一般社団法人MAKOTO
MAKOTOの社名の由来は、「至誠」からとらせて頂きました。
「至誠」は、言葉どおり、「誠」を尽くすという事です。 日本人が古来、理想としてきた生き方はこの「至誠」、つまり小さな私心や我欲を捨て、大きく大義のために生きることだったのではないかと感じています。
私たちMAKOTOは「至誠」を掲げ、ちっぽけな私利私欲ではなく、人としてやるべき事をやるために事業を推進して参りたいと考えています。
名前 | 一般社団法人MAKOTO |
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住所 | 宮城県仙台市宮城野区榴岡5-12-55 NAViSビル5階シリコンバレーオフィス |
電話 | |
URL | http://www.mkto.org/ |
事業内容 | ・ハンズオン支援 ・起業家エコシステムの構築 ・コワーキングスペース「cocolin」の運営 ・その他 ベンチャー道場 セミナー・講座の講師 各種イベント |
対応エリア | 宮城県、その他全国 |
地図 |
まずは自己紹介をお願いします。
大学院卒業後は、大学などの教育機関・研究機関とビジネスを作り上げる産学官連携の部署のコーディネーターを経て、株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングと言うバイオベンチャーに転職しました。そこでマーケティングや営業を経験しました。その後、2007年に東北イノベーションキャピタル株式会社に転職し、東北でベンチャー企業への投資及び支援に従事していた際に東日本大震災が発生しました。その被災状況を見て「自分にできることがあるはずだ」と使命感を感じ、被災地の起業家・経営者の支援活動を始めました。そして、2011年7月に一般社団法人MAKOTOを立上げ独立しました。弊社は、ベンチャー企業のサポートとなるあらゆる事を行っています。東北ではまだまだベンチャー企業が生まれ、育つ仕組みが整っていないため、投資するだけではなく、様々なサポートをしながらビジネスの構築・企業価値の向上を支援しています。
事業内容は多岐に渡ります。起業家が集まる場の提供としてコワーキングスペース「cocolin」の運営や、全国からサポートを集めるクラウドファンディングサイト「チャレンジスター」のサービスも展開し、どちらも東北では最大規模のサービスとなっています。また、ハンズオン支援やファンドの運営も行っています。
主として運営している事業はどれでしょうか?
私達は起業家を育てることに尽力しているため、ハンズオン支援が非常に重要だと考え、注力しています。セミナーを開くだけや投資をするだけでは起業家は育たないと考えています。
ハンズオン支援先は続々と増えてきています。クラウドファンディングサービス「チャレンジスター」の中から、ハンズオン支援先となる場合も稀にあります。
事業を始めたキッカケや思いを教えてください。
東日本大震災が起きたことが重要なキッカケになっています。私が以前に勤めていたVCで感じていたのが、投資の理論で言うと、被災地の小さいベンチャー企業に対して、条件的に支援が難しいことがありました。特に東北では、こちらが待っているだけではベンチャー企業は育たないと思いました。
投資の理論に合わない企業に対して、どのように支援をしていくかが顕在化した問題となっていました。従来の支援のやり方ではダメだと感じ、私達の新しいやり方で支援していく事を決め、一般社団法人MAKOTOを立ち上げました。
御社で投資した事例を教えて頂けますか?
私どもが投資を始めたのは最近で、それまでは投資という形ではなく、事業計画のブラッシュアップや市場開拓、資金調達のサポートに力を入れ、起業家が育つ仕組みづくりを徹底してきました。その基盤が構築出来たので、2015年8月に第1号ファンドを立ち上げました。第1号ファンドでの投資先は、今年中に選定して支援を開始する予定です。
その他に、2014年から自己資金での投資を始めました。最初の投資は、世界初の足こぎ車椅子の製造・販売を行う株式会社TESSに行いました。
又、東北での社会的意義の高い事業に、三菱商事復興支援財団から7,000万円程の資金調達のサポートを行った事例もあります。
株式会社TESS様に投資を決めた理由を教えてください。
私達は「志」の理念を持ち、世の中を良い方向に変えていく、強い気持ちとビジョンを重要視しています。それは、その企業が持つ力以上の結果を引き寄せる為の大事な考え方だと思っています。株式会社TESSの事業と、鈴木社長自身がその点を非常に強く持っていたことが決め手でした。また、鈴木社長が歩行障害に悩まれている高齢者・障がい者の自立支援を行う事に、覚悟を決めて邁進している事も大きな要因でした。
さらに世界規模で高齢化社会になる中で、株式会社TESSの事業内容自体に大きなニーズがある為、需要が広がるポテンシャルを持ち合わせていました。このような志と事業に魅力を感じたことから投資を決めました。
資金調達を成功させるアドバイスをお願いします。
事業としては、社会的意義が高く市場が大きくて、ニーズが満たされていない事に対して、解決できる仕組みを提供していくべきだと考えます。
御社の特徴や強みを教えてください。
弊社は「地方」に特化して起業家支援を行っており、全国的にも珍しい団体です。また、一般的な起業家支援事業者は、ファンドによる投資やコワーキングスペースの運営のみなど単一のサービスを提供することがほとんどですが、弊社はコワーキングスペース・クラウドファンディング・ハンズオン支援などの総合力を持ち、細かなサポートが出来ます。
竹井代表が東北分科会事務局長を務める「EO(アントレプレナーズ・オーガニゼーション)」ではどのような事を行っていますか?
EOは世界的な起業家の会で、東北支部では現在約30名が登録しています。集まる方々は、基本的には売上が1億円以上で強い成長意欲を持っています。日本では東京と大阪にも支部があり、東京支部のメンバーに中には上場している企業も多数あります。東北の支部としても、上場するなど大きく成長できるよう切磋琢磨しています。この環境の中で支援が決定することもあります。私もシリコンバレーに定期的に行き、東北の企業との架け橋として働きかけています。東北自体の市場規模は大きくないので、東北だけでの展開ではなく、アジアをはじめとした海外展開も出来るように支援を行っています。
起業家支援のポテンシャルはどのようにお考えですか?
現在、日本全体として起業ブームになっています。私は全産業の新陳代謝が必要だと思っています。世界の水準も変わっていきますので、日本も同じく変わる必要があります。起業家やベンチャー企業はその原動力となりますので、彼らを支援することで、新しい事業・産業を生み出し、世の中をより良くしていくことができると考えています。
一方で、地方は受け身の態勢が大きく、少子高齢化が進むにつれて市場規模も益々シュリンクしていきます。地方から海外に直接ビジネスするなどで、東京などの首都圏に依存しすぎることなく、東北の企業が経済を回せるようになれば、地方も活性化していくと思っています。
起業家へのメッセージをお願いします。
資金調達は起業家の大きな悩みの種だと思いますが、世の中は実は、金余りの状態になっています。その資金を投資家や金融機関から引き出すためには、起業家側から積極的にアプローチしていくことが必要です。そして何より、資金供給者側のニーズや判断基準をよく把握した上で、事業計画を組み立て、見せ方の工夫をする事が必要です。大きな志と明確な戦略を持って、事業を進めていきましょう。
貴重なお話を頂きまして、誠にありがとうございました。
一般社団法人MAKOTO(マコト)| 復興に向け被災地のベンチャー・中小企業を支援
http://www.mkto.org/
昨日は0人が事業資金の調達に成功しました。
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