今話題のFinTechへ応用を決意、将棋で磨いたAI技術を持つHEROZが1億円を2度目の調達
HEROZは1月4日に、一二三(ひふみ)インキュベートファンドを引受先とした1億円の第三者割当増資を行ったことを発表しました。創業6年目にして、これまで尽力してきたAIを活用したボードゲームビジネスの国際展開に加えて、金融及びヘルスケア領域でAIを適用していく方針で事業拡大を狙います。
HEROZは2009年4月の創業時にBIGLOBEキャピタル、モバイル・インターネットキャピタル、ジャフコ、ジェービィックベンチャーキャピタルなどから1億円の資金調達をした後、モバイルゲーム関連で収益を上げてビジネスを構築してきました。
1999年にNECに同期入社したCEO林隆弘氏とCOO高橋知裕氏が独立して2009年に創業した会社です。卒業した大学は林氏、高橋氏共に早稲田大学です。
「将棋ウォーズ」の収益モデルの仕組み
この収益モデルは原価率が低いのに対し、ユーザーの白熱度合いが高いのが特徴です。この熱量をもとに強力な人工知能(AI)が自分に代わって指してもらうのが5手で100円という内容です。
さらに無料会員は1日3局までという対局数制限を解除することができる、月額500円の有料会員が全体の1割程度と安定した収益モデルも持っています。
AI将棋では、ときどき人間が想定していない神の手が繰り出されるが、この手こそがコンピューターと人間とが互いに切磋琢磨して、将棋の未探索領域を開拓することに消費ユーザーは喜びを感じるのだといいます。
月商は非公開とのことですが、サービス開始から3年で1日20万局以上の対戦が行われているというので、成長戦略は間違いがなかったようです。
ボードゲームAIによるビジネスの国際展開とは
さらにマネタイズモデルを国際展開するために「チェスヒーローズ」も展開します。この背景には、将棋人口は約1,270万人。一方バックギャモンは約3億人、チェスは約7億人と市場規模が圧倒的に大きいことがポイントになっています。
覚悟を決めた金融やヘルスケアへの応用
AIで培った機械学習のノウハウは、『そのままではないものの並列化や機械学習のテクニックなど応用が効く』と高橋COOはTech Crunchで話しています。
業界を超えた挑戦の第1弾として金融分野に進出します。収益モデルの詳細は市場のアービトラージを取るような仕組みで、過去データから将来の株価や指標予測をするようです。このサービスはすでに証券会社に提供していて、『証券会社が持っている分析よりも良い結果を出している』とのことです。
また、まだ取り組み段階であるものの、ヘルスケア領域でAIの適用を試みています。医療ベンチャーの日本医療機器開発機構と協業に向けて模索を開始した段階で、今後の動きに注目が集まります。
HEROZ株式会社 | AI x mobile 人工知能(AI)で世界を驚かすサービスを創造
https://heroz.co.jp/
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