資産運用支援サービス「Folio」が3億円を調達|任せきりにしない個人資産運用モデルで展開
そのような中、プライベートバンクやヘッジファンドなどが利用する最先端の投資技術を高いUXで提供する投資運用プラットフォーム「Folio(フォリオ)」を開発する、株式会社FOLIOが資金調達の発表をしました。
2015年12月創業の同社は、年内のサービス開始へ向けて準備中で、3月15日にDCMベンチャーズとDraper Nexusを引受先として総額3億円の第三者割当増資を実施したことを発表しました。
今回の資金使途では、人材の採用とバックエンドシステム開発等を進めていく予定があるそうです。
現在の日本の金融サービスは「分かりにくい・使いにくい」で埋め尽くされ、一人ひとりが気軽に資産運用の世界に入っていくことは困難だと言われています。
そこで、この問題を解決するために「かんたんで効率的」な資産運用ができるサービスとして、ポートフォリオを選ぶことなどにフォーカスした「テーマ別投資」に力を入れていくそうです。これにより幅広い投資ニーズに対応できるサービス展開が望めるそうです。
任せきりにしない個人資産運用モデルの「Folio」とは
他社の「ウェルスナビ」や「THEO」が展開するロボアドバイザーは、ユーザーごとに異なるリスク許容度や収入、人生設計などを考慮に入れた国際分散投資を自動化してくれるサービスです。これは、使い始めにポートフォリオを決めれば、後は10年・20年という単位で長期運用をすることになるのですが、Folioは「探すと任せる」の2つに大きく分類されているのだそうです。
「任せる」の機能がロボアドバイザーの部分にあたり、ドローンやグリーンテック関連銘柄を集めたテーマ別ポートフォリオがあり、これをユーザーの専門性や趣味嗜好などからオススメしてくれるそうです。そこに、ドローンの例ならブイキューブ、SONYと言うように関連事業に取り組む数十種の銘柄が含まれています。
ここで「探す」の機能が登場し、自分で銘柄の取捨選択もでき、簡単に分散投資ができるように開発を進めるのだそうです。
株式会社FOLIOの創業者でCEOの甲斐真一郎氏は、「長期運用も1つの選択肢だとしながらも、もう少し個々人が資産運用に踏み込めるようなプラットフォームサービスを構築中で、自分たちはロボアドバイザーとは少し業種が異なる」とTechCrunchの取材で語っています。
ビジネス面、技術をそれぞれ支えるメンバーが揃った理由
気になる点は核となる技術はどう構築するのかですが、「技術力は高いと自負している」とCNET Japanの取材で甲斐氏は語っています。
Folioのメンバーを見るとたしかに、そうそうたる顔ぶれで、プラットフォーム開発を成功させることができるのではないかと期待を過ぎらせます。
Folioは現在8人のスタッフがいてファイナンス系が3人、エンジニアが4人、デザイナーが1人で構成されています。このメンバーに対し、DCMベンチャーズ日本支社代表の本多氏は、「ウェブプロダクトに対する確かな実績と強みを持つメンバーと証券業務に深い知見を持つ経営陣の非常にバランスのいいチーム」とプレスリリースで報告しています。
こうしたメンバーがどのように参加したのかについて、甲斐氏は「最初に私の友達の友達から紹介されて、現在UI/UXのデザインを担当する日本最大級のハッカソンで最優秀賞を受賞した広野萌と出会った。FinTechがバズり始めたころに興味があると言っていて、賛同してくれた。エンジニアは自分が尊敬できる人たちで集まる傾向があって、広野が参加してくれたことをきっかけに広がっていったので、エンジニアの採用にはまったく困らなかった」と取材で語っています。
他社と差別化できるアイディアと、それを構築する優秀な人材の確保が重なったこともあり、サービス提供後に期待が募ります。
株式会社FOLIO | FOLIOは、資産運用の世界に革命を起こすため「かんたんなのに最先端」なプラットフォームを提供します。誰もが正しく資産運用できる場所を目指して──
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