個人投資家から2,000万円の資金調達。音声コミュニケーションプラットフォーム事業で「日本の力を世界に見せつける」株式会社ZoooG/代表取締役CEO兼CMO 手塚千里氏

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まずは、自己紹介をお願いいたします。

P10201001986年11月生まれ。千葉県出身です。大学は成城大学で文芸学部ヨーロッパ文化学科を専攻しました。ただ、当時世間はlivedoor全盛期で僕はいわゆるホリエモン世代。この頃は株がメチャメチャ流行っていました。僕も株に興味を持ち親にお願いして100万円を借りて株を始めました。そしたら、まぁまぁ儲かっちゃったんです。大学そっちのけでデイトレーダーになっていました。ただ、あるとき「株だけやっていると、自分はダメになってしまう」と感じたんです。本当に自分は何をしたいのか?と。これからの未来を色々と考えました。そこで「そもそも、僕にとって文学部って意味あるのか?」と、思うようになってきたんです。

そんなモヤモヤした状態で、たまたま経済学部の授業に出たんですが、そのとき「会社をつくろう!」って強く感じたんです。それがきっかけで、大学4年の途中で大学を辞めて起業することになります。初めての起業は、新宿でネイルサロンでした。そのときはネイルサロンが流行っていたので、「この流れに乗るしかない!」って感じからのスタートです(笑)。ただ、普通にお店を出してもお客様は来ないので、広告とかを色々と考えていたんです。
そのときに、たまたまGrouponとかフラッシュマーケティング系、SNSプロモーションをやっている人と知り合いになりました。僕自身「こういうビジネスって今後どうなっていくのか?」って、気になったので色々と調べたら・・・フラッシュマーケティングやソーシャルマーケティングはビジネスとして、今後、流れがきそうだ!って、確信を持てたんです。
それから当時まだTwitterやFacebookなんて全然無く、あるのはmixiくらいだったんですが、アメリカで流行っているTwitterやFacebookを掘り下げて勉強しました。知れば知るほど、ソーシャルメディアの可能性を感じることができ、2009年に兄弟2人でソーシャルメディアマーケティングの会社を立ち上げました。
ただ、6年前は巷にソーシャルメディアマーケティングの概念なんて全く無いので、最初はやっぱり企業からの予算が全然出ない(苦笑)。なかなか、ソーシャルメディアそのものを、理解してもらえない状態でした。唯一話を聞いてくれたのがCM制作会社さん。そこからコンサルをスタートさせていきます。やっていくうちに、段々とソーシャルメディアが世間的に認知されてきていて、様々な企業にTwitterでのマーケティングの提案が、随分しやすくなってきました。

また、この頃Twitterで感度の高い人達とソーシャルメディアの専門チームを作っていたのですが、ある日政治家の先生から突然、相談されたんです。その内容が、「ソーシャル選挙が始まる。若い人達の票が欲しいから、コンサルティングをしてくれないか?」でした。もちろん、喜んでお手伝いしましたね。選挙のポスターとかも張りに行きましたし(笑)。この仕事は実績としては大きかったですね。この案件から会社が一気にハネました。
予想通り、大手ビールメーカーや大手自動車メーカーなどから声が掛かるようになります。いよいよソーシャルメディアマーケティングが企業含め政治家の先生にも活用され始め、この業界の活況を強く感じるようになっていました。

 

ソーシャルメディアマーケティングに新しいサービスを創られたようですが、どのようなサービスなのでしょうか?

P1020089今年2015年2月に「日本の力を世界に見せつける」を経営理念とした株式会社ZoooGを設立しました。今自社で、VOICEという15秒以内の音声を共有するTwitterの音声版アプリを開発しています。日本って世界で勝てるアプリが一個も無いんですよ。FacebookやTwitterは、ほぼほぼアメリカです。その他と言えばLINEさんくらい。ただ韓国資本が入っています。実質は世界で通用する日本のアプリって一個も無い状況なんです。

このVOICEというアプリは2年くらい前から考えていました。何で音声なのか?というと、最初ソーシャルメディアってブログがあって、Twitter、インスタグラム(画像)、バイン(動画)の流れなんですが、その間に音声があるはずだなって思っていました。

しかし、音声に誰もフォーカスしない。

音声ってソーシャルメディアとして成立つんじゃないか?そんなところから音声を共有する音声版Twitterを作りましょうよって話になりました。しかも、僕が執行役員をやっているヘリカルプロモーションって会社は芸能関係なので、音声等のコンテンツに関しての芸能人は我々でキャスティングができます。もちろんTwitterなどの拡散に関しては我々の専門なので、アプリの拡散もでき、そして芸能人も使える。「じゃあー新しい媒体を作ろう!」で立ち上げました。

ZoooGの社名の意味ですが、自社サービスのVOICEには、色々な声が集まってきます。なので、ZoooGのZooは動物園をイメージしています。動物園のように様々な声が集まっている感じですね。oが一個多いのは成功している先輩IT企業って、Yahoo!、Google、Facebookってoが重なっているんですね。その一個上にいこうって思いで一個oを付けました。最後のGは特に意味はありません(笑)。

 

株式会社ZoooGの資金調達について教えてください。

資本金は自分と個人投資家などからです。VOICEの企画書を使って、プレゼンをしに色々と人に会いに行きました。当初は開発費1,000万円の資金調達を想定していたのですが、最終的には多くの方から賛同を頂き、2,000万円の調達に成功しました。この2,000万円を資本金にしてアプリの開発に充てました。
今は、次のステージにきています。もうすぐVOICEをリリースするんですが、世界で戦うにはプロモーション費が結構係ります。というのも、ソーシャル業界にいてずっと思うのが、Facebookって一番使っているのがアメリカで2番目がインドネシアなんですね。
って、ことはどの国のユーザーであってもVOICEの価値は変わらない。日本人であろうがインドネシア人であろうが。VOICEの価値は一緒のはず、だったら安く、東南アジア、これから伸びるであろうASEANあたりを狙ったプロモーションをしたいよねってことで総額1億円の資金調達に向けて動いています。

また、次のステージであるサードラウンドで40億円の資金調達も視野に入れています。

 

資金調達の成功の秘訣があれば教えて下さい。

やっぱり過去の実績は積まなきゃいけないですよね。皆さん必ず実績を見てくる。過去どんな人?今の会社どんなことやっている?周りにどんな人がいるの?そんな質問を受けたときに面と向かってバシッと言える実績がないと絶対失敗するでしょう。
8割は実績。残り2割は完全に気持ちだと思います。自分がお金を出す立場としたときに、「こんなん考えたんですよね~。もしかしたら流行るかもしれないから、お金出して下さいよ~」って、言う人よりは、「こういう仕事してきて、こういう未来を考えていて、何年も温めてきた企画です!これだったら世界取れます!!!」って言う方に出資したいですよね。そもそもVCはお金を貸すのが仕事。最終的に担当者が判断するのは、気持ちだと思います。先日ジャフコ行ってプレゼンしてきたんですが、担当者から「説得力があって熱いプレゼンでした!」って、言ってもらえました。

事業の内容は皆さん資料を見れば分ると思うんです。ですから、最終的に良い印象として残るのは「いいプレゼンだったとか、気持ちが入っていた」とか、だなって思っています。
僕は毎回本気です。1回のプレゼンで超疲れます。大事なそれこそ人生が掛かっているプレゼンで疲れない人は多分本気じゃないのではないでしょうか?

 

逆に苦労したことがあれば教えて下さい。

P1020097担当者の方がソーシャルメディアの専門じゃない場合が結構大変ですね。当社は特にインフルエンサーと言われる、ネットやTwitterで影響力を持つ人達を沢山抱えています。
それでTwitterジャパンで広告を打ったりとか、大手広告会社さん等とお仕事をさせてもらっているんですけど、インフルエンサーって単語の意味が分からない担当者の方もいます。この言葉の意味が分からないと、VOICEの機能って伝わらないんです。

銀行系の人はエコとか農業にお金を出しているので、こういうアプリとかの話がなかなか分ってもらえない「時代だね~」なんていって流されてしまうこともあります(苦笑)。
僕のプレゼンが難しいのか?とか思い、毎回見直したりしているんですが、いくら噛み砕いて表現しても限界があります。まぁ、このソーシャルメディアは特殊な業界だと思っているので、しょうがない部分かもしれませんが・・・・。

 

御社のサービス・強み・特徴を教えてください。

Twitterの音声版です。このサービス機能は世界初です。文字の広告よりも音声の方が価値を出しやすいですよね。文字なら誰でも同じですけど声は違いが出せますから。

②今の時代に合わせた機能を付けています。例えばTwitterとかは文字がずーっと残っていますが、VOICEの場合は12時間で自動的に消えます。だから変なコンテンツなども消されていく。もちろん保存もできるので、保存したい音声は保存してもらえばOKです。

③日本はサブカルやアニメとかが強いじゃないですか。そこに音声のサービスを特化するのはボーダレスなサービスだと思っています。例えばレディーガガの歌って、英語分らなくても、みんな聞くじゃないですか?それと同じ事業だと思っています。

④当社の社員はもともとTwitterで有名な人達だから、アプリの拡散などは上手くいくと思います。あと、画面はTwitterとほぼ一緒です。誰が入って来てもTwitterは知っていると思うので、直観的に抵抗なく使えるようにしています。

音声の時間は15秒。この15秒にも意味がちゃんとあります。あんまり長いと誰も聞かなかったりしますが、15秒ってTVCMとかの尺と同じです。この制限の中で様々アイデアを試してもらい、それぞれのユニークなアイデアでVOICEを活用してくれれば嬉しいですね。

 

今度の展望を教えてください。

まずはASEAN地域に力を入れていきます。3年後に1,000万ユーザー5,000万ダウンロードを目指しています。この事業規模は日本でいうところのLINEに食い込んでいくレベルです。3年で700億円の会社を目指しています。

ただ、正直3年後のソーシャルメディアはどうなっているかは分りません。3年前TwitterやFacebookって今より流行っていませんでしたし、ある意味変化が激しいソーシャルメディアは生き物だと感じる部分もあります。実際3年後のソーシャルメディアがどうなっているのか分らない怖さもありますね。ですが、そんなときに1番順応なサービスが提供できる企業でありたいと考えています。

 

資金調達を行なう予定の後輩起業家へのアドバイスをお願いします。

なるべく早く動いた方がいいです。昨日、ジャフコに行かせてもらいました。きっかけは自分で電話して「直接話を聞いてください!」ってお願いしたんです。あの人達はお金の無い人に対して、お金を出して上場させたりする事が仕事なので沢山新しい事業を探していますし、とても話を聞きたがっています。
よくVCは話を聞いてくれないとか聞きますが、そんなことはありません。すぐに動いた方がいいですね。これは銀行でも日本政策金融公庫でも同じです。VCなんて1,000社に出して10社刺さればいいって感じですよ。その1,000社に入るのは簡単だと思っています。だから資金調達はそんなに難しくない。

ちゃんと時代に合ったビジネスで、根拠がある経験、あとは強い思いがあれば簡単だと思います。ただ、その1,000社中の10社に残れるかどうかは経営者として頑張って下さいって感じですね。

 

起業を目指す方へのアドバイスがあれば、お願いします。

P1020090やりたい事とやるべき事は別ですよね。起業は「やりたい事でやるべき事をやれてる人が一番良い」と思います。
僕の場合は「やりたい事がソーシャルメディアであり、やるべき事がTwitterジャパンとかでの広告販売」なので、「やりたい事とやるべき事をやれている」んです。起業家の方で、やりたい事だけに突っ込んで失敗するのがもったいないと感じることが多いですね。それだけの力があるなら、ちょっとやるべきこともやった方がいいと思います。

例えば、飲食店。超いい味、一流の味を出す。「これをやりたい!」ここまではよくある話です。
でも、ホットペッパーでマーケティングとか、食べログのマーケティング、Twitterでちゃんと広告をつくるとか、そのような「やるべき事をやらない」とお客さんがお店の存在に気付いてくれないんですよね。
料理は1流だけど、広告が2流みたいな方が多い気がします。ガッツ+成功する何かをやらないと事業の継続は難しいのではないでしょうか。

 

手塚社長、本日はどうもありがとうございました。

株式会社ZoooG | ’’日本の力を世界に見せつける’’
http://www.zooog.jp/

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