大阪・夢洲のIR、MGM・オリックスを事業予定事業者に選定 初期投資額は1兆800億円
この写真はイメージです。
【この記事の要約】
☑ 大阪、IR運営事業者を選定 MGMリゾートとオリックスのコンソーシアムを予定者に
☑ 初期投資額は1兆800億円、年間売り上げは約5400億円を見込む
☑ 区域整備計画の策定に着手し、来年4月頃に政府に提案
大阪府と大阪市は9月28日、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)における「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 事業者公募」の審査結果を発表。
設置運営事業予定者としてMGMリゾーツ・インターナショナル(ネバダ州ラスベガス、ビル・ホーンバックルCEO兼社長)とオリックス株式会社(東京都港区、井上亮取締役兼代表執行役社長・グループCEO)が中核企業として形成する「MGM・オリックスコンソーシアム(MGM・オリックス)」を正式に事業者に選んだと発表しました。
オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、本日、MGMリゾーツ・インターナショナル(本社:米国ネバダ州・ラスベガス、社長:Bill Hornbuckle、以下「MGM」)とともに中核企業として形成するコンソーシアムが、大阪府および大阪市が実施する大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業(大阪IR)における事業者選定手続きにおいて、設置運営事業予定者に選定されましたので、お知らせします。
引用:2021年9月28日|オリックス株式会社
開発コンセプトは「結びの水都」 約1兆800億円を初期投資
MGM・オリックスは約1兆800億円を初期投資。
あらゆるものを結ぶ結節点としてのIR(結び)と、水都大阪の伝統・文化・精神を継承(水都)を込めた「結びの水都」をコンセプトに、「国際会議場」「展示場」、観光コンテンツを発信するなどの機能を持つ「魅力増進施設」「送客施設」、全客室約2500室の「宿泊施設」、3500席の「エンターテイメント施設」や「飲食・物販・サービス等施設」のほか、「カジノ施設」を整備。
総延べ床面積は約77万平方メートルで、カジノ区画は3%以内となる約6.1万平方メートルを予定しています。
また宿泊施設は、利用者需要の高度化・多様化に対応したエンターテイメントホテル、多世代型アクアリゾートホテル、VIP向け最高級ホテルの3種類の整備が検討されています。
来年4月頃に政府に提案
大阪府と大阪市の事業者公募にはMGM・オリックスのみが応募。
有識者や幹部職員による選定委員会はコンセプトや運営の安定性、地域への貢献などについて1000点中788.5点と採点。
「成長型IRの実現に向け、ビジョン(将来展望)などが明確かつ具体的に示されている」と評価されました。
大阪・関西が有する観光魅力や産業・文化資源のポテンシャルを活かし、その成長領域を取り込み、向上させるような「成長型IR」の実現に向け、明確かつ具体的なビジョン・コンセプト・事業実施方針が示されている点が高く評価できる。
引用:大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 審査講評|大阪府市IR事業者選定委員会
大阪府・と大阪市は今後、国への区域整備計画の認定の申請に向けて、MGM・オリックスと共同して区域整備計画の作成および基本協定の締結協議を進めていき、府と市の両議会での同意を得た上で来年4月頃に政府に提案します。
IR、設置区域は全国で最大3か所
IR誘致を目指す都道府県による国への区域整備計画申請が2021年10月1日から始まりました。
期限は2022年4月28日。政府は今回、最大3カ所を選定する方針です。
政府は18日、カジノを含む統合型リゾート(IR)推進本部(本部長・菅首相)の会合を開き、IR事業に関する基本方針を決定した。政府はこれに基づき、全国で最大3か所の設置区域を選び、2020年代後半の開業を目指す。
引用:2020年12月18日|読売新聞
現在、大阪府と大阪市以外に、和歌山県と長崎県が誘致レースを展開しています。
和歌山県は、和歌山マリーナシティにおける特定複合観光施設設置運営事業実施の民間事業者の公募・選定手続きで、2021年6月2日にコンソーシアム優先権者候補として発表したクレアベストニームベンチャーズ株式会社(東京都品川区、ロベール・ヴェルディエ代表)および親会社であるClairvest Group Inc.のコンソーシアム(以下、クレアベスト)を、和歌山市及び和歌山県公安委員会との協議を踏まえ、7月20日に優先権者として選定したことを公表しました。
約4700億円を初期投資し、開業後4年目の試算で、経済波及効果約2600億円、雇用創出約1.4万人、目標来訪者数約1300万人(うち外国人約300万人)、県納付金約230億円、県入場料約120億円としています。
今後は、和歌山市や和歌山県公安委員会との協議を経て正式に優先権者に決定した後、クレアベストと県が共同で区域整備計画を作成します。
一方、長崎県は2021年9月21日、佐世保市のハウステンボスに誘致を目指すIRについて、設置運営事業予定者のカジノオーストリアインターナショナルジャパンが最短で2027年度中の開業を見込んでいることを明らかにしました。
長崎県によりますと、国際会議場は眺望にこだわり、大村湾に面した外壁はガラス張りを採用。
最大6000席まで設けることができ、1階フロアの座席は可動式に。さらに展示場は総面積2万平方メートル。
ポストコロナ時代を見据え、最先端のICTなどを導入し、オンラインでのイベント開催や別会場との連携に対応するとしています。
各府県のIR区域整備計画にも注目が集まります。
昨日は0人が事業資金の調達に成功しました。
今日は0人が事業資金の調達に成功しました。
無料診断がされました。
無料診断がされました。
無料診断がされました。
無料診断がされました。
無料診断がされました。
i****h様が
800万円を調達しました。e**y様が
1000万円を調達しました。v**n様が
800万円を調達しました。g******m様が
900万円を調達しました。n******g様が
600万円を調達しました。
本日は残り3社限定なのでお早めに10秒診断を行ってください。