【借金一本化】おまとめローンの審査にどこも通らない原因は?ブラックリストは?審査落ちの対策やメリット・デメリット
借金を一本化するおまとめローンは通常の審査と比較して審査難易度が高くなるため、特に返済能力が低いと判断された人やブラックリスト入りしている人は審査に通過することができません。
おまとめローンを利用するには専門商品に申し込みをするか、低金利なカードローンにおまとめ目的として申し込む2種類 があります。
いずれも金利や返済金額負担を低くすることを目的としているため、審査では「信用」を判断するための基準が高くなります。
今回は、借金一本化するおまとめローンの審査にどこも通らない原因と対策、メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
記事では、 審査が甘い銀行やゆるい金融機関の特徴 などもまとめているので、審査が不安という方もぜひ参考にしてください!
目次
借金を一本化するおまとめローンの審査に通らない原因
複数の借入先からの借金を一本化できるおまとめローンですが、必ずしも審査に通るとは言い切れません。
審査に通らない原因として、以下の7つが考えられます。
当てはまるものがないか自身の状況をしっかりと確認してみてください。
- 借金を一本化しても完済できない金額になっている
- 借入件数が3社以上ある
- 転職して1年未満や雇用形態に問題がある
- 信用情報に傷がある(ブラックリスト)
- 債務整理の履歴がある・債務整理中
- 申込情報の虚偽申告
- 短期間で複数社のローンに申し込みをした
借金を一本化しても完済できない金額になっている
一本化しても借金が多すぎて完済できる見込みがない金額の場合は、審査に通らない可能性が高くなります。
基本的には、総量規制が設けられているため年収の3分の1以上を借入できないようになっているからです。
ただし、 おまとめローンは総量規制の対象外となるため借入金額に上限はありません。
年収の3分の1以上の借入ができてしまう状態にも関わらず、審査に落ちてしまうのは、銀行カードローンが自主的に規制していることが多いからです。
そのため、年収の3分の1以上の借入審査をしたことで、審査に通らなかった可能性が高いといえます。
ただし、消費者金融の一部の場合では、債務者に有利となる借り換えプランにすることで、総量規制の対象外になり年収の3分の1以上の借入は可能です。
総量規制に引っかかる金額を一本化したい場合には、消費者金融のおまとめローンを検討してみてください。
借入件数が3社以上ある
借入件数が3件以上ある場合も審査に通らない可能性が高まります。
いくつもの会社から借入しているだけでなく、返済が全くできていなければおまとめローンをしても踏み倒されるのではと判断され、審査に影響を及ぼします。
借入件数は、4〜5件になると多いと判断されるため、できれば3件までにしておくのがおすすめです。
金融機関によっては、件数ではなく、支払い可能な金額かどうかを重視する場合もあるため注意してください。
転職して1年未満や雇用形態に問題がある
借金を一本化する上で、きちんと返済する能力があるのかという点は非常に重要です。
そのため、 勤続年数や雇用形態は審査の判断材料として大切な部分 となります。
転職して1年も経っていない場合や雇用形態に何らかの問題があるといった場合は、審査に落ちる可能性も否定できません。
アルバイトやパート、派遣社員などの収入が安定していない人は審査が厳しい傾向にあるため注意してください。
信用情報に傷がある(ブラックリスト)
信用情報に傷があるブラック状態の場合も審査に通らない可能性が高まります。
信用情報は必ずチェックされ、経済的に信頼できる人物かどうかが判断されます。
そのため、過去に何か問題があり信用情報に傷があれば、審査に落ちる可能性も十分あります。
一度ブラック入りしてしまえば、5〜10年は情報が保存されるので注意してください。
債務整理の履歴がある・債務整理中
過去に債務整理をしたことがある人、または現在債務整理中の人は審査に通らない可能性が非常に高い です。
なかでも、10年以内に債務整理をした人は特に注意しなければなりません。
債務整理は、経済的に信用できない行動のひとつになります。
また、債務整理をしたにも関わらずいくつものローンを利用している状態も信用度には欠けるため、審査に落ちやすいといえます。
申込情報の虚偽申告
申し込み情報で虚偽の申告をした場合は、基本的に審査に通らない と考えてください。
たとえば、収入を多めに申告したり、借入件数を少なく書いてみたりと少しなら大丈夫だろうと思っても虚偽は必ず発覚します。
申し込み情報は、本人確認書類や収入証明書類といった必要書類でしっかりと確認されるからです。
さらに、信用情報機関にも借入件数や返済履歴の確認を入れるため、基本的に虚偽申告はわかってしまいます。
嘘をつけば、返済もしっかりできないだろうと判断されるため信用も失います。
申し込み情報は虚偽なく、本当の情報を記載するようにしてください。
短期間で複数社のローンに申し込みをした
短い期間で複数の会社に申し込みをした場合も、審査に通りにくくなります。
たくさん申し込みをすれば、どこか一つくらいは審査に通るだろうと安易に考えてしまいがちですが、その考えは逆です。
多重債務者としてのリスクが懸念されるため審査がより一層厳しくなってしまいます。
信用情報機関では、自社以外の申し込み履歴がわかるだけでなく、落ちた情報も確認できます。
そのため、申し込みをすればするほど審査に通る可能性が低くなってしまうので注意してください。
借金を一本化するおまとめローンとは
借金の一本化するおまとめローンとは、
いくつもの貸金業者からの借金を1つにまとめるサービスのことです。
多重債務者が低金利で貸付を受け、そのお金を利用して借金を完済していく仕組みです。
おまとめローンの種類
おまとめローンには種類があり、代表的な金融機関は次の3つになります。
- 銀行のおまとめローン
- 銀行カードローン
- 消費者金融のおまとめ専用ローン
銀行のおまとめローンには、専用のローンと用途の縛りがないフリーローンの2つがあります。
おまとめローンだけでなくフリーローンも、必要な金額を一括で融資するため完済できるまでは追加で借入はできません。
また、銀行カードローンは、 消費者金融と比べると低金利な場合が多く総額を下げられる特徴 があります。
しかし、審査は厳しいため結果が出るまでに時間がかかり、すぐに融資は受けられないので注意してください。
一方で、消費者金融のおまとめ専用ローンは、申し込みから審査の結果がわかるまで非常にスピーディーです。
手続きも比較的簡単にできるため、借金の管理がうまくできず、すぐに一本化したいという人におすすめです。
借金を一本化するおまとめローンの審査にどこも通らない時の対策
借金を一本化したくても、どのおまとめローンの審査にも通らないということも少なくありません。
審査に落ちてしまう時の対策を4つご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
- 借入件数と借金の総額を確認
- 信用情報ブラックになっていないかの確認
- 繰り上げ返済可能であれば先に完済しておく
- 勤続年数は最低でも半年以上必要
借入件数と借金の総額を確認
借入件数が増えてしまったからおまとめローンを利用するという人は多いですが、現状の把握をできていないまま申し込みをしてしまうケースも少なくありません。
借入件数や借金の総額をしっかりと確認してから申し込み をしてください。
また、各金融機関の利息を把握することも大切です。
・借入件数が多く多重債務になっていないか
・支払いが利息分しかできていないなど返済が進んでいない状態ではないか
現状を確認し、審査に通らない原因が見つかれば一つずつ改善していくしか方法はありません。
ただし、年収以上に借金があり借入先も減らせないような状況であれば、そもそもおまとめローンを利用してもどうにもならないといったケースもあります。
このような場合は、債務整理で借金を減らすなどを検討する必要があるので注意してください。
信用情報ブラックになっていないかの確認
現状が把握できれば、次に確認しておきたいのが信用情報です。
現時点でブラックになっていないかを、 信用情報期間に問い合わせをして確認 してみてください。
特に、3ヶ月以上支払いを滞納していたり、クレジットカードやスマートフォンの利用を止められたことがある人は、ブラックリストに載っている可能性が高いといえます。
信用情報期間は3つあるため、全ての機関で調べてみることをおすすめします。
信用情報機関 | 調べる方法 | 手数料 |
---|---|---|
CIC | パソコン、スマートフォン、窓口 | 1,000円(窓口は500円) |
KSC | 郵送 | 1,000円 |
JICC | スマートフォン、窓口 | 1,000円(窓口は500円) |
KSCは郵送のみしか調べる方法がありませんが、開示報告書が届くまで10日ほど時間を要します。
時間がかかる点も考慮して計画を持った調査が必要です。
繰り上げ返済可能であれば先に完済しておく
借入先や借金の金額を確認して、もしも繰り上げ返済が可能であれば先に完済しておきます。
完済して借入件数が少しでも減れば、審査に通過しやすくなる からです。
また、完済した事実は審査で確認されるため、きちんと完済できる人だと信用度も上がります。
完済証明書を申し込みの際に一緒に提出するとさらに好印象を与えられます。
完済と同時に完済証明書が届く場合と、自ら請求しなければもらえない場合もあります。
また、金融機関などによっては手数料がかかることもあるため注意が必要です。
勤続年数は最低でも半年以上必要
審査を受ける際に、勤続年数は非常に重要な項目のひとつです。
勤続年数が浅い、以前は長く勤めていたけれど転職したという人はしっかり確認しておいてください。
現在の勤務先で働いている期間は最低でも半年以上は必要 です。
半年以上あれば審査に通過しやすくなり、1年以上になれば勤続年数が問題となって審査落ちになることはほぼありません。
勤続年数が1年以上あるのに審査に通らなかった場合は、雇用形態など他の原因が考えられます。
【借金一本化】おまとめローンのデメリット
おまとめローンを利用することでいくつかのデメリットもあります。
利用を検討している人は、デメリットもしっかりと把握しておくことが重要です。
- 厳しい審査に通過しなければならない
- 返済期間が延びる可能性がある
- 利息が下がらずメリットが半減する可能性がある
- 再度借入をして多重債務になる可能性も否定できない
借金一本化の審査はそう簡単ではありません。
安定した収入や勤続年数が半年以上あるなど、一つひとつの項目をクリアする必要があります。
また、一本化することで利息が下がらない場合や返済期間が延びて、結果的に総額が増えてしまう可能性もあるため注意が必要です。
そのほか、一本化は一度完済することになるため、またその会社からの借入が可能となってしまいます。
返済計画をしっかりと立てなければ、多重債務になる可能性も十分あるため注意してください。
【借金一本化】おまとめローンのメリット
おまとめローンを利用することで、メリットがあるのも事実です。
借金一本化を検討している人は、デメリットと合わせて確認をしておいてください。
- 金利を下げられる
- 毎月の返済額が減る
- 複数社への返済が1つになる
- ブラックリストに載らない
借金一本化の一番のメリットは金利を下げられる点 です。
金融機関としても金利を下げてでも、大きな金額を借り入れしてもらいたいという意図があるためです。
特に、10万円以上や100万円以上といった金額の場合に金利を下げられるケースが多くなっています。
金利が下がることで、毎月の返済額も減るというメリットにもなります。
また、返済日や金額、返済方法など、借入先によって異なり、管理が大変だった返済がひとつになるため非常に楽になります。
そのほか、借金が多くなり債務整理などをした場合はブラックリストに載ってしまいますが、 借金一本化ではブラックリストに載ることはありません。
もちろん、返済が滞ってもブラックリストに載ってしまうため、借金一本化のメリットは大いにあるといえます。
ブラックリストOKのおまとめローンはない
ブラックリストに入っていても審査に通るおまとめローンはありません。
インターネットなどで、申し込みブラックでもOKなどと謳っているローン会社はありますが、基本的に詐欺もしくは闇金の場合がほとんどです。
法律を守らずに運営しており、高圧的な態度や法外な利息で貸し付ける可能性が高いため契約しないように十分注意してください。
ブラックOKで低金利で借りられる会社は存在しません。
騙されたり利用したりしないよう注意が必要です。
おまとめローンの審査にどこも通らない時は債務整理を検討する
おまとめローンの審査にどこも通らない場合は、債務整理を検討するのもひとつの方法です。
債務整理の種類は3つあるので、自分に合った方法を選択してください。
・借金を大幅に減額して分割払いにできる個人再生
・すべての借金の支払いが免除できる自己破産
ここで注意しなければならないのは、債務整理をすると確実にブラックリストに載ってしまうという点です。
すでに、ブラックリストに載っているくらい返済を滞納している場合は、支払いの負担が少なくなる債務整理を選択するのがおすすめです。
借金一本化の審査に通らないに関するよくある質問
借金一本化の審査に通らないことに関するよくある質問をまとめてみました。
借金一本化を検討している人はぜひ参考にしてください。
- 借金一本化の審査が甘い金融機関はありますか?
- おまとめローン審査に通りやすい銀行はありますか?
- おまとめローン審査に通りやすい銀行はありますか?
Q:借金一本化の審査が甘い金融機関はありますか?
審査が厳しい理由には、借金一本化は借入残高のある人が利用するということが前提にあります。
金融機関側も滞納や貸し倒れになるリスクを回避したいと考えており、申込者にしっかりとした返済能力があるかを重視しているため、審査は厳しい傾向です。
「審査激甘」や「ゆるい」といった表現を使っている所もありますが、違法の可能性が高いので利用しないよう注意してください。
Q:借金一本化にろうきんはおすすめですか?
借金一本化のためのおまとめローンは、非常に使い勝手がいいとされています。
総量規制の対象外であることや、団体会員は会員しか使用できないローンがあったり金利が優遇されたりします。
審査は厳しいですが、団体会員が借金一本化を検討している場合は非常におすすめです。
Q:おまとめローン審査に通りやすい銀行はありますか?
審査の基準は公表されてはいませんが、 それぞれの金融機関で厳格化されているため厳しい傾向 です。
おまとめローンでは借入額も大きくなり、利用者は返済に行き詰まっている人たちが多くなります。
そのため、少額融資などの利用よりははるかに審査も厳しいとされているため注意が必要です。
また、おまとめローンもすべての借金がまとめられるわけではありません。
銀行系やろうきんなどではほとんどが可能ですが、消費者金融系になるとまとめられる範囲が貸金業者に限られているケースも多くあるので注意してください。
借金一本化の審査に通らない まとめ
借金一本化の審査の審査は厳しい傾向にあるため、そう簡単には通りません。
利用者の多くは借入残高が大きいため、 きちんと返済ができるかを重点的に審査される からです。
借金一本化は、返済の管理が楽になったり返済総額が減ったりとメリットも多くあります。
便利な反面、審査に通過するのは容易ではなく、返済期間が延びてしまうなどのデメリットも存在します。
まずは、メリット・デメリットをしっかりと把握して、審査に落ちる原因がないかを確認してから申し込みをしてください。
審査に通過する可能性を高めるためには、借入件数を減らしておくなどいくつかの対策を立てておくことが重要です。
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■商号:アイフル株式会社■登録番号:近畿財務局長(14)第00218号■貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)■遅延損害金:20.0%(実質年率)■契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)※1■返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式■返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)■担保・連帯保証人:不要※1:ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です
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