2016年9月に1億円以上の資金調達を公表した国内ベンチャー企業13社
9月に1億円以上の資金調達をした企業13社をまとめました。なお資金調達状況についての記載は、公表されている情報を元にまとめましたので、全ての情報が含まれているとは限りません。ご了承ください。
ココン株式会社
https://ierae.co.jp/(株式会社イエラエセキュリティへ社名変更済み)
ココン株式会社は、クラウドソーシング事業及びサイバーセキュリティ事業を展開する企業です。クラウドソーシング事業においては子会社であるPanda Graphics(パンダグラフィックス)株式会社を通じて、イラストクラウドソーシングの「Panda Graphics」と声優ボイスクラウドソーシングの「Voip!(ボイップ)」の2つのサービスを展開しています。両サービスともに無料登録が可能で、新たな才能の発掘の場所となっています。
サイバーセキュリティ領域においては、完全子会社である株式会社イエラエセキュリティ及び株式会社レピダムを通して事業展開を行っています。
代表取締役社長の倉富佑也氏は子どものころから起業したいという想いが強く、高校生のときにスマートフォン向けアプリ開発を行う株式会社パンカクでインターンを経験されました。早稲田大学政治経済学部に入学後、2年生のときに休学をして上海に渡りベーグル専門店Tokyo Bagelをオープンしました。その後もいくつかの事業を立ち上げた後、クラウドソーシング事業に高い可能性を感じて、2013年2月にココン株式会社を設立し代表取締役に就任しました。
今回の資金調達は総額約5億円で既存株主であるSIG Asia Investments、East Ventures、新規株主としてGenuine Startups、株式会社グローバルウェイ、株式会社ベクトル、りそなキャピタル、複数の個人投資家、その他企業を引受先とする第三者割当増資です。
今回調達した資金は、同社を含むグループ会社6社の事業成長のため、事業間の相乗効果を向上させるための施策、各企業の潜在的リソースの最大化を目的に使用していくそうです。特にサイバーセキュリティ事業においては診断オートメーションツールの研究や開発を進め、セキュリティ診断の自動化などを計画しているようです。
資金調達状況(公表年月、調達金額、調達先)
2014年7月 1億4,000万円 East Ventures、オプト
2015年5月 非公表 SIG Asia Investments、MSキャピタル
2016年9月 総額約5億円 SIG Asia Investments、East Ventures、Genuine Startups、グローバルウェイ、ベクトル、りそなキャピタル、複数の個人投資家、その他企業
公表日 | 9月2日 |
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調達金額 | 総額約5億円 |
資本金 | 7億7,594万円(資本余剰金含む) |
設立 | 2013年2月22日 |
代表者 | 代表取締役社長 倉富 佑也 |
本社 | 東京都渋谷区本町3-12-1 住友不動産西新宿ビル6号館4階 |
事業内容 | ・サイバーセキュリティに関する研究、コンサルティング、ソフトウェア開発 ・クラウドソーシングプラットフォームの運営 ・事業持ち株会社 |
Rapyuta Robotics株式会社
http://www.rapyuta-robotics.com/jp/index.html
Rapyuta Robotics株式会社はバックパック程度の小型ロボットを使って、生活を快適にすることを目指し、クラウド技術を利用したマルチロボットの開発を行うベンチャー企業です。同社は特定の市場に特化した商品開発を行うことに注力していて、現段階では、労働者不足で深刻化する中でも、さらに離職率の高い警備市場に着目しています。具体的には自社開発の自律型ドローンとクラウド上のソフトウェアを組み合わせ、夜間のビル警備のためにドローンを活用するビジネスを考え、その次のステップとして共同溝内や人の手が簡単に届かないような場所のインフラ点検市場にも目を向けているとのことです。実際に不動産会社や警備会社との商談が進んでいるようです。
代表取締役CEOのGajamohan Mohanaraja氏はスリランカの出身で、文部科学省の奨学金を受賞して日本へ留学し、東京工業大学システム工学部を卒業、同大学修士課程を修了しています。その後チューリッヒ工科大学博士課程に進学し在学中にクラウド・プラットフォーム等のロボット開発プロジェクトを指揮、博士課程修了後に現在の代表取締役COOのKrishnamoorthy 氏と共にRapyuta Robotics株式会社を創業しました。
今回の資金調達は10億円でSBIインベストメントと事業会社1社(社名は非公表)を引受先とする第三者割当増資です。
資金使途としては、製品の開発費、テスト及び製品リリースのためエンジニアチームに投資するとしています。また、販売体制の早期構築や事業開発およびマーケティングに割り当てるとの事です。
資金調達状況(公表年月、調達金額、調達先)
2015年1月 3億5,100万円 CYBERDYNE、フジクリエイティブコーポレーション、ブイキューブ、SBIインベストメント
2016年9月 10億円 SBIインベストメントと事業会社1社
公表日 | 9月5日 |
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調達金額 | 10億円 |
資本金 | 6億3,132万円 |
設立 | 2014年7月 |
代表者 | 代表取締役CEO Gajamohan Mohanaraja、代表取締役COO Arudchelvan Krishnamoorthy |
本社 | 東京都中央区新川1−29−13 永代橋エコピアザビル8階 |
事業内容 | ・ロボット制御およびマルチロボットシステムの開発事業 ・クラウド・ロボティクス事業 |
ロボット投信株式会社
ロボット投信株式会社は、投資信託におけるコールセンター業務を自動化する仕組みを開発しました。同社のプロダクトを証券会社や銀行が導入することによって、投信の分配金や騰落率などの情報を顧客は電話越しに自動音声で確認できるようになっています。
さらに、発信者番号通知により電話をかけてきた顧客を自動認証し、保有している投資信託の情報を伝えられるのが特徴です。インターネットやスマートフォンの操作に不慣れで、ウェブサービスやアプリで情報を確認しづらい高齢の投資家などへのサービス向上が可能になります。
代表取締役社長の野口哲氏は2007年からSBIホールディングス株式会社にて決済システム、データ暗号化、Webマーケティング業務に従事。2011年からはピクテ投信投資顧問株式会社にて公募株式投信のマーケティング業務、データ分析業務に従事していました。マーケットやマーケティングの情報を個人投資家や証券会社に提供していましたが、「自分と同じことがロボットにできるのではないか」と考え、2016年5月にロボット投信株式会社を設立されました。
今回の資金調達は1億円でインキュベイトファンドを引受先とする第三者割当増資です。
調達した資金をもとに、コールセンターや窓口業務及び営業支援の自動化ができるプロダクトの普及を目指していくそうです。合わせて、技術開発及びサポート体制の強化にも取り組みます。
資金調達状況(公表年月、調達金額、調達先)
2016年9月 1億円 インキュべイトファンド株式会社
公表日 | 9月5日 |
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調達金額 | 1億円 |
資本金 | 1億50万円(資本準備金含む) |
設立 | 2016年5月 |
代表者 | 代表取締役社長 野口 哲 |
本社 | 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル3階 |
事業内容 | ・電話自動応対 ・投信データ分析 ・マクロ環境データ分析 |
株式会社 UNCOVER TRUTH
http://userdive.com/?language=ja
株式会社 UNCOVER TRUTHはGoogle Analytics PremiumやAdobe Analyticsを活用している企業をターゲットに、「USERDIVE(ユーザーダイブ)」とそのネイティブアプリ版である「USERDIVE for Apps」の提供を進めています。また、Webサイト改善のPDCAサイクルの実行支援までを含めてサービス化を進めてきました。
「USERDIVE」はユーザーのスクロールした速さや止まった位置、マウスの動きやタップした場所などを元にサイト内でのユーザー行動を可視化出来ます。さらに他社との違いは、実際のユーザー行動を可視化する動画分析、スクロール到達率を可視化するスクロールヒートマップ、マウスの動きを可視化するマウスヒートマップ、ユーザー離脱の原因解析に役立つフォーム分析機能を備えている点です。
代表取締役CEOの石川敬三氏は株式会社サイバーエージェントの新卒採用一期生として広告営業のキャリアに始まり、関西支社の立ち上げに支社長として参加。メールマガジンサイト「melma」等のBtoCサービスの事業責任者やEC事業の立ち上げ等に従事しました。その後、VOYAGE GROUP取締役、PeX代表取締役などを歴任し、2013年4月にUNCOVER TRUTHを設立し代表取締役に就任されました。
今回の資金調達は約4億円でDraper Nexus Venturesをリードインベスターとし、サイバーエージェント、日本ベンチャーキャピタル、ニッセイキャピタル、アコード・ベンチャーズ、みずほキャピタルを引受先とする第三者割当増資です。
資金使途としては、プロダクト開発や事業体制強化のための人材採用、経営とプロダクトを支える人材への投資、将来的なグローバル展開やグローバル展開に向けた高度な分析をプロダクトに加えるアップデートなどに活用してくとのことです。
資金調達状況(公表年月、調達金額、調達先)
2016年9月 約4億円 Draper Nexus Ventures、サイバーエージェント、日本ベンチャーキャピタル、ニッセイキャピタル、アコード・ベンチャーズ、みずほキャピタル
公表日 | 9月6日 |
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調達金額 | 約4億円 |
資本金 | 2億2,229万円 |
設立 | 2013年4月24日 |
代表者 | 代表取締役CEO 石川 敬三 |
本社 | 東京都渋谷区初台1-47-3 日本生命初台ビル5階 |
事業内容 | ・UI/UX解析ツール「USERDIVE」の開発&サービス提供 ・Webサイト&ネイティブアプリの改善コンサルティングサービス |
ノバルス株式会社
ノバルス株式会社は企業間コミュニティ「ヤミ研」の企画・運営と乾電池型loTデバイス「MaBeee(マビー)」の企画・開発を行っているベンチャー企業です。「ヤミ研」では、新規性が高い・前例がない・自社で行うのは難しいなど様々な理由により世にでることがなかった製品企画を検討していくオープンコミュニティです。また「ヤミ研」の活動として、エンジニア達の埋もれてしまった企画の試作やマーケティングから事業化検討までを100日で終えるプログラムである「100日ラボ」も主催しています。
「MaBeee」はこの「100日ラボ」で誕生した最初のプロダクトです。「MaBeee」とは、おもちゃなどの乾電池で使用する機器をスマートフォンで制御することができる単3電池形状のIoT機器です。「MaBeee」を使用することによって、スマートフォンを傾けたり、振ったり、スマートフォンへ声を出すなどのアクションに応じて、電車のおもちゃを速く走らせたり、工作ロボットやぬいぐるみを動かすといった操作が可能となります。アプリに搭載されたモードによっては、おもちゃと組み合わせて遊んだり、ホームエンタテインメントに利用したり、知育に活用したりと幅広い場面で使用できます。
代表取締役の岡部顕宏氏は2002年頃、セイコーインスツル株式会社に入社。そこで国内時計業界初となるBT-Watchの規格策定や店舗向ソリューションシステムなどに携わり、モノづくり分野において創案から試作開始を経てマーケティングを通じた事業化を推進してきました。会社員としての製品の開発(モノづくり)に限度を感じ、2015年4月にノバルス株式会社を設立させました。
今回の資金調達は1億2,000万円でみずほキャピタルとニッセイ・キャピタルを引受先とする第三者割当増資です。
資金使途としては、ソフトウェア、ハードウェアの開発メンバーの強化(採用)と「MaBeee」アプリケーションの強化を行い、新モデルの開発等の開発費用及びマーケティング費用に使用される予定です。
資金調達状況(公表年月、調達金額、調達先)
非公表 非公表 インクルージョン・ジャパン
2016年4月 640万円 Makuake(クラウドファンディング)
2016年9月 1億2,000万円 みずほキャピタル、ニッセイ・キャピタル
公表日 | 9月8日 |
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調達金額 | 1億2,000万円 |
資本金 | 未公開 |
設立 | 2015年4月24日 |
代表者 | 代表取締役 岡部 顕宏 |
本社 | 東京都千代田区神田錦町1−21 大手町モダンビルディング3階 |
事業内容 | ・「MaBeee」の開発・運営 ・コミュニティ「ヤミ研」の企画・運営 |
株式会社ヘッドウォータース
株式会社ヘッドウォータースは、株式会社ソフトバンクロボティクスが提供する人型ロボット「Pepper」を中心に独自開発のロボットアプリの開発を行っている企業です。現在、その開発実績は200件以上に上ります。また2015年には人工知能や機械学習機能との連携を行うクラウドロボティクスサービス「SynApps(シナップス)」の販売を開始しました。コミュニケーション型ロボットとクラウドサービスを繋ぐことによって、より賢く・より実用的なロボットアプリの開発やロボットの多店舗展開、複数台のロボット運用を実現してきました。また、同社ではシステム開発のノウハウを存分に発揮したシステムインテグレーションサービスも行っています。提案から運用、改善まで顧客が展開するサービスを成功に近づけるための最善手を提供し、支援を行っています。
代表取締役の篠田庸介氏はある実業家と出会い、夢を実現に向けて動かすという経営者の生き方に感銘を受け、ベンチャーの立ち上げに参画するため、大学を中退。その後、近い将来ソフトウェア技術者が大きく世界を変える事になると見据え、2005年11月に株式会社ヘッドウォータースを設立されました。
今回の資金調達は総額1億9,000万円で株式会社オークファン、株式会社ベクトル、個人投資家、その他2社を引受先とする第三者割当増資です。
資金使途としては、より実用的な業務遂行を行うロボット普及のため、人工知能を活用したクラウドロボティクスの開発・拡充、およびシステム開発を支える優秀なエンジニアの採用に力を入れていく考えです。
資金調達状況(公表年月、調達金額、調達先)
2016年9月 総額1億9,000万円 株式会社オークファン、株式会社ベクトル、個人投資家、その他2社
公表日 | 9月9日 |
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調達金額 | 総額1億9,000万円 |
資本金 | 1億4,374万円 |
設立 | 2005年11月 |
代表者 | 代表取締役 篠田 庸介 |
本社 | 東京都新宿区新宿2-16-6 新宿イーストスクエアビル7階 |
事業内容 | ・システムインテグレーション ・コンサルティング ・Pepper アプリ制作 |
ライフイズテック株式会社
ライフイズテック株式会社は中高生向けのプログラミング教育事業「Life is Tech ! (ライフイズテック)」の企画・運営を行っているベンチャー企業です。現在、ライフイズテックには年間を通して通う「スクール」、数日間の合宿スタイルでプログラミングを学ぶ「キャンプ」、そしてブラウザ上でゲームを通してサイト作りや基礎を学ぶ「オンライン」の3つの形態があります。
2016年6月にはオンラインの分野にあたる「MOZER(マザー)」が開始されました。「MOZER」はキャラクターを通じて、物語に合わせて展開される課題に対し、プログラミングを使ってクリアしていくという内容のシュミレーションゲームになっています。自分が入力する画面とウェブサイトとしてどのように見えているかを確認する画面が並列で見ることができ、自分が書いたコードが画面に反映されるので、どこの部分をいじっているのかが把握しやすくなっています。ゲーム性を追加することによって「退屈になりがちなプログラミング学習も、楽しみながら毎日継続できるようにする」という狙いもあります。
代表取締役CEOの水野雄介氏は慶応義塾大学理工学部物理情報工学科、同大学院在学中に、開成高等学校物理非常勤講師を2年間勤めました。卒業後は人材系コンサルティング会社に入社。教育変革を掲げ、退社後の2010年7月、ピスチャー株式会社(現:ライフイズテック株式会社)を設立されました。
今回の資金調達は総額7億円で伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、ジャコフ、電通デジタル・ホールディングス、Misletoe、ベクトル、KSK Angel Fundを引受先とする第三者割当増資です。
なお、KSK Angel Fundは、ACミラン所属・日本代表プロサッカー選手で起業家・教育者でもある本田圭佑氏が運営する投資ファンドで、ライフイズテックは第一号の投資先となりました。
資金使途としては、プログラミング教育のSNS「MOZER」の開発を進めていき、地域格差・経済格差によるプログラミング教育格差の是正を掲げると共に海外への事業展開を推進していく考えです。
資金調達状況(公表年月、調達金額、調達先)
2012年 サイバーエージェント 1,000万円
2014年8月 総額約3億1,000万円 ジャフコ、East Ventures、Mistletoe、DeNA、KCJ GROUP、リクルートホールディングス
2016年9月 総額7億円 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、ジャコフ、電通デジタル・ホールディングス、Misletoe、ベクトル、KSK Angel Fund
公表日 | 9月12日 |
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調達金額 | 総額7億円 |
資本金 | 5億1,848万円 |
設立 | 2010年7月6日 |
代表者 | 代表取締役 CEO 水野 雄介 |
本社 | 東京都港区南麻布2-12-3 南麻布ビル1階 |
事業内容 | ・プログラミング・IT教育プログラム ・「Life is Tech ! (ライフイズテック)」の企画・運営 ・ワークショップ・エンターテイメントの企画・運営 |
アグリホールディングス株式会社
アグリホールディングス株式会社は日本酒、日本米、おにぎりといった日本が世界に誇るライス・プロダクト、ライス・カルチャーを発信し、日本の農業から海外の食市場までグローバル・バリューチェーンを構築するベンチャー企業です。現在は日本、アメリカ合衆国、シンガポールの3ヶ国に、おにぎり・食品事業、グローバル・バリューチェーン構築事業、農業生産事業など8社を展開しています。
代表取締役社長の前田一成氏は一橋大学在学中の2006年よりベンチャー企業やスタートアップへの自己勘定シード投資を開始し、同年、株式会社クララオンラインの上場支援に参画しました。そこでは主に決算、資金調達、サービス改定、黒字化、国内外のM&A等の業務を担当しました。2010年には電通と株式会社ソトコト総研の合弁会社、株式会社スポーツITソリューションの代表取締役に就任し、スポーツ業界のIT化に取り組みました。退任後は農業と食の事業を開始し、2014年7月アグリホールディングスを創業されています。
今回の資金調達は総額1億円で株式会社リバネス、SBSホールディングス株式会社、個人投資家3名を引受先とする第三者割当増資です。
資金使途としては、シンガポールの日本米おにぎり専門店「SAMURICE(サムライス)」の店舗展開およびジュロン地区に設置している工場・物流拠点の強化、アメリカ展開、日本での農業生産の強化等を推進していく考えです。
資金調達状況(公表年月、調達金額、調達先)
2016年9月 総額1億円 株式会社リバネス、SBSホールディングス株式会社、個人投資家3名
公表日 | 9月13日 |
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調達金額 | 総額1億円 |
資本金 | 1億3,000万円 |
設立 | 2014年7月 |
代表者 | 代表取締役社長 前田 一成 |
本社 | 東京都港区青山5−4−35−1005 |
事業内容 | ・農業とグローバルに出口をつなぐダイレクトチェーン構築 ・世界における日本酒のマーケット開拓・創造 ・シンガポールでのおにぎり製造・販売事業 ・健康・食・農業に関する事業のコンサルティング ・農業のグローバル展開及び展開の支援 ・スマート農業関連 |
株式会社お金のデザイン
株式会社お金のデザインは国内で初めて、世界中の取引所から高品質で安心なETF「Exchange Traded Funds(上場投資信託)」に投資することを実現させた新しい運用商品「ETFラップ」を提供するベンチャー企業です。日本初の独自開発ロボアドバイザーによる、資産運用サービス「THEO(テオ)」の提供を2016年2月16日より提供し始めました。「THEO」は独自のアルゴリズムに基づき、ロボアドバイザーが資産を自動的に運用してくれる個人顧客向けの資産運用サービスです。投資経験や年齢、リスクへの考え方など、9つの質問に回答することにより、世界の約6000のETFの中から約40のETFを組み合わせ、ユーザーの嗜好性に応じたポートフォリオが作成されます。パソコンだけでなくスマホでも手続きを行うことができ、運用金額も最小10万円からはじめることが可能です。
代表取締役社長の廣瀬朋由氏は横浜国立大学経済学部を卒業後、三井信託銀行(現:三井住友信託銀行)にて、受託資産運用部の運用統括責任者を経験されました。1999年には、世界最大の運用会社バークレイズ・グローバル・インベスターズの営業統括本部営業企画部長として、営業全般を統括されていました。
その後、発起人代表を務める取締役会長の谷家衛氏と共に、2013年8月に株式会社お金のデザインを設立されました。
今回の資金調達は総額8億1,000万円でちばぎんキャピタル、静岡キャピタル、ふくおかテクノロジーパートナーズ、ベネフィット・ワン、丸井グループ、東京短資などを引受先とする第三者割当増資です。
資金使途としては、「THEO」のサービス向上や新規顧客の開拓を行い、強い顧客基盤を持つ事業会社や金融機関との資本業務提携によるビジネス推進を行っていき、金融機関向けOEMモデルの開発強化や個人向け確定拠出年金(日本版401k)へのビジネス展開も推進していく考えです。
資金調達状況(公表年月、調達金額、調達先)
2014年5月 約3億5,000万円 UTEC 3号投資事業有限責任組合(株式会社東京大学エッジキャピタル)、イーストベンチャーズ投資事業有限責任組合、みやこイノベーションA投資事業組合(みやこキャピタル株式会社)
2015年12月 総額約15億円 グロービス・キャピタル・パートナーズ、東京大学エッジキャピタル、電通デジタル・ホールディングス、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、伊藤忠商事ほか
2016年9月 総額8億1,000万円 ちばぎんキャピタル、静岡キャピタル、ふくおかテクノロジーパートナーズ、ベネフィット・ワン、丸井グループ、東京短資ほか
公表日 | 9月13日 |
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調達金額 | 総額8億1,000万円 |
資本金 | 4億9,346万円 |
設立 | 2014年7月 |
代表者 | 代表取締役社長 廣瀬 朋由 |
本社 | 東京都 港区 赤坂 1-9-13 三会堂ビル1階 |
事業内容 | ・投資運用業および投資助言・代理業 ・第一種金融商品取引業 |
ベルフェイス株式会社
ベルフェイス株式会社は、現在日本でも注目されている訪問を伴わない営業スタイルのインサイドセールスに特化したウェブベースのコミュニケーション・システム「bellFace(ベルフェイス)」を開発・運営している企業です。
「bellFace」は、インサイドセールス用途に特化したウェブ会議システムであり、他社とのサービスの違いはソフトウェアのインストールやアカウント登録が不要であることです。「bellFace」の場合、ベルフェイスのページ上にて発行される4桁の番号を顧客とやり取りすることで、すぐに、ブラウザ上での映像での対話やクラウドに保存された資料を表示しながらの提案が可能となります。
代表取締役の中島一明氏は事業家になることを志し、19歳の時に世界一周の旅に出かけ、半年間に渡るその道中で計200枚のビジネスプランを作成しました。そして、21歳で株式会社ディーノシステムを創業。国内最大の経営者動画サイト「日本の社長.tv」を立ち上げました。退社後、2015年4月ベルフェイス株式会社を設立されました。
今回の資金調達は1億6,000万円でインキュベイトファンドほか数社を引受先とする第三者割当増資です。
資金使途としては、広告などによるマーケティングの強化と人員の増加を行い、事業の拡大を目指していく考えです。
資金調達状況(公表年月、調達金額、調達先)
2016年9月 1億6,000万円 インキュベイトファンドほか数社
公表日 | 9月16日 |
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調達金額 | 1億6,000万円 |
資本金 | 1億1,402万円 |
設立 | 2015年4月27日 |
代表者 | 代表取締役 中島 一明 |
本社 | 東京都渋谷区桜丘町3-2 第3野口ビル4階 |
事業内容 | ・インサイドセールスシステム開発・運営 ・ WEB制作・動画制作 ・営業コンサルティング・組織構築支援 ・営業資料制作 |
株式会社レヴォレーター
株式会社レヴォレーターはキャンピングカーレンタルの総合サイト「CAMP IN CAR」の運営などアウトドアサービスに特化したマーケティングコンサルティング企業です。「CAMP IN CAR」ではキャンピングカーだけでなくテーブルや机などのレンタルも行っています。また今回の資金調達によって新規事業の「ソトイク.jp」立ち上げました。「ソトイク.jp」は「憧れを身近に」をコンセプトとして掲げ、おすすめのキャンプ場や料理から遊びまでをコンテンツとして記事にまとめて掲載しています。同時に立ち上げた新規事業「ソナエル.tv」もサイト内にオープンしており、こちらではアウトドアの基本を学んでいく動画チャンネルとして公開されています。
代表取締役の板谷俊明氏は1999年に早稲田大学教育学部英語英文科を卒業後、 株式会社博報堂に入社。デジタルソリューションセンター、グローバルMDセンターを経て、営業局にて大手通信会社担当営業として、新サービスや新商品のさまざまな事業戦略を行っていました。2006年に株式会社ゼイヴェル(現:株式会社ブランディング)に入社し、マーケティング事業責任者として「Tokyo Girls Collection」における各種プロモーション、そして新規マーケティング事業「Girls Trendy」の立ち上げを行いました。
退社後、2008年10月に株式会社レヴォレーターを設立されました。
今回の資金調達は総額約1億3,000万円で株式会社小泉、国光施設工業株式会社、シュアラスター株式会社を引受先とする第三者割当増資です。
資金使途としては、新サービス「ソトイク.jp」と「ソナエル.tv」の立ち上げ資金に使用し、既存サービスであるキャンピングカー事業とアウトドア用品事業のリニューアルを行っていくそうです。
資金調達状況(公表年月、調達金額、調達先)
2016年9月 総額約1億3,000万円 株式会社小泉、国光施設工業株式会社、
シュアラスター株式会社
公表日 | 9月16日 |
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調達金額 | 1億3,000万円 |
資本金 | 9,666万円 |
設立 | 2008年10月10日 |
代表者 | 代表取締役 板谷 俊明 |
本社 | 東京都渋谷区恵比寿西1−2−1 エビスマンション701 |
事業内容 | ・商業施設・新規事業のプロデュース ・マーケティング・リサーチ ・ブランディング ・プロモーションプランニング |
ストリートアカデミー株式会社
https://www.street-academy.com
ストリートアカデミー株式会社は個人が持つスキルを学びたいニーズとマッチさせ、教室やワークショップが開催できるまなびのマーケットプレイスを展開しています。これまでにビジネスから趣味の分野まで150以上のジャンルで個人講座を展開しており、2016年9月現在で登録講座数は8,000件、登録している生徒数については9万人に到達しています。
代表取締役の藤本崇氏は中学から大学までアメリカの学校に通われていました。コーネル大学機械工学部を卒業後、アメリカのユニバーサルスタジオに就職し、テーマパークの機械エンジニアとして企画・開発・施工などを手がけてきました。その後、FedExに転職し、オペレーションエンジニアとして4年間勤務した後にスタンフォード大学へ進学。MBAを取得し、投資ファンドのカーライル・グループで仕事に従事。その後2012年7月にストリートアカデミー株式会社を創業されました。
今回の資金調達は1億5,000万円で株式会社マイナビ及び、モバイル・インターネットキャピタル株式会社とGenuine Startups株式会社がそれぞれ運営する投資ファンド、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社が運営するかんしん未来ファンドを引受先とする第三者割当増資です。
資金調達用途として社会人の学び意欲を活性化させるための新たな仕組みづくりを行っていく考えです。現在では8,000ある講座の中からテーマを設定し、目的別に講座を4つ組み合わせてシーンに合わせたストーリーを提案しています。今後は提案した講座をまとめて申し込むことを可能としたり、ユーザー自身でセレクトしていくことを可能としたりする機能を加える考えです。
また、地方展開の加速にも力を注いでいくとされています。
資金調達状況(公表年月、調達金額、調達先)
2016年9月 1億5,000万円 株式会社マイナビ、モバイル・インターネットキャピタル株式会社が運営する投資ファンド、Genuine Startups株式会社が運営する投資ファンド、かんしん未来ファンド
公表日 | 9月30日 |
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調達金額 | 1億5,000万円 |
資本金 | 2億6,252万円(資本準備金含む) |
設立 | 2012年7月17日 |
代表者 | 代表取締役 藤本 崇 |
本社 | 東京都文京区小石川1−4−1 住友不動産後楽園ビル18階 |
事業内容 | ・webブサービス「ストリートアカデミー」の開発・運営 ・法人への企業研修、講師派遣、社員教育サービスの提供 |
株式会社トレタ
https://toreta.in/jp/
株式会社トレタは、飲食店の予約をタブレット1台で管理できるサービス「トレタ」の開発、提供を行うベンチャー企業です。このプロダクトはリアルタイムで予約状況が確認でき、系列店の間での送客や、顧客情報の共有ができます。同サービスはこのような現場が求めている機能を搭載していることで、前回資金調達をした2016年2月の後も順調に導入店舗数が増え続けていて、2016年9月時点では7,000の店舗に導入されているそうです。
代表取締役の中村仁氏は、立教大学社会学部を卒業後、松下電器産業に入社。その後、外資系広告代理店を経て起業されます。現在は、東京都内でレストランやバーなど4 店舗を経営しているほか、Webアプリ開発会社FrogAppsの代表取締役として、食事写真共有アプリ「miil」もサービスを提供しています。それらのサービスを立ち上げた後に、株式会社トレタを設立し、代表取締役に就任されました。
今回の資金調達は総額12億円でリード投資家とするEight Roads Ventures Japan、三井住友海上キャピタル、NTTドコモ・ベンチャーズの3社が新規参加し、これに既存株主であるWiL、フェムトグロースキャピタル、アイスタイルキャピタル、セールスフォース ベンチャーズの4社を含む計7社を引受先とする第三者割当増資です。
資金調達用途として「トレタ」のサービス強化のため開発体制の増強、および営業・サポート・マーケティング体制の拡充を行っていく考えです。
資金調達状況(公表年月、調達金額、調達先)
2014年6月 2億円 WiL, LLC.
2015年7月及び12月 3億2,000万円 日本政策金融公庫、アイスタイルキャピタル、WiL, LLC.、フェムトグロースキャピタル、セールスフォース・ドットコム
2016年2月 総額3億円 アイスタイル、伊藤忠商事、電通デジタル投資事業有限責任組合
2016年9月 総額12億円 Eight Roads Ventures Japan、三井住友海上キャピタル、NTTドコモ・ベンチャーズ、WiL、フェムトグロースキャピタル、アイスタイルキャピタル、セールスフォース ベンチャーズ
公表日 | 9月30日 |
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調達金額 | 総額12億円 |
資本金 | 20億8,130万円(資本準備金含む) |
設立 | 2013年7月1日 |
代表者 | 代表取締役 中村 仁 |
本社 | 東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル8階 |
事業内容 | ・飲食店向け予約 ・顧客台帳サービスの開発・販売 |
昨日は0人が事業資金の調達に成功しました。
今日は0人が事業資金の調達に成功しました。
無料診断がされました。
無料診断がされました。
無料診断がされました。
無料診断がされました。
無料診断がされました。
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