【2024年版】女性起業家が使える助成金・補助金を一覧で解説!女性の資金調達方法や選び方と注意点のまとめ
女性は結婚や出産、育児などで仕事に専念できない期間もあります。
女性起業家が使える助成金・補助金は様々な制度が整備 されており、これらをうまく活用することで起業を成功させることにつながります。
今回は、2024年に女性起業家が使える助成金・補助金を一覧で解説していきます。
記事では、自己資金なしで女性起業家が融資を受ける方法や資金調達方法と選び方などまとめているので、参考にしてください。
また、 24時間対応・最短即日入金もできるので、資金繰りを改善したい人におすすめ!
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目次
【2024年】女性起業家におすすめの助成金
資金調達を考える際に、
返済不要な資金として事業活動に活用できる
のが助成金です。
女性起業家におすすめできる助成金としては、以下の5つがあります。
対象者 | 金利 | 助成限度額 | |
---|---|---|---|
【東京都】若手・女性リーダー応援プログラム助成事業 |
・女性もしくは年度末時点で39歳以下の男性 ・都内商店街で開業予定の個人(創業予定者もしくは個人事業主) ・独創的な事業プランを考え、主体的に商店街活性化に取り組む意欲のある方 |
0(助成金) | 730万円 |
【厚生労働省】両立支援等助成金(女性活躍加速化コース) | 中小企業事業主が⼥性社員の活躍に関する状況把握・課題分析を⾏った上で、「⼥性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(⼥性活躍推進法)に基づき、課題解決に相応しい取組目標及び数値目標を盛り込んだ⼀般事業主⾏動計画(⾏動計画)を策定・公表し、取組目標を実施したことにより、数値目標を達成した方 | 0(助成金) | 47.5万円〈60万〉※〈〉内は、生産性要件を満たした場合の支給額 |
【厚生労働省】キャリアアップ助成金 | 正社員化、処遇改善の取組を実施した事業主 | 0(助成金) | 正社員化コース80万円(中小企業の場合)などコースによって異なる |
【中小機構】地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型) |
・中小企業者や創業者 ・中小企業者や創業者の支援機関 ・その他、NPO法人など |
0(助成金) | 50万円〜3,000万円(ファンドにより異なる) |
【厚生労働省】雇用関係助成金 |
・雇用保険適用事業所の事業主 ・期間内に申請を行う事業主 ・支給のための審査に協力する事業主 (実際の助成金の交付を受けるためには個別の助成金制度の要件を満たす必要があります) |
0(助成金) | 助成金制度によって異なる |
以下では、それぞれの助成金について、その概要を説明していきます。
【東京都】若手・女性リーダー応援プログラム助成事業
東京都で実施されている若手・女性リーダー応援プログラム助成事業は、 店舗の新装又は改装及び設備導入等に要する経費の一部を助成してくれる助成事業 です。
東京都内の商店街で女性、もしくは若手男性が新規開業をするに際して、活用できる助成金事業となっています。
商店街における開業者の育成及び支援を行うことを目的としており、助成事業を通じて都内商店街の活性化を図るものです。
実店舗を持たずにネットショップ等で営業活動をしている方が、新たに店舗を開設する場合も対象となります。
【厚生労働省】両立支援等助成金(女性活躍加速化コース)
厚生労働省が実施している両立支援等助成金(女性活躍加速化コース)とは、 中小事業者による女性活躍のための施策に対して女性を行う助成事業 です。
中小企業の事業主が、女性社員の活躍に関する状況把握・課題分析を⾏った上で、「⼥性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(⼥性活躍推進法)に基づき、課題解決に相応しい取組目標及び数値目標を盛り込んだ⼀般事業主⾏動計画(⾏動計画)を策定・公表します。
そして、その取組目標を実施したことで、数値目標を達成した場合に助成金が支給される仕組みです。
令和4年3⽉31⽇をもってこのコースは廃止されましたが、 令和4年3⽉31⽇までに⾏動計画の策定・届出を⾏った事業主は引き続き申請できます。
【厚生労働省】キャリアアップ助成金
厚生労働省が実施しているキャリアアップ助成金とは、正社員化コースと賃金規定等改定コースという2つのコースがあり、 非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップを促進することを目的として、正社員化、処遇改善の取組みを実施した事業主に対し、助成金を支給する制度 のことです。
正社員化コースは、有期雇用労働者等を正規雇用労働者に転換等した場合に助成が行われる制度で、以下の3つの要件を満たせば助成金の支給を受けることが可能です。
・制度の規則化
・正社員化
一方、賃金規定等改定コースは、有期雇用労働者等の基本給の賃金規定等を増額改定し実際に賃金を引き上げた場合に助成が行われる制度で、以下の3つの要件を満たす必要があります。
・賃金規定等の適用
・賃金アップ(賃金規定等の適用の改定)
【中小機構】地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型)
中小機構が実施している地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ型)とは、 中小機構と地方自治体、金融機関などが資金を拠出してファンド(基金)を作り、その運用益を活用して中小企業者等を支援する事業 のことです。
地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型)の助成対象となるのは、主に研究・商品開発、需要の開拓に係る費用ですが、各都道府県の産業ビジョンや重点施策などによって助成対象事業は異なります。
企業所在地の都道府県に該当ファンドが無い場合には、原則助成を受けることができないので注意してください。
【厚生労働省】雇用関係助成金
厚生労働省では、雇用関係助成金として雇用の安定、職場環境の改善、仕事と家庭の両立支援、従業員の能力向上など、さまざまな助成金制度を用意しています。
助成に際しての具体的な要件は、助成を受けようとする助成金制度の中身によって異なるので注意してください。
雇用関係助成金は、以下の9つのジャンルに分かれており、 利用したい助成制度を自ら選択して申請 する必要があります。
- 雇用維持関係の助成金
- 在籍型出向支援関係の助成金
- 再就職支援関係の助成金
- 転職・再就職拡大支援関係の助成金
- 雇入れ関係の助成金
- 雇用環境の整備関係等の助成金
- 仕事と家庭の両立支援関係等の助成金
- 人材開発関係の助成金
- その他
【2024年】女性起業家におすすめの補助金
女性起業家におすすめの補助金制度としては、以下の4つがあります。
対象者 | 金利 | 補助限度額 | |
---|---|---|---|
【商工会】小規模事業者持続化補助金 |
(1)商工会地域の小規模事業者等 (2)資本金又は出資金が5億円以上の法人に直接又は間接に100%の株式を保有されていないこと(法人のみ) (3)確定している(申告済みの)直近過去3年分の各年又は各事業年度の課税所得の年平均額が15億円を超えていないこと (4)商工会の管轄地域内で事業を営んでいること (5)下記3つの事業において、採択を受けて、補助事業を実施した場合、各事業の交付規程で定める様式第14「小規模事業者持続化補助金に係る事業効果及び賃金引上げ等状況報告書」を原則本補助金の申請までに受領された者であること (先行する受付締切回で採択された共同申請の参画事業者を含む)※「受領された」とは事務局から指摘のあった不備が解消した状態であることを指します。 1:小規模事業者持続化補助金(一般型) 2:小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型) 3:小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠) (6)小規模事業者持続化補助金(一般型)において「卒業枠」で採択を受けて、補助事業を実施した事業者ではないこと |
0(補助金) |
・通常枠:50万円 ・賃金引上げ枠:200万円 ・卒業枠:200万円 ・後継者支援枠:200万円 ・創業枠:200万円 ・インボイス枠:50万円(インボイス特例の要件を満たしている場合は50万円上乗せ) |
ものづくり補助金 |
日本国内に本社及び補助事業の実施場所を有する以下のア~カのいずれかの要件を満たすもの ア:中小企業者(組合関連以外) イ:中小企業者(組合・法人関連) ウ:小規模企業者・小規模事業者 エ:特定事業者の一部 オ:特定非営利活動法人 カ:社会福祉法人 |
0(補助金) |
・省力化(オーダーメイド)枠:100万円〜8,000万円(従業員の人数によって異なる) ・製品・サービス高付加価値化枠(通常類型):100万円〜1,250万円(従業員の人数によって異なる) ・製品・サービス高付加価値化枠(成長分野進出類型【DX・GX】):100万円〜2,500万円(従業員の人数によって異なる) ・グローバル枠:100万円〜3,000万円 ・大幅賃上げに係る補助上限額引上の特例:100万円から2,000万円の引き上げ ※従業員数に応じて補助上限額が引き上げられます。 |
IT導入補助金 |
・中小企業の場合:飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等が対象(資本金や従業員数によって異なる) ・小規模事業者の場合:商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く)は常勤5人以下 サービス業のうち宿泊業・娯楽業は常勤20人以下 製造業その他は常勤20人以下 |
0(補助金) |
通常枠:5万~450万円以下(プロセス数によって異なる) インボイス枠【インボイス対応類型】:10万円~350万円以下 インボイス枠【電子取引類型】~350万円以下 セキュリティ対策推進枠:5万~100万円以下 複数社連携IT導入枠:10万~3000万円以下(盤導入経費と消費動向分析経費の合計額は3000万円が上限) |
事業承継補引き継ぎ補助金 |
経営革新枠:事業承継、M&A(経営資源を引き継いで行う創業を含む)を契機として、経営革新等に挑戦する中小企業・小規模事業者(個人事業主を含む) 専門家活用枠:M&Aにより経営資源を他者から引継ぐ、あるいは他者に引継ぐ予定の中小企業・小規模事業者(個人事業主を含む) 廃業・再チャレンジ枠:事業承継・M&Aに伴い既存の事業を廃業し、新たな取り組みにチャレンジする予定の中小企業・小規模事業者(個人事業主を含む) ※再チャレンジの主体は、法人の場合は株主、個人事業主の場合は個人事業主本人。また、廃業・再チャレンジ枠は、経営革新枠・専門家活用枠と併用可能 |
0(補助金) |
経営革新枠:100万円〜800万円以内(上乗せ額【廃業費】+150万円) 専門家活用枠:50万円〜600万円以内(上乗せ額【廃業費】+150万円) 廃業・再チャレンジ枠:下限50万円(上乗せ額【廃業費】+150万円) |
以下では、それぞれの補助金について、その概要を説明していきます。
【商工会】小規模事業者持続化補助金
商工会の小規模事業者持続化補助金とは、今後、あるいは現在小規模事業者が直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃金引上げ、インボイス導入等)などに対応することを支援する補助金です。
事業者が経営計画を作成し、それらに基づいて行う販路開拓の取組みなどを行った場合に、その経費の一部を補助 してくれます。
小規模事業者持続化補助金は、申請内容を審査し、評価の高い順に採択者が決まるので、全員が補助を受けられるわけではありません。
申請が採択されて交付決定を受けた内容で、補助事業を実施し、経費内容が認められ、補助金の額が確定した後、実際の補助金が支払われるので、 申請から入金まで時間がかかる点には注意してください。
ものづくり補助金
ものづくり補助金は、 中小企業自身の経営力を高め、事業計画期間にわたって生産性を高めることを支援することを目的とした補助金制度 です。
中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行い、生産性を向上させるための設備投資などを支援しています。
ものづくり補助金の補助対象となる経費は、その経費の必要性及び金額の妥当性を証拠書類によって明確に確認できる経費に限定されます。
対象経費の区分は明確に定められているので、ものづくり補助金のパンフレットをよくご確認ください。
IT導入補助金
IT導入補助金は、 中小企業・小規模事業者等に対して、自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する際の経費の一部を補助してくれる補助金制度 です。
補助対象は、中小企業と小規模事業者のみとなっているので、中小事業者でも利用しやすい補助金制度となっています。
それぞれの枠に応じて、ソフトウェアやシステムの導入関連費などの経費を支払った場合に、その一部が補助される仕組みです。
事業承継・引継ぎ補助金
事業承継・引継ぎ補助金は、 事業承継をきっかけとして新しい取り組み等を行う中小企業等を支援する補助金制度 です。
事業再編・事業統合に伴う経営資源の引継ぎを行う中小企業等も事業承継補助金の対象となります。
事業再編、事業統合に伴う経営資源の引継ぎに要する経費の一部について事業承継補助金で補助することで、事業承継・事業再編・事業統合を促進することを目指しています。
事業承継補助金は、経営革新枠、専門家活用枠、廃業・再チャレンジ枠の3種類の補助金制度から成り立っているので、どの補助金制度を利用するかよく考えてから申請を行ってください。
【2024年】女性起業家におすすめの融資制度
補助金や助成金の他にも、女性起業家の方が資金調達の際に利用可能なものとして融資制度があります。
融資制度は、資金の返済と金利の支払いが必要となるものの、助成金・補助金制度のように、競争的資金としての性質(予算額が限られている)はないので、条件を満たせば確実に資金を調達することが可能です。
以下は、女性起業家におすすめの融資制度の概要をまとめたものです。
対象者 | 金利 | 融資限度額 | 返済期間 | 担保・保証 | 保証料 | |
---|---|---|---|---|---|---|
女性、若者/シニア起業家支援資金 | 新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方のうち、女性または35歳未満か55歳以上の方 | 所定の要件に該当しない人は特別利率A(ただし、土地取得資金は基準利率が適用) | 7,200万円(うち運転資金4,800万円) |
設備資金:20年以内<うち据置期間5年以内> 運転資金:10年以内<うち据置期間5年以内> |
利用者に応じて異なる | 利用者に応じて異なる |
創業時支援 |
新規開業資金:新たに事業を始める方またはおおむね事業開始後7年以内の方(生活衛生関係等の一部業種を除く) 生活衛生新企業育成資金:生活衛生関係の事業を創業する方、または創業後おおむね7年以内の方 資本性ローン:創業等に取り組む中小企業・小規模事業者であって、地域経済の活性化のために、一定の雇用効果が見込まれる事業、地域社会にとって不可欠な事業、技術力の高い事業などに取り組む方 |
新規開業資金:基準利率。いくつかの要件に該当する方が必要とする資金(原則として土地にかかる資金を除く)は特別利率。 生活衛生新企業育成資金:基準利率。条件によって異なる 資本性ローン:融資後1年ごとに、直近の業績に応じて利率が適用される |
新規開業資金:7,200万円(うち運転資金4,800万円) 生活衛生新企業育成資金:5,700万円から7億2,000万円までで業種によって異なる 資本性ローン:7,200万円 |
新規開業資金:【設備資金】20年以内(うち措置期間5年以内) 【運転資金】10年以内(うち措置期間5年以内) 生活衛生新企業育成資金:復興計画認定組合の組合員の方は【設備資金】20年以内(うち措置期間5年以内)【運転資金】10年以内(うち措置期間5年以内) 復興計画認定組合の組合員以外は【設備資金】20年以内(うち措置期間5年以内) 資本性ローン:5年1ヵ月以上20年以内 |
新規開業資金:利用者に応じて異なる 生活衛生新企業育成資金:利用者に応じて異なる 資本性ローン:無担保・無保証 |
利用する融資制度により異なる |
【東京都】女性・若者・シニア創業サポート2.0 |
・東京都内の女性・若者(39歳以下)・シニア(55歳以上)で創業の計画がある方又は創業後5年未満(女性は7年未満)の方(NPO等も含む) ・地域の需要や雇用を支える事業であること |
固定金利1%以内 | 1,500万円以内(女性は2,000万円以内)ただし、運転資金のみは750万円以内(女性は1,000万円以内) | 10年以内(うち据置期間3年以内) | 無担保 |
法人:一定の要件を満たす場合は不要 個人事業主:不要 |
【神奈川県横浜市】創業おうえん資金 | 【経営者保証有の場合】 次のいずれかに該当する方 1.これから創業する方 (現在事業を営んでいない方に限る)で、1か月以内に市内で個人事業を開始する方、又は2か月以内に市内で会社を設立し事業を開始する方 ※特定創業支援等事業による支援を受けた旨の証明を受けた方は6か月以内となります。 2.既に創業されている方で、次のいずれかに該当する方(当該事業の開始時に他の事業を営んでいない方に限る) (1)個人事業を開始し5年未満の方、又は会社を設立し5年未満の方 (2)個人事業を開始したのち、新たに会社を設立した方が、事業の譲渡により事業の全部又は一部を当該会社に承継させる場合であって、個人事業を開始して5年未満の方 3.事業を継続している会社により新たに設立(分社化)された会社で、設立の日から5年未満の方(事業を継続しつつ、新たに市内で会社を設立(分社化)する方を含む) |
固定金利:1.9%以内 | 3,500万円以内 |
・運転資金10年以内 ・設備資金10年以内 ※据置12か月以内を含む |
原則不要 | 0.3%(0.1%助成)※保証料率は横浜市信用保証協会による保証料率割引(0.4%)適用後の料率 |
【埼玉県】女性・若者経営者支援資金/女性・若者起業家支援貸付 |
1.信用保証対象業種を県内で開始しようとする者 (事業開始、会社設立から5年を経過していない者を含む)で、以下の条件をすべて満たす者。 ■次の(1)又は(2)のいずれかに該当すること (1)【創業者(開業前)】次のアまたはイのいずれかに該当する者。 ・事業を営んでいない女性又は35歳未満(申込時)の者であって、融資実行日から1か月以内に新たに開業する具体的な計画を有するもの。 ・事業を営んでいない女性又は35歳未満の者であって、融資実行日から2か月以内に新たな会社を設立し、かつ、当該新会社が県内で開業する具体的な計画を有するもの。 (2)【新規中小企業(開業後)】次のアまたはイのいずれかに該当する中小企業者であって、県内で事業を営む者。 2.開業後5年未満の女性又は35歳未満の者であって、当該開業の日前に事業を営んでいなかったもの。 3.設立後5年未満の会社であって、設立の日前に事業を営んでいなかった女性又は35歳未満の者により設立されたもの。 ※開業に許可、認可、発録等を必要とする業種の場合は、許認可等を取得していること。 |
1年超3年以内:年0.7% 3年超5年以内:年0.8% 5年超10年以内:年0.9% |
設備資金:1,500万円 運転資金:1,500万円 |
設備資金:1年超10年(1年)以内 運転資金:1年超7(1年)年以内 |
担保:不要 保証人:個人(原則不要)、法人(代表者以外の連帯保証人は不要) | 年0.9%を付する |
【茨城県】女性・若者・障害者創業支援融資制度 |
1.県内に住所又は居所を有する次のいずれかに該当する女性・若者・障害者 (1)事業を営んでいない個人が、1月以内(※)に新たに事業を開始する具体的計画を有するもの (2)事業を営んでいない個人が、2月以内(※)に新たに会社を設立し、当該会社が事業を開始する具体的計画を有するもの 2.県内に事業所を有する次のいずれかに該当する女性・若者・障害者 (3)事業を営んでいない個人が、事業を開始した日以降5年を経過していないもの (4)事業を営んでいない個人により設立された会社であって、その設立の日以降5年を経過していないもの 3.上記2の(3)に該当する創業者が新たに会社を設立し、事業の譲渡により事業の全部又は一部を当該会社に承継させる場合であって、当該創業者が事業を開始した日から起算して5年を経過していないもの ※産業競争力強化法第2条第29項第1号の認定特定創業支援事業に該当する場合は6月以内 |
年1.2%~1.5% |
設備資金:3,500万円 運転資金:3,500万円 設備・運転併用:3,500万円 ※創業支援融資と女性・若者・障害者創業支援融資の融資限度額は、両制度の合算で3,500万円 |
設備資金:10年以内(うち据置期間2年以内) 運転資金:7年以内(うち据置期間1年以内) 設備・運転併用:7年以内(うち据置期間1年以内) |
信用保証協会による担保・保証 | 原則年0.9%(経営者保証不要の場合は1.1%) |
女性、若者/シニア起業家支援資金
女性、若者/シニア起業家支援資金とは、女性、または35歳未満か55歳以上の方であって、新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方を支援することを目的とした融資制度です。
また、 融資を受ける際に通常必要となる担保や保証を用意せずとも、融資を受けられる場合があります。
ただし、その場合は金利が少し高くなるので注意してください。
女性、若者/シニア起業家支援資金は、国民生活事業が実施する融資制度と中小企業事業が実施する融資制度の2つがあり、その内容も大きく異なります。
一般に日本政策金融公庫が提供する融資は、 中小企業事業で提供されてる融資制度の方が、融資限度額が大きいなどのメリット があります。
創業時支援
以前は異なる名称でしたが、令和6年4月1日からは創業時支援となり、無担保・無保証人で各融資制度が利用できるようになりました。
女性、若者/シニア起業家支援資金と同様に日本政策金融公庫が提供しており、新たに事業を始める方や生活衛生関係の事業を創業する方、技術力の高い事業に取り組む方などに向けた融資制度です。
無担保・無保証でも利用できるので 、創業時に活用できる融資制度として幅広く活用されています。
【東京都】女性・若者・シニア創業サポート2.0
女性・若者・シニア創業サポート2.0は、東京都内での地域に根ざした創業を支援することを目的として、 東京都が独自に創設した融資制度 です。
都内の女性、39歳以下または55歳以上の都内で創業予定の方、または創業後5年未満の方を対象に、創業時に必要となる資金の融資を受けることができます。
女性・若者・シニア創業サポート2.0の融資を受けるためには、他の融資制度と同様に申請書の作成が必要となりますが、申請書の書き方セミナーが開催されるなど、創業を考えている方を強力にサポートしてくれる仕組みが整っていることが特徴です。
事業計画について面談形式でアドバイスをもらえるなど、これまで事業計画を作成したことがない人も安心して利用できるので、東京で創業を考えている方は積極的に利用してください。
【神奈川県横浜市】創業おうえん資金
横浜市が行っている創業おうえん資金は、 横浜市中小企業融資制度の一部であり、創業時に必要となる運転資金及び設備資金などの準備に活用できる融資制度 です。
融資額は3,500万円以内となっており、創業時の中小事業者には十分な額の融資を受けられます。
利用に際しては、金融機関、横浜市信用保証協会の審査があるので、しっかり申請書類の準備を行ってください。
【埼玉県】女性・若者経営者支援資金/女性・若者起業家支援貸付
埼玉県が行っている女性・若者経営者支援資金/女性・若者起業家支援貸付は、 埼玉県の中小企業制度融資のひとつで、1カ月以内に個人で開業もしくは2カ月以内に会社を設立し開業する具体的な計画を持つ女性が利用できる融資制度 です。
女性でなくとも、若者(35歳未満の方)または開業後5年未満の中小企業者(個人の場合は女性または若者に限る。法人の場合は女性または若者が設立したものに限る)であれば利用できます。
資金使途は、店舗の改装または機械設備の購入等の設備投資と商品仕入や外注費支払い等に必要な運転資金となっており、借入金の返済や土地取得のための資金などには利用できません。
【茨城県】女性・若者・障害者創業支援融資制度
茨城県が行っている女性・若者・障害者創業支援融資制度は、新たに事業を開始する女性、若者、障害者向けの低利の融資制度です。
女性・若者・障害者創業支援融資制度も制度融資に分類される融資制度で、 他の融資制度よりも低金利で長期間にわたって利用できることが大きな特徴 です。
ただし、制度融資であるため取扱金融機関及び信用保証協会の審査がある点には注意が必要です。
また、茨城県内に事業所を設置する必要があるなど、利用には一定の要件があります。
女性起業家が知っておきたい資金調達方法の選び方
女性起業家の方のなかで、資金調達をしたいと考えている場合、それぞれの方法の特徴をきちんと理解しておくことが大切です。
日本には数多くの女性の活躍を推進する制度があるため、これをうまく利用することで、低い金利、あるいは長期間にわたって活用できる資金を調達 できます。
以下では、女性起業家の方に知っておいて欲しい資金調達方法の選び方について解説していきます。
- 女性の起業を後押する制度を活用
- 起業予定の自治体が提供する制度を活用
- 融資は低金利の制度を活用する
女性の起業を後押する制度を活用
上で説明してきた補助金・助成金・融資のなかには、女性であることが要件となっているものがありました。
日本では、女性の活躍の場を広げるべく様々な支援活動が行われています。
補助金・助成金・融資などを利用しやすい環境整備が行われているので、女性であることが要件の一つとなっているものを利用すれば、お得に資金を調達することが可能 です。
起業予定の自治体が提供する制度を活用
これから起業したい方、創業したい方、創業して間もない方については、 お住まいの地域の自治体が影響する制度を積極的に利用してください。
たとえば、自治体が提供する制度を利用することで、 担保・保証がなくとも融資を利用 することができたり、女性でなければ利用できない補助金や助成金もあります。
民間金融機関から資金を調達するよりも、コストをかけずに資金を調達することが可能 です。
融資は低金利の制度を活用する
日本政策金融公庫が提供する融資制度や各自治体が関わった制度融資については、 ”>低金利で利用できるように環境が整備されています。” 女性起業家におすすめの資金調達方法
ここでは、助成金・補助金・融資以外にも、資金を調達できる方法があります。
以下では、女性起業家の方におすすめできるその他の資金調達方法について説明します。
- クラウドファンディング
- コンペティション
- 賞金付きの賞
- ファクタリング
クラウドファンディング
クラウドファンディングプラットフォームを活用して資金を調達することも可能です。
クラウドファンディングとは、 インターネットを介して不特定多数の支援者から少しずつ資金を提供してもらう方法 を言います。
クラウドファンディングでは、クラウドファンディングプラットフォームに、ビジネスモデルや商品などを登録して、資金の提供を募ることで資金を調達します。
登録を行った起案者は、集めた資金を使って、事業活動を開始し、支援者に返礼品を提供しなければなりません。
当然、クラウドファンディングプラットフォームの利用には手数料がかかりますが、 魅力的なビジネスには多額の資金が集まるなど、厳しい審査なしで資金を調達できる可能性 があります。
コンペティション
コンペティションとは、競争的資金ことで、イベント開催者から評価された方に資金が提供されるものを言います。
イベント開催者に対して、提案を行い、その提案が認められれば、報酬として資金の提供を受けられる のがコンペティションの特徴です。
当然、提案が認められなければ報酬は受けられませんし、提案のために支払ったコストは戻ってきません。
コンペティションで報酬を得られれば、資金を得られるとともに、コンペティションを勝ち抜いた実績も残るので、 今後の会社の活動の実績にもなります。
賞金付きの賞
ビジネスプランコンテストなど、賞金付きの賞に応募して資金を調達する方法もあります。
たとえば、一般財団法人日本企業アイデア実現プロジェクトは、 女性の起業家を支援するプロジェクト を行っています。
このプロジェクトで大賞に選ばれると、支援金200万円が支給されるなど、会社の運営や設備投資に必要となる資金を調達することが可能です。
昨今では、賞金付きの賞そのものの数が減ってきているので、注意してください。
ファクタリング
すでに事業を開始ししている女性起業家の方であれば、売上債権を保有しているはずです。
売上債権をファンディング事業者に譲渡することで、支払い期日よりも前に売上債権を回収する ことができます。
この売上債権の早期現金化はファクタリングと呼ばれ、 会社の資金繰りを改善する手法として多くの起業家の方に活用されています。
ファクタリングの利用には一定額の売上債権が必要となり、ファクタリング事業者に支払う手数料も、一般の資金調達方法と比べて高いので注意してください。
女性の起業・会社設立で注意すること
女性の方が起業したり、会社を設立する場合、気をつけたいポイントがあります。
補助金・助成金・融資制度など、女性起業家の方が資金調達のために利用可能な方法は数多くあるものの、それを利用すれば必ず成功するかと言えばそうではありません。
以下では、 女性起業家の方が成功するために認識しておくべき注意ポイントについて解説 していきます。
- 公的サポートはない
- 仕事・家事・育児の両立は難しい
- 経営・財務の基本的な知識は学んでおく
公的サポートはない
会社で働いている方には、 福利厚生制度の一環として、出産などの女性特有のイベント時のサポートが近年は充実 するようになってきています。
産前産後休暇や育児休暇の制度も整備され、会社に出社できない場合でも、一定の補償を受けられる会社もあるなど、女性へのサポートも手厚くなってきているのです。
しかし、自分で起業した場合、そういったサポートは基本的にありません。
起業する場合は、出産・育児などとの両立が必要であることをきちんと認識し、自分が会社にいなくとも、会社運営が滞らないように、後任を育てておく工夫が必要となります。
仕事・家事・育児の両立は難しい
近年は、ワークライフバランスの重要性が叫ばれて久しいものの、 仕事・家事・育児のバランスをとることは非常に難しい ことを理解しておかなければなりません。
女性の方で企業をする場合には、家族とできるだけ相談をして、自分もサポートをしなければなりませんし、サポートをしてもらう必要があります。
簡単とは言えないものの、 家事代行サービスを利用したりするなどして、ワークライフバランスを整え、仕事と家庭の両立を目指していかなければなりません 。
経営・財務の基本的な知識は学んでおく
起業に際しては、 経営・財務の知識はあらかじめ身につけておく 必要があります。
補助金・助成金・融資などの制度をきちんと理解していれば、 会社の資金繰りに困った際には適切なサポートを受けられますし、申請書の作成のためには、会計の知識がどうしても必要 です。
この意味で、起業するのであれば、最低限の経営・財務の知識は身につけておかなければなりません。
女性の起業で助成金・補助金に関するよくある質問
女性の起業で助成金・補助金に関するよくある質問をまとめてみました。
女性起業家の人はぜひ参考にしてください。
- 女性起業家は自己資金なしで融資を受けることができますか?
- 女性起業家が大阪で助成金・補助金を受けることはできますか?
- 女性起業家が京都で助成金・補助金を受けることはできますか?
- 女性起業家が愛知県で助成金・補助金を受けることはできますか?
- 女性起業家が福岡で助成金・補助金を受けることはできますか?
- 女性起業家が北海道札幌市で助成金・補助金を受けることはできますか?
- 女性起業家が広島市で助成金・補助金を受けることはできますか?
Q:女性起業家は自己資金なしで融資を受けることができますか?
ただし、基本的には金融機関から融資を受ける場合はある程度の自己資金が必要になるケースが多いので注意が必要です。
自己資金がなくても融資を受けるには、次のような方法が考えられます。
- 中小企業経営力強化資金の活用
- 創業時支援の活用
- 女性・若者・シニア創業サポート2.0の活用
- 資本性ローンの活用
- みなし自己資金の活用
- 各自治体が実施している制度融資の検討
- 現物出資の活用
- 親や知人から贈与を受ける
- 他社から出資を受ける
- 担保を提供する
融資を受ける際、自己資金によって融資額が変動することも多く、自己資金0であれば大きい金額の融資は難しいケースがあることも頭に入れておいてください。
Q:女性起業家が大阪で助成金・補助金を受けることはできますか?
特に、日本政策金融公庫が行っている、女性や30歳未満の若者層などを対象とした「女性・若者/シニア起業家支援資金」や大阪府が行っている「開業・スタートアップ応援資金」などがおすすめです。
特に、 地域支援ネットワーク型については、融資後3年間、金融機関などのフォローアップを受ければ金利や保証料が開業資金の方に比べて条件が有利 となっていておすすめです。
また、女性や若者、シニア、UIJターンの該当者は金利の引き下げも行っています。
Q:女性起業家が京都で助成金・補助金を受けることはできますか?
特に、伝統産業の衰退など地域課題の解決に向けて、京都内で新たに社会的事業に取り組む起業家には「起業支援事業費補助金」がおすすめです。
募集期間は令和6年4月22日からとなっており、京都府内に居住または居住予定の人で、京都府内で新たに企業する人などを対象 としています。
補助額の上限200万円となっておりますがまだ事前告知の段階なので、補助を検討する場合は京都府のホームページにて確認をしてください。
そのほか「女性活躍応援塾」というサポート事業も行われています。
活動を発展・継続していくための知識などを学びながら、1件あたりの事業費を上限20万円まで支援してくれます。
・ 事業実施期間中に 4 回以上、学習または実践の場を開催すること
・5人以上の女性新規参加者を確保すること
こちらも事業対象期間は、令和6年7月上旬からの予定になっているので、詳細は京都府のホームページで確認してください。
Q:女性起業家が愛知県で助成金・補助金を受けることはできますか?
中でもおすすめなのが「あいちスタートアップ創業支援事業費補助金」と呼ばれる、 スタートアップ企業の創業支援を目的とした補助金 です。
起業支援金の上限額は200万円で、革新的なアイデアで短期的に急成長を目指す人でいくつかの要件を満たした人のみが対象となっています。
そのほか、名古屋市で新たに創業する人などを対象とした「名古屋市スタートアップ起業支援補助金」もあります。
補助の対象者は条件を満たした人のみとなりますが、名古屋市内で企業をする場合はぜひ検討してみてください。
Q:女性起業家が福岡で助成金・補助金を受けることはできますか?
福岡では、各市において独自の助成金や補助金が豊富にありますが、ここでは福岡県全域を対象とした「福岡よかとこ起業支援金」についてご紹介します。
福岡よかとこ起業支援金は、 地域課題の解決を目的として福岡県内で新たに企業する人や事業承継または第二創業する人に対して補助金を交付して事業を支援する制度 です。
補助額の上限は200万円ですが、下記の事項にすべて該当する人のみが対象となっています。
福岡よかとこ起業支援金対象者の主な要件・令和5年4月1日以降、起業支援事業の補助事業期間の完了日までに個人事業の開業届出又は株式会社、合同会社、合名会社、合資会社、企業組合、協業組合、特定非営利活動法人等(以下「法人等」という)の設立を行い、その代表者となる者であること。
・ 県内に居住又は、完了日までに県内に居住する予定であること。
・ 法人等の登記又は個人事業の開業の届出を県内で行う者であること。
・ 起業等をする者又は法人等の役員等が暴力団等の反社会的勢力又は反社会的勢力との関係を有する者ではないこと。
・ 法令遵守上の問題を抱えている者ではないこと。
・ 本事業の実施年度、若しくは、それ以前の年度における「福岡よかとこビジネスプランコンテスト」2次審査参加者、又は令和3年度以降の「県内市町村が実施するビジネスプランコンテスト※」参加者(「福岡よかとこビジネスプランコンテスト」2次審査参加者と同様に各ビジネスプランコンテストにおいてビジネスプランのブラッシュアップを受けた者に限る)、又は令和3年度以降の「フクオカベンチャーマーケット」登壇者であること。
*申請段階で最後の要件を満たしていなくても申請することはできますが、その場合は、当該年度の「福岡よかとこビジネスプランコンテスト」の1次審査を通過している必要があります。また、起業支援金の1次審査を通過したにも関わらず、「福岡よかとこビジネスプランコンテスト」2次審査に参加しなかった時は交付決定を取り消します。引用:福岡よかとこ起業支援金|概要
いつでも募集できるわけではなく毎年期間が決まっているので、補助金を検討している人は公募期間の確認を忘れないように行ってください。
Q:女性起業家が北海道札幌市で助成金・補助金を受けることはできますか?
「ものづくり補助金」や「小規模事業者持続化補助金」など国が行っている助成金制度もありますが、札幌市内での創業を促進する「さっぽろ新規創業促進補助金」という制度がおすすめです。
補助額は、 株式会社の場合は一律175,000円、合同会社の場合は一律80,000円となっており、会社の形態によって異なります。
ただし、さっぽろ新規創業促進補助金は札幌市の特定創業支援等事業を終了して、その証明を受けてから法人登記をした人が対象となる制度です。
さっぽろ新規創業促進補助金単独での申請はできないので注意してください。
Q:女性起業家が広島市で助成金・補助金を受けることはできますか?
それぞれ対象となる条件や募集期間が異なるので、検討している人は詳細をしっかりと確認しておいてください。
そのほか融資にはなりますが、創業意欲のある人で事業開始後間もない中小騎乗者の有する優秀な事業計画に対して総合的な支援を行う「総合チャレンジ・ベンチャー支援事業」などもあります。
女性起業家が使える助成金・補助金のまとめ
女性起業家が利用できる助成金や補助金はたくさんあるので、
創業して間もない人やこれから起業を考えている人は積極的に活用するのがおすすめ
です。
ただし、助成金や補助金は募集期間が決まっていたり、応募が多ければ期間を待たずに終了してしまったりとタイミングが合わない場合も少なくありません。
返済の義務は生じてしまいますが、国が行っている融資制度も利用できるので、選択肢に入れておくのもひとつの方法です。
資金調達にはさまざまな方法があるので、起業する際はしっかりと理解を深めておくようにしてください。
また、 24時間対応・最短即日入金もできるので、資金繰りを改善したい人におすすめ!
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新潟大学工学部応用化学科卒業。電機メーカーに就職し材料技術者として、光記録材料・複合材料・光硬化型材料・トナーなどの開発に従事。この期間、材料関連を中心に約150件の特許出願。その後、知財部門で特許権利化、特許調査、知的財産権の活用、契約書作成などの仕事に従事し、2013年に行政書士試験に合格。行政書士事務所を開業。材料技術・知財法務に関する実務経験を基に契約書の作成・リスク診断、補助金申請代行業務・知財経営・技術コンサルティング領域において最善の解決方法をご提案します。
<保有資格>
・行政書士(神奈川会登録番号19090111)
・知的財産技能管理士2級
・ビジネス著作権検定・上級
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