クラウドファンディングサイトMakuakeで500万以上の資金調達を達成。ホームセキュリティ「Secual」を開発する株式会社Secual/代表取締役CEO 青柳和洋氏
まずは青柳社長の自己紹介をお願いします。
最近では、私自身は主に新規事業の創出にウェイトを高めています。創業当初から、毎年2つ程度の新規事業のリリースを目標に積極的に活動しており、第一弾のベトナムでのフォトブック事業に続き、第二弾として始めたのがホームセキュリティ「Secual」です。米国など先進国のホームセキュリティの普及率は20%程度なのに対し、国内のホームセキュリティの普及率が極めて低く、凶悪犯罪のニュースも絶えない。この課題を解決する仕組みは何かないのかと思い、検討を始めたのがきっかけです。
イグニション・ポイントとは資本政策が大きく異なること等からSecualは子会社として事業を展開しています。
Makuakeと調達した金額について教えてください。
現在は、親会社からの出資と第三者割当による調達からで運営しています。Makuakeは、元々皆様にサービスを知って頂く為のきっかけとして利用しましたが、当初目標の5倍の資金が集まっており、想像以上の反響にうれしく思っています。
第三者割当の金額が1,000万円とかではなく大きな数字でのイメージで宜しいですか?
いえ、それほど大きな数字ではないですね。他の IoT系 ベンチャーはスタート時に大手企業やVCからの出資が行われているケースが多いですが、我々の場合は少額の自己資金のみでスタートしています。
その為、走りながら調達を繰り返していくことが必要になってきますので、継続的に、適切なタイミングで調達をおこなっていきたいと考えています。
青柳社長の生い立ちと起業までのキッカケをお話頂けますか?
元々父親も大手メーカーに在職していたものの、祖父の仕事を引き継ぎ、脱サラしており、私もサラリーマンは1つの選択肢だと思っていました。 また、私自身が小さい時から海外に毎年行かせて頂いていて、その中で海外の人のアグレッシブさを身に染みて感じておりました。日本に帰ってくると、経済の先進国ということはわかりましたが、一人一人から活気を感じなくて、逆に新興国に行くと皆さん貧しいですけど、活気に満ち溢れていて、この違いというのも感じていました。
また、世界の中での日本を凄く意識するようになってきてから、だんだんアイデンティティーを意識し、一つの選択肢であるサラリーマンとして一生を終えるよりも、一度何かを自分でやってみたいという思いから、漠然と30歳になったら何かやろうと小さい時からずっと考えていました。
イグニション・ポイントを始めたキッカケを教えてください。
その為、この短期間の内に大幅に軌道修正をしようとして、社内制度無い中、自分で事業企画をいくつか作り、会社に中長期的な柱となり得る新規事業というのを提案しました。 最初は普通の社員が当然そんなことをやっても、通らなかったのですが、少しずつ共感してくれる人達が集まり最終的には、何とか話が通りました。 結果、複数のクラウド・サービスを立ち上げる事ができました。
基本的に事業・サービスの全フェーズに深く関わることができました。そこで自分としては短期間で物凄く沢山の事が学べて勉強になったし、能力以上の経験をさせて頂いた事で、一気にブレイクスルーする事ができました。ただ、やり甲斐の一方で、上手くいっている所といっていない所がありまして、結局立場上、直接コントロールができない領域が多々あると限界を感じました。
その後、大手コンサルティングファームを経て、プロフェッショナルとしての姿勢などを経験し、末宗(現イグニション・ポイント副社長)、西田(現Secual最高執行責任者)といった優秀な仲間とも出会えた事から、イグニション・ポイントを創業しました。
御社の製品はどこの市場を狙っていきますか?
あくまでもコアなターゲットは、純粋なホームセキュリティとしての枠で、結婚を機に、都内近郊付近で戸建てを購入し、できればホームセキュリティ入れておきたいと考えられている方々です。 そこまで治安が悪いと思ってもないし、危険だと思ってはいないけれど、子供が生まれ、生命保険とか医療保険を見直すタイミングで+1000 円ぐらいの価格でホームセキュリティが入るのなら、念のため家に入れておいても良いかなと考える方々をターゲットにしています。
セキュリティというのは、防犯というのと見守りという大きく二つあると思っています。
最初に我々が取り組むのは、あくまでも防犯の世界に対してのみですが、子供や高齢者の見守り、自分が住んでいる地域に対するリスクが何かあるときに、一つのデバイス、一つのサービスで防犯と見守り、その両方を担えるということは、重要ではないかなと思います。
今後の展望を教えて頂けますか?
スマートホームとホームセキュリティという両カテゴリーに我々は関わるポジションに位置していると考えています。 オープン戦略をとっている我々は、今後、スマートルーム系のサービス・デバイスと連携して行きたいと考えています。様々なサービスと組み合わさることで、多くの付加価値が生まれてくるでしょうし、Secual としてのポジショニングも築けると思っています。
資金調達をして苦労されたこと、得られたことがありましたら教えて頂けますか?
既に完了した資金調達という意味では、6月の第三者割当になります。 Secualとしては初めての調達でしたので、資本政策や事業計画を見直す良いキッカケでしたが調達先にも恵まれ、特に苦労した事、難しかった事は、そのタイミングではありませんでした。
IoTの場合、非常に難しいのは試作後の量産で、量産になると巨額の費用が必要になってきます。来年2月サービス開始に向けて量産体制をとり、初期ロットの制作に向けて準備を進めています。
例えば、大量の注文を頂いたとしても、その量産に耐えうるだけの企業体力を今の時点では備えていません。とは言え、マーケットのニーズとタイミングを合わせなければならず、様々な要素を高度にマネジメントしていかなければなりません。今からしっかりと備えて行く必要があると思っています。
御社製品・サービスはどんな特徴がありますか?
しかし、日本の労働人口が減っていく中で、様々な宗教・文化が混ざり合い、歓迎せざるリスクも欧米化することで、他の先進国同様の備えが必要になると考えています。また、昨今の国内の自然災害もまた不安を煽っています。
一方で、従来は高価だったモジュールなども安価になってきており、その性能も上がってきています。このように、イノベーションが起きるキッカケは全て揃ったと思っています。
今後、防犯業界・見守り業界でイノベーションが起きていくと思っていますし、既に多くの競合も参入してきています。大手メーカーなども事業の一つの柱として参入すると仰っていましたけど、それだけ魅力的で、大きいマーケットという証拠ですから、これから何%のシェアを取れるか、各社、競いあっていくことになっていくと思いますが、我々はベンチャーとして、囲い込みではなく、オープンにやっていくことで今の時代に則したサービスを目指していきたいと思っています。
ホームセキュリティと言っても、様々なニーズがあるなかで、各分野に特化したベンチャー企業とインフラレベルから連携しながら、各ニーズにお応えできる体制を構築していこうと考えています。ユーザーの皆さんは、自分にあったサービスを選択し、組み合わせる時代になってくると思いますが、期待に応えられる存在になっていきたいと思います。
本日は貴重なお話ありがとうございました。
株式会社Secual | スマートホームセキュリティ。窓やドアに貼るだけの防犯・防災対策で、安心をもっとカジュアルに。
http://secual-inc.com/
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