今、ネット証券が熱い!SBI証券、預り資産残高20兆円突破 20代、30代の投資家層が拡大
☑ 好調な相場が後押しとなり、ネット証券を中心に熱気がでている
☑ ネット証券の中でもSBI証券が選ばれている理由
☑ 証券会社の生き残りをかけたこれから取るべき戦略
ネット証券業界トップのSBI証券は2021年6月末時点での預り資産残高が20兆円を突破したと発表しました。
2020年12月末時点の残高は17兆2000億円だったので、約半年の間で2兆8000億円も増加した計算になります。
要因を探ってみると、まずコロナ禍での非対面のネット証券の優位性があげられます。
コロナ禍での非対面ニーズの顕在化や、好調な相場環境が影響した。また、20代、30代を中心とした個人投資家層の裾野拡大、同社が「ネオ証券化」呼ぶ各種手数料の値下げの取り組みが伸びに貢献した。
また、特にSBI証券が選ばれた理由は、SBIホールディングスが2019年10月に打ち出した取引手数料を今後3年でゼロにする「ネオ証券化」の方針が成功している模様です。
特にSBI証券は若者向けの取引環境の拡充に力を入れており、最近の若者層の市場参加拡大により恩恵を受けています。
好調な株式相場環境はいつまで続くのか
コロナ禍で、企業の不況が叫ばれている中、株式市場は実体経済を反映することなく好調に推移しています。
その市場の好調を受け、若者たちを中心に投資家が株式投資を活発に行っているようです。
様々な生活様式の変化の中で、株式投資が選択肢として選ばれているものと思われます。
東京五輪を目前に控え、五輪後の日本経済の行方が、取りざたされる中、日本の経済はどうなっていくのか、そして今後、株式市場はどうなるのか、注視していく必要があります。
東京五輪後に日本経済、はたまた株式市場がどのような動きを見せるのか、投資家が非常に気にするところでしょう。
しかし、現段階で相場が好調なのは、事実なので、この好調な相場の中で、活況を続けているネット証券について、好調な理由や選ばれている理由を見ていきましょう。
ネット証券が選ばれる理由
今、株式投資をする投資家の間、特に若年層でネット証券が選ばれています。
特に、ネット証券上位のSBI証券、auカブコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券(カナ順)など、人気の高さが目立ちます。
ネット証券が選ばれている主な理由は以下のようなものが考えられます。
1つ目は、店舗を持つ総合証券会社の対面や電話発注と異なり、パソコンやスマホを使ってより気軽に注文できるようになったこと。
2つ目は、店舗を持たないことにより手数料を下げることができ、投資家から支持を受けたこと。
3つ目は、各種アプリなどで容易にアクセスや取引ができるようになったことです。
それに加え、ここ1、2年のコロナ禍での、資産運用の活発化が若者の間で広まったことも要因に加わった模様です。
若いユーザーが増えた理由をピックアップしました。
手数料が安い
まず挙げられる点として、ネット証券は総じて手数料が安いのが大きなメリットです。
総合証券会社と比較すると取引環境にもよりますが、かなり変わってくることもありますので、コストの削減が可能です。
初心者にとってはもちろん上級者にも、経費を抑えて投資ができる点は証券会社を選ぶ大きな焦点となります。
初心者に多い少額投資が可能
ネット証券は少額から投資を始められるものが多いため、初心者にとっては手が付けやすいと言えます。
最近は100円からの投資もできるようになるなど、企業の方の投資初心者への環境整備も進んでいます。
最近はLINE証券など若者が手軽に使っているアプリなどで簡単に取引できる環境も後押しとなっています。
サポートやチャートなどが充実している
ネット証券は一般的にコールセンターの対応が親切で丁寧だと言われています。
ここら辺は各種大手証券会社も力を入れているところでしょうが、ネット証券は支店がないため、コールセンターの対応が全てとなります。
そこで、サポートなどを充実させているネット証券が多いと思われます。
また、最近はアプリなどを使って、チャートなどの情報も一目で見れるようになっています。
スマホひとつで口座開設から入金、チャート診断、取引など完結するため、手軽でお得な取引ができます。
SBI証券が選ばれている理由
ネット証券の活況の中、特にSBI証券の伸びが目立っています。
SBI証券は600万口座を突破し、預かり資産残高、株式売買代金ともにネット証券トップとなっています。
SBI証券は2021年3月22日、600万口座を達成したと発表。
大手証券である野村證券の口座数を上回った事実はとてもインパクトがあります。
競合のネット証券である楽天証券もSBI証券を猛追するなど、ネット証券の勢いはとどまるところを知りません。
最近の若年層への投資家層の拡大が、特に活発化していることがうかがえます。
また、特にSBI証券は手数料の値下げを相次いで行ってきたのも支持されている要因でしょう。
SBI証券は2021年4月20日から、25歳以下の投資家の国内現物株式売買手数料をキャッシュバックし実質無料化としました。
2021年7月9日には1日100万円超の手数料値下げと1日信用の金利も50万円以上で無料とするサービスも始めました。
これら、SBI証券は特に若者向けの投資環境の整備に力を入れており、コロナ禍の時代背景とともに、大きく伸びています。
さらに、住信SBIネット銀行と口座連携すると、特典として住信SBIネット銀行の普通預金金利が大幅にアップします。
SBI証券の口座と連動することで、「ハイブリッド預金」なら普通預金利が10倍になるサービスがあります。
銀行と証券口座の連携が出来るネット証券は、楽天証券などもありますが総じて、口座数がこのところ急激に伸びています。
銀行と証券という同じ金融系のサービスを同一のグループ内で行っている企業が若者に選ばれているようです。
ネット証券2位の楽天証券がSBI証券を猛追!
楽天証券もSBI証券に勝るとも劣らないサービスでネット証券のトップを狙っています。
楽天証券の強みは、株の売買や投資信託の積立をすると、楽天ポイントが貯まる「ポイントプラグラム」と言われるサービスです。
また、楽天証券でポイント投資を行うと、楽天市場でのポイント還元率が1%分アップするなど、楽天証券はグループ一丸となっての楽天ユーザーにとってメリット大です。
それに加え、こちらも楽天銀行と口座連携すると、楽天銀行の普通預金金利がアップするので大変お得となっています。
このように楽天グループは、楽天証券や楽天カード、楽天市場、楽天銀行など、グループ内のサービスを使えば使うほど、得をするシステムになっており、楽天グループはユーザーの囲い込み戦略がうまくいっていると言えそうです。
今後の証券会社の生き残りをかけての戦略
ネット証券化が大幅にすすむ中、今後、証券会社はどのような戦略をとれば、生き残っていけるのでしょうか。
まず、ひとつに現在のネット証券の人気は若者層に支えられてのものです。
しかし本来、資金を潤沢に持っているのは高齢者世代で、この高齢者世代の資産の掘り起こしをできた企業は生き残っていくでしょう。
高齢者世代の貯蓄率は、若者層とは比較できないくらいパイが大きいので、ネットを使えない高齢者世代の資産をうまく取り込めるのはどの企業でしょうか。
そして、現在は20代から30代の男性が株式投資の市場に多く入ってきているようですが、今後、この世代の女性の取り込みもできれば、更に、口座数、取扱高が増えることになります。
いずれにしても、ここ最近の口座開設数、取扱高などの伸びを見ていると、今後も株式市場の参加者は増えていくと見られ、より一層の企業のサービス拡充や手数料の値下げなどが期待されます。
各社ネット証券・証券口座に関するアンケート調査
参考:ネット証券に関するアンケート調査について|暮らしのせんぶ
参考:証券口座の利用状況に関するアンケート調査について|NET MONEY
参考:証券口座の利用状況に関するアンケート調査について|マナミナ
参考:ネット証券に関するアンケート調査|zdnet
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