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ベンチャーキャピタルから1.5億円の資金調達。世界初の足こぎ車椅子を展開する株式会社TESS/代表取締役 鈴木堅之氏

鈴木社長の自己紹介をお願いします。

株式会社TESS静岡県伊豆市の出身で、父親が病院での常勤の薬剤師でしたので、幼い頃は病院内の社宅に住んで過ごしてきました。敷地が4万坪程度の大きな病院で車椅子のアスリートがトレーニングするなどリハビリに力を入れている場所でした。障がいを持った方々が自然と身の回りにいて、コミュニケーションを取ってきました。
病院は賑やかで楽しい場所という認識で育ちましたが、多くの患者様は退院が近づくと元気が無くなっていました。大学に進むにつれ、今のように社会保障制度の充実している世の中にはなっていなかったため、障がい者の再雇用がほぼ無い中で地域に戻ることを不安に感じている事に気がつきました。
安心して暮らせる地域を作る事、社会で自立できるような本当の意味でのリハビリが出来ないかと考え、リハビリ医療・福祉の仕事に就きたいと思いながら過ごしていました。その中でも、医者や薬剤師ではなく患者様の近くで何かできる仕事が良いと感じていました。
社会福祉士やケースワーカーの仕事が良いなと思ってはいましたが、当時、宮沢賢治の魅力を知り、宮沢賢治の世界観を生み出した岩手県で暮らしたいという思いが強くなり、盛岡の大学に進学しました。
岩手は宮沢賢治の本で見た世界観がそのままでしたので、宮沢賢治がやっていたであろうことを真似して大学生活を満喫したため、起業して何かやろうとは考えてはいませんでした。

 

起業までのキッカケや流れを教えてください。

株式会社TESS就職活動中に社会福祉法人いきいき牧場の馬場理事長がTVに出演されていて、「宮沢賢治の理想郷をつくる」と語られていました。私はそこで面接を受け、いきいき牧場という知的障がい者の方の施設立ち上げを手伝うことになりました。
知的障がい者の方と接することで、サポートすることの魅力を感じました。馬場理事長が、障がい者も健常者も共に、暮らしや生活を自由に選べる社会をつくろうと思い設立した、とお話されており、いきいき牧場の価値を感じました。
新しい施設の為、重度の障がいを持つ方々で定員がすぐに埋まりました。その中で現実は、最低限手足が動くことが出来ないと暮らしに関わること全てにおいて選択すらできないのだと感じました。身体機能がある程度、維持される、もしくは改善していくことが大事だと強く感じながら日々の業務をこなしていました。障がい者の方々と共に生活する中で気づいたことは、たとえ障がいを持って産まれた方でも早期にリハビリをして、身体機能を維持改善することで生活の可能性が広がるということでした。正式にリハビリ技術を身につけたいと考えた私は、山形県にある理学療法士の養成学校に入学しました。
医学系の養成学校は学費が高額なため、御礼奉公という仕組みで関東の病院に学費を出して頂きながら通いました。しかし様々な事情で2年目の途中から支援がなくなりました。その後、養成学校の校長に推薦され、教員採用試験を受けて「言葉の教室」という、公立学校の教員が言葉のリハビリを行う学校に勤めるようになりました。言語聴覚士の国家資格が制度化されようとしていた時期でしたので「言葉の教室」を担当することで言語聴覚士の資格取得にも有利ではありましたが、公務員の為移動があり、仕事にやりがいを見出した矢先、普通学級を担任することになりました。
尽くチャンスが掴めず山形県の公立学校教員をしている時に、自分の受け持つクラスの中で車椅子の児童に出会いました。元気な生徒の中で一生懸命に生活をおくる子にもっと関われる事はないか、何とかしてあげたいという思いの中、東北大学の足こぎ車椅子に出会いました。その頃、国の政策で大学ベンチャーが一新する時代ということもあり、2002年に東北大学でも足こぎ車いすやその他の医療技術を製品化するためのベンチャー企業を立ち上げることになり、私はこの製品を伝えていきたいという思いから、東北大学ベンチャーの㈱FESに営業職として入社しました
しかし、多くの大学発ベンチャーと同様事業化には至らず2007年頃にFESを廃業することになったのですが、多くの人との出会いにより2008年に足こぎ車椅子の知財を受け継ぎ、株式会社TESSを創業することができました

 

どのような思いで始められましたか?

障がい者・高齢者の方々やこれから先、私達の体力がなくなり動けなくなる時がきても足こぎ車いすがあれば、より希望を持って暮らせるという道具・手段だと感じた為、起業を決意しました。FES時代に出逢ったメンバーに声をかけ、優秀な人材が集まりました。

 

資金調達をして苦労されたこと、得られたことはありますか?

株式会社TESS2008年当時、リーマンショック直後というもありましたが、更に大学ベンチャーの評価は悪く融資を金融機関で断られ続ける中で、偶然足を運んだ商工会議所の担当者の方が足こぎ車いすの映像に大変感激なされて、力強い応援を頂く事ができました。なんと融資を一度断られた金融機関に同席していただいた結果、出来たばかりの“挑戦融資制度”の全国初採択起業として資金付けをしていただいたのです。
足こぎ車椅子の試作品を作る資金が調達できましたが、車椅子なのに足でこぐという矛盾から、車椅子メーカー・自転車メーカー・町工場等協力をお願いした全ての先から断られてしまいました。
唯一声を掛けていなかったのがパラリンピックの車椅子提供で有名な株式会社オーエックスエンジニアリングでした。自社商品しか作らないということでしたが、たまたま大学内に実家が近所だという方がいて、その方からご紹介を受けることが出来ました。その結果、オーエックスエンジニアリングさんで約15kg程度の軽さで、丈夫な足こぎ車いすを2ヶ月で納品してくれる条件が整ったのです。
試作品が機能的で、デザイン性にも優れていることでお子様にも喜ばれる商品になったことを確信し、量産を始めました。その結果、これまで国内で約5,000台を普及することができました。
資金を調達するに当たっても、利益だけを追求するのではなく、理念を共有して頂ける、認めて頂ける方々を探してきましたので、そういった皆さんと出会えたことが現在まで足こぎ車いすというただ一つの製品で事業を続けてこられた秘訣だと思い感謝しています。

 

資金調達できた理由を教えてください。

認知率向上と新規サービス開発に資金が必要になりました。弊社の取り組みを面白いと感じて頂き、理念を共有していただいた大和企業投資株式会社が運営する東日本大震災中小企業復興支援ファンドから、総額1.5億円の資金を投資して頂きました。
これは障がい者支援という社会的な意義を持ち、足こぎ車いすが超高齢化社会の課題を解決する手段として世界へ普及する可能性に共感して頂けたことが一番大きな理由です。
理念を共有できる皆様に投資して頂けたことで、資金だけでなく普及させるための様々なサポートも頂いております。
前職のFES でも製品を普及させるには、サポートが無ければ広がらないことを感じていました。共感して頂ける人を増やすことがベンチャーを創業する上で、大事な事だと改めて認識しています。

 

御社の製品の魅力や特徴を教えて頂けますか?

株式会社TESS弊社の世界初の足こぎ車椅子は、脊髄反射という無意識の動作を利用して薬や手術に頼らず、体の機能を維持・改善していく事ができる道具です。これは世の中にはまだなく、シンプルに自らの力で回復力を上げる仕組みになっています。目に見える効果は、動かなかった足が動き出すことで非常に分かりやすく、身体だけでなく心も元気にしてくれる効果があります。さらに、歩行が困難な方でもわずかにでも片足が動けば誰にでも使える強みを持ち合わせています。このような仕組みを日本国内だけではなく、世界に向けて展開していくことに意義がある製品です
また、精神面ではホスピスや緩和病院でも導入して頂き、足こぎ車椅子があることで亡くなるまでの間、笑顔で過ごして本人もご家族も大変満足されていたというようなお手紙をご家族から頂いた事もあります。

 

今後の製品の展望を教えてください。

これまで弊社はリハビリや医療福祉に拘ってきましたが、今後はより幅広くお子様から高齢者の皆様の生活の質を変えていくために、一般の方にも目に触れてお使い頂けるよう、認知度を高めていきたいと思っております。その為に、量販店やオモチャ屋、自転車屋で購入できるような環境を構築していきます。
今の時代、多くの皆さんが新しいモノを使用することに抵抗があるようです。その点(心配や不安)をなくす為に健康な人たちも楽しく乗れる(使用)できることを証明していくことで私たちのまわりを覆うバリア(心や環境など)を取り除けると思っています。
新規サービスの開発として、例えばユーザー様のご要望にお応えできるように、セダンタイプの自家用車のトランクに入るようなコンパクト化や軽量化を検討中です。
いずれ車椅子といえば、“手漕ぎ式”か“足こぎ式”と誰もがイメージできるように、足こぎ車いすを、世の中に当たり前に認知される製品にしていきたいと思っております。

 

貴重なお話をして頂き、誠にありがとうございました。

株式会社TESS | もう一度自分の足で、行きたい場所へ、逢いたい人へ。
http://h-tess.com/

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proroom

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建築系の大学を卒業後、住宅メーカーで注文住宅の営業として従事。その後、暮らし、不動産、ファイナンス、建築関係、ITスタートアップ関連のライターとして活動。資金調達プロには運営中期からライターとして携わり、資金調達ニュースのインタビューアーや1億円調達済み企業のまとめ記事を主に担当している。また、デッドファイナンス、エクイティファイナンス両方を経験していることで当事者目線で執筆活動を行えることが強み。

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