エンジェル投資家とは?メリット・デメリットやトラブル、有名投資家とマッチングできるおすすめのサイト

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更新日2024/7/19
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エンジェル投資家

エンジェル投資家とはどんな人?

エンジェル投資家と出会えるマッチングサイトが知りたい!

エンジェル投資家メリット・デメリットとは?

この記事では、上記のような疑問・お悩みを解決します。

創業して間もない企業は、資金が必要でも金融機関から断られることが多く、調達するのが非常に難しいです。

このような資金繰りに困った際には、スタートアップ企業などに対して投資を行う「エンジェル投資家」であれば助けてくれるかもしれません。

実績や人脈も少ない起業家にとっては、資金だけでなくさまざまな面で支援してくれるのがエンジェル投資家です。

ただし、エンジェル投資家のなかには、経営に介入しすぎたり、投資だけしてサポートが一切ないようなエンジェル投資家も存在します。

程よい距離感でさまざまな支援をしてくれる良いエンジェル投資家と出会うためには、いくつか注意しなければなりません。

そこで今回は、エンジェル投資家のメリット・デメリット、投資を受けるポイントやマッチング方法について詳しく解説します。

エンジェル投資家をざっくりいうと...
  • エンジェル投資家とは創業から間もない企業に出資する個人投資家のこと
  • VC(ベンチャーキャピタル)との違いは投資額が1
  • 000万〜数億円と金額が大きく、エンジェル投資家からは100万〜2
  • 000万円が相場
  • エンジェル投資家から出資を受けるメリットは程よい距離感で支援を受けれる・相性の良い投資家なら心強い・VCや投資家を紹介・繋いでもらえるなど
  • エンジェル投資家から出資を受けるデメリットやトラブルには持ち株比率によっては経営権を失う・経営に過度な口出しをされる・資金援助以外の支援がない・反社会的勢力がエンジェル投資家を装ってくることもあるなど
  • エンジェル投資家から投資を受けるポイントは紹介してもらう・投資家にビジネスプランをアピールする・事業に対する熱意を伝えることが重要
  • エンジェル投資家とのマッチング方法は人脈や伝手がある人は紹介・マッチングサイトの登録・セミナーやビジネスコンテストなどに参加する・SNSで直接アポをとるなどがある

エンジェル投資家からの出資を希望している人は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

エンジェル投資家とは?創業から間もない企業に出資する個人投資家のこと

エンジェル投資家とは
創業してから間もない企業に出資する個人の投資家を「エンジェル投資家」といいます。

エンジェル投資家は、出資した企業の成長に伴って、配当や株式の受け取りで収入を得ています。

ただし、起業家に対しての援助は金銭面だけではありません。

人脈を活かしたサポートや経営のノウハウなどを伝えるなどさまざまな面から支援します。

また、金融機関などの融資とは違うため、エンジェル投資家から受けた出資分は基本的に返済の必要がありません。

エンジェル投資家の需要

創業して間もない企業は、お金が必要になった場合でも、実績や業績不足のため資金調達が非常に難しいです。

銀行の融資は受けられない、ベンチャーキャピタルからの投資を断られるなどがほとんどです。

しかし、エンジェル投資家であれば、資金調達が困難な起業家にとって重要な役割となってくれます。

元々起業家であるエンジェル投資家も多く、新たに頑張る起業家を応援したいと強く思って活動している人が多いです。

エンジェル投資家は、経営経験や人脈の少ない起業家にとって、資金の援助だけでなくさまざまな方面で手助けをしてくれる救世主といえます。

エンジェル投資家とVC(ベンチャーキャピタル)の違い

エンジェル投資家 VC 違い
エンジェル投資家とVC(ベンチャーキャピタル)の違いはいくつかあります。

エンジェル投資家 VC(ベンチャーキャピタル)
投資 個人投資家:創業間もない起業家に対し投資 投資会社:スタートアップに対し投資
金額 100万〜2,000万円 1,000万〜数億円(数十億円になる可能性あり)
目的 ・新規公開株による売上利益
・若手起業家の応援
新規公開株による売上利益
投資までの時間 魅力ある企業や人物に短期間で投資 長期間かけて投資先を選定

エンジェル投資家は、創業後間もない企業に対して100万〜2,000万円ほどの金額を投資をする個人の投資家のことです。

資金援助がメインですが、経営の助言や人脈を活かしたバックアップなどさまざまな面から起業家を応援してくれる人が多くいます。

一方で、VCとは未上場のスタートアップに1,000万円から数億円ほどを投資する投資会社のことです。

上場していないスタートアップを上場させ、キャピタルゲインを得ることが目的です。

スタートアップとは
起業や新規事業の立ち上げを意味します。特に革新的なアイデアで短期間で成長する企業のことです。ベンチャー企業と似ているようですが、成長スピードの差が大きく違っています。将来的に創業して3〜10年以内で上場を目指すベンチャー企業に対し、スタートアップは資金調達をして3年以内に上場を目指します。
キャピタルゲインとは
保有している債権や株式などの資産を売却することで、得られる売買差益のことです。例えば、株価30万円で購入した株が35万円になった際に売却すれば、差額の5万円がキャピタルゲインとなります。ただし手数料や税金は除きます。

VCは、エンジェル投資家よりも出資金額が大きいことが特徴ですが、審査から実施までは時間がかかってしまう点がデメリットです。

エンジェル投資家の目的

エンジェル投資家は、出資する代わりに企業の株式を取得することが目的です。

最終的に投資した企業が上場し、新規公開株による売却益を得ることが投資のゴールとなります。

エンジェル投資家とVCには異なる点はありますが、最終的なゴールは同じです。

ただし、エンジェル投資家の中には売却益目的以外にも、若手の起業家を応援・支援したいと考えて投資している人が多くいます。

そのほか、株主として経営に関わって知見を広めたいという純粋な思いから、投資でのサポートをしている人も多いのです。

エンジェル投資家から出資を受けるメリット

エンジェル投資家 メリット
エンジェル投資家から出資を受けるメリットは3つあります。

起業して間もない人で、エンジェル投資家からの出資を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

エンジェル投資家から出資を受けるメリット
  • 程よい距離感で支援を受けることができる
  • 相性の良い投資家なら心強い
  • VCや投資家を紹介・繋いでもらえる

メリット① 程よい距離感で支援を受けることができる

エンジェル投資家は、資金の支援だけでなく経営のノウハウや人脈を活かしたバックアップなど、さまざまな面で手助けをしてくれる存在です。

ただし、支援を受けることで助かる面も多くありますが、あまりにも過剰になってしまうと経営に悪影響を及ぼしかねません。

相性の良いエンジェル投資家であれば、起業家と程よい距離感で支援をしてくれます。

メリット② 相性の良い投資家なら心強い

個人投資家であるエンジェル投資家とは、距離自体がとても近くなるため相性の良さは非常に重要です。

投資家と起業家は1対1の関係となるため、価値観や方向性が同じであればあるほど相性も良く、経営を進める上でとても心強い存在となります。

なかには、自らも起業家や経営者であるエンジェル投資家も多く常に忙しい人ばかりです。

そのような限られた時間でも、きちんと寄り添ってくれる相性の良いエンジェル投資家が理想的です。

メリット③ VCや投資家を紹介・繋いでもらえる

創業して間もない頃は、100万〜2,000万円の資金で足りていても、企業が成長していくとさらに多額の資金が必要となる場合があります。

数億単位の資金が必要になった場合、エンジェル投資家によっては広い人脈を活かしてVCや別の投資家を紹介してくれたり、繋いでくれたりすることがあります。

エンジェル投資家は、創業して間もない頃に投資をしてくれるだけでなく、事業を発展していく上でさまざまな場所への架け橋となってくれる非常に重要な存在なのです。

エンジェル投資家から出資を受けるデメリット【よくあるトラブル】

エンジェル投資家 デメリット
エンジェル投資家から出資を受ける際にはいくつかのデメリットがあります。

エンジェル投資家からの出資を検討している人は、デメリットをよく確認しトラブルなどに巻き込まれないように気をつけてください。

エンジェル投資家から出資を受けるデメリット【よくあるトラブル】
  • 持ち株比率によっては経営権を失う
  • 経営に対し、過度な口出しをされることも
  • 資金援助以外の支援がないことも
  • 反社会的勢力がエンジェル投資家を装ってくることもある

デメリット① 持ち株比率によっては経営権を失う

エンジェル投資家は、出資の代わりに企業の株式を取得するため、持ち株の比率は非常に重要です。

株式をどのくらい持っているかの比率については、株主総会での議決に関係するため、より持ち株が多い方が支配することになります。

エンジェル投資家の持ち株が多くなればなるほど、会社を支配する権利が強くなるため、経営権を失ってしまう可能性もゼロではありません。

MEMO
株式譲渡の相場としては数%〜10%とされており、経営を安心して行うためには、少なくとも持ち株の比率を3分の2以上にしておくことが重要です。

エンジェル投資家に株式を渡しすぎないように注意するためには、投資に関しての最低限の知識を持っておくと安心です。

もしも、エンジェル投資家の持ち株比率が妥当かわからない場合は、周りの投資家や起業家などに相談するようにしてください。

デメリット② 経営に対し、過度な口出しをされることも

エンジェル投資家の中には、経営に対して過度な口出しをする人もいます。

資金を援助する代わりに株式を取得して株主になるため、経営の意見やアドバイスを述べる権利があるためです。

しかし、過度な口出しは事業をスムーズに進めることができなくなる場合があります。

エンジェル投資家から資金を援助してもらう場合には、どのようなエンジェル投資家なのか情報をしっかりと確認しておくことが重要です。

デメリット③ 資金援助以外の支援がないことも

エンジェル投資家は、資金の援助だけでなく経営面のサポートやアドバイスをしてくれる人がほとんどですが、中には全くしない人もいます。

資金の援助をしたら、それ以外に全く時間をかけてくれず放ったらかしにされるケースも少なくありません。

経営面のサポートやアドバイスだけでなく、人脈を活かしたバックアップもなければ起業家にとっては不利益になる可能性が高いです。

このような起業家想いではないエンジェル投資家もいるので、前もってどのような投資家なのかを知っておく必要があります。

デメリット④ 反社会的勢力がエンジェル投資家を装ってくることもある

反社会的勢力が、エンジェル投資家を装っているケースもあります。

一度関係ができてしまうと従業員がいなくなったり、他の株主や投資家の信頼を失うこととなり、最終的には会社すらも失ってしまう可能性があります。

知っていて関わりを持つ人はいないと思いますが、反社会的勢力と知らずに投資を受けてしまうことがないとは言い切れません。

エンジェル投資家だけに限らず、投資を受ける際には、相手がどのような人かをしっかりと確認する必要があります。

有効な確認方法としては、信頼できる投資家や起業家に聞いてみる、反社の情報に詳しい調査会社などに確認してみることです。

ただし、有名な投資家でも反社会的勢力と関わりがあるケースもあるので、自分自身でエンジェル投資家の評判をしっかりと調べるようにしてください。

MEMO
実際には、リスクを正しく理解いない起業家が、反社会的勢力と知りながらも投資を受けてしまうことも少なくありません。

エンジェル投資家から投資を受けるポイント

エンジェル投資家 投資 ポイント
エンジェル投資家から投資を受けるポイントは3つです。

エンジェル投資家からの融資を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

エンジェル投資家から投資を受けるポイント
  • エンジェル投資家は紹介してもらうのがおすすめ
  • 投資家にビジネスプランをアピールできるようにしておく
  • 事業に対する熱意を伝えることも重要

エンジェル投資家は紹介してもらうのがおすすめ

エンジェル投資家は、信頼できる起業家や投資家などの人脈を頼って、直接紹介してもらうことが一番おすすめです。

信頼できる人からの紹介であれば、紹介した方もされた方もどちらも安心感を得ることができます。

また「この人からの紹介だから投資してみよう」と、投資の確率も上がる可能性も期待できます。

ただし、信頼できる起業家や投資家であっても見誤っていないとも言い切れません。

直接の紹介だけに頼るのではなく、自分の目でしっかりと見極める力も必要です。

投資家にビジネスプランをアピールできるようにしておく

信頼できるエンジェル投資家に、いつどのタイミングで出会えるかわかりません。

そのため、 出会った時にはしっかりとビジネスプランをアピールできるように準備しておくことも非常に大切です。

自分のビジネスプランを、いかに魅力的に伝えることができるのかが、融資をしてもらえるかの重要なポイントとなります。

MEMO
ビジネスプランには決まった形式はありません。ただし、一般的なビジネスプランはサマリーや事業のコンセプト、財務計画や戦略などを記載します。

事業の計画や資金調達の計画など細かなところまでしっかりと掘り下げて、わかりやすく整理しておいてください。

事業に対する熱意を伝えることも重要

エンジェル投資家の最大の目的は、出資した起業からのリターンですが、必ず実績や業績が良くないといけないわけではありません。

実際に、実績も業績もない起業家でも魅力や熱意を感じて応援・支援をしたいと投資するケースも多くあるのです。

起業家本人の熱意は非常に大切で、出資を決断する投資家の気持ちを大きく左右します。

そのため、エンジェル投資家が支援したい、応援したいと思う人物像とはどういうものかをしっかりと考えておくことが重要です。

そして、理想のエンジェル投資家に出会えた際には、事業に対する熱意をうまく伝えるようにしてください。

エンジェル投資家とのマッチング方法

エンジェル投資家 マッチング
エンジェル投資家に投資してもらうためには、まず見つけて出会わなければなりません。

エンジェル投資家と出会う方法はいくつか選択肢があるため、自分自身に合った方法を見つけて実践してみてください。

エンジェル投資家とのマッチング方法
  • 人脈や伝手がある人は紹介してもらう
  • 起業家とエンジェル投資家を繋ぐマッチングサイトに登録する
  • セミナーやビジネスコンテストなどに参加する
  • SNSで直接アポをとってみる

人脈や伝手がある人は紹介してもらう

起業家や投資家、VCなどの人脈がある人は、直接紹介してもらうことで時間もかからず安心して出会うことができます。

人脈がいくらあっても信頼できる人に紹介してもらわなければ、どのようなエンジェル投資家がくるか分かりません。

紹介してもらう際は、その紹介をしてくれる人がきちんと信頼できるのかが重要となります。

しかし、信頼できる人から良い投資家を紹介してもらっても、もしかすると見誤っていたという可能性も否定できません。

エンジェル投資家を紹介してもらうことで自分で見つける手間は省けますが、自分自身でもしっかりと見定めることが重要です。

起業家とエンジェル投資家を繋ぐマッチングサイトに登録する

起業家とエンジェル投資家を繋ぐ、専用のマッチングサイトを利用する方法もあります。

専用のサイトを利用することで、起業家だけでなく投資家両者の相違を減らすことが可能です。

代表的なマッチングサイトはいくつかありますが、なかには投資家の審査がしっかり行われていないサイトも存在します。

厳正な審査を行い、しっかりとした投資家が登録されているサイトを選ぶように注意してください。

直接紹介してもらう時と同様に、サイトだけに頼らず自分の目でしっかりと見極めることも必要です。

セミナーやビジネスコンテストなどに参加する

スタートアップ起業やベンチャー企業などが集まるセミナーや交流会、またビジネスコンテストなどに参加することで投資家と出会うチャンスがあります。

ビジネスコンテストとは
ビジネスアイデアを競うコンテストのことで、地方公共団体や企業、大学など様々な団体によって各地で開催されています。入賞すれば、起業支援の特典や賞金を受け取ることができるため、実際に起業する人にとっては大変有利となります。

多くのエンジェル投資家は個人の投資家のため、常に色々なところにアンテナを張り情報収集をしている人がほとんどです。

そのため、セミナーやビジネスコンテストに登壇したり、審査員で参加していたりすることも多く、エンジェル投資家と起業家の出会いの場となっているのです。

セミナーやビジネスコンテストなどに積極的に参加して、自らのビジネスプランをアピールしてみることで、良いエンジェル投資家と出会う確率が高まります。

SNSで直接アポをとってみる

FacebookやTwitterなどのSNSをしているエンジェル投資家には、DM機能を利用して直接アポイントメントを取る方法があります。

ただし、エンジェル投資家の元には、多くの人から同じような内容のDMがたくさん届いている可能性があるため、返信すら来ない場合も少なからずあります。

有名なエンジェル投資家やフォロワー数の多いエンジェル投資家であれば、ただ単にメッセージを送るだけでは目に留まることすらないかもしれません。

そこで、自身の業績などに関する記事のURLを貼り付ける、魅力溢れる文面にするなどの工夫が必要です。

人脈の広い有名なエンジェル投資家の場合だと、もしも投資をしてもらえなくても、そこから相性の良いエンジェル投資家を紹介してもらえる可能性も出てきます。

直接アポイントメントをとる場合には、文章の内容などにひと工夫して送ることで、万が一ご縁がなくても次にも繋がる可能性が高いです。

日本人で有名なエンジェル投資家一覧

エンジェル投資家 一覧
日本人で有名なエンジェル投資家はたくさんいます。

ここでは、特に有名・実績のあるエンジェル投資家を6名ご紹介します。

  1. 投資家:青柳 直樹
  2. 投資家:本田圭佑
  3. 投資家:川田 尚吾
  4. 投資家:有川 鴻哉
  5. 投資家:小泉 文明
  6. 投資家:有安 伸宏

投資家:青柳 直樹

メルペイの代表取締役社長。

慶應義塾大学総合政策学部を卒業しており、ドイツ証券投資銀行部門を経てグリー株式会社へ転職しています。

その後はグリーにて10年ほど取締役を務め、メルペイ代表取締役に就任。

クラウドワークス社外取締役や株式会社メルコイン代表取締役CEOを兼任しているエンジェル投資家です。

投資家:本田圭佑

サッカー元日本代表ということもあり、知っている人も多い有名なエンジェル投資家です。

現在はNow Do 株式会社代表取締役、KSK Angel Fundの創業者です。

KSK Angel Fundは自身の名前を略して作られた投資ファンドで、主な投資先は日本や東南アジア、米国となっています。

スタートアップへの投資をしているKSK Angel Fundからは、すでに数社が上場しており投資でも大きな成果をあげています。

投資家:川田 尚吾

マッキンゼー・アンド・カンパニーで3年間のコンサルティング経験を経て、同僚だった南場智子氏とDeNAを共同創業。

取締役に就任した後、COOとして社内事業の立ち上げを進めます。

2011年からは同社顧問になり、現在は日米欧への投資、支援を中心にエンジェル投資家として活動している1人です。

投資のサイズは一社当たり1,000万円未満〜数千万円ほどで、株式のシェアは5〜10%となっています。

投資家:有川 鴻哉

女性向けメディアの「MARY」を運営する株式会社ペロリの創業メンバーの1人で、主にデザインやSEOの領域を監督。

2017年には株式会社Hotspringを創業しています。

投資の方針は、事業やサービス内容よりも起業家重視で、自らがいることで事業だけでなく精神面で支えとなれるような会社への投資を中心としています。

投資のサイズは一社当たり100〜500万円ほどです。

投資家:小泉 文明

大和証券SMBCに入社したのち、mixiやDeNAなどのネット企業IPOを担当していました。

そして、2006年にはmixiの取締役執行役員CFOとしてコーポレート部門全体を統括。

退任後はスタートアップの支援を進めつつ、2013年12月に株式会社メルカリに参画します。

現在はメルカリの取締役会長と株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー代表取締役社長を兼任しています。

投資家:有安 伸宏

ユニリーバ・ジャパンを退社後、2007年にサッカー指導者向けサイト「コーチ・ユナイテッド」を創業。

2013年には同社の全株式をクックパッドへ売却します。

その後2015年にTokyo Founders Fundを起業家8人で共同設立しました。

米国シリコンバレーのスタートアップへの出資等、エンジェル投資も行っている投資家です。

投資のサイズは、毎月1〜2社に投資し年間で15社、1社当たり500〜5,000万円ほどです。

エンジェル投資家の選び方

エンジェル投資家 選び方
エンジェル投資家を選ぶ際には、重視しておきたい点がいくつかあります。

これからエンジェル投資家を選ぶ人はぜひ参考にしてみてください。

エンジェル投資家の選び方
  • エンジェル投資家のバックグラウンドで選ぶ
  • 事業内容や人間性で選ぶ
  • 希望金額の出資が期待できる投資家を選ぶ

エンジェル投資家のバックグラウンドで選ぶ

エンジェル投資家を選ぶ際には、その投資家のバックグラウンドを知ることも重要です。

エンジェル投資家は、元経営者やスポーツ選手、学者などのバックグラウンドを持つ人も多く、その大半は元経営者です。

VCなどは組織単位で審査を行いますが、エンジェル投資では、個人単位で投資が成功するかを見極めなければなりません。

そのため、元々経営に携わっていた人の方が目が肥えているといった特徴があります。

自分のビジネスプランに近い経歴を持っているエンジェル投資家であれば、専門知識や経験もあるため資金面以外の支援にも期待できます。

事業内容や人間性で選ぶ

エンジェル投資家にもさまざまなタイプの人がいます。

資金調達がメインであるため投資をしてもらうことが大前提ですが、人間性も非常に重要です。

アドバイスが過剰になったり、経営権を握られたりしてしまっては今後の事業に大きく影響します。

まずは、自分との距離感や相性はいいのかどうか、エンジェル投資家の人間性もしっかりとチェックすることが重要です。

エンジェル投資家自身が、事業内容をきちんと理解してくれているのかという点についても重視する必要があります。

事業の拡大や上場を目指す時期など、経営者と同じ考えでなければ将来意見の食い違いが発生する可能性があるからです。

このように、資金面だけでなくエンジェル投資家を個人としてもしっかりと見極めることが重要です。

希望金額の出資が期待できる投資家を選ぶ

希望金額の出資が期待できるエンジェル投資家を選ぶことも大切です。

そのためには、起業家が入念に事業計画書を作成して、希望金額を明確にしておく必要があります。

事業計画書とは
事業の内容や収益の見込み、戦略や今後の事業展開などを具体的にまとめた計画書のこと。事業の方向性や経営指針のようなもので、出資してもらう際に必要です。

ただし、いくら事業計画書を入念に練っても、口頭で説明しただけでは伝えきれない可能性が高いです。

実際に見て使ってもらうなどして、事業の魅力や商品の価値やサービスを伝えることも重要です。

そうすることで、起業家の熱意や事業に対する想いが伝わり、希望の金額を出資してもらいやすくなります。

エンジェル投資家に関するよくある質問

エンジェル投資家 質問
エンジェル投資家に関して、よくある質問をまとめました。

エンジェル投資家になりたい人やエンジェル投資家からの出資を希望している人はぜひ参考にしてみてください。

エンジェル投資家の定義は特になく「スタートアップなどの未上場の企業に出資を行う個人投資家」であることです。

エンジェル投資家になるための方法としては主に3つあります。

  1. VCを通して出資する
  2. 投資家のマッチングサービスに登録する
  3. 株式投資型クラウドファンディングを利用する

そのほか、エンジェル投資家は起業経験者が多く、オフィスに直接メールが届いたり、SNSでメッセージが届いたりすることをきっかけに投資をすることが多いといわれています。

エンジェル投資家と起業家を繋ぐマッチングサイトはいくつかありますが、代表的なサイトは以下の通りです。

「Founder」
日本最大級の起業家とエンジェル投資家がいるマッチングサイト。起業家はサイト上では完全無料で会社のPRを全国へ向けて行うことができます。
「ANGEL PORT」
エンジェル投資家に注力したマッチングサイト。実名登録・料金無料で信頼性が高いです。
「エンジェルリスト」
情報公開度の表示や本人認証システムを導入しているマッチングサイト。起業家の料金プランは4つに分けられており、契約成立時に報酬が発生するので注意してください。

出資する金額はエンジェル投資家によって異なりますが、最低でも100万円以上は必要となる場合が多いです。

しかし、近年ではスタートアップへの投資も広がってきており、数百人のエンジェル投資家が少額出資をする「株式型のクラウドファンディング」が注目されています。

エンジェル投資家の投資先は、起業して間もないベンチャー企業などがメインです。

そのため、株価が低い時に株を取得することはできますが、将来的に大きな利益を得られる保証はどこにもありません。

一般的な株式とは異なり、配当を期待することは難しく、ハイリスクハイリターンなのが特徴的です。

エンジェル投資家のまとめ

エンジェル投資家 まとめ
資金調達などが大変な起業して間もない企業にとって、出資だけでなく経営のアドバイスや人脈を活かしたサポートをしてくれるエンジェル投資家は非常に重要な存在です。

良いエンジェル投資家と出会うことで、次のステップへと進みやすくなります。

ただし、エンジェル投資家のなかには、サポートが一切なかったり、反社会的勢力と繋がっていたりする人も少なからず存在します。

そのため、良いエンジェル投資家との出会い方や、メリット・デメリットなどを知っておかなければなりません。

エンジェル投資家から投資を受けるポイントや注意点などもしっかりと理解して、人やマッチングサイトに頼りすぎず、自分の目で見極める力をつけることが大切です。

エンジェル投資家をまとめると
  • エンジェル投資家とは創業から間もない企業に出資する個人投資家のこと
  • VC(ベンチャーキャピタル)との違いは投資額が1
  • 000万〜数億円と金額が大きく、エンジェル投資家からは100万〜2
  • 000万円が相場
  • エンジェル投資家から出資を受けるメリットは程よい距離感で支援を受けれる・相性の良い投資家なら心強い・VCや投資家を紹介・繋いでもらえるなど
  • エンジェル投資家から出資を受けるデメリットやトラブルには持ち株比率によっては経営権を失う・経営に過度な口出しをされる・資金援助以外の支援がない・反社会的勢力がエンジェル投資家を装ってくることもあるなど
  • エンジェル投資家から投資を受けるポイントは紹介してもらう・投資家にビジネスプランをアピールする・事業に対する熱意を伝えることが重要
  • エンジェル投資家とのマッチング方法は人脈や伝手がある人は紹介
  • マッチングサイトの登録
  • セミナーやビジネスコンテストなどに参加する
  • SNSで直接アポをとるなどがある

エンジェル投資家からの出資を希望している人は、ぜひ参考にしてみてください。

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カンタン資金調達チェック

昨日は0が事業資金の調達に成功しました。

今日は0が事業資金の調達に成功しました。

※来月あなたの会社に入金される予定の合計金額を選択して下さい。大体でかまいません。
※再来月あなたの会社に入金される予定の合計金額を選択して下さい。大体でかまいません。
※NGにしておくことで、あなたの取引先(売掛先)へ知られることなく資金調達をすることが可能です。
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  • g****d様が
    900万円を調達しました。

  • t**h様が
    200万円を調達しました。

  • a*****c様が
    600万円を調達しました。

  • p******w様が
    800万円を調達しました。

  • c***c様が
    700万円を調達しました。

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