負うベクトルは、2014年11月に東証マザースから東証一部に市場変更を行い、中国、東南アジア諸国に拠点を構える信用度の高いグローバルカンパニーです。
リボルバーは、ベクトルとの資本業務提携を足がかりにすることで、オウンドメディア構築事業がさらに磨きがかかりそうですね。

また、同様に資本業務提携が発表されたスターティアとは、ウェブソリューション事業においての業務の提携を行うことが発表されています。
スターティアの電子ブック作成ツールソフトウェアなどのウェブソリューションサービスが、リボルバーとの業務提携によってより拡大することが期待できます。

リクルート事業とインターネットコンサルティング事業を展開しているギブリーとは、資本業務提携の発表後、企業の採用情報をスマホアプリ化する 専用ツール「WakeApp」の販売開始を発表しています。
このアプリによって、スマホサイトの構築とアプリ化までをワンストップで提供することができるようになります。

従来の就活生の情報を獲得する手段として企業が利用する「就活サイト」では、知名度の低い企業では、他社との差別化などオリジナルなパートを直接伝える術もわずかで、人材採用の時点で大手企業に水をあけられていました。

しかし、一般認知度が低い企業などが採用情報を、現代の若者が就職活動を行う際に最も活用しているスマホアプリを利用することで、各種最新のお知らせなどもプッシュ通知機能で行えるツールとして開発提供を行います。
既に2015年には、300社以上への導入が見込まれています。

リボルバーでは、今回の割当増資によって資金調達を成功させるだけでなく、各社との業務提携により人材の採用と法人向けのサービスに注力して開発を行うようです。
リボルバーの事業展開が一気に加速することは間違いなく、今後も大いに期待して注目していきましょう。

■会社概要
リボルバーは、ソーシャルオウンドメディアのプラットフォーム開発と運営を行っている事業者です。
今回の増資とともに、渋谷区広尾に本社を移転しています。

代表取締役／小川　浩
資本金／約1億2千4百万円
本社所在地／東京都渋谷区広尾5丁目