助成金申請支援サービス「Chatwork 助成金診断 powered by WriteUp」 Chatworkとライトアップが業務提携

井口 理恵子
井口 理恵子
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助成金

この画像はイメージです。

【この記事の要約】

☑  Chatworkとライトアップが業務提携契約を締結

☑ 「Chatwork 助成金診断 powered by WriteUp」の提供を開始

☑ 煩雑で難易度の高い助成金申請をサポートし、企業の事業継続や振興を支援

 

ビジネスチャット「Chatwork」を展開するChatworkと、ITツールの企画・販売を通して中小企業支援を行うライトアップは8月25日、業務提携契約を結びました。

 

これにより、「Chatwork 助成金診断 powered by WriteUp(以下、「Chatwork 助成金診断」)」の提供を開始しました。

 

「Chatwork 助成金診断」は、自社の課題やニーズにマッチした助成金を無料で診断、書類作成、役所訪問などの煩雑な手続きも、すべて弁護士や社労士と連携し、診断から申請までを完全サポートするサービスです。また、助成金の最新情報をデータベース化し網羅しているため、継続的に助成金活用を提案するなど、企業の受給額の最大化を支援します。
引用:PRTIMES

 

国や地方自治体の施策に沿って資金が支給される助成金制度は多数行われていますが、種類の多さや手続きの煩雑さから企業にとって申請の難易度が高いなどの課題を抱えています。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、経営難に直面する企業が増えている現状もあります。

 

「Chatwork 助成金診断」の提供により、企業の資金面の課題解決や事業継続のための環境構築が期待されます。

 

助成金制度の申請には高いハードルがある

Chatworkは2020年1月、「助成金に関するアンケート」の調査結果を発表しました。

対象は「Chatwork」利用者226人、期間は2019年12月10日〜12月24日です。

 

調査によると、「助成金制度」の認知度は9割以上にのぼる一方で、実際の申請率は約2割にとどまりました。

 

助成金の認知度

「『助成金』という制度を知っていますか?」という質問に「知らない」と回答したのは9.3%で、「知っている」(54.0%)、「聞いたことはあるが、詳しくは知らない」(36.7%)を合わせると90.7%と非常に高い認知度が伺える結果となりました。

 

助成金の申請率

一方、助成金を申請したことが「ある」と回答したのは24.3%にとどまりました。

 

助成金を申請しなかった理由として最も多かった回答は「自社にマッチする助成金が分からない」(54.4%)、次いで「難しそう」(46.2%)となっています。「助成金に興味がない」と回答したのはわずか2.9%でした。

 

助成金については高い認知度があるものの、助成金選定や手続きの難易度などにより、申請に踏み切れない企業が多いことが伺える調査結果となりました。

 

今回のChatwork・ライトアップ両社の業務提携と「Chatwork 助成金診断」の提供は、このような課題を抱えた企業がそれぞれ最適な助成金を受給するための有効な手段のひとつとなるでしょう。

 

参考
【Chatwork調査結果】9割以上の企業、国や自治体の「助成金制度」を認知するも、申請率は約2割|PRTIMES
助成金に関するアンケート|Chatwork

 

 

コロナ破たん全国で2000件超える

東京商工リサーチ(TSR)によると、2021年9月3日現在、「新型コロナ」関連破たん(負債1,000万円未満含む)は累計で2,031件となりました。

 

「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の地域は合計33都道府県となり、飲食業や建設業、アパレル関連などさまざまな企業の業績に影響が及んでいます。

 

コロナ破たんは大都市だけでなく地方にも拡大しており、業績不振の長期化や過剰債務の問題の浮上など、厳しい状況が続いています。

 

参考:高いペースでの推移が続く コロナ破たん 累計2,031件【9月3日16:00 現在】|東京商工リサーチ

 

助成金の診断から受給まで全工程を支援する「Chatwork 助成金診断」

「全国、全ての中小企業を黒字にする」というビジョンを掲げるライトアップは2020年4月、このような新型コロナウイルスの感染拡大に伴う企業経営の深刻化を背景に、中小企業向け補助金・助成金自動診断システム「Jシステム」のOEM提供を開始。

 

「Jシステム」は、コロナ対策助成金や各種公的支援制度のデータベースから、企業ごとに受給可能性の高い公的支援制度の「内容」と「金額」を確認することができるシステムです。

企業だけでなく渋谷区やつくば市などの自治体も「Jシステム」を導入しており、OEM提供先は 2021年9月には800社を突破しています。

 

Chatworkとの業務提携で提供が始まった「Chatwork 助成金診断」は助成金の診断から受給までの全ての工程を支援するため、助成金申請を検討する企業にとってより利便性の高いサービスとなると考えられます。

 

「Chatwork 助成金診断」の利用は特設サイトから行います。

⇒「Chatwork 助成金診断」特設サイト

 

企業ごとの課題やニーズに合った助成金の診断は無料。

活用しやすい助成金を選定します。

 

「Chatwork 助成金診断」は弁護士や社労士との連携のもと、書類作成や役所訪問といった申請手続きに伴う事務作業を代行するなど、受給までを完全サポート。

 

助成金の最新情報をデータベース化し網羅しているため、継続的な助成金活用の提案など受給額の最大化を支援します。

 

「Chatwork」利用者は、診断後に開設できる「Chatwork」のグループチャット上で問い合わせなどをすることができます。

 

 

Chatworkの山口勝幸副社長は「『Chatwork 助成金診断』の提供を通して、企業の皆さまが本業により注力し、事業継続や振興をしていくための環境構築に貢献してまいります」、ライトアップの白石崇社長は「Chatwork社との協業を通じて、より多くの企業様のDX化をご支援できると考えております」とコメントしています。

 

参考
【緊急リリース】中小企業向け助成金・補助金自動診断システム(Jシステム)のOEM提供開始|PR TIMES
【速報】Jシステム(補助金・助成金自動診断システム)、導入実績800社突破(新たに顧客の申請進捗の通知機能を実装)|PR TIMES

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