プロパー融資とは?金利や信用保証付き融資との比較からメリット・デメリットと審査が厳しい理由をわかりやすく解説
上記のようなプロパー融資に関する情報をお届けします。
融資とはいっても借入方法は一つだけではありません。
信用保証協会の保証付き融資があれば、プロパー融資のように銀行と直接契約して融資を受ける方法までさまざまです。
こちらの記事ではプロパー融資の基本情報から保証付き融資との違い、メリット・デメリットまで解説します。
- プロパー融資とは信用保証協会の保証を受けずに銀行から直接融資すること。少額融資では担保が必要になることもあるが金利相場は1%~3%
- 保証付き融資の違いには仕組みや借入のしやすさ、金利、融資限度額において差がある
- プロパー融資のメリットは金利が低い・融資限度がない・会社の信用力がアップ・保証料不要・審査にかかる日数が短いの6つがある
- プロパー融資のデメリットには審査が厳しい・返済期間が短い傾向にある2点がある
- プロパー融資の審査基準とチェック項目では損益計算書・貸借対照表・融資希望額・返済計画から判断する
- プロパー融資の審査通過には保証付き融資を受けて実績を作る・キャッシュフローを融資を受ける銀行口座にまとめる・売上と利益を伸ばす・決算・事業計画書の見直しと改善・税理士や専門家に相談することが重要
プロパー融資は審査通過が難しいと言われていますが、審査通過に必要なポイントも紹介するので参考にしてくださいね!
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目次
プロパー融資とは?銀行から直接融資を受けること
銀行から直接お金の借入をして返済するため、万が一債務者が返済できなくなった場合は、銀行が残責分を負担しなければなりません。
プロパー融資は貸し倒れリスクが伴うため、企業の決算書や事業計画書、担保・保証人の信用度などを審査した上で融資を行います。
プロパー融資は担保が必要なケースもある
プロパー融資は担保が必要な場合があります。
融資を受けている企業の倒産や返済ができなくなった際に、銀行は担保を換金して債権を回収します。
担保がなくても融資を行うこともありますが、その場合は少額の融資となるケースが多いです。
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プロパー融資と保証付き融資の違い
プロパー融資と保証付き融資の違いは下記の通りになります。
- 融資の仕組み
- 借入のしやすさ
- 金利
- 融資限度額
それぞれの特徴を説明していきます。
融資の仕組み
プロパー融資は、銀行から直接融資を受けて返済する方法です。
先程も説明した通り、企業が返済を滞った場合は銀行が100%負担するため貸し倒れになります。
一方、保証付き融資は企業が信用保証協会に保証料を支払い、銀行から融資を受ける方法となります。
保証付き融資も銀行に返済をしますが、 返済が滞った際は信用保証協会が残責文の80~100%を銀行へ支払いをします。
信用保証協会が代わりに支払うことを「代位弁済」と言い、代位弁済が行われた場合は企業が信用保証協会に返済をしていきます。
信用保証協会が代位弁済を行った場合でも返済義務はあるので要注意です。
借入のしやすさ
プロパー融資と保証付き融資では、借入のしやすさが大きく異なります。
プロパー融資も保証付き融資も審査がありますが、 一般的に保証付き融資の方が審査基準が易しくなっています。
プロパー融資は貸し倒れリスクのある借入方法なので、審査が厳しい傾向にあります。
創業して間もない企業や、中小企業といった信用力に乏しいと判断される企業の場合は審査通過は難しいです。
保証付き融資であれば返済が滞ったときでも信用保証協会が代わりに支払うので、貸し倒れリスクがありません。
そのため、ほとんどの中小企業が保証付き融資でお金を調達しているケースが多いといえます。
しかし、 プロパー融資を受けている企業は「信用力のある会社」という証になるのでメリットが多い融資です。
金利
プロパー融資の方が金利が低い設定となっています。
金利においても信用度を重視しているため、企業の信用度が高ければ高いほど金利が低くなる傾向にあります。
プロパー融資を受ける前提として信用度の高さで判断しているので、保証付き融資よりも低金利です。
融資限度額
プロパー融資と保証付き融資は、融資限度額にも違いがあります。
プロパー融資は融資限度額に上限がなく、銀行側が企業の収益や信用度を踏まえた上で融資額を決定します。
保証付き融資は、無担保の場合は8,000万円、有担保であれば2億8,000万円までの融資が可能です。
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プロパー融資のメリット
こちらの章では、プロパー融資のメリットを紹介します。
- メリット① 金利が低い
- メリット② 融資限度がない
- メリット③ 会社の信用力があがる
- メリット④ 保証料不要
- メリット⑤ 審査にかかる日数が短い
プロパー融資のそれぞれのメリットを説明するので、利用の検討をしている人は参考にしてくださいね。
メリット① 金利が低い
プロパー融資のメリットとして金利の低さを挙げることができます。
前述した通り、信用力のある企業だけが融資を受けられるので金利も低くなります。
金利が低いことで保証付き融資やノンバンクなどの借り入れよりも毎月の返済額が軽減されます。
メリット② 融資限度がない
プロパー融資には融資限度額がないことも大きなメリットといえます。
銀行側が企業の収益や状況を加味した上で融資額を決定しますが、 上限がないので多額の資金調達が可能です。
企業の経営状態が良好なことが前提となりますが、事業拡大や設備資金などには多額の資金が求められます。
企業が安定している場合は保証付き融資よりも、プロパー融資の利用をおすすめします。
メリット③ 会社の信用力があがる
プロパー融資でお金を調達できたという状況だけで、 企業の信用力があがります。
プロパー融資は銀行にとってはリスクのある借入方法なので、審査基準が厳しく、実績のない企業では審査に通ることはできません。
しかし、 プロパー融資の審査に通った企業は「直接契約ができるくらいの返済能力がある」と判断されています。
メリット④ 保証料不要
信用保証協会の保証を受けずに銀行と直接契約するため、 保証料の支払いは不要です。
信用保証協会の保証を受ける場合は、融資額の0.45~2.20%の保証料を納める必要があります。
メリット⑤ 審査にかかる日数が短い
プロパー融資のメリットの特徴として、他の銀行融資を比べると審査にかかる日数が短い傾向にあります。
無担保の融資であっても2~3週間程度の時間を要しますが、 プロパー融資であれば1~2週間で審査が終わることがあります。
もし、保証付き融資を受けるとなると1ヶ月~1ヶ月半の時間がかかってしまうため、急ぎでお金を調達するには向いていません。
保証付き融資の審査期間が長い理由は、銀行と信用保証協会で審査が行われるためといえます。
実績があり返済能力の高い企業であれば、プロパー融資の方が素早い対応をしてくれます。
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プロパー融資のデメリット
続いてプロパー融資のデメリットを紹介します。
- デメリット① 審査が厳しい
- デメリット② 返済期間が短い傾向
それぞれのデメリットを詳しく見ていきます。
デメリット① 審査が厳しい
プロパー融資を受けるには、厳しい審査を通過しなければなりません。
しかし、銀行は審査時に企業の経営状況から事業計画はもちろんのこと、企業がきちんと返済できるかどうかの見極めをします。
他の金融機関からの融資と比べると厳しいので、審査落ちする可能性が高いといえます。
デメリット② 返済期間が短い傾向
銀行は貸し倒れリスク回避のために、返済期間が短い傾向にあります。
返済期間が長期の場合、返済期間中に企業の倒産や経営状態が悪くなる可能性が考えられます。
長期的に返済をしていきたい企業は保証付き融資の方が柔軟に対応してくれます。
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プロパー融資の金利相場は1%~3%
プロパー融資の金利相場は低い設定なので、およそ1%〜3%程度といえます。
保証付き融資であれば1.5%〜3.0%程度の金利で、ノンバンクだと6%〜18%程度の金利が発生します。
他の融資よりも金利は低いですが、審査結果によって金利は変わります。
なるべく金利を抑えたい場合は、貸し倒れリスクのない企業だと証明しなければなりません。
企業の信用度さえ高めることができれば、1%前後の金利での融資を行ってくれるため、一度銀行に相談することをおすすめします。
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プロパー融資の審査基準とチェック項目
プロパー融資の審査基準とチェック項目は以下の通りになります。
- 損益計算書
- 貸借対照表
- 融資希望額
- 返済計画
プロパー融資の審査時に重要ポイントを説明するので、審査を受ける前に確認してくださいね。
損益計算書
銀行がプロパー融資の審査時にチェックするのが「損益計画書」です。
下記の箇所をチェックします。
- 直近の損益計算書が黒字になっている
- 赤字がない
一年間でいくら損益を出しているか必ず確認されるので、もし直近が黒字であれば審査時に有利に働きます。
貸借対照表
次に貸借対照表の確認も行われます。
貸借対照表では、企業の総資産や純資産から負債の有無をチェックしていきます。
損益計算書では一年間分の損益しか把握できないので、貸借対照表を通して創業時から現在までのお金の流れを確認します。
貸借対照表で創業時よりも資産が増えていれば審査に通る確率がアップします。
融資希望額
企業の実績や資産の他にも、融資希望額についても銀行は重視しています。
融資希望額と資金使途をチェックして、提示された融資希望額が適切かどうかの判断を下します。
プロパー融資には融資額に上限がないとされていますが、必要以上の融資希望額を提示すると印象が悪くなる場合があります。
必要以上の融資額を希望すると「赤字補填のための融資ではないか」「他の融資の返済のためなのではないか」と疑われます。
なるべく銀行に好印象を与えるためにも、企業に合った融資額を提示してください。
返済計画
銀行は返済能力を見極めた上で融資の決定をします。
そのため、審査時には返済計画が現実的かどうかの判断をしています。
作成された返済計画で企業の収入や支出を正確に把握しているか、確実に返済できる金額なのかなどを確認しながら審査します。
実行性のある返済計画だと認められた場合に、審査に通る可能性が高まります。
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プロパー融資の審査通過にはポイントがある
プロパー融資を受ける際の審査基準やチェック項目について説明しましたが、次は審査通過のために大切なポイントを紹介します。
プロパー融資の審査が不安な人はこれから紹介するポイントに当てはまるか確認し、不利な部分があれば改善してくださいね。
保証付融資で信用力・取引・返済実績を高める
いきなりプロパー融資を受けるよりも、 先に保証付き融資を受けて実績作りから始めるのがおすすめです。
保証付き融資を返済計画通りに返済していくことで、銀行からの信用度が高くなります。
加えて、 保証付き融資を受けながらも利益が伸びていれば、プロパー融資の審査に有利と言えます。
キャッシュフローを融資を受ける銀行口座にまとめる
キャッシュフローを一つの銀行口座にまとめて、取引実績を作っていきます。
事業関係の入金や支払い時は一つの口座を使用し、実績を積んだ銀行口座をプロパー融資の審査時に提示してください。
一つの口座で事業の入出金を管理すれば資金の流れを可視化でき、銀行に対して企業の安定性を証明できます。
売上と利益を伸ばす!
プロパー融資の審査時は経営が黒字かどうかをチェックするため、審査を受ける前に利益を伸ばしておきます。
利益が出ていれば「貸し倒れリスクがなく、成長が見込める企業だ」と、アピールすることができます。
決算・事業計画書の見直しと改善
プロパー融資の審査においては、決算書と事業計画書が重点的に確認されます。
銀行は書類を通して審査をするので、具体的な事業計画書を作成しなければなりません。
例えば、企業が取り組む計画や施策、融資の資金使途と効果、収支の見通しなどの情報を記載していきます。
プロパー融資の審査を受ける前に 決算書と事業計画書の見直しをして、マイナスになる部分があれば改善してください。
売上アップして利益を増やすことも大切ですが、不要な経費の確認や解決すべき問題点の洗い出しをします。
事業の方法性をしっかりと示すことで銀行に好印象を残せます。
融資を得意とする税理士や専門家に相談
金融機関の融資に特化した税理士や専門家に相談するのも、審査通過のポイントです。
全ての税理士が融資に強いわけではないので、 プロパー融資を受けるために的確なアドバイスをくれる税理士が好ましいです。
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プロパー融資で提出する必要書類一覧
プロパー融資で提出する必要書類は下記の通りです。
- 借入申込書
- 3期分の決算書
- 月次試算表
- 貸借対照表
- 事業計画書
- 商業登記簿謄本
- 資金繰り表
- 納税証明書
- 銀行取引一覧表
銀行によって必要書類は異なるものの、主に上記の書類が求められます。
記入漏れには注意しつつ、それぞれ正確性のある書類を揃えて提供してください。
プロパー融資のまとめ
- プロパー融資とは信用保証協会の保証を受けずに銀行から直接融資すること。少額融資では担保が必要になることもあるが金利相場は1%~3%
- 保証付き融資の違いには仕組みや借入のしやすさ、金利、融資限度額において差がある
- プロパー融資のメリットは金利が低い・融資限度がない・会社の信用力がアップ・保証料不要・審査にかかる日数が短いの6つがある
- プロパー融資のデメリットには審査が厳しい・返済期間が短い傾向にある2点がある
- プロパー融資の審査基準とチェック項目では損益計算書・貸借対照表・融資希望額・返済計画から判断する
- プロパー融資の審査通過には保証付き融資を受けて実績を作る・キャッシュフローを融資を受ける銀行口座にまとめる・売上と利益を伸ばす・決算・事業計画書の見直しと改善・税理士や専門家に相談することが重要
プロパー融資は安定性のある企業向けで、大きな事業には利便性の良い融資といえます。
保証付き融資とは異なり、保証料がなく借入ができ、金利が低い上に融資限度額がありません。
しかし、融資を受けるまでの審査基準は厳しいので、創業資金の調達や赤字経営の企業では難しいです。
それでもプロパー融資を利用したい人は、保証付き融資で融資を受けつつ実績を作り、黒字になるように利益を出すことから始めていきます。
そして、審査に必要な書類を不備なく提出することで審査に通る可能性は高まります。
まずは実績を積むことが大切なので融資までに時間は要しますが、 プロパー融資を受けたということで企業の信用度がアップします。
プロパー融資から無事にお金が調達できた場合も、銀行との信頼関係を築きながら、計画的な返済を行ってくださいね。
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