過払い金請求はどこがいい?おすすめの事務所5選と相談するデメリット・メリットを解説

千田紗代
千田紗代
更新日2025/4/18
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過払い金請求はどこがいいですか?

過払い金請求はどこに頼むのがいいか教えてください

過払い金請求を相談するデメリットやメリットが知りたいです

過払い金請求を依頼するのであれば、 法律事務所や司法書士事務所に依頼するのがおすすめです。

理由は、過払い金請求は素人が行おうとしても、法律の解釈が難しく、正しく請求できないおそれがあるからです。

したがって、法律のプロである弁護士などに過払い金請求を依頼すると、スムーズに手続きが進む可能性があります。

この記事では、過払い金請求に強い法律事務所や司法書士事務所の選び方、相談するメリットやデメリットについて解説します。

記事を読むと、 ご自分がどの法律事務所や司法書士事務所に対して過払い金請求をすれば良いかがわかります ので、ぜひ参考にしてください。

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  • 相談料や着手金が無料で成功報酬や事務手数料もなしが良い人
  • 電話・メールで相談でき、丁寧で親切な対応をしてほしい人
  • 的確なアドバイスの元、借金減額や過払い金請求したい人
  • 女性でも安心して相談できる・秘密厳守な法律事務所に依頼したい人
  • 借金問題を速く解決したい・債務整理後のサポートも重視したい人
  • はたの法務事務所[債務整理]

目次

過払い金請求はどこがいい?法律事務所の選び方

過払い金請求_どこがいい 法律事務所 選び方過払い金請求は、弁護士が在籍する法律事務所や司法書士事務所に依頼できます。

最近では、多くの法律事務所のCMが放映されているので、どのように法律事務所を選べば良いのかわからない方も多いです。

この章では、 こ過払い金請求が得意な事務所の選び方について解説 します。

過払い金請求が得意な法律事務所の選び方
  • 選び方① 弁護士か司法書士を決める
  • 選び方② 相談料や着手金など初期費用が無料の事務所を選ぶ
  • 選び方③ 成功報酬は過払い報酬のみの事務所を選ぶ
  • 選び方④ 匿名郵送や土日対応できる事務所を選ぶ
  • 選び方⑤ 過払金請求に特化した実績豊富な事務所を選ぶ

選び方① 弁護士か司法書士を決める

過払い金請求の依頼は、弁護士と司法書士どちらでも依頼できます。

弁護士は、貸金業者への交渉が行える点がメリットですが、報酬費用が高めの事務所が多いです。

一方、司法書士事務所は、報酬が比較的安めの事務所が多いですが、交渉が行えない点と140万円以下の案件に限られる点がデメリットとして挙げられます。

費用を安く抑えたい方や、過払い金費用が140万円以下の方は司法書士事務所に依頼する、時間を掛けても返金をしたい方は弁護士に依頼するなど 自分の方向性にあった方法で決めるのも方法の一つ です。

選び方② 相談料や着手金など初期費用が無料の事務所を選ぶ

本来、法律事務所は法律相談と受託契約をした場合に相談料や着手金が発生します。

しかし、債務整理に強い事務所では、 相談料や着手金などの初期費用が無料の事務所があります。

初期費用の有無で対応が変わることはないので、 依頼時に手持ちの資金が少ない方は、初期費用が無料の事務所を選ぶのもおすすめ です。

選び方③ 成功報酬は過払い報酬のみの事務所を選ぶ

成功報酬が過払い金報酬のみ請求する事務所を選ぶことも大切です。

過払い金の成功報酬は、事務所によって報酬金額設定が異なり、着手金や基本料金を設定している事務所もあります

しかし、完全成功報酬制を採用している法律事務所は、過払い金の返金額から最大で22%の成功報酬を引いて返金します。

結果的に、返金に成功した際には、依頼者はお金を支払う必要がなくなります。

依頼時に手持ちのお金がない場合や費用を安く済ませたいと考えている方は、 成功報酬が過払い報酬のみの事務所を選ぶのがおすすめ です。

選び方④ 匿名郵送や土日対応できる事務所を選ぶ

過払い金請求の手続きをする方は、日中が仕事で対応できない、家族であっても誰にも知られたくない依頼者が多いです。

法律事務所では、上記のような依頼者のために土日対応や匿名郵送の対応をしています。

無料相談時に、 土日対応の有無や匿名郵送で対応できるかを確かめることを推奨 します。

選び方⑤ 過払金請求に特化した実績豊富な事務所を選ぶ

過払金請求を得意とし、実績豊富な事務所を選ぶことも重要です。

過払い金請求に対応できる弁護士や司法書士は数多くいますが、実績がある事務所は、返金対応に関する交渉のノウハウがあり、スムーズな対応ができます。

そして、過払い金請求は、事務対応の速さや相談員の対応によって、満足のいく返金対応ができます。

地方に居住していて、過払い金請求の実績が高い事務所を探している方は、 全国に拠点のある事務所を候補にするのもおすすめ です。

過払い金請求はどこに頼むのがいい?評判・口コミの良い法律事務所ランキング5選

過払い金請求_どこがいい 法律事務所 ランキング今回記事に掲載している5つの法律事務所の選定基準は以下の通りです。

評判・口コミの良い法律事務所ランキングの選定基準
  • Googleの口コミが50件以上の事務所
  • 星の評価が高い法律事務所から上に並べる
比較項目 ベリーベスト法律事務所 弁護士法人・響 中央事務所 司法書士法人杉山事務所 アディーレ法律事務所
Google口コミの評価 星3.7(412件) 星3.6(225件) 星3.5(429件) 星2.6(86件) 星1.9(52件)
相談費用(着手金含む) 無料 無料 無料 無料 無料
過払い金請求成功報酬 事務手数料(1案件当たり):44,000円
解決報酬金(1社あたり):22,000円
成功報酬:返金額の22%(裁判の場合は27.5%)
解決過払い金22,000円(税込)
過払報酬金 返還額の22%
(訴訟の場合は27.5%)(税込)
過払い金に対してのみ費用を差し引き 返還額の27.5%~ 話合いにより解決した(訴訟をしない)場合
基本費用:66,000円(税込)+報酬金:回収した「過払い金」の22%(税込)
訴訟により解決した場合
基本費用:66,000円(税込)+報酬金:回収した「過払い金」の27.5%(税込)
対応地域 全国 全国 全国 全国 全国
対応業務 債務整理
交通事故
離婚問題
労働問題
相続・遺言
削除請求
誹謗中傷
詐欺被害
その他多数
債務整理
交通事故
B型肝炎
労働問題
相続問題
離婚
刑事事件
情報・サイバーセキュリティ
その他多数
債務整理 債務整理 債務整理
相続・遺言
労働問題
家事(離婚等)
不動産問題
B型肝炎訴訟
詐欺被害
交通事故
一般企業法務
その他(民事)
対応時間 24時間電話対応 土日祝含め24時間電話対応 7:00~24:00 9:00~19:00 8:00〜22:00(土日祝日対応)
所在地 東京都 東京都 東京都 大阪府 東京都 代表者 酒井 将
浅野 健太郎
萩原 達也
西川 研一 田中秀平 杉山 一穂 鈴木 淳巳

ベリーベスト法律事務所

項目 詳細
Google口コミの評価 星3.7(412件)
相談費用(着手金含む) 無料
過払い金請求成功報酬 事務手数料(1案件当たり):44,000円
解決報酬金(1社あたり):22,000円
成功報酬:返金額の22%(裁判の場合は27.5%)
対応地域 全国
対応業務 債務整理
交通事故
離婚問題
労働問題
相続・遺言
削除請求
誹謗中傷
詐欺被害
その他多数
対応時間 24時間電話対応
所在地 東京都
代表者 酒井 将
浅野 健太郎
萩原 達也
ベリーベスト法律事務所が向いている人
  • 実績の高い弁護士による対応を希望する
  • いつでも対応している相談窓口がある
  • 完全成功報酬制の事務所を探している

ベリーベスト法律事務所は、全国73拠点で所属弁護士数約350名と幅広いスケールで展開しております。

過払い金請求を含む債務整理案件では、相談件数36万8091件、累計返金額1067億円以上の実績があります。

さらに、 24時間365日オペレーターによる相談窓口も設置 しているので、日中の対応が難しい方でもいつでも相談できます。

弁護士法人・響

項目 詳細
Google口コミの評価 星3.6(225件)
相談費用(着手金含む) 無料
過払い金請求成功報酬 解決過払い金22,000円(税込)
過払報酬金 返還額の22%
(訴訟の場合は27.5%)(税込)
対応地域 全国
対応業務 債務整理
交通事故
B型肝炎
労働問題
相続問題
離婚
刑事事件
情報・サイバーセキュリティ
その他多数
対応時間 土日祝含め24時間電話対応
所在地 東京都
代表者 西川 研一
弁護士法人・響が向いている人
  • 実績が高い弁護士に依頼したい
  • 完全成功報酬制の事務所に依頼したい
  • 地方で過払い金請求に強い事務所を探している

弁護士法人・響は、法務・税務の専門家が集結する響グループの弁護士事務所です。

全国に7拠点の事務所と、 弁護士法人では少ない24時間365日対応している電話相談窓口 を設置しております。

過払い金請求は、着手金0円で対応できるので、初期費用の支払いが難しい方でも対応できます。

中央事務所

項目 詳細
Google口コミの評価 星3.5(429件)
相談費用(着手金含む) 無料
過払い金請求成功報酬 過払い金に対してのみ費用を差し引き
対応地域 全国
対応業務 債務整理
対応時間 7:00~24:00
所在地 東京都
代表者 田中秀平
中央事務所が向いている人
  • 完全成果報酬制の事務所を探している
  • 夜遅く対応できる事務所を探している
  • 認知度の高い事務所に依頼したい

中央事務所は、東京都を拠点にしている司法書士事務所で、10−10−10のCMで認知度が高いです。

対応時間が7:00〜24:00までと長く、土日祝日も対応している ので、日中対応できない方でも相談できます。

さらに、完全成功報酬制をとっているので、初期費用を掛けずに依頼することができます。

司法書士法人 杉山事務所

項目 詳細
Google口コミの評価 星2.6(86件)
相談費用(着手金含む) 無料
過払い金請求成功報酬 返還額の27.5%~
対応地域 全国
対応業務 債務整理
対応時間 9:00~19:00
所在地 大阪府
代表者 杉山 一穂
司法書士法人 杉山事務所が向いている人
  • 報酬費用を安く抑えたい
  • 地方で過払い金請求に強い事務所を探している
  • 過払い金請求の実績が高い事務所に依頼したい

杉山事務所は、大阪に拠点を持つ事務所で、 過払い金請求総額が月5億円と高い実績を持ちます。

相談・着手金0円で、分割払いの対応も可能なので、初期費用が準備できない方でも対応できます。

全国8拠点に事務所があるので、地方在住の方でも対応 しております。

アディーレ法律事務所

項目 詳細
Google口コミの評価 星1.9(52件)
相談費用(着手金含む) 無料
過払い金請求成功報酬 話合いにより解決した(訴訟をしない)場合
基本費用:66,000円(税込)+報酬金:回収した「過払い金」の22%(税込)
訴訟により解決した場合
基本費用:66,000円(税込)+報酬金:回収した「過払い金」の27.5%(税込)
対応地域 全国
対応業務 債務整理
相続・遺言
労働問題
家事(離婚等)
不動産問題
B型肝炎訴訟
詐欺被害
交通事故
一般企業法務
その他(民事)
対応時間 8:00〜22:00(土日祝日対応)
所在地 東京都
代表者 鈴木 淳巳
アディーレ法律事務所が向いている人
  • 地方に拠点がある事務所に依頼したい
  • 完全成果報酬制の事務所を探している
  • 認知度の高い事務所に依頼したい

アディーレ法律事務所は、 全国に65拠点以上の事務所を構えており、CMでも認知度が高い業界で有名な法律事務所です。

過払い金請求の実績が高く、特に債権者に応じた請求対応が高い評判を得ています。

着手金無料の 完全成功報酬制を取っているので、初期費用なしで依頼 できます。

そもそも過払い金とは?

過払い金請求 どこがいい 過払い金過払い金とは、以前にローンやクレジットカードを利用して払いすぎた利息を言います。

そして、過払い金の可能性が高い方は、下記の条件をすべて満たした方が該当すると言われています。

過払い金の可能性が高い方
  • 2010年6月の出資法改正以前に契約した借金
  • 消費者金融またはクレジットカードでキャッシング利用した借金
  • 完済から10年以内の借金

借金の中でも、銀行カードローンやショッピング枠での利用分は過払い金の対象外です。

また、 過払い金は返金請求できる期限が、完済から10年以内 となりますので、早めに確認することを推奨します。

過払い金請求のからくり

過払い金の元となっているのが、2010年以前のローンやクレジットに適用されていたグレーゾーン金利にあります。

グレーゾーン金利
利息制限法が定める上限金利を超えるものの、出資法が定める上限金利を下回る金利のこと。

利息制限法では上限金利が15%〜20%に設定されていましたが、これを超えたとしても出資法における上限金利を超えなければ刑事罰の対象になりませんでした

そのため、貸金業者は20%を超える利息を取っていましたが、後にこれが覆される結果になっています。

最高裁が法律上、 グレーゾーンだった金利の返還を求める判決を出し、法改正で出資法の上限金利が20%に引き下げられたためです。

グレーゾーン金利の適用は、2006年12月の貸金業法の改正、2019年6月の改正貸金業法の完全施行により撤廃になっています。

現在は、 どの貸金業者も利息制限法の法定金利の範囲内で融資を行っているので過払い金は発生しません

過払い金請求の特徴

過払い金請求 どこがいい 特徴「過払い金請求」という言葉自体を聞いたことがある人は一定数いるはずですが、正確な特徴を含めて知っている人はそこまで多くないはずです。

ここでは、過払い金請求の特徴として次の5点について解説するので 「過払い金請求とはこういうもの」と理解するのに役立ててください

過払い金請求の特徴
  • 借入していた業者に開示請求する
  • 請求期間は3ヶ月〜1年が目安
  • 銀行ローンや自動車ローン、奨学金はほぼ請求がない
  • 2010年以降の借入は原則請求がない
  • キャッシング枠は請求の対象になることも

借入していた業者に開示請求する

基本的に、過払い金請求は借入していた業者に開示請求する形で手続きを進めることになります。

たとえば、消費者金融A社に対し過払い金請求をしたい場合は、同社に対して開示請求を行うのを軸に手続きを進める流れです。

ただし、開示請求を行う際は「取引状況を確認したい」「契約内容を確かめたい」など、過払い金請求を行うことは伝えないでください。

民法では以下の定めがあることから、借入していた業者から「過払い金があるのに返済をしていた以上、返還請求には応じない」と主張される恐れがあります。

民法(明治二十九年法律第八十九号)

(債務の不存在を知ってした弁済)

第七百五条 債務の弁済として給付をした者は、その時において債務の存在しないことを知っていたときは、その給付したものの返還を請求することができない。

引用:民法(明治二十九年法律第八十九号)|e-Gov 法令検索

実際は弁護士や司法書士などの専門家に任せることがほとんどであり、 自分で借入先に連絡することはありませんが、基礎知識として知っておいてください

請求期間は3ヶ月〜1年が目安

過払い金請求における請求期間=手続きを開始してから 回収金額が入金されるまでの期間は、3ヶ月~1年が目安になっています

ただし、これはあくまでも目安であり、実際は個々のケースによって前後することは十分にあり得るため注意が必要です。

借入先となった企業の意向次第で、交渉や裁判に要する期間は前後する以上、実際の所要期間は手続きをしないとわからない部分があります。

確かなこととしていえるのは、知識のない人自身で手続きを進めるのは、専門家に代行してもらう場合に比べ膨大な時間がかかるということです。

MEMO
依頼にあたって料金はかかりますが、費用対効果という意味でも弁護士や司法書士などの専門家に頼むのを強く推奨します。

銀行ローンや自動車ローン、奨学金はほぼ請求がない

「銀行ローンや自動車ローン、奨学金の利用」としてお金を借りていた場合、過払い金請求が行われることはほぼありません

前提として、過払い金はいわゆる「グレーゾーン金利」でお金を借りていたことが原因で利息を払い過ぎた状態において発生します。

グレーゾーン金利
利息制限法における上限金利(年15%~20)は超えているものの、出資法における上限金利(年率29.2%)を超えない金利のこと。

現実的な問題として、は 銀行ローンや自動車ローン、奨学金は利息制限法における上限金利を下回る契約での貸付が大半 を占めています。

そのため、グレーゾーン金利が発生する余地はないことから、過払い金請求が行われることもほとんどないと考えてください。

2010年以降の借入は原則請求がない

借入があった場合でも、 2010年6月18日以降の借入であれば、過払い金が発生する余地はない ため、原則として請求が行われることもありません。

他方、金利負担の軽減という考え方から、貸金業法と出資法が改正され、2010年6月18日以降、出資法の上限金利が29.2%から20%に引き下げられ、「グレーゾーン金利」が撤廃されました。

引用:上限金利について【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会

キャッシング枠は請求の対象になることも

クレジットカードの キャッシング枠を利用した場合、状況によっては過払い金請求ができる可能性 があります。

ただし、キャッシングの利用で過払い金請求をするためには以下の条件を満たしていることが必要となるため、事前に確認してください。

キャッシングの利用で過払い金請求をするための条件
  • 法改正以前(2010年6月17日以前)の契約である
  • グレーゾーン金利に該当する金利での貸付であった

なお、クレジットカードのショッピング枠利用はそもそも資金の貸付にあたらない以上、過払い金請求の対象とはなりません

過払い金請求を相談するデメリット

過払い金請求 どこがいい デメリット過払い金請求は払い過ぎた利息を取り戻せる便利な手段である反面、一定のデメリットがあるため注意が必要です。

ここでは、過払い金請求を相談する具体的なデメリットとして、以下の4点について解説します。

過払い金請求を相談するデメリット
  • 過払い金請求するとカードが使えないことも
  • 家族に借入がバレるケースあり
  • ブラックリストに載ると審査に通りづらい
  • 時効だと請求できない

過払い金請求するとカードが使えないことも

1つ目のデメリットとして挙げられるのは過払い金請求するとカードが使えなくなることがあるという点です。

過払い金請求を行うと、カード会社と利用者との間で結ばれた契約は強制的に解約されるうえに、社内情報として記録されます。

そのため、 同じカード会社と改めて契約を結ぼうとしても、事実上困難になる のが実情です。

MEMO
「どうしてもこのカード会社でないといけない」など特殊な事情があるなら別ですが、他にもカード会社はたくさんあるためそこまで大きなデメリットではありません。

家族に借入がバレるケースあり

2つ目のデメリットとして挙げられるのは家族に借入がバレるケースがあるという点です。

過払い金請求をすると、依頼先の司法書士事務所・弁護士事務所名義で書類が届いたり、入金がなされたりすることがあります。

過払い金請求自体には何ら違法性はありませんが、「過去に借金をしていた」という事実が前提になるため注意が必要です。

「借金があって、それを自分に隠していた」ことに対し異常な嫌悪感を示す人は一定数います。

家族の中にそのような考えを持つ人がいた場合は、理由や経緯が何であれ厳しく追及されかねないので注意してください。

司法書士事務所・弁護士事務所によっては差出人を個人名にするなど 配慮をしてくれるので、相談してみるのをおすすめします

ブラックリストに載ると審査に通りづらい

3つ目のデメリットとして挙げられるのはブラックリストに載ると審査に通りづらいという点です。

ブラックリストとは
本来は「要注意人物・団体の一覧」を表す言葉であるが、転じて債務整理をしたなどの理由で金融事故が登録されている利用者もしくはその状態を指す。

過払い金請求は、過去には債務整理もしくは契約見直しとして信用情報に登録されていました。

しかし、2010年には金融庁により過払い金請求を行ったのを理由に信用情報として登録することを禁止する旨が発表されています。

そのため、以下のいずれかにあてはまらなければ、原則として過払い金請求をした事実が信用情報として登録されることはありません。

過払い金請求をした事実が信用情報として登録されるケース
  • 債務の返済がまだ終わっていない
  • 完済したと思っていた債務が実はまだ残っていた

上記のいずれかに当てはまる状態で過払い金請求を行うのは債務整理をしたのと同じことになり、信用情報に登録されてしまいます。

つまり「ブラックリストに載る」状態となるため、その後のクレジットカードやローンの利用に影響が及ぶ点に注意しなくてはいけません。

トラブルを防ぐためにも、 弁護士・司法書士などの専門家に相談のうえ、まずは本当に債務を完済できているか調べる のをおすすめします。

時効だと請求できない

4つ目のデメリットとして挙げられるのは時効だと請求できないことです。

前提として、過払い金請求はいつまででもできるわけではなく、 借金を完済した日の翌日から10年以内に行う必要があります

借金を完済した日の翌日から10年が経過してしまうと、仮に過払い金があったとしても時効が成立し、1円も戻ってきません。

MEMO
1日でも過ぎてしまうと意味がないため、過払い金請求をする際は、できるだけ早めに弁護士や司法書士に相談してください。

過払い金請求を相談するメリット

過払い金請求 どこがいい メリット過払い金請求を相談することには前述したように、一定のデメリットがあるのも事実です。

ただし、以下のメリットもあるため、実際に行うかどうかは「自分にとってのメリットがデメリットを上回るか」を考えてからにするのをおすすめします。

過払い金請求を相談するメリット
  • 払い過ぎの利息を取り戻せる
  • 返済中での請求可能
  • 過払い金の利息を手に入れられることも

払い過ぎの利息を取り戻せる

1つ目のメリットとして挙げられるのは払いすぎの利息を取り戻せることです。

特に、借りていた金額が大きい、期間が長い場合は、 過払い金請求をすることで100万円以上の金額を取り戻せる可能性もあります

実際にいくら取り戻せるかは個々のケースによるため一概には言えませんが、気になるなら一度弁護士・司法書士に問い合わせてください。

返済中での請求可能

2つ目のメリットとして挙げられるのは返済中での請求も可能という点です。

過払い金請求の手続き自体は借金の返済中でも問題なくできるうえに、取り戻した利息を借金の返済にも回せます。

取り戻した利息の金額次第では、 借金が完済できるうえに、手元にお金が残る可能性が十分にある のも事実です。

ただし、返済中に過払い金請求をした結果残債が生じていた場合は、信用情報に金融事故として登録されるため注意して下さい。

MEMO
具体的な手続きを始める前に、弁護士や司法書士に相談し、過払い金請求を行っても完済が見込めるか相談するのをおすすめします。

過払い金の利息を手に入れられることも

3つ目のメリットとして挙げられるのは過払い金の利息を手に入れられることもある点です。

過払い金の利息
過剰に支払った金額(過払い金元本)についた利息を指し、発生から返還日まで年5%(令和2年4月1日以降に発生した過払い金については年3%)の利息がつく

一般論として、利息は発生からの期間が長ければ長いほど大きくなるため、完済からの期間が長ければ利息もそれだけ大きくなります。

状況次第では、 実際に借りた額を大きく超える格を回収できるかもしれませんが、ケースバイケースの部分もあるためまずは専門家に相談 してください。

過払い金請求の流れ

過払い金請求 どこがいい 流れ

過払い金請求は、 無料相談から法律事務所と契約し、貸金業者への交渉と返金まで多くの手続きを行います

この章では、過払い金請求の手続きの流れを詳しく解説します。

過払い金請求の流れ

STEP1
電話またはメールやLINEで問い合わせ

過払い金請求を行っている事務所では、電話やメールの窓口を設置しております。日中忙しい方でもメール対応できるので、わざわざ事務所に行く必要がありません。法律事務所によっては、LINEによる過払い金診断のサービスがあるので、返金額が気になる方は利用することをおすすめします。


STEP2
無料相談

無料相談は、事務所によって異なりますが、来所もしくは電話、オンライン面談で対応可能です。ほとんどの事務所では、予約制を取っていることが多いので、都合の良い日時に予約を取ります。予約の前日までに覚えている範囲で、借入先と借入金額、支払った金額、完済した日をメモした書類を持って行くと相談がスムーズにできます。


STEP3
受任契約と貸金業者への受任通知の発送

無料相談を経て、過払い金の返金を依頼したい場合は、法律事務所と受任契約を行います。受任契約は、本人確認のため事務所に行く必要がありますが、事務所によっては出張対応できる場合もあります。受任契約が完了次第、法律事務所は貸金業者に過払い金請求の受任通知を発送します。


STEP4
借金の把握と利息制限法による引き戻し計算

貸金業者へ過払い金返還請求を行う為に、取引履歴を明確にすることから始まります。取引履歴の開示は、請求を行えばどの貸金業者でも開示できますが、業者によっては、3年分しか開示しない場合もあるので、契約から完済まで取引情報が明確にできない場合は、お手元にある支払い明細の書類を元に推測して計算します。過払い金に関する資料が出そろったら、その取引履歴をもとに、利息制限法の金利に従って引き直し計算を法律事務所の担当者が行います。


STEP5
貸金業者へ過払い金返還請求の交渉

担当の弁護士または司法書士が、代わりに債権者(貸金業者)へ還付請求の交渉をします。交渉にかかる日数は、債権者側の意向次第によって異なりますが、任意交渉(話し合い)の場合3〜6ヵ月ほど、訴訟の場合は1年くらいかかります。交渉の進捗は、担当の弁護士または司法書士から連絡が来ますが、任意交渉で返金できない場合、訴訟を行うことも可能です。訴訟を行う場合は、報酬の支払額が上がる場合もあるので、費用面について相談すると良いです。


STEP6
返金額の決定

すべての交渉が完了した場合、具体的な返金額が決定され、弁護士事務所を通じての返金となります。返金手続きの際に確定した返金額から報酬が差し引かれて、無事入金されます。

過払い金請求はどこがいい?のまとめ

過払い金請求 どこがいい まとめ今回は、過払い金請求の実績が高い法律事務所9選について紹介しました。

弁護士・司法書士のどちらにするかは、 費用の安さだけでなく、取扱金額や交渉の有無も確認する ことをおすすめします。

その他にも、 相談件数や返金累計額といった実績も事務所選びで重要な点になります。

そして、今回選んだ法律事務所は、相談無料・完全成功報酬制・分割払いの対応を行う事務所を中心に選び、初期費用の負担が少ないのも特徴です。

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