【日本政策金融公庫】創業融資の審査を通す5つのコツ!無担保で3000万円借入する方法

資金調達プロ編集部
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更新日2022/5/23

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【日本政策金融公庫】創業融資の審査を通す コツ

 

本記事では「創業融資の審査を通す5つのコツ」を解説します。簡単なコツさえ押さえておけば、審査通過する可能性はアップし「無担保で3,000万円」を借り入れするのも夢ではありません…!

 

創業・起業間もない経営者の方は、ぜひ本記事を参考に、創業(起業)融資を申し込んでみてください!

 

 

この記事を書いた専門家(アドバイザー)
Tommy PROFILE

著者情報|TOMMY

資金調達プロのWEBライター、金融系記事の専門家(ビジネス、ローン、クレジットカード)が専門。2010年にTommy’s WRITING.Incを設立。補助金・助成金制度日本政策金融公庫信用保証協会関連の記事、フリーランスの資金調達情報を収集・記事にしています。

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創業融資は、起業間もない方におすすめの公的融資制度!

 

この記事を読んでいるあなたは、おそらく創業(起業)を考えている方か、創業をして間もない方でしょう。あまり知られていないことですが、創業融資と呼ばれる制度の多くは、起業した後でも利用できます。

 

創業にかかる資金を、すべて自己資金で賄えるのならば一番良いことですが、なかなかそうもいかないでしょう。多くの場合「不足した創業資金」は、銀行や信用金庫などの金融機関(あるいは地方自治体など)から、借り入れする流れになります。

 

しかし「創業資金の借り入れ」は、簡単なことではありません…。

 

どこから借り入れをするか? 可能性としては、銀行や信用金庫などの金融機関融資、あるいは地方自治体による制度融資なども考えられます。ただ、現実問題として「一番融資の可能性が高い」のは、株式会社日本政策金融公庫になるでしょう。

 

 

日本政策金融公庫の創業融資を利用するメリット

 

株式会社日本政策金融公庫の創業融資を利用するメリットは、低金利、融資が通りやすい、事業についてアドバイスがもらえるなど挙げられます。

 

 

ここで、株式会社日本政策金融公庫の特徴をまとめてみましょう。

 

日本政策金融公庫の特徴
☑ 預金を預からない、融資専門の金融機関である
☑ 一般銀行や信用金庫で融資が難しい企業に対しても、積極的に融資を行っている

 

このほか、日本政策金融公庫は「創業資金融資」にも積極的な姿勢を見せており、企業を目指す人達にとって「力強い味方」として機能しています。

 

そもそも、株式会社日本政策金融公庫とは

 

株式会社日本政策金融公庫は、比較的新しい機関で「株式会社日本政策金融公庫法」という、特別な法律に基づいて設立されました。

 

株式会社日本政策金融公庫法|e-Gov

 

その前身は「国民生活金融公庫」という歴史のある機関で、発足は昭和24年の「庶民金庫」まで遡ります。

 

少しお年を召した事業者の方であれば、「国民金融公庫」あるいは「こくきん」という呼び名の方が、しっくりくるかもしれません。「株式会社」と名称に付いていますが、株式の97.13%を財務大臣が保有する、いわゆる「政府系の金融機関」です。

 

 

日本政策金融公庫における創業融資の概要

 

株式会社日本政策金融公庫(以下、「日本公庫」と呼びます。)における「創業にかかる融資制度」の概要は、以下の通りです。

 

創業にかかる融資制度の概要
・ 融資限度額は、3,000万円(うち運転資金1,500万円)
・ 基準利率は、年2.41%~(2021年6月1日時点)
・ 担保、及び保証人は原則不要

 

いかがですか? 皆さんにとって、魅力的な融資制度だと思いませんか?

 

 

【外部リンク】新創業融資制度|日本政策金融公庫

 

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日本政策金融公庫の創業融資審査を通す5つのコツ!

 

創業資金の審査については、必ず日本公庫の支店に出向いて、審査担当者との「面談」を受ける必要があります。

 

この面談は、言わば「あなたの企業を売り込む」ためのプレゼン(プレゼンテーション)です。審査担当者は、あなたのプレゼンにおいて、以下の二点をチェックします。

 

審査担当者がチェックするポイント
☑ この企業は、維持していけるだろうか。(企業維持力)
☑ この企業は、返済していけるだろうか。(返済力)

 

これらのプレゼンがまとまると、今度は審査担当者が(日本公庫の)上司にプレゼンを行い、その結果「融資の可否」が決まります。ここでの面談は、融資を決めるとても重要なターニングポイントになります。審査は、申込書類を提出して終わりではありません。

 

以上の点も踏まえ「審査を通すコツ」を5つにまとめてみました。

 

創業資金の審査を通す5つのコツ!
① 自社の「売り」は何なのか、把握しよう!
② 必要な借入金額を明確にしよう!
③ 自己資金の考え方とは?
④ 取引先は、確保できているか?
⑤ 開業計画書で納得させよう!

 

①〜⑤の内容について、更に詳しく解説しましょう。

 

関連記事:事業資金調達100%成功ガイド|3つの方法と審査のポイント

 

創業融資の審査を通すコツ① 自社の「売り」は何なのか、把握しよう!

 

私たちは時に、ライバル企業と競い合いながら企業を維持し「返済出来るだけの利益」を上げる必要があります。

 

こうした現状を第三者である「審査担当者」に納得させるためには、自らの企業にどういった「売り」があるのか、あなた自身が把握し説明できるよう備えておく必要があります。

 

以下の表を使って「自社の売り」が何なのか、チェックしてみてください。

 

自社の「売り」をチェックしてみよう!
☑ それは、あなたや従業員の経験や知識ですか?
☑ それに裏付けされた技術力や販売力ですか?
☑ 「誰にも負けない」という熱意ですか?

 

いかがですか? 業種や業態によって、様々な要素が考えられますね。

 

創業融資の審査を通すコツ② 必要な借入金額を明確にしよう!

 

みなさんの中には「出来るだけ多く借入したい、あまったら取っておけばいい」と考える方がいるかもしれません。しかし、銀行や金融機関からの借入金には当然のことながら、

 

・ 毎月決められた額を返済しなければならない
・ 利息がかかる

 

という特性があります。一般的に「借入金は、少ないほうが健全」と言えるのです。

 

また、明確に「こういう使いみちで、300万円の借入が必要です」等、具体的に説明しなければ、審査担当者も納得しにくくなります(※ 日本公庫からの借入金の使いみちは「事業に使う資金」に限られており、事業主の生計費には使えません)。

 

創業資金にかかる借入額は、以下の式で表されます。

 

創業にかかるすべての金額 − 自己資金のうち事業に投入できる金額 = 必要借入額

 

皆さんも「必要な借り入れ額」をシミュレーションしてみてください。

 

創業融資の審査を通すコツ③ 自己資金の考え方を再確認しよう

 

自己資金(事業に投入できるもの)については「出来るだけ多い方」が、審査担当者は納得しやすくなります。その理由は、以下の通りです。

 

自己資金が多ければ?
☑ 借入金を少なく抑えることが出来る
☑ 「創業にあたっての真剣度」を示せる

 

いかがでしょうか? このほか、親御さんや親類から受けた借入のうち、返済義務のないもの(出資金的性格のもの、あるいは「ある時払い」で良いもの)は、自己資金としてみなしてくれる可能性が高いです。

 

創業融資の審査を通すコツ④ 取引先は、確保できているかチェック

 

取引先(顧客)の確保も、融資を受ける上で大切な要素です。

 

例えば、美容院に勤めている人が独立し「開業する」ケースを想定してみましょう。Aさんは勤め先とも円満退職で、近隣に店舗を構えることにしました。

 

一方、Bさんは「自分の顧客リスト」も譲ってもらえたのですが、勤め先のオーナーと喧嘩をしてしまい、やむなく独立することになりました…。この場合、Bさんの店舗は(オーナーの)勤め先の近くから避けて、探す必要があります。

 

審査をうける上で、AさんとBさんの優位性が「大きく異なる」のは、お分かりいただけたでしょう。Aさんは「取引先が確保できている」という理由で、融資を受ける上で優位になるのです。

 

創業融資の審査を通すコツ⑤ 開業計画書で融資担当者を納得させよう!

 

日本公庫は、過去多くの人に「創業資金」を融資しており、創業後の売上についても、その都度アンケートを実施し(それぞれの)状況を細かく把握しています。

 

言わば、日本公庫は今流行の「ビッグデータ」を持っているのです。こうした、データとかけ離れた数値で開業計画書を作っても、審査担当者は納得してくれません。

 

データの相違をチェックするには、日本公庫の公式サイトで確認しましょう。幸いなことに、これらのデータは一部公開されています。気になる方は、以下のページを参考にしてみてください。

 

【外部リンク】小企業の経営指標調査

 

データを元に開業計画書を作成すれば「非現実的な数値」を書き出す、危険性は無くなります。

 

 

 

以下の記事では創業融資の審査に落ちる事業者の特徴を解説しています。

 

これまで紹介してきた5つのコツと合わせて押さえておけば、より融資を受けられる可能性が上がるでしょう。
合わせて参考にしてください。

 

 

日本政策金融公庫の創業融資審査が通るか不安なときの相談先

 

創業融資の面接に不安がある、どうしても審査がうまくいかないといった場合、東京中央経営のような創業融資を受けるための支援をしてくれる専門機関に相談する手もあります。検討してみてください。

 

 

 

日本公庫(日本政策金融公庫)の審査は、厳しいのか?

 

ここまで、日本公庫の創業資金の融資を受ける際、役立つ「5つのコツ」をまとめてみました。記事を読んだあなたは「意外と難しそうだな…」と躊躇されるかもしれません。

 

しかし、心配する必要は一切ありません。冒頭でも述べたように、日本公庫は「創業資金の融資に対して積極的」です。これは「政府系の金融機関」であるという性格も大いに関係しています。

 

ただ、金融機関である以上「融資を行い、利息により経営を行う」のは当然のことです。このため、上記のコツを実践しても3,000万円の融資を無担保無保証人で受けるというのは、正直なところ現実的ではないかもしれません。

 

なぜなら、3,000万円もの資金の使いみちは、細かな説明がつきにくい上に「返済額に見合った利益」を見込むのが難しいからです。

 

しかし、数百万円の融資であれば、スムーズに受けられる可能性が高いです(※ 日本公庫の平均融資金額は、600万円〜700万円といわれています)。

 

日本公庫から既に借入があっても、他の金融機関で借入は可能!

 

日本公庫から資金を借入した後、他の金融機関(銀行等)からの融資や、地方自治体からの「制度融資」を受けたいと思ったら、どうしたら良いのでしょうか?

 

まず、創業から数年が経過し、企業が「軌道に乗った時」のことを想定してみましょう。日本公庫の借入と「銀行の借入」を併用することは何ら問題はありません。むしろ、経営戦略の視点から見れば「良い方法」だと言えます。

 

日本公庫の場合、融資利率についても利点があります。基本的に、日本公庫の融資金利率は「どの顧客に対しても一律」です。一方、銀行等は「顧客によって提示する利率」が異なります。

 

多くの企業にとって「日本公庫の融資利率」は低いのですが、場合によっては、銀行の方が「融資利率が低くなる」こともあるので、一定の注意が必要です。

 

こうした状況を踏まえると、その時々の「金利情勢」に応じ、利率の低い方を利用するというのは賢い選択です。

 

日本政策金融公庫の借り入れ手続きで、気をつけたいポイント

 

借入手続きには、多少注意すべき点があります。日本公庫に限らず、一般銀行でも「審査には一定の時間」がかかります。しかし、日本公庫の場合は融資の流れが異なります。

 

日本公庫は、順調に返済が進み、残高が減ってきたことが分かると「最速ペースで融資が受けられる」よう優遇してもらえます。

 

例:500万円の融資を受けたが、現在200万円まで残高が減っている等

 

ただ、公庫でも取引が一定期間途絶えると状況は変わります。返済が終わって(完済後)、何年も取引が見られない場合は「審査を一からやり直す」必要があり、これまで以上に時間がかかります。

 

このため、日本公庫と一般の銀行は、バランス良く「両方を利用する」のが良い方法と言えます。公庫を利用される方は、ぜひこれらのポイントに気をつけて融資を利用してください。

 

まとめ|日本政策金融公庫の創業融資の審査を通す5つのコツ

 

いかがでしたか? 本記事では創業資金を受けるコツから、その後に至る「日本公庫と銀行の付き合い方」まで、一連の流れについてお分かりいただけたことでしょう。

 

最後になりますが、みなさんが「適正な創業計画」のもと、輝く新たな一歩を歩み出されることを、心よりお祈りしております。

 

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