今、若者に広がりつつある「FIRE」という生き方、企業はどう変化する
☑️ 20代、30代を中心に「FIRE」という生活様式が流行ってきている
☑️ 必要額はそれぞれの人のライフスタイルによって違う
☑️ 「FIRE」実現には、投資、副業、起業がマスト
今、若い世代のなかで注目を集める生活様式に、「FIRE」という言葉があります。
「FIRE」とは、「Financial Independence Retire Early」の略で、
Financial 「金融の」
Independence 「自立」
Retire 「引退する」
Early 「早く」
つまり、「経済的に自立して、早期にリタイアする生活」のことです。
具体的には、仕事はリタイアしているか、あるいは自分の好きなことだけをして、副業あるいは配当などを得て生活している人たちを指します。
近年、こんな自由な生活を実践している(したい)20代から30代の若者が増えてきました。
それに伴い「FIRE」関連の本も最近になり多数出版され、人気を誇っています。
若いうちから投資を中心にした資産運用をはじめ、早期リタイアできるほど貯蓄をし、それを老後に至るまで運用する――というライフスタイルへの関心が高まっているのです。
日本人は投資が苦手、資産運用に積極的でないと言われています。
しかし、現在の若者は、2020年から始まった経済不況の影響や、自分の親の世代の背中を見て育ったせいか、今までよりお金・仕事の両面でも自立した考えを持つ人が増えてきていると言えます。
「FIRE」という新しい生活様式を通して、自分らしく、自由に、会社やお金に束縛されない生活を送りたいという若者の実態を見ていきましょう。
「FIRE」という生き方が広がってきた時代背景
「FIRE」は、元々は数年前からアメリカでブームになったものです。
これまでの早期リタイアとの違いは、定年退職間近のサラリーマンが早期退職するのと違い、20代、30代の若者が投資をしながらリタイアしているところです。
日本でも企業の終身雇用制度の後退などによる副業の解禁やテレワークの普及により、「FIRE」が急速に認知され始めました。
また、最近はフリーランスでの働き方など、今までにない労働環境も後押しとなり、「FIRE」というような生き方をチョイスする若者が増えてきたと思われます。
しかし、大きな問題はやはり若いうちにリタイアできるだけのお金を貯蓄できるか、資産運用などで、うまく成果を上げられるかという事です。
幸いなことに、今の若者は雑誌やメディアで投資を身近に感じています。
「世界の投資王」ウォレーン・バフェット。
「金持ち父さん貧乏父さん」で有名なロバート・キヨサキ。
高齢者世代は投資が苦手で “タンス預金” が増大しているなか、若者は積極的に、株式、FX、不動産などの投資を行い、資産運用が身近なものとなっているのも一因でしょう。
また、これからは会社や政府に依存する生き方ではなく、自分らしく自由を求めて生きていきたい方が増えています。
生活も仕事優先から自分の本当にやりたいことを優先する風潮が強くなってきました。
今までのようにお金が人生をコントロールするのではなく、自分自身がお金をコントロールするという本来の姿ともいえる状態です。
このように今のような時代だからこそ「FIRE」のような生活様式が支持され始めていると言えそうです。
「FIRE」後から老後まで必要な生活費を計算する
簡単にリタイアするといっても、先立つものがなければうまくはいきません。
まず、「FIRE」を実現させるには、実際に仕事を辞めて給与の支給がなくなってから、自分の寿命、老後の生活費までを計算する必要があります。
ここで例を挙げてみていきます。
例)リタイア年齢40歳、寿命80歳
リタイア後の生活費としては、少なくとも月に20万円かかるとします。1年に240万円です。240万円が40年で9,600万円です。
基本的な考えから行くと、40歳までに9,600万円貯めておかないと資金が底をつき、生活ができないことになります。
9,600万円と聞くと、「ちょっと遠い」「無理かな」と思う方もいるかもしれません。
しかし、実際に約1億円ほどの金額をほぼ0の状態からわずか5年で作り出した強者もいます。
9,600万円はちょっとという方も、諦めるのはまだ早いです。
実はここにはちょっとしたアイデアがあります。
次の章で詳しく見ていきましょう。
「FIRE」の考え方、「4%ルール」を活用する
9,600万円は高額すぎて自分には無理だなと思った方も諦めるのはまだ早いです。
「FIRE」の考え方の中に、実は「4%ルール」というものがあります。
これは投資元金に対して、リスクを抑えながら極めて安定的に得られるリターンが4%であることから、毎年の生活費を4%以内に抑えることです。
貯めた資金を4%で運用できれば、実は6,000万円貯めておけば、運用益だけで1年の240万円の生活費が賄えるのです。
既に9,600万円必要だった必要額が6,000万円に減りました。
しかもこの場合の元金6,000万円は残ったままです。
6,000万円の元手があり、4%の運用ならば不動産投資などかなり現実的な利回りと言えるのではないでしょうか。
何かあっても、元金は残っていますから対応可能で、かなり現実味のある生活が想像できます。
しかし、6,000万円という数字、当初よりは身近になったとは言え、預貯金だけでこの金額を若いうちに貯めるのはほぼ不可能な数字です。
やはりこの「FIRE」の生活を実現するには投資、副業、またはそれに伴う起業が必須条件となります。
ただ、今は例として6,000万円必要と算出しましたが、人によって、必要額は違ってきます。
その人の生活様式、ライフスタイルによって、5,000万円でも、4,000万円でも可能です。
いずれにしても、これから「FIRE」という生活様式を求めるのならば、できるだけ副業や起業をして、収入の柱を多くしておくというのが大事になります。
そして現在、収入源が本業1本の方の場合は、早く副業、起業するべきかもしれません。
「FIRE」の問題点
現在でも、日本国内で既に「FIRE」を実践している人がいます。
しかし、誰もが簡単に実践できるとは限りません。
問題点もあります。
それは、お金の勉強をしてこなかった人(しない人)は難しいという事。
また、資産運用がうまくいかず、思っていた運用益が出せずに、資金が底をついてしまう事。
これは大いに考えられる事態です。
現在は、株式市場も比較的堅調ですし、不動産投資もそれほど悪い環境ではありませんが、今後いつまでこの状況が続くかは分かりません。
そんな時(不況など)でも、資産運用をうまく行える知識や知恵が求められることになります。
また、副業、起業がうまくいかず収入源を増やすことができなかった場合も想定しなければなりません。
日本では敷居がまだ高い「起業」ですが、成功した起業家がよく口にするように、
「起業するのにリスクはない。当たるまで打ち続けろ」
の精神が必要かもしれません。
ですから、「FIRE」を成功させるためには、綿密に練った計画案と、余裕を持った資金繰り、そしてリスクと少しばかりの勇気が必要となってきます。
「FIRE」を実現成功させるために知っておきたいこと
「FIRE」を実現成功させるために、必要な資産運用方法はいろいろありますが、まずは自分に合った投資手法を見出す必要があります。
「自分に合った」とは、運用する資金の額もそうですし、自分の得意な分野に投資するというのも必要なことです。
自分の必要額に対して、年利何%で運用すれば良いのか、また、思い通りにいかなかった際の逃げ道も考えておく必要があります。
「FIRE」を目指す方は若い方です。自分の資産における投資の割合は、最大限多くとっても良いでしょう。
もちろんリスクもありますが、若ければ多少のリスクも取り返せるでしょう。
そして、自分の将来の生活にも生きてくるような副業などを選び、実践する。
従来のお金を持った時には、もう体もボロボロ、残された時間もないというライフスタイルから、元気なうちに自由なお金と自由な時間を手に入れる。
是非ともそんな素晴らしい「FIRE」生活を多くの若者に実践してもらいたいものです。
「FIRE」増加で企業はどう変化するのか
企業は、このような「FIRE」の増加でどう変化していくでしょうか?
フリーランスの人材が増えていく時代を迎え、雇用確保や人材登用などで、優秀な人材をどのように活かせるか、企業側も考えておく必要があります。
企業としては優秀な人材の流出に繋がりかねないだけに、大手を振って賛成とは言えないかもしれませんが、時代の流れには逆らえないでしょう。
また、企業の方も最近は副業を公に認めるなど、個人の働き方なども変化しています。
今や、ユーチューバーやインフルエンサーなど、個人の情報発信者たちの力も大きくなってきただけに、企業もそれらの力をどう活かしていくか注目されます。
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