トラブル続きの「みずほ銀行」~都銀再編の影を引きずるメガバンクとは?

中出 眞澄
中出 眞澄

都銀の通帳

画像:旧都市銀行の通帳とカード

【この記事のポイント】

・みずほ銀行、今年5回目のシステム障害発生
・旧都市銀行の再編とメガバンク
・銀行再編に絡んでドラマあり

 

みずほ銀行で8月20日、店頭での外国為替取引などができないトラブルが発生。

今年5回目、2002年の合併後では7回目のシステム障害に、金融庁が再び報告命令を出す騒ぎに発展しています。

みずほ銀行とみずほ信託銀行で20日午前、システム障害により一時、全国の店舗窓口で振り込みや入出金ができない状態に陥った。
引用:時事ドットコムニュース

障害再発の原因は、統合再編に伴うコンピュータ・システムの一本化に潜んでいると見られており、都銀の統合・再編の末に集約された3メガバンクの一角を占める同行の行方と金融界に与える影響が改めて注目されています。

 

みずほ銀行のシステム障害、2002年の合併後では7回目

みずほ銀行のシステム障害
2002年4月1日 統合再編の初日にATMの停止などのトラブルが発生、収束まで数ヵ月。
2011年3月14-24日 東日本大災害義援金口座のトラブルをきっかけに給与振り込みなどにも波及。
2021年2月28日 カードや通帳がATMに吸い込まれトラブルが発生。被害は5000件超。
 〃  3月3日 ATMで障害。
 〃  3月7日 ATMやインターネットで定期預金関連の障害。
 〃   3月12日 外貨送金の遅延。
 〃  8月20日 店頭窓口での振り込みなどに障害。

参考:みずほ銀行報告 2021.4。5

※表幅が画面に収まりきらない場合はスライドできます。

 

3メガバンクで顧客に影響を与えるシステム障害が起こっているのは、みずほ銀行だけではありません。

2002年に三和銀行・東海銀行が合併して発足したUFJ銀行でも直後にシステム障害が起こっており、三菱UFJ銀行、三井住友銀行でも起こっています。

しかし、みずほのトラブルが比較にならないほど深刻であることは間違いありません。

再編で都銀10数行が4グループに

13行体制が長く続いていた都市銀行は、1990年代のバブル崩壊に伴い不良債権が発生。

公的資金が投入される事態を招きましたが、2000年代に入って財閥などの壁を乗りこえて経営統合・再編が進み、現在の三菱UFJ・三井住友・みずほ・りそなの4グループに落ち着きました。

その規模から三菱UFJ・三井住友・みずほが3メガバンクと呼ばれています。

 

都市銀行15行の変遷     (数字は合併などの年、「銀行」は省略)

※表幅が画面に収まりきらない場合はスライドできます。

1996 2002 2006 2018
三菱 東京三菱 東京三菱 三菱東京UFJ 三菱UFJ(改称)
東京
三和 三和  → UFJ
東海 東海

 

1973 1990 1992 2001
住友 住友 住友 住友 三井住友
三井 三井 太陽神戸三井 さくら(改称)
神戸 太陽神戸
太陽

 

1971 2002
第一 第一勧業 みずほ
日本勧業
富士 富士 (日本興業)

 

1991 1992 2003
大和 大和 大和 りそな
協和 協和埼玉 あさひ(改称)
埼玉

 

1999
北海道拓殖 解散

出典:全国銀行協会 銀行変遷史データベース
全国銀行協会 平成元年以降の提携・合併リスト

 

都市銀行の15行・13行時代を知らない若い世代はもちろん、その時代を体験している高齢者にとっても「みずほ銀行って、元は何銀行?」と言うほど、大がかりな合従連衡が繰り返された結果が現在の銀行地図となっています。

しかし、銀行界のトップにある4グループ体制が今後も続くかというと、疑問とする向きが多いのも現実です。

 

銀行再編に絡むドラマ

「事実は小説より奇なり」という言葉がありますが、長い銀行再編の歴史でも時折、小説の世界も顔負けのドラマが白日の下にさらされることがあります。

 

第一・三菱合併事件

1969年1月1日、元旦の読売新聞朝刊が報じた「第一・三菱銀行が合併」のスクープから、そのドラマは始まりました。

三菱銀行(田実渉頭取)は三菱グループの中核企業であり、一方の第一銀行(長谷川重三郎頭取)はNHK大河ドラマで放映中の「青天を衝け」の主人公・渋沢栄一ゆかりの銀行。

この大合併の報道を受けて1月7日、両行首脳が正式に発表しましたが、第一側の井上薫会長が「三菱に呑み込まれる」と反対。

13日には撤回に追い込まれてしまいました。

第一は戦時中の1943年(昭和18年)に三井銀行と合併して帝国銀行となったさい、三井財閥に呑み込まれた経験があったことが反対の理由だとされています。

その後、三菱は「三菱UFJ」、第一は「みずほ」として3メガバンクの一角に位置しています。

 

東京三菱・UFJ統合をめぐる裁判

2004年7月、東京三菱フィナンシャル・グループとUFJホールディングスの経営統合をめぐって法廷闘争が起こりました。

この統合についての協議が始まる前に、UFJ側と住友信託銀行がUFJ信託の買収について合意していたためで、それを反故にされた形の住信側が「東京三菱・UFJ統合協議差し止め」を求める仮処分を東京地裁に申請。地裁は認めましたが、東京高裁は認めず、最高裁も住信側の抗告を棄却しました。

この間、三井住友フィナンシャルグループがUFJ側に経営統合の提案をしたことから、東京三菱FGと三井住友FGとによる綱引きが白日の下で展開されましたが、結局UFJは東京三菱と統合を実現しました。

もし逆の結果になっていたら、メガバンク地図は現在とは形が大きく変わっていたかもしれません。

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