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【生命保険の前借り】今すぐ50万円程度借りることができる意外なお金の借り方

生命保険に加入されている方。今すぐ50万円程度借りることができる制度があるってご存知ですか?

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この方法は「生命保険契約者貸付制度」と呼ばれるもので、この方法を使うことにより生命保険を解約せずして融資を受けることができます。
融資は、その保険の解約返戻金の一定の範囲内において保険会社から借りることができる、というものです。
ただし、制度を利用しすぎてしまうと、肝心な時に生命保険が下りない、という事態にもなりかねません。

 

ここでは、この「生命保険契約者貸付制度」がどういったものであるのか、その内容とメリット・デメリット、利用にあたっての注意点などをまとめてみましたので、参考にしてみてください。

なお、とにかく今すぐお金を借りたい時は、こちらの記事にもまとめてありますので合わせてご覧ください。

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1. 生命保険契約者貸付制度とは?

 

生命保険契約者貸付制度」とは、契約している生命保険の解約返戻金の一部を担保に、生命保険会社から貸付を受ける制度です。貸付には契約者自身の積み立てたお金が担保となるため、審査を別途受ける必要がなく、借り入れを依頼してから即日でお金を借りることができます。

 

また、現時点で契約している保険を解約することなくお金を借りることができるため、保証をそのまま継続したいという方にとっては大変メリットのある制度となっています。

 

解約返戻金とは何か

 

その前に、生命保険契約者貸付制度の担保として利用される解約返戻金とは一体どのようなものか、確認しておきましょう。

 

 

解約返戻金とは、「保険契約者の方が自ら保険を解約したり、保険会社から契約を解除された場合に保険会社から契約者に払い戻されるお金」のことを指します。

 

ただし、どのような保険でも解約返戻金があるというわけでなく、主に貯蓄型の保険がこのような保険に該当します。そして、制度を利用したい場合は、この貯蓄型保険の契約者でなければなりません。

 

これは、担保として利用できる解約返戻金がない生命保険では、そもそもこの制度自体を利用することができないためです。なお、貸付を受けられる金額は、原則、解約返戻金の70%~90%としているところが多く、長く保険に加入している方ほど、受け取る金額が多くなります。

 

そして、解約返戻金には、次のようにいくつかの型があります。

 

解約返戻金の型は3種類ある

 

解約返戻金には次のような3種類の型があります。

 

・従来型

・低解約払戻金型

・無解約払戻金型

 

以下にそれぞれの内容について確認していきます。

 

従来型

 

従来型の解約返戻金とは、返戻率(既に支払った保険料の合計に対する解約返戻金の割合のこと)の計算によって、解約返戻金が算出されるものをいいます。

 

そのため、保険料を支払う期間が長いほど、解約返戻金の額が大きくなるということになります。
例を挙げると、養老保険や終身保険、学資保険がこのタイプにあたります。

 

低解約払戻金型

 

低解約払戻金型の解約返戻金とは、従来型よりも解約返戻金が少なく(従来型の約70%)その分、保険料が抑えられているものです。ただし、払込期間満了後は解約払戻金の払戻率が良くなるものが大半となっています。
なお、低解約払戻金型の保険は保険料の払込期間中に解約をしてしまうと損をしてしまうことも多く、契約の際には注意が必要です。
終身保険や学資保険には、この低解約払戻金型も多く採用されています。

 

無解約払戻金型

 

無解約払戻金型の解約返戻金とは、解約返戻金は戻ってこないというものです。一般的に掛け捨て型、といわれているものがこのパターンにあてはまります。解約返戻金を無くす代わりに保険料を抑えているというのが特徴です。定期保険や医療保険がこのタイプにあたります。

 

上記のうち、無解約払戻金型の保険では解約返戻金がないため、生命保険契約者貸付制度の利用はできません。
保険を契約する際には、上記3つのタイプのどの型にあてはまるのかを確認する必要があります。決して目先の保険料の安さだけにとらわれることの無いよう、注意しましょう。

 

解約返戻金を受け取ることのできる保険

 

解約返戻金がある保険とは、先に述べたとおり貯蓄型の生命保険といわれるものです。具体的には終身保険や養老保険・学資保険などがこれにあたりますここでは、それぞれの保険についてどのようなものなのか確認していきます。

 

終身保険

終身保険とは、保険の契約者(被保険者といいます)が死亡もしくは高度障害状態になった時、保険金受取人として設定された遺族に死亡保険金が支払われる保険のことを指します。

 

保証期間は、被保険者が死亡するまでとなっているため、終身保険といわれているのです。
終身保険の場合、一定期間の保険料の支払いが終われば、支払った保険料の総額もしくはそれより以上の解約返戻金を受け取ることができます。

 

逆に言うと、保険を中途解約した場合は、解約返戻金が支払った保険料を下回る可能性が大きくなります。

 

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養老保険

養老保険とは、被保険者が契約期間中に死亡したときには死亡保険金を、高度障害状態に陥ったときは高度障害保険金を受け取ることのできる保険です。
保険料払込期間が満期を迎えた場合は、満期保険金(=満期金)を受け取ることができます。

 

学資保険

 

学資保険とは、子どもの教育資金の確保を目的とするもので、祝い金や満期学資金として子供の年齢に合わせた給付金を受け取ることができる保険です。

 

保険の契約者である親に何かあった場合、以降の保険料は免除される措置がありますので、万が一の場合も安心して加入できます。
子どもの教育資金が必要となる入学のタイミングに満期日を設定して、その満期金を教育費に充てることができる他、子どもがけがや病気をした場合に給付金がおりる商品もあります。

 

ただし、商品によってはこの制度を利用できない商品があるので、利用の際は前もって保険会社への確認をおすすめします。

なお、ここに挙げた保険は、基本的に解約返戻金が多く受け取ることのできるものですが、次のような保険は解約返戻金が受け取ることができない、もしくは受け取ることのできる額がとても少ないものになっています。

 

・定期保険(積立金を削って保障に特化したタイプの保険)
・医療保険(医療費の一部又は全部を給付される保険)
・収入保障保険(保険加入者に万が一のことがあったときに、保険金が支払われるタイプの保険)

 

上記のような保険は掛け捨て型の生命保険といわれ、生命保険契約者貸付制度を利用するにあたっては不向きな商品といえます。

 

解約返戻金として計算されるものは?

 

原則、生命保険契約者貸付制度で担保に利用される解約返戻金として計算されるものは、保険会社に支払う保険料を構成する「純保険料」と「付加保険料」のうち、貯蓄保険料分も含む「純保険料」の部分です。

 

「付加保険料」部分は、保険会社の運営費や人件費、広告費用などの経費として使用されるため、払い戻しの対象とはなりません。また、この「付加保険料」は、保険会社によって異なり、広告や人件費などに経費を多くかける会社であればその割合が大きくなります。少しでも保険料を抑えたい、と考えている場合は、店舗を持たないネット保険などの利用を検討するのもよいでしょう。

 

「純保険料」のうち、貯蓄保険料分については、保険会社により運用されますので、運用期間が長いほど解約返戻金も増えるということになります。

 

また、期間満了後であれば払い込んだ保険料を下回ることはありません。保険の解約を検討する場合は慎重になる必要がある、といわれるのはそのためです。
契約者が支払った保険料の総額より解約払戻金が多かった場合は、その差額に対して税金の支払いが必要となります。

 

 

2. 生命保険契約者貸付制度、そのメリット・デメリットは?

 

それではこの「生命保険契約者貸付制度」、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
一度確認しておきましょう。

 

メリット

「生命保険契約者貸付制度」のメリットには、次のようなものがあります。

 

保険を解約する必要なく、貸付を受けることができる

 

貯蓄型の保険を一度解約してしまうと、解約返戻金として保険会社からお金を受け取ることができますが、途中解約することで保障がなくなってしまったり、解約返戻金が払込保険料を下回ってしまうこともあります。

 

その点、生命保険契約者貸付を利用すれば、今現在契約している保険を解約することなく貸付を受けることが可能です。
また、生命保険契約者貸付を利用中に保険給付を受けることがあっても、給付金額は変わることがありませんので安心です。

 

低金利で貸付を受けることができる

 

通常の消費者金融や銀行カードローンと比較し、生命保険契約者貸付の場合は利息が低く抑えられています。次の表は、主な大手生命保険会社の生命保険契約者貸付の金利一覧です。

 

生命保険会社名金利
日本生命年3.0%~5.75%
第一生命年3.0%~5.75%
明治安田生命年2.15%~5.75%
住友生命年1.55%~5.75%
朝日生命年2.5%~5.75%
ソニー生命年2.50%~8.0%
アフラック年2.75%~4.0%
かんぽ生命年2.25%~6.0%

 

金利相場は、消費者金融系カードローンの場合は年3.0%~18.0%ほど、また銀行カードローンの場合は年2.0%~14.0%となっていますが、生命保険契約者貸付の場合は年2.0%~6.0%ほど、高くても8.0%ほどとなっています。
圧倒的に低い金利で貸付を受けることができることがおわかりいただけるのではないでしょうか。そのため、現在、生命保険を契約されている方で、急に資金が必要になった!という場合は、生命保険契約者貸付制度を検討することで、よりお得に貸付を受けることができるのです。

 

なお、利息は「制度の対象となる契約における契約日」によって決まります。あくまでも借り入れをする時点の利息ではないので、注意が必要です。
貸付金の利息は、借入日から発生しますが、そのまま利息が返済されない場合、1年後の借入日に残った利息はそのまま元金へ組み込まれます。そして、その金額に対する新たな利息が発生することになりますので、あらかじめご承知おきください。

 

貸付を受けるために別途審査を受ける必要がない

 

基本的に現在契約している保険を利用した制度のため、貸付を受けるための審査が別途あるわけではありません。貸付のための収入の有無や属性などで貸付を断られることもありませんし、信用情報チェックなどもありませんので、信用情報に自信の無い方も安心して申し込むことができます。

 

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使いみちは原則自由

 

生命保険契約者貸付を利用して受けた貸付分の使いみちは原則自由となっています。
生活費や冠婚葬祭費、旅行やレジャー費に利用することも可能ですので、使途を気にすることなく、気軽に利用することができます。

 

保険の契約期間内であればいつでも返済可能

 

返済は保険の契約期間内であればいつでも可能です。期限が決まっているわけではないので、自身で無理のない返済プランを立てることもできます。

 

また、きちんと契約期間内に完済をしていれば、満期時に受け取る保険金なども減額されることはありませんので、安心です。

 

デメリット

 

反対に、「生命保険契約者貸付制度」のデメリットには、次のようなものがあります。

 

複利方式のため、年々利息がかさんでいく

 

生命保険契約者貸付の利息は、複利方式で計算されるため、毎年の利息が元金に組み入れられる形となっています。そのため、いつでも返済できるからといって、返済せずにそのままにしておくと、あっという間に利息がかさんでいくということにもなりかねません。

 

気付くと利息が解約返戻金を超えていた…ということが無いよう、計画性を持った返済を心がけましょう。

 

中には金利の高い保険もある

 

生命保険契約者貸付制度の金利は借り入れをした時の利率ではなく、保険加入時の金利がベースとなっています。

 

保険はその契約時期によって金利が異なりますが、バブル期(1980年代後半から1990年代初頭)に契約した保険は、現在よりも市場金利が高いため(利率6%台、その分解約返戻金や保険金の額が高くなります)、生命保険契約者貸付を利用すると同じくその高い金利での貸付となってしまうのです。

 

そのため、制度を利用する際には、制度利用時ではなく、保険加入時の金利をしっかりと確認することをおすすめします。

 

保険金の支払いの際には、未返済の貸付分が引かれてしまう

 

保険金の支払いの際、未返済の貸付がある場合は、その金額分が差し引かれた状態での支払いとなります。死亡後に支払われる死亡保険金についても同様です。

 

そのため、当初予定していた金額よりも受け取る金額が少なくなってしまうこともありますので、注意が必要です。
少しでも支払われる貸付額を多くするためにも、早めの返済がおすすめです。

 

場合によっては、保険が失効してしまう場合もある

 

返済をせずに利息が増えていった場合、その額が解約返戻金を超えてしまうと、別途返済のための通知が保険会社より送られてきます。
そのまま返済をしないままにしていると、場合によっては保険が失効してしまう場合もあります。

 

せっかく今まで積み立てた保険の失効を防ぐためにも、早め早めの返済プランを立てることが重要です。

 

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3. 生命保険契約者貸付制度の申込から入金まで、どのような流れとなるの?

 

生命保険契約者貸付、申込から入金の流れは?

 

生命保険契約者貸付で貸付を受けるためには、どのような流れとなるのでしょうか。一般的に、申し込みの際には次の4つの方法が取られることが多いようです。

① インターネットで生命保険会社のホームページから申し込む
② 電話でコールセンターに連絡する
③ 生命保険会社の窓口から申し込む
④ 提携金融機関ATMから申し込む

 

申し込みの際には保険証書に記載されている証券番号の確認がありますので、準備の上で連絡をするとよいでしょう。
なお、それぞれの申し込み方法についてのおおまかな流れは次のようになっています。

 

① インターネットでホームページから申し込む場合

 

保険会社専用のサイトより、IDやパスワードを入力することで借り入れが可能です。いつでもどこでも貸付の申し込みができるため、大変便利です。
申し込みの時間帯によっては、翌日以降の対応となる場合もありますので、事前によく確認しておくことをおすすめします。

 

1)生命保険会社のホームページへログインする

生命保険会社のホームページにログインし、会員ページから生命保険契約者貸付制度の利用を申し込みます。

2)入金

保険会社より指定口座に貸付金が入金されます。

 

②電話でコールセンターに連絡する場合

 

保険会社のコールセンターに制度の利用を申し込むと、手続き用の書類が郵送されます。必要事項を記入したあと、保険会社へ返送する方法です。

 

1)生命保険会社へ制度の利用を伝える
生命保険会社のコールセンターへ、生命保険契約者貸付制度を利用したい旨を連絡します。
原則、契約者本人の連絡のみを受け付ける形となります。

2)必要書類が郵送される
保険会社より必要書類が郵送されます。

3)書類を返送する
書類に必要事項を記入し、生命保険会社へ返送します。

4)入金
書類が保険会社へ到着後、内容に問題がなければ貸付金が入金されます。

 

入金の時期は各保険会社により異なりますが、書類到着後数日~1週間ほどとなっているところが多いようです。なお、詳細な日数については、利用を希望される保険会社に確認をとってみるとよいでしょう。

 

③ 生命保険会社の窓口から申し込む場合

 

保険会社の窓口で申し込みする方法です。その際、本人確認書類やその他必要な書類などがありますので、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

 

1)生命保険会社に来店する
生命保険会社に来店し、申し込み書類に必要事項を記入します。

2)入金
貸付金を窓口で受け取る、もしくは指定口座に入金されます。

窓口申し込みの場合は、原則平日日中の窓口営業時間帯に限られます。その点についても来店前に前もって確認をとっておくとよいでしょう。

 

④ 提携金融機関ATMから申し込む場合

 

提携金融機関ATMで制度の申し込みを行います。提携ATMについては、ホームページ等で確認をする必要があります。

 

1)提携金融機関ATMで申し込みを行う
提携金融機関ATMで案内に従い操作をします。

2)入金
指定の内容に従い、登録済の口座へ入金されます。手続きが完了後、明細が郵送されますので内容を確認ください。

 

大手生命保険会社、それぞれどのような申込・入金方法があるの?

 

それでは、よく知られている大手生命保険会社では、それぞれどのような申込・入金方法があるのでしょうか。以下にまとめてみましたので、申し込みの際の参考にされてみるとよいでしょう。

 

生命保険会社名申込方法入金方法入金までの期間
日本生命インターネット、電話、窓口、ATMインターネット、電話、窓口、ATM最短即日(月~金曜日14:30までの取引)
第一生命インターネット、電話、窓口、郵送、ATMインターネット、電話、窓口、ATM原則最短即日、電話申し込みの場合は10日ほど
明治安田生命インターネット、電話、窓口、郵送、ATMインターネット、電話、窓口、ATM原則最短当日、郵送申し込みの場合は郵便事情による
住友生命インターネット、電話、窓口、ATMインターネット、電話、窓口、ATM原則最短当日、電話や窓口の場合は要問い合わせ
朝日生命インターネット、電話、ATMインターネット、電話、窓口、ATM原則最短当日、電話の場合は要問い合わせ
太陽生命インターネット、電話、窓口、ATM、担当者訪問インターネット、電話、窓口、ATM、担当者訪問原則最短当日、電話・担当者訪問の場合は要問合せ
ソニー生命インターネット、郵送インターネットインターネット申し込みの場合翌営業日
アフラック電話ATM送付書類の到着後、1週間ほど
かんぽ生命窓口窓口、ATM最短即日

 

表のとおり、申込方法にはインターネットや電話を利用できる保険会社が大半ですが、中にはかんぽ生命のように窓口のみの受付となっているところもあります。このような場合は、平日日中だけの申し込み対応など、縛りがある場合もありますので、注意が必要です。

 

また、入金依頼にはインターネットバンキングが利用できるところもあり、いつでもどこでも利用できますので大変便利です。ただし、入金においてその後、郵送での書類のやり取りが必要となる場合は、貸付までに2週間ほどかかることもあります。

 

そのため、制度利用の際には入金の流れについてもあらかじめ確認をしておくことをおすすめします。

 

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4. 生命保険契約者貸付制度の申し込みに必要な書類は?

 

生命保険契約貸付制度の申し込みにはどのような書類が必要となるのでしょうか。以下は一般的に必要となる書類となります。

 

・生命保険会社所定の請求書(申込書)

 

・契約者本人の公的証明書のコピー
有効期限内の健康保険証、運転免許証、パスポートなどが利用できます。

 

・保険証券
証券番号の確認に必要です。
紛失した場合、再発行の手続きとなり、さらに入金まで時間がかかることになりますので注意しましょう。

 

・印鑑
契約の際に使用した印鑑となります。

 

・本人名義の銀行口座
貸付金の入金に使用される口座となります。

 

この他に、保険会社によっては別途必要となる書類もありますので、詳細については各保険会社にてご確認ください。

 

5. 生命保険契約者貸付制度の返済について

 

生命保険契約者貸付、返済の方法は?

 

契約者貸付を利用して借りたお金を返済する場合、次のような方法があります。保険会社により、1回の返済額単位が異なる場合がありますので、事前に確認をしておくとよいでしょう。

 

① インターネットバンキングを利用し生命保険会社のホームページから返済する

保険会社のマイページより、契約者IDとパスワードを入力し、返済の手続きを行います。パソコン・スマートフォンや携帯電話からの返済が可能です。
その他、保険会社によりペイジー(各種料金を金融機関のインターネットバンキング、モバイルバンキング、ATMなどから支払うサービス)を利用した返済も可能です。

 

② 保険会社専用の振込用紙を利用して返済する(保険会社のコールセンターもしくは窓口にて用紙を請求する必要があります)

 

保険会社に返済の申し込みをすると、専用の払込用紙が郵送されます。
用紙の郵送までにはおおよそ1週間程度みておくとよいでしょう。払込用紙を受け取り後、提携金融機関のATMやコンビニエンスストア、インターネットバンキングで返済します。

 

③ 保険会社の支店に出向いて返済する

 

最寄りの保険会社の支店から貸付金の返済を行うことができます。
あらかじめ、インターネット等で支店の窓口を検索しておくとよいでしょう。

 

原則、窓口の場合は平日日中の営業時間帯のみの対応となります。また、事前に用意しておく書類もありますので、前もって電話等で確認をしておくとよいでしょう。

 

④ 保険会社発行の専用カードを利用し、保険会社もしくは銀行ATMから振込返済する

 

保険会社専用の契約者カードを利用し、提携金融機関のATMやコンビニエンスストアで返済を行います。利用する金融機関により、サービスや利用時間が異なりますので、事前の確認をおすすめします。

 

また、保険会社によっては、「全額返済」や「一部返済」などの複数の返済パターンを用意していますのでそちらも確認してみるとよいでしょう。

 

住友生命では、利息のみの返済を行う「利息返済」なども用意しています。一部返済の場合は、「契約者貸付金残高の一部とその残高に対する返済日までの利息」が返済対象額となります。

 

大手生命保険会社、それぞれどのような返済方法を用意しているの?

 

以下は、大手生命保険会社の返済方法についてまとめた表となります。利用の際の参考にされるとよいでしょう。

 

生命保険会社名返済方法
日本生命インターネットバンキング、口座振込、振込用紙、ATM
第一生命インターネットバンキング、口座振込、振込用紙、ATM
明治安田生命インターネットバンキング、振込用紙、ATM、窓口
住友生命インターネットバンキング、口座振込、振込用紙、ATM
朝日生命インターネットバンキング、振込用紙、ATM
太陽生命インターネットバンキング、振込用紙、ATM
ソニー生命インターネットバンキング、口座振込、振込用紙、ATM
アフラック口座振込
かんぽ生命窓口

 

この一覧から、インターネットバンキングや指定口座への振込、ATMや払込用紙を利用した返済方法が一般的になっている点についておわかりいただけるのではないでしょうか。

 

そのため、思い立ったらすぐに返済できる、という保険も多いようです。返済期限がないとはいえ、先延ばしにすればするほど利息がかさむのがこの制度の特徴でもありますので、可能な範囲でインターネットバンキングなどを活用し、こまめな返済を心がけましょう。

 

なお、かんぽ生命の生命保険契約者貸付は、他社とは異なり、原則窓口での返済となります。窓口営業時間のみの対応となってしまいますので、平日日中忙しく時間が取れない方にとっては、利用が難しいともいえます。

 

6. 生命保険契約者貸付制度、利用にはどのような点に注意すればいいの?

 

ここまで生命保険契約者貸付制度の内容やメリット・デメリット、利用までの流れや制度の利用に必要な事柄についてまとめてきました。これらのことより、生命保険契約者貸付制度を利用するにあたっては次のことに注意するとよいでしょう。

 

制度の利用を考慮するなら、貯蓄型の生命保険を検討する

 

生命保険契約者貸付制度の利用について前もって考慮にいれるのであれば、貯蓄型の生命保険を検討する必要があります。
先程も述べたように掛け捨て型の保険は制度の対象外となってしまいますので注意しましょう。

 

返済期限はないが、早めの返済を心がける

 

生命保険契約者貸付制度には返済期限がないため、利用の際はついつい返済を先延ばしにしてしまう方が多いようです。

 

しかし、返済を先延ばしにすればするほど利息がかさみ、状況によっては担保となる解約返戻金を超過する額になってしまう場合もあります。超過額については別途、生命保険会社から請求がある形となり、支払いが滞れば保険の失効という事態にもなりかねません。

 

また、生命保険契約者貸付制度の金利は複利方式となっているため、油断をするとあっという間に想定外の利息に膨れ上がってしまう可能性もありますので、なおのこと、早めの返済を心がける必要があるのです。

 

対象の生命保険の金利を確認する

 

生命保険の金利は年々下がっており、バブル期の生命保険は特に金利が高かったという話は先に述べたとおりです。そのため、バブル期に契約した生命保険で生命保険契約者貸付制度を利用する場合は、特に金利に注意が必要です。

 

高い金利の生命保険で貸付を行う場合、その金利がそのまま適用されてしまうので、あらかじめその点についての確認の上、制度を利用することをおすすめします。

 

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proroom

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建築系の大学を卒業後、住宅メーカーで注文住宅の営業として従事。その後、暮らし、不動産、ファイナンス、建築関係、ITスタートアップ関連のライターとして活動。資金調達プロには運営中期からライターとして携わり、資金調達ニュースのインタビューアーや1億円調達済み企業のまとめ記事を主に担当している。また、デッドファイナンス、エクイティファイナンス両方を経験していることで当事者目線で執筆活動を行えることが強み。

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