手元資金230万円を4ヵ月で総額1,160万円に!飲食業を通じてお客様の幸せな思い出創りに貢献したい/株式会社SHONAN TABLE 菅野剛社長

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まずは、菅野社長の自己紹介をお願いします。

菅野剛氏はい。神奈川出身で1980年生まれO型、奥さんと子供2人の4人家族です。
中学生時代は勉強ができない、やる気が無い、夢など全くない。毎日がとてもつまらなく、「楽にこの世から消えることが出来れば消えてしまいたい」と毎日思っていました。

ただ、高校に入学してから出逢った仲間達のお陰で人生が大きく変化し始めます。今、考えると社会的にあまり認められないことをしてしまうやんちゃな仲間達でしたが、ある日仲間を含めちょっとした事件が起こったんです。内容は割愛しますが、この事件をきっかけに僕はとても仲間達から大切にされていたことを知りました。これを機に「仲間ってすごいな!こんな仲間達と一緒にいたら、人生つまらなくなんてない!」と、感じるようになりましたし、生まれて初めて「本当は人生って楽しいんじゃないか?」って思えるようになったんです。

さらにその仲間達との信頼や絆は、僕に夢を創るきっかけも与えてくれました。それは高校卒業間近の時期「この信頼できる仲間達と離れたくない」と思ったことがきっかけです。そして色々と考えたんです。なんか良い方法ないかな?って。するとひらめきました!「そうだ!みんなで飲めて語り合える場所をつくればまた集まれる!ずっと関係がつながっていられる!よし、俺がみんなで集まれる店をつくろう!」と。このひらめきが起業を目指すきっかけとなり、生まれて初めて持った夢になりました。

 

それでは、起業までの道のりを教えてください。

高校を卒業後、1年間無職でした。もちろん夢を忘れた訳じゃありません。では何をしていたのかというと、毎日スロットをしていました。当時はスロットで独立資金を貯めようと本気で思うくらい稼いでいました。しかしスロットに規制が入ってしまったんです。それまで使っていた方法では勝てなくなり、急に稼げなくなって泣く泣くアルバイトをすることにしたんです。

アルバイトはすぐに決まりました。僕はバイクが好きだったし、仲間も働いていたのもあってピザ屋のデリバリーのアルバイトを始めました。最初は月給5~6万円だったのが、働いていると段々楽しくなってきて、15万円くらい稼ぐようになりました。そのうち「どうせ将来お店を持つのだから、勉強の為に店長でもやってやるか!」という思いが強くなり、ピザ屋のオーナーに直接お願いをしました。「店長をやらせてください!」と。すると、タイミングよく現在の店長が辞めたがっているということで、すんなりOKが出てトントン拍子に店長へ就任することになりました。

正式に店長に就任する際、自分への誓いを立てました。それは「人が嫌がることを率先してやる」です。誰よりも一生懸命やっていれば、いずれ誰かが理解してくれるだろう、強くそう思っていました。だからとにかく他の人が嫌がることに率先して取り組みました。例えば、みんなが面倒くさがること、掃除とかゴミ箱清掃など。また忙しいときには、アルバイト優先で休憩をとらせたり、先に賄いを食べてもらったり。また、休憩したいなと思ったときほどアルバイトの休憩を優先するなど、このようなことを愚直にし続けたんです。

結果、お店は見違えるほど雰囲気が変わり、本部の抜き打ち検査の担当者や、当時のSVからはメチャメチャ褒められるまでに改善できました。ただ、残念ながらそのピザ屋は、オーナーの方針により閉店することに・・・。

そのお店が閉店する前に本部の社長がお店に来ました。そのとき飲食経営の大先輩だし、色々学べると思い質問をしたんです。特に資金調達や出店費用が気になっていたので、「居酒屋を出店するのにいくらお金が必要ですか?」と質問してみると、返ってきた答えが「3000万円くらいかな」です。今考えるとこのオーナーさんは、中型店舗以上のお店の出店費用を教えてくださったんだと思いますが、そんなことを知る由も無く僕は、このときに「今の給料じゃだめだ。よし!お金を沢山貯めよう」と固く決意し、ピザ屋を退職した後に就いた仕事が夜間のトラック運転手です。夢の為の貯金なので、かなりがっつり働きました。ですが、当時不景気だったのも大きく影響したのか思ったほど稼ぐことができずに、この仕事は1年で辞めることにしました。

トラック運転手をしながら「お金も必要だけど、お店をやる勉強も大切」だと考えることが多くなり、トラックの運転手を退職し、飲食店への就職を決めました。就職先は地元で人気のイタ飯屋です。このイタ飯屋では、味を付ける調味や調理の基本、魚の卸し方や包丁の使い方、ホールにおいての接客の考え方やテクニックなど飲食店のオペレーションの基本を3年ほど学ばせてもらいました。その後起業前の最終ステップとして、当時都内で大繁盛していたお店で修行をし、自分の中で起業への心の準備が出来たので、いよいよ踏み出すことにしました。

 

気になる出店費用の調達方法を教えてください。

いよいよ起業!と言ってはみたものの具体的にあるものは、コツコツと貯めてきた230万円の貯金のみ。もちろん230万円ではお店はできませんから、どうやって資金調達をしようか?と考えていた矢先にちょうど、友人がデリバリーの寿司屋を買い取り起業するというので、自分の起業の勉強も兼ねてその友人の手伝いを始めました。

友人の起業を手伝いつつ、自分の起業の為に本屋に行ったりして事業計画書作成の勉強をしていました。しかし、ある日計画ばかり立てていても実際に次のステップには進めていない自分に気付いたんです。改めて起業に対しての決意を自分自身で確認し次の日、1日部屋にこもり事業計画書を作成しました。

ここから資金調達がスタートしました。まずは身近な人に応援されないお店はつくっても仕方ないと思っていたので、親族、友人、知人に融資の依頼をお願いすることから始めました。

資金調達の際、誰に対しても必ず伝えた事は「俺に未来の投資をしてくれ!」と言う趣旨です。このとき作成した事業計画書は、誰が見てもすんなりとは納得ができない部分、または理解しづらい部分があったかもしれません。しかし、事業計画書の出来映えは当時の自分にとって最高の出来です。

ただ僕の信念として、事業計画書に頼るのではなく、ただひたすら自分の起業に対する情熱を伝え続けることに集中しようと決めていました。その信念が功を奏したのか「剛だったら信用できる」「剛が言うなら応援する」「剛なら大丈夫だろう」と融資のお願いに行く度、沢山応援のメッセージを貰えた時は本当に嬉しかったです。また、多くの応援が良い意味でのプレッシャーにもなりました。「絶対にいい店をつくるぞ!」と、さらに決意が固まっていく実感がそこにはありました。

結果的にこの方法による融資額はどれくらいになったのかというと、無我夢中で起業への思いを繰り返し続けた結果、4ヵ月間で手元資金の230万円は倍以上の580万円まで積み上がっていました。出来映えのよい事業計画書ではなかったですし、起業家としての実績も何も無い25歳の若造が夢を語っただけですが、「お前なら」ということで、最終的に親族を含め、知人、友人達が続々と融資してくれたんです。

 

この4ヵ月の資金調達を通して学んだ事はありますか?

菅野剛氏これは実際に自分でやってみて感じた事ですが、お金は貯めるもんじゃない。つくるもんだって感じました。いや、もっと言えばお金は集まるもの。何かをするにはお金を集められる人になっていないとだめだと感じる良い機会でした。

19歳の頃の僕のようにピザ屋でガムシャラに働いて25万円稼いで10万円貯めても年間で120万円。これでは本当に大変です。このようなやり方では自分の思うような起業は難しいと思いました。世の中の起業家の多くは、長い時間を掛けてコツコツお金を貯めて独立をしてはいない。働いてお金を集めるのではなく、お金が集まるような自分になった方が良いし、そっちの方が起業するのにも新規ビジネスを立ち上げるのにも早いということを学べました。

では、お金が集まる人ってどんな人?って、ことになると思いますが、お金が集まる人はやっぱりその人の仕事に対する日々の「姿勢」が重要な部分を占めていると思います。特に、自分の事をよく知ってくれている人に対しての融資のお願いは、事業計画書だけでは難しいと思います。今までの自分が仕事に対してどのような「姿勢」だったかが大きく影響しますし、更には事業に対する情熱、夢を本気で叶えようとする「姿勢」も本当に重要です。

 

次なる資金調達は日本政策金融公庫ですが苦労された点などはありましたか?

親族や友人、知人からの融資と手元資金を併せた580万円を自己資金とし、日本政策金融公庫への融資希望額を自己資金と同額の580万円にして事業計画書を作成し申請しました。

結果約1ヵ月後に日本政策金融公庫から満額(580万円)の融資がおりました。金融機関からの融資は初めての経験でしたが、とても尊敬する方が日本政策金融公庫から融資を成功させる本を出版されていたので、その本を読みながら、借入れをする方法を忠実に再現したところ、思いのほかスムーズに融資が実行されました。

日本政策金融公庫の資金調達に求められる事業計画書は、親族、友人、知人に見せていた内容とは違い、理論的に説明できる数値の記入が必要だったので初めは若干苦戦しました。事業計画書こそ命!と言ったら言い過ぎかもしれませんが、事業計画書に記載してある内容の信憑性や具体性が問われます。なので、最初は、今まであまり気にした事がなかった、光熱費をはじめ原価率、人件費、販売管理費、販促費、返済額などの算出に苦労しましたね。

売上げ予測に関しては独立店舗の近隣の店舗の売上げや自分の過去の経験から売上げ予測を立てて自分なりに細かく数値を算出しました。最初はやはり大変でしたが何度か繰り返すうちに、馴れてきましたし一度事業計画書が作成出来るようになれば、その後もこの経験は活かすことができるようになるので、事業計画書は作成できるようになっておくと良いと思いますよ。

 

資金調達における不安はありましたか?

日本政策金融公庫への資金調達の際にただ一つ怖かった事がありました。それはすでに物件の契約をする約束をしていたことと、工事の前金も払っていたことです。融資がおりなかったらどうしようと当時はすごく不安がありましたね。

 

強みを教えてください。

弊社の飲食店業態は専門に特化しています。揚げ物屋なら串揚げ、海鮮なら寿司という具合です。一般的な居酒屋と言われるのは総合業態ですが、あれは大手企業のスタイルであり、現在の僕の会社の規模では難しさを感じます。当店の強みはこれだ!とお客様にも従業員にも分かってもらえる状態であること、それからあとはスタッフです!弊社の元気なスタッフは自慢であり強みです。

 

御社の今後の展望を教えてください。

菅野剛氏「人の可能性を拡げる」この一言に尽きます。僕自身、高校の仲間との出会いによってつまらない人生が大きく変化しました。そして夢を持ち、夢を叶えることができました。今までやこれから関わってくれる仲間やお客様から「自分の可能性が広がった」そう言ってもらえるようなきっかけを与えることができる会社として在りたいと思っています。

ただ人の可能性を拡げるというのは少し抽象的なニュアンスがあるので、これを弊社では具体的に「起業家輩出」としています。起業家輩出の為の出店と仕組み作りが出来ていて、目標は2020年までに10人の起業家を輩出することです。現在は1名の独立者を輩出中です。

 

後輩起業家へのアドバイスをお願いします。

情熱に勝るものはないです。情熱以外、未来や不安を切り開けるものはないと思います。情熱が無いと仮にお金が集まっても人が集まってきません。では、情熱とは何か?と思われるかもしれませんが、僕が思う情熱はどれだけ自分自身ワクワクとしているか!これだと思います。
僕自身、株式会社SHONAN TABLEを通して一人でも多くの人の可能性を広げる、そして起業家を輩出するということを毎日イメージしながらワクワクしています。
情熱を持って起業しましょう!

 

菅野社長、どうもありがとうございました。

藤沢・湘南で幸せをつくる会社|株式会社SHONAN TABLE
http://www.shonan-table.info/

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