法人口座開設でおすすめの銀行を徹底比較!作りやすい銀行の特徴や選び方とメリット・デメリット

運営事務局
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更新日2024/2/29
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法人口座 おすすめ アイキャッチ

法人口座開設のおすすめは?作りやすい銀行はある?

法人口座でおすすめのネットバンク・メガバンク・信用金庫はどれ?

法人口座とは?合同会社におすすめの銀行座は?

起業後、早急に対応しなければならない法人口座開設は、企業間取引や従業員の給与振込、税金の支払いなど会社を経営していくうえで必要になるケースは多いです。

しかし、法人口座を開設しようと思っても、メガバンクやネット銀行、信用金庫など種類が多すぎるため、どこで開設すべきか悩みがちです。

今回は、 法人口座開設でおすすめの銀行と作りやすい銀行の特徴 について詳しく解説していきます。

法人口座の開設は個人の口座開設と異なり、審査基準も厳しい傾向にあるため、選び方や銀行の種類別にメリット・デメリットなどもまとめていきます。

法人口座開設は住信SBIネット銀行がおすすめ!
住信SBIネット銀行

  • 住信SBIネット銀行は振込手数料を抑えたい・早急に資金調達をしたい人におすすめ!
  • 借入条件のお知らせを受け取っている法人は決算書要・最短即日融資可能な「dayta」サービスが利用できる
  • 法人・個人からの振込10件/月以上か法人デビットカードの利用金額10万円/月以上で振込手数料が最大10回まで優遇!
  • 対応ATMはセブン銀行・ローソン銀行・イオン銀行・イーネットなど多数で便利
  • 審査時間や口座開設にかかる日数は最短2週間~3週間!

▼ 手数料優遇や融資サービスがすごい! ▼

目次

法人口座の種類とメリット・デメリットを比較

法人口座 おすすめ 種類
法人口座の種類は5つあり、それぞれの金融機関で特徴が異なります。

法人口座の種類
  • ネット銀行
  • メガバンク
  • ゆうちょ銀行
  • 地方銀行
  • 信用金庫

法人口座を開設する際は、メリットとデメリットをしっかりと確認して選択しなければなりません。

どの金融機関にしようか迷っている人は、以下の表を参考にしてみてください。

メリット デメリット
ネット銀行 ・24時間365日ネットバンキングが利用できる
・ネットバンキングが無料
・振込手数料が安めの設定
・預金金利は高い傾向
・日本政策金融公庫の融資に対応している銀行もあり便利
・取引先から信用力を低く見られる可能性がある
・融資相談は受けられない
・社会保険、労働保険、税金の口座振替には対応していない
・中小企業倒産防止共済の加入も対応していない
メガバンク ・対応できるサービスの幅が広い
・取引先からの信用力が高くなる
・高額な融資にも対応可能
・全国に支店があり便利
・口座開設の難易度が高く簡単ではない
・中小企業の融資には消極的
ゆうちょ銀行 ・全国に支店があり便利
・ネット銀行の次に、ネットバンキング利用料や振込手数料が安くて便利
・預金の上限は1,300万円と決まっている
・法人融資に対応していない
・労働保険の口座振替に対応していない
・中小企業倒産防止共済の加入にも対応していない
地方銀行 ・信用金庫の次に、中小企業でも融資に柔軟に対応してもらえる ・地域が限定されている
・金利がやや高めの傾向
信用金庫 ・中小企業でも融資に柔軟に対応してもらえる ・地域が限定されている
・高金利
・従業員300人以上又は資本金9億円超になると利用不可
・融資の際には出資が必要となる

法人口座開設でおすすめのネット銀行

法人口座 おすすめ ネット銀行
法人口座開設でおすすめのネット銀行は、以下の4つです。

それぞれの特徴をしっかりと確認してから選択してください。

楽天銀行 PayPay銀行 GMOあおぞらネット銀行 住信SBIネット銀行
月額利用料 無料 無料 無料 無料
口座開設日数 1週間程度 3〜10日 最短即日 最短翌営業日
保険・税金の口座振替 非対応 非対応< 非対応< 非対応<
振込手数料(他行あて) 3万円未満:150円
3万円以上:229円
160円 145円(無料特典あり) 145円(無料条件あり)
審査時間 最短10分 最短翌日 1週間程度(セルフィー動画による本人確認では最短即日) 仮審査申し込み当日から3営業以内
対応ATM 三菱UFJ銀行ATM、みずほ銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM、イオン銀行ATM、セブンATM、ローソンATM、イーネットATM 三井住友銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM、イオン銀行ATM、セブンATM、ローソンATM、イーネットATM ゆうちょ銀行ATM、イオン銀行ATM、セブン銀行 ゆうちょ銀行ATM、イオン銀行ATM、セブンATM、ローソンATM、イーネットATM
Pay-easy対応 対応 対応 対応 非対応
総合振込 対応< 非対応< 対応< 対応<
海外送金 対応 非対応 対応 対応
アプリ対応 対応 対応 対応 対応
利用可能時間 24時間365日 24時間365日 24時間365日 24時間365日

おすすめのネット銀行① 楽天銀行

月額利用料 無料
口座開設日数 1週間程度
保険・税金の口座振替 非対応
振込手数料(他行あて) 3万円未満:150円
3万円以上:229円
審査時間 最短10分
対応ATM 三菱UFJ銀行ATM、みずほ銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM、イオン銀行ATM、セブンATM、ローソンATM、イーネットATM
Pay-easy対応 対応
総合振込 対応
海外送金 対応
アプリ対応 対応
利用可能時間 24時間365日
楽天銀行がおすすめな人
  • 部署ごとで口座を分けたい人
  • 手数料を抑えたい人
  • 海外送金利用する人

楽天銀行は、人気の高い楽天グループが運営しているネット銀行です。

割安な手数料だけでなく、楽天ビジネスデビットカードを作成すれば、利用金額の1%がキャッシュバックされます。

一般的な法人クレジットカードのポイント還元率は0.5%となっているのに対し、楽天銀行では2倍もお得です。

また、 用途に応じて20口座まで口座番号を持てる 点もメリットといえます。

部署ごとやオンラインのプラットフォームごとに口座を分けたい場合など、非常に便利な法人口座です。

ただし、複数の口座を開設する際にどのような用途でも認められているわけではありません。

認められている用途は以下の通りになるので、検討している人は参考にしてください。

複数の口座開設で認められている用途
・国内と海外で送金用の口座を分けたい
・支店やショップ単位で売上を分けたい
・事業単位で法人口座を持ちたい
・顧客単位で売上を管理したい

法人口座を複数開設しても維持費はかからないため、楽天銀行であれば継続しての利用がしやすい点も大きな魅力のひとつです。

また、 海外送金の手数料も安いので、海外送金の利用が多い法人にもおすすめ です。

MEMO
口座開設には、固定電話番号かIP電話番号が必要となるので注意してください。

おすすめのネット銀行② PayPay銀行

月額利用料 無料
口座開設日数 3〜10日
保険・税金の口座振替 非対応
振込手数料(他行あて) 160円
審査時間 最短翌日
対応ATM 三井住友銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM、イオン銀行ATM、セブンATM、ローソンATM、イーネットATM
Pay-easy対応 対応
総合振込 非対応<
海外送金 非対応
アプリ対応 対応
利用可能時間 24時間365日
PayPay銀行がおすすめな人
  • 国外に取引先がいる
  • 一括振込したい人
  • 少ない書類で簡単に申し込みたい人

PayPay銀行は、日本初のネット銀行として2000年10月から営業を開始しています。

2021年に現在の社名に変更し、さまざまな企業と連携しているネット銀行です。

PayPay銀行は、スマホで簡単に申し込みができる便利さが大きな魅力といえます。

必要書類をスマホでアップロードするだけで、郵送なども必要ありません。

一般的に、提出書類の郵送が必要な金融機関であれば、申し込み手続きに3日〜1週間程度かかることも多く時間がかかります。

すぐに法人口座の開設をしたい場合は、最短3日で開設してもらえるのでPayPay銀行がスピーディーでおすすめです。

ただし、最短3日で法人口座を開設する場合は、以下の条件を全て満たす必要があります。

最短で法人口座を開設するための条件
・法人の現住所が登記上の法人所在地と同じであること
・具体的な業務内容を記載している公式サイトを保有していること
・取引担当者が法人の代表者であること
・会社を設立してから6ヶ月以上を経過していること

また、海外送金は0円でできるため、取引先が海外に多い法人には非常に便利なネット銀行です。

また、総合振込にも対応しており、最大3,000件まで一括で振込できます。

おすすめのネット銀行③ GMOあおぞらネット銀行

月額利用料 無料
口座開設日数 最短即日
保険・税金の口座振替 非対応<
振込手数料(他行あて) 145円(無料特典あり)
審査時間 1週間程度(セルフィー動画による本人確認では最短即日)
対応ATM ゆうちょ銀行ATM、イオン銀行ATM、セブン銀行
Pay-easy対応 対応
総合振込 対応<
海外送金 対応
アプリ対応 対応
利用可能時間 24時間365日
GMOあおぞらネット銀行がおすすめの人
  • 振込手数料を抑えたい人
  • すぐに口座を開設したい人
  • ポイントを貯めたい人

GMOあおぞらネット銀行は、最短即日で法人口座を開設できるため、すぐに口座が必要な人におすすめです。

ネット銀行では初めて、 日本政策金融公庫の融資金返済の口座振替に対応している 点も魅力のひとつといえます。

ネット銀行は、基本的に口座振替による返済ができません。

GMOあおぞらネット銀行では2023年2月から融資金の返済を口座振替でできるサービスを開始しています。

日本政策金融公庫から国民生活事業、もしくは中小企業事業向けの融資を受けている法人には特におすすめ です。

また、業界でも最低水準の振込手数料となっており、負担が少なくなる点も大きなメリットのひとつといえます。

口座開設から翌々月まで、毎月20回を上限として振込無料回数もついており非常にお得です。

そのほか、月額500円で「振込料金とくとく会員」になれば、他行あての振込手数料も一律129円にもできるため経費削減にも役立ちます。

MEMO
ただし、対応しているATMが少なく、近くにない場合は少し不便に感じる可能性もあるので注意してください。

おすすめのネット銀行④ 住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行

月額利用料 無料
口座開設日数 最短翌営業日
保険・税金の口座振替 非対応
振込手数料(他行あて) 145円(無料条件あり)
審査時間 仮審査申し込み当日から3営業以内
対応ATM ゆうちょ銀行ATM、イオン銀行ATM、セブンATM、ローソンATM、イーネットATM
Pay-easy対応 非対応
総合振込 対応
海外送金 対応
アプリ対応 対応
利用可能時間 24時間365日
住信SBIネット銀行がおすすめの人
  • セキュリティを重視している人
  • スマホで取引をしたい人
  • ネットで簡単に申し込みしたい人

住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスの共同出資によるネット銀行です。

他行あての振込手数料が安いのが特徴で、コストの削減にも役立ちます。

住信SBIネット銀行では、法人口座のアプリがあるため取引認証もスムーズに行えます。

取引認証とは
インターネットバンキングで振込先や金額を入力し、アプリに通知される振込内容を認証して、振込を実行するセキュリティ機能のことです。

スマホで取引認証ができて非常に便利なので、 出張などの外出が多い企業には特におすすめ です。

また、住信SBIネット銀行のスマホアプリでは入出金があった際にリアルタイムで通知してくれる機能があります。

セキュリティに関してはとても強いため、もしも不正利用された場合でもすぐに確認できる点も魅力です。

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法人口座開設でおすすめのメガバンク・ゆうちょ銀行

法人口座 おすすめ メガバンク
法人口座開設でおすすめのメガバンクやゆうちょ銀行は以下の4つです。

それぞれの特徴をしっかりと確認してから選択してください。

三菱UFJ銀行 三井住友銀行 ゆうちょ銀行 みずほ銀行
月額利用料 1,760円〜 無料〜(プランにより異なる) 550円〜(別途契約料金が必要) 3,300円
口座開設日数 4週間程度 1ヶ月程度 1ヶ月程度 1ヶ月程度
保険・税金の口座振替 対応 対応< 労働保険には非対応< 対応<
振込手数料(他行あて) 3万円未満:484円
3万円以上:660円
165円〜660円(サービス内容や金額による) 165円 3万円未満:490円
3万円以上:660円
審査時間 2〜3営業日 最短当日 1ヶ月程度(法人口座開設の審査の場合) 1週間〜10日ほど
対応ATM 三井住友銀行ATM、セブン銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM、イオン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATMなど 三菱UFJ銀行ATM、セブン銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM、イオン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATMなど 三菱UFJ銀行ATM、みずほ銀行ATM、イオン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATMなど 三井住友銀行、りそな銀行、セブン銀行、イオン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATMなど
Pay-easy対応 対応 対応 対応 対応
総合振込 対応 非対応 対応 対応
海外送金 非対応 対応 対応 対応
アプリ対応 対応 対応 対応 対応
利用可能時間 0:00〜23:59 0:00〜23:59 8:00〜23:00 8:00〜23:45

おすすめの銀行① 三菱UFJ銀行

月額利用料 1,760円〜
口座開設日数 4週間程度
保険・税金の口座振替 対応
振込手数料(他行あて) 3万円未満:484円
3万円以上:660円
審査時間 2〜3営業日
対応ATM 三井住友銀行ATM、セブン銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM、イオン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATMなど
Pay-easy対応 対応
総合振込 対応
海外送金 非対応
アプリ対応 対応
利用可能時間 0:00〜23:59
三菱UFJ銀行がおすすめの人
  • Webで完結したい人
  • 総合振込対応を求めている人
  • 24時間いつでも取引承認したい人

三菱UFJ銀行は、三菱UFJフィナンシャルグループが運営しています。

Web法人口座開設を利用すると、来店せずに申し込みが可能なので、銀行窓口に出向く時間を確保できない場合でも開設しやすくなっています。

ただし、国内の法人および外国企業の日本法人・日本支店のみが対象です。

MEMO
該当しない場合は店頭での手続きとなります。

また、国内の法人および外国企業の日本法人・日本支店でも、以下のいずれかに該当する場合しかWeb法人口座開設はできないので注意してください。

Web法人口座開設ができる方
・三菱UFJ銀行にすでに口座をお持ちで、同一店舗で追加口座の開設を希望の人
・任意団体(組合・業界団体・サークル等)の人
・普通預金口座以外(定期・外資・当座など)の開設を希望の人
・個人事業主で屋号付口座の開設を希望の人

そのほか、法人向けのインターネットバンキングであるBizSTATIONも利用でき、 入出金履歴を確認できたり、取引認証を実行できたりする 点も大きな魅力といえます。

ただし、維持費がかかることや、振込手数料が高く設定されている点には注意が必要です。

コスト削減をしたいと考えている場合にはあまり向いていませんが、1回につき最大50,000件まで総合振込が可能なので、振込件数が多い法人は手間がかからないといえます。

おすすめの銀行② 三井住友銀行

月額利用料 無料〜(プランにより異なる)
口座開設日数 1ヶ月程度
保険・税金の口座振替 対応
振込手数料(他行あて) 165円〜660円(サービス内容や金額による)
審査時間 最短当日
対応ATM 三菱UFJ銀行ATM、セブン銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM、イオン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATMなど
Pay-easy対応 対応
総合振込 非対応
海外送金 対応
アプリ対応 対応
利用可能時間 0:00〜23:59
三井住友銀行がおすすめの人
  • 海外展開をしている人
  • 振込手数料を抑えたい人
  • 充実した法人向けサービスを求めている人

三井住友銀行は、三井住友フィナンシャルグループが運営しています。

月額利用料がかからず、海外への送金も可能なため、国外での事業展開をしている法人に非常におすすめ です。

アメリカやアジアなどを中心に三井住友銀行の支店は拡大しており、利用がしやすくなっています。

また、Web21と呼ばれる法人向けのサービスが充実している点も特徴的です。

残高照会などの一般的なサービスだけでなく、 給与振込や個人地方税納付などもオンラインで行えます。

今までは店舗へいく必要があったケースでも、わざわざ出向く必要がなくなるため忙しい人にはメリットが大きいといえます。

MEMO
Web21を利用の際に、まずはお試しからしたいという場合にはライトタイプがあります。初期費用や月額費用は無料で、振込や振替、Pay-easyなどの利用が可能です。

おすすめの銀行③ ゆうちょ銀行

月額利用料 550円〜(別途契約料金が必要)
口座開設日数 1ヶ月程度
保険・税金の口座振替 労働保険には非対応<
振込手数料(他行あて) 165円
審査時間 1ヶ月程度(法人口座開設の審査の場合)
対応ATM 三井住友銀行ATM、りそな銀行ATM、信用金庫ATM、三菱UFJ銀行ATM、みずほ銀行ATM、イオン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATMなど
Pay-easy対応 対応
総合振込 対応
海外送金 対応
アプリ対応 対応
利用可能時間 8:00〜23:00
ゆうちょ銀行がおすすめな人
  • 対応ATMが多いネット銀行を探している人
  • 税金や社会保険料の口座振替をしたい人
  • 手数料を抑えたい人

ゆうちょ銀行は、全国に支店やATMがあり知名度も高い銀行のひとつです。

厚生年金保険料や健康保険料などの社会保険料の口座振替もできる ため、利便性の高い法人口座といえます。

また、月額手数料や振込手数料も低い設定となっているため、コストを抑えたい人には特におすすめです。

ただし、口座開設には1ヶ月ほどかかるため、急いで口座を開設したいという場合には注意が必要です。

そのほか、無料で利用できるインターネットバンキングのゆうちょダイレクトもありますが、1日の送金限度額は5万円となっている点にも注意しなければなりません。

MEMO
追加の設定により最大1,000万円までは送金可能です。

デメリットもありますが、全国に支店が多く利便性が高いことや、知名度や社会的信用度も高い点などメリットも多くあります。

おすすめの銀行④ みずほ銀行

月額利用料 3,300円
口座開設日数 1ヶ月程度
保険・税金の口座振替 対応
振込手数料(他行あて) 3万円未満:490円
3万円以上:660円
審査時間 1週間〜10日ほど
対応ATM 三井住友銀行、りそな銀行、セブン銀行、イオン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATMなど
Pay-easy対応 対応
総合振込 対応
海外送金 対応
アプリ対応 対応
利用可能時間 8:00〜23:45
みずほ銀行がおすすめの人
  • 窓口へ出向く手間を省きたい人
  • 創業して間もない人
  • 法人向けのデビットカードが欲しい人

みずほ銀行は、みずほフィナンシャルグループが運営しています。

メガバンクの中でも創業して間もない企業の支援に力を入れている銀行のひとつです。

担当者とWebで面談することで審査をしてもらえるため、わざわざ銀行窓口へ出向かなくでも法人口座が開設できます。

MEMO
申し込みを公式サイトの法人口座開設ネット受付ですると、登記事項証明書や印鑑証明書の提出は原則不要です。

また、みずほ銀行で法人口座の開設をすれば、 みずほビジネスデビットと呼ばれる法人向けのデビットカードを無料で附帯してもらえます。

リアルタイムで決済できるため、請求書払いの時よりも仕入れスピードをアップさせるなど、経営の効率化に役立ちます。

ただし、月額利用料や他行あての振込手数料が高めの設定になっているので注意してください。

信用金庫や地方銀行で法人口座開設したい人は最寄りの金融機関がおすすめ!

法人口座 おすすめ 最寄り
会社の規模があまり大きくない場合は、最寄りの金融機関での法人口座開設がおすすめです。

特に、 信用金庫や地方銀行では口座開設がしやすく融資を受けやすい という特徴があります。

MEMO
法人口座を開設できる金融機関には、都市銀行やネット銀行などさまざまあります。

全国規模で展開している大手の銀行では、法人口座開設や融資の審査は難しく、規模が大きくない会社にとっては高いハードルです。

その点、地域密着型の地方銀行であれば、口座開設のハードルは低くなります。

また、地方銀行よりもさらに地域密着型である信用金庫であれば、小規模な取引先が多い企業に向けて口座開設や融資審査のハードルはさらに低く設定されており、利用がしやすいといえます。

融資金利などは高い傾向にありますが、信用金庫や地方銀行で法人開設をしたい場合は、最寄りの金融機関へ申し込みをしてみてください。

法人口座開設で金融機関の選び方

法人口座 おすすめ ポイント
法人口座を開設する際の金融機関の選び方についてご紹介します。

さまざまなポイントを押さえて選択することが重要です。

法人口座開設で金融機関の選び方
  • ネットバンキングの手数料で選ぶ
  • 他銀行への振込手数料で選ぶ
  • Pay-easyに対応しているかどうかで選ぶ
  • 口座振替に対応しているかどうかで選ぶ
  • 口座開設の審査難易度や社会的信用力で選ぶ
  • 金融機関の融資対象で選ぶ

ネットバンキングの手数料で選ぶ

ネットバンキングの手数料を比較して選ぶことも重要 です。

法人口座では、ネットバンキングが有料であることも多く、毎月のコストが気になることも少なくありません。

しかし、月額が低いプランを選べば、Web明細を見られる期間が短いケースも多くあります。

ネット銀行であれば、無料のネットバンキングが多く、参照できる期間も長く設定されていることが多いです。

他銀行への振込手数料で選ぶ

他銀行への振込手数料を比較して選択することも重要です。

銀行振込で支払いをすることが多い場合、毎回の振込手数料は積み重なると相当な負担となります。

ネット銀行であれば、 振込手数料は低く設定されているケースが多いため、コスト削減にもつながりやすい です。

Pay-easyに対応しているかどうかで選ぶ

Pay-easyとは、金融機関の口座振替と収納機関とのデータの受け渡しをするサービスのことです。

Pay-easyに対応していることで、 事務処理の短縮につながったり、負担を軽減したりすることが可能 となります。

また、Pay-easy対応であれば、ネットバンキングで税金や社会保険料などの支払いもできるメリットがあります。

ネット銀行では、Pay-easyに対応しているところが多いですが、なかには非対応の銀行もあるのでしっかりと確認してください。

口座振替に対応しているかどうかで選ぶ

口座振替に対応しているかどうかも大きなポイントのひとつです。

税金や社会保険料、労働保険料などは口座振替が利用できます。

税金や保険料は滞りなく支払わなければなりません。

しかし、忙しくて窓口へ行く暇がない、ATMが近くにないといった場合には期限内に支払いができない可能性も出てきてしまいます。

口座振替に対応していればいつでも支払いができ、手間がかからない点が大きな魅力です。

MEMO
メガバンクの対応状況が一番良く、次いでゆうちょ銀行、地方銀行、信用金庫は一部非対応となっています。

ネット銀行に関しては、一部では対応しているところもありますが、基本的には非対応が多いので注意してください。

口座開設の審査難易度や社会的信用力で選ぶ

法人口座の開設はそう簡単ではありません。

そのため、審査の難易度や社会的信用力で選択することが重要です。

特に、メガバンクは口座開設の審査は難しくなりますが、 口座開設ができれば取引先からの信用力は非常に高くなる といえます。

しかし、創業して間もない場合にはメガバンクの口座開設は難易度が高く、難しい場合が多いため注意しなければなりません。

ネット銀行であれば、創業時でも口座開設しやすいといった特徴があるため、事業を開始してどれくらい経つかなどを考慮して金融機関を選んでみてください。

金融機関の融資対象で選ぶ

金融機関の融資対象で選ぶこともポイントのひとつ です。

融資は、いますぐ受けることがなくてもいつか必要になるかもしれません。

そのような場合も考慮して、それぞれの金融機関の融資対象や特徴を把握しておくことが重要です。

ネット銀行
・融資相談はできない
・上限金額が低い
・返済期間も短い
・創業期の融資には不向き
・経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)の加入取り扱いなし
メガバンク
・大きな企業が対象
・全国展開しているが難易度が高い
・融資後、業績が悪化すれば資金回収される可能性もある
ゆうちょ銀行
・法人融資は行っていない
・経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)の加入取り扱いなし
地方銀行や信用金庫
・地方銀行は中規模企業が対象
・信用金庫は中小企業や個人事業主が対象
・地域が限定される
・創業期でも融資が受けやすい傾向
・信用金庫では融資を受ける際に原則出資が必要

法人口座開設の審査に通りやすくするポイント

法人口座 おすすめ 審査
法人口座を開設するには審査に通らなければなりません。

口座開設の審査に通りやすくするポイントはいくつかあります。

ポイントをしっかりと確認してから申し込みを行ってください。

法人口座開設の審査に通りやすくするポイント
  • 資本金は最低でも100万円用意する
  • オフィス・固定電話・独自ドメインホームページを用意する
  • 事業目的の明確化と事業活動の資料を準備する

資本金は最低でも100万円用意する

資本金は最低でも100万円は用意するようにしてください。

会社の資本金が少なすぎると、そのことが原因で金融機関の口座開設審査に落ちる可能性もあります。

なぜなら、資本金が極端に少ない場合、ペーパーカンパニーと疑われやすくなってしまうからです。

ペーパーカンパニーとは
実体のない書類上だけに存在する会社のことを指します。会社の設立登記はされていても事業をしている実態が把握できず、違法ではないかと悪いイメージを持たれてしまいます。

資本金は、会社が事業を行うために必要な原資ですが、法律的上、1円であっても会社を設立する上では何ら問題はありません。

しかし、健全な事業が運営されていないと判断されやすいのが一般的です。

このような状況を避けるためには、 最低でも100万円ほどの資本金があれば安心できます。

MEMO
事業内容によって目安の金額は異なるため注意してください。

オフィス・固定電話・独自ドメインホームページを用意する

オフィスや固定電話、独自のドメインホームページを用意しておくことも重要です。

会社の住所はオフィスにある方が審査に通りやすく、また、固定電話もあればさらに有利となりやすい からです。

一方で、会社の住所が自宅やシェアオフィスといった場合には審査の通過が難しくなる可能性が高まります。

そのほか、一部の金融機関では携帯電話の番号では申し込みができません。

固定電話やIP電話の利用が必要となるケースが多いので注意してください。

また、しっかりとした自社のホームページがあることも有利となります。

口座を開設するまでにホームページが公開できるように準備を進め、独自のドメインアドレスも取得することがおすすめです。

MEMO
独自ドメインアドレスは、会社名や商品名を入れたオリジナルのわかりやすいメールアドレスになるため、信頼性だけでなくセキュリティの向上にもつながります。

事業目的の明確化と事業活動の資料を準備する

事業の目的が不透明であれば、審査に通るのは難しくなります。

事業目的を明確にして、どのような活動をしているのか資料を準備することも重要 です。

事業の目的や活動がはっきりとしていない会社であれば、口座を開設しても振り込め詐欺などの不正行為に使用されるのではないかと警戒されやすいからです。

そのため、実際にどのような事業をしているのかを示す資料の提出を求められる場合があります。

MEMO
準備できていなければ、口座開設を待たなければならないケースがあるので注意してください。

提出を求められた際に、スムーズに対応できるよう抜かりなく準備することが大切です。

​​ネット銀行で法人口座開設するメリット・デメリット

法人口座 おすすめ ネット銀行 メリット デメリット
ネット銀行で法人口座を開設する場合、メリット、デメリットがそれぞれあります。

どちらもしっかりと把握してから、口座開設を検討してください。

ネット銀行で法人口座開設するメリット

ネット銀行で法人口座を開設する際のメリットは、主に4つあります。

ネット銀行で法人口座開設するメリット
  • 利便性が高い
  • 手数料が安い
  • 時間と場所にとらわれずに利用可能
  • 預金の金利は高め

ネット銀行は、実店舗を持たないため、人件費や店舗代の費用が抑えられています。 

そのため、メリットとなる部分も非常に多いのが特徴です。

全体的に手数料が安く、預金の金利が高い傾向にあります。

また、時間や場所にとらわれずに利用できるため利便性が高い点も魅力です。

海外での仕事が多い場合も時差などに関係なく、いつでも利用できます。

ネット銀行で法人口座開設するデメリット

メリットの多いネット銀行ですが、いくつかのデメリットも存在します。

ネット銀行で法人口座開設するデメリット
  • 相談があっても直接できない
  • 取引先からの信用度は低くなりやすい

ネット銀行は、サービスが始まってからあまり期間が経っていないこともあり、定着してない企業も少なくありません。

そのため、大手の金融機関などと比べると信用度が低くなってしまう可能性があります。

また、何か疑問点や不明点が出た時にすぐに直接相談できない点は、不利といえます。

メガバンクで法人口座開設するメリット・デメリット

法人口座 おすすめ メガバンク メリット デメリット
メガバンクで法人口座を開設する場合も、メリット、デメリットがそれぞれあります。

どちらもしっかりと把握してから、口座開設を検討してください。

メガバンクで法人口座開設するメリット

メガバンクで法人口座開設をするメリットは、主に4つです。

メガバンクで法人口座開設するメリット
  • 会社の信頼度が上がる
  • 高額融資に対応している
  • 海外への振込が可能
  • 全国に支店があり便利

全国に支店があるため、世間的によく知られています。

そのため、会社の信頼度が上がったり、全国どこにいても対応してもらったりとメリットも大きいです。

そのほか、 高額融資に対応している点もメリットのひとつ といえます。

事業で海外への振込が多い場合も、メガバンクならほとんどが対応しているため安心です。

メガバンクで法人口座開設するデメリット

知名度のあるメガバンクではメリットも多いですが、少なからずデメリットも存在します。

メガバンクで法人口座開設するデメリット
  • 口座を維持するための手数料が高い場合がある
  • 法人口座開設の難易度が高め

会社への信頼度が上がるメガバンクでの口座開設ですが、開設はそう簡単ではありません。

審査を通過するには難易度が高く、中小企業や創業して間もない企業には向かない可能性があります。

そのほか、口座を維持するための費用も発生し、コスト面で負担がかかってしまう可能性もあるため注意が必要です。

MEMO
面談の予約も取りづらく、予約してから1ヶ月ほどかかる場合もあります。すぐに法人口座を開設したいというケースにあまり向きません。

信用金庫で法人口座開設するメリット・デメリット

法人口座 おすすめ 信用金庫 メリット デメリット
信用金庫で法人口座を開設する場合も、メリット、デメリットがそれぞれあります。

どちらもしっかりと把握してから、口座開設を検討してください。

信用金庫で法人口座開設するメリット

信用金庫で法人口座を開設するメリットは、主に2つあります。

信用金庫で法人口座開設するメリット
  • 口座開設の難易度は低め
  • 中小企業や創業後間もない会社でも相談に乗ってくれる

地元密着型の信用金庫は、ネット銀行やメガバンクと比較するとサービスが手厚いのが特徴です。

親身になって相談を受けてくれるため、ちょっとした不安も解消されやすい点が魅力的といえます。

また、 地域の企業を応援する体制が整っているため、開設までのハードルは低くなっています。

創業してすぐの場合や、特定の地域で事業展開をする場合には特におすすめです。

MEMO
開設の難易度が低いため、ネット銀行の次に開設する2つめの口座を検討している人にもおすすめの金融機関です。

信用金庫で法人口座開設するデメリット

法人口座開設のハードルがそれほど高くない信用金庫ですが、デメリットもあります。

信用金庫で法人口座開設するデメリット
  • 地域が限定されている
  • 金利は高めの傾向
  • 従業員数や資本金によっては脱退しなければならない

信用金庫の会員になるには条件があり、口座開設当初は当てはまっていても、途中から条件が満たせなくなれば脱退しなければなりません。

信用金庫の会員になるための条件
・従業員300人以下または資本金9億円以下である
・信用金庫の営業地域内に住んでいる
・事業所を所有している

従業員や資本金が多くなれば、信用金庫が使用できなくなる可能性があります。

今後、事業規模が大きくなるなど、条件を超えてしまう可能性がある場合は注意してください。

また、金利は高めの傾向や、地域が限定されている点もデメリットといえます。

地方銀行で法人口座開設するメリット・デメリット

法人口座 おすすめ 地方銀行 メリット デメリット
地方銀行で法人口座を開設する場合も、メリット、デメリットがそれぞれあります。

どちらもしっかりと把握してから、口座開設を検討してください。

地方銀行で法人口座開設するメリット

地方銀行で法人口座を開設するメリットは、2つあります。

地方銀行で法人口座開設するメリット
  • 親身になってくれるので相談がしやすい
  • 地域のお金の流れを把握している

地方銀行は、地域に根差した金融機関のため信用度が高いのが特徴です。

地域のことも深く把握しているため、お金の流れについて詳しい点が大きなメリット といえます。

地方の中小企業など、大きな会社ではなくでも親身になって話を聞いてくれるため、何でも相談しやすい点も魅力的です。

地方で起業したばかりの人は、特に、大きな手助けをしてくれる存在になりやすいです。

地方銀行で法人口座開設するデメリット

親和性が高い地方銀行ですが、デメリットもいくつか存在します。

地方銀行で法人口座開設するデメリット
  • 金利はやや高めの傾向
  • 別の地域では取り扱っていない場合がある
  • 高額融資の審査は期間が長くかかりやすい

地方銀行は地域密着型ということもあり、該当する地域以外の場所には支店がないことが多くあります。

そのため、地域外での取引となると少し不便に感じる可能性もあるため注意してください。

また、金利は高めの傾向で、融資が高額になれば審査に時間がかかる可能性があります。

すぐに融資を希望する場合などは、時間内に資金を用意できない場合もあるため注意が必要です。

MEMO
メガバンクと比べると規模が小さいことが多い地方銀行では、高額融資の審査には慎重になるため時間がかかりやすくなっています。

法人口座のおすすめに関するよくある質問

法人口座 おすすめ 質問
法人口座のおすすめに関するよくある質問をまとめました。

法人口座を検討している人はぜひ参考にしてください。

法人口座のおすすめに関するよくある質問
  • 法人口座で作りやすい銀行はありますか?
  • 合同会社の銀行口座でおすすめは?

Q:法人口座で作りやすい銀行はありますか?

ネット銀行であれば、手続きで印鑑や書面、郵送などの手間がかからず、オンラインで完結できるため作りやすい といえます。

また、振込手数料が低い金額または無料で設定されていることが多い点でもおすすめです。

口座開設までのスピードはネット銀行によっても異なりますが、比較的早く開設ができます。

わざわざ銀行に出向く時間がないなど忙しい人には、ネット銀行での法人口座開設がおすすめです。

MEMO
時間や場所に関係なく、いつでも申し込みができる点からみても作りやすいといえます。

Q:合同会社の銀行口座でおすすめは?

合同会社の銀行口座開設もネット銀行がおすすめです。

オンライン上で口座開設ができるためでなく、利用開始も早いメリットがあります。

また、 口座を維持する手数料は無料のため、コスト面から見てもお得 です。

そのほか、審査で提出が求められる書類が少なく申し込みしやすい点も魅力のひとつです。

合同会社は、与信の審査に弱いとされることが多く、事業の安定性を示すために提出書類が多くなってしまうことも珍しくありません。

書類をしっかりと揃えることは重要ですが、手間がかかってしまいます。

ネット銀行で法人口座を開設する際は、他の金融機関と比べても必須の書類が少なく申し込みがしやすくなっています。

MEMO
ただし、数千万円以上の融資などは難しい、窓口での対応がなく相談できないなどのデメリットがあることもしっかりと理解しておいてください。

法人口座のおすすめ まとめ

法人口座 おすすめ まとめ
法人口座を開設するためには、金融機関ごとの審査に通過する必要があります。

即日で法人口座を開設できる金融機関もあれば、創業してすぐの場合には不向きの金融機関などさまざまです。

ネット銀行やメガバンクなど、 各金融機関ごとの特徴をしっかりと確認してから申し込みをすることが重要 です。

また、金融機関の選び方にもいくつかのポイントがあるので、確認してから検討するようにしてください。

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