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ユナイテッド(ベンチャーユナイテッド)─VC投資の評判を8要素から徹底解説!投資先や実績など

最近では、ベンチャーキャピタルや事業会社による、ベンチャー企業への投資が身近になりました。ただ、10年以上前の時点では、ベンチャー企業への投資が世間一般に知られることはありませんでした。また、ニュースに大きく取り上げられることもありませんでした。

 

ventureunited

 

ベンチャーキャピタルは、ここ数年で会社数が多くなってきましたが、ベンチャー投資がメジャーとなる前から事業を行ってきた会社には、他者には無い経験やノウハウが蓄積されています。今回は、ベンチャーキャピタルの中でも、昔から事業を行っている老舗企業をご紹介します。

 

その名も「ベンチャーユナイテッド」です。この企業がどんな投資を行ってきたのか、またどんな投資方針を掲げているのかを把握して、出資を受けるにあたっての参考としてみてくださいね。

 

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ユナイテッド(ベンチャーユナイテッド)の概要

 

ベンチャーユナイテッドは、ユナイテッドを100%親会社としているベンチャーキャピタルです。まず、ベンチャーユナイテッドの親会社であるユナイテッドのご説明から進めていきましょう。

 

ベンチャーユナイテッドの親会社:ユナイテッド

 

united

 

ユナイテッドは、2012年にスパイアとモーションビートが合併してできた会社であり、マザーズ市場に上場しています。合併前の両社はお互いにモバイル広告など、同じような事業を手掛けており、親和性の高さから合併にいたりました。

 

⇒モバイル広告のモーションビートとスパイアが合併してユナイテッドに

 

 

現在は、主に2つの事業を展開しています。

 

①スマートフォンアプリ事業
②アドテク事業

 

① スマートフォンアプリ事業

 

2012年にリリースされた、スマートフォンの壁紙を自由に着せ替えることができる「CocoPPa」が代表的なアプリケーションとなっています。

 

CocoPPaは、ユーザー範囲を日本国内だけにとどまらせません。マレーシアと香港で火が付いたことをきっかけにして、現在では世界中の人々が利用しています。

 

世界へ展開できた要因の一つとして挙げられるものが、「デザインのわかりやすさ」です。言語を使った説明は不要で、パッと見て「かわいい」「使いたい」と思わせるデザインよ壁紙が揃っています。

 

やはり、「言語を使う必要が無いコンテンツ」は、世界での競争力があります。ユナイテッドでは、CocoPPaの他にも、アイドルを応援する「CHEERZ」や、簡単操作が売りである「Crash Fever」というアプリケーションを提供しています。

 

② アドテク事業

 

インターネットのサイト上において、広告を配信して集客したい利用者への支援だけではなく、自社のサイトの広告枠を効率よく運用したいメディア運営者への支援まで、幅広く事業を行っています。広告を配信する利用者に対しては、ユナイテッドが確保している様々なメディアの広告枠の中から、広告の効果が高い場所を提供しています。

 

利用者は、リアルタイムで広告効果が算出される結果を見ながら、入札形式で広告枠を購入していきます。広告を配信する利用者に対するサービスは、「Bypass」という名称で提供されています。

 

メディア運営者に対しては、ユナイテッドが広告を出したい利用者の広告を一元管理しており、膨大な広告量の中から、メディアに適した広告が配信される仕組みになっています。

 

こちらも、リアルタイムで広告枠の料金が変動する入札制を導入しています。このサービスは、「adstir」という名称で提供されています。

 

このように、ベンチャーユナイテッドの親会社であるユナイテッドは、インターネットにおけるアプリケーションや広告事業を展開している会社となっています。

 

ベンチャーユナイテッドの前身は「ngi capital」

 

それでは、ユナイテッドの子会社となっているベンチャーユナイテッドについて、ご紹介していきましょう。ベンチャーユナイテッドは、ITバブルが訪れる前から投資事業を行っており、今ではすっかり有名になっている企業に投資を行ってきました。

 

ユナイテッドが合併してできた新しい会社であるため、ベンチャーユナイテッドも設立から短いかというと、そうではありません。歴史、実力ともに兼ね揃えている老舗のベンチャーキャピタルなのです。

 

ベンチャーユナイテッドの前身は、「ngi capital」というベンチャーキャピタルです。

 

一度、2008年にユナイテッドへ吸収合併されたものの、その後2011年にngi growth capitalとして子会社が設立されました。ngi growth capitalは、その後会社名が変更となり、現在のベンチャーユナイテッドとなっています。それでは、現在では有名になった投資先企業をご紹介していきましょう。

 

現在では有名になった投資先企業

 

ミクシィ 市場:マザーズ

mixi
https://mixi.jp

 

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の先駆けとなるサービスを提供している会社です。2008年頃では、SNSといえばミクシィといえるほど磐石なものでした。

 

ミクシィは、招待制であるコミュニティをはじめ、日記機能やメッセージ機能、ニュースなど、学生を中心に利用者数が一気に拡大しました。面識が無い人ともインターネット上でつながることができるようになったのは、この頃からです。最近では、「モンスターストライク」というゲームアプリケーションが大ヒットし、株価が大きく上昇したことで話題になりました。

 

ライフネット生命保険 市場:マザーズ

lifenet
http://www.lifenet-seimei.co.jp

 

保険の販売といえば、保険レディのように個人宅へ訪問し、保険内容の説明を行ってから契約をすることが一般的でした。

 

ただ、この営業方法は、人件費が多く必要となることから、個人が支払う保険料も高く設定されていました。そんな保険業界の常識を覆した会社がライフネット生命保険でした。ライフネット生命保険の大きな特徴は、販売員を雇わず、インターネットを使った契約に限定していることです。

 

この契約形態にすることで人件費にお金を費やすことなく、保険料へ還元することができ、個人は安く保険に入ることができるようになりました。ベンチャーユナイテッドは、2008年に第三者割当増資の引き受けを行っています。
⇒プレスリリース:子会社・ngi capital 株式会社のライフネット生命保険株式会社への出資について

 

ユナイテッド(ベンチャーユナイテッド)の投資方法

 

ベンチャーユナイテッドは、他の企業や投資家からお金を集め、集めたお金でベンチャー企業に出資をするファンド運営を行っています。直近で組成されたファンドは、「DACベンチャーユナイテッド・ファンド1号投資事業有限責任組合」です。

 

DACとは、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社の略称です。ベンチャーユナイテッドはユナイテッドの子会社ですが、ユナイテッドは、DACのグループ会社でもあるのです。

 

ちなみに、DACは「インターネットメディア」を主な主戦場として、広告枠の購買・販売や、メディア企業の広告枠最適化サービスの提供などを行っています。

http://m.dac.co.jp/sp/service/

 

DACベンチャーユナイテッド・ファンド1号投資事業有限責任組合

 

DACベンチャーユナイテッド・ファンド1号投資事業有限責任組合は、2013年に設立されたファンドであり、ファンドの総額は約12.6億円となっています。このファンドに大きく関与している組織が、「中小企業基盤整備機構」です。中小企業基盤整備機構は、国で運営されている機関です。

 

中小企業の経営をサポートするために、経営に関する情報発信やイベントの開催、さらには経営相談に至るまで、幅広く取り組んでいます。中小企業基盤整備機構は、DACベンチャーユナイテッド・ファンド1号投資事業有限責任組合に、50%以上もの割合となる6.3億円も出資をしています。

 

国が運営する機関であるため、ファンドへの信頼が無いと出資が実現することはありません。そのため、DACベンチャーユナイテッド・ファンド1号投資事業有限責任組合は、国にも認められているファンドと言えるでしょう。

 

それでは、DACベンチャーユナイテッド・ファンド1号投資事業有限責任組合が投資対象としている領域を、ご紹介していきます。基本的には、IT分野に軸を置いた事業を展開する企業へ投資を行っています。また、企業の成長ステージでは、アーリーステージにいる企業を中心に支援をしています。

 

アーリーステージとは、ビジネスモデルをサービスなどの形にして、ユーザが付き始めた段階のことを指します。

 

① Eコマース

 

Eコマースは、electronic commerceの略称であり、日本語訳では電子商取引と言われています。あなたの身近にあるお店ではなく、インターネット上に開設されているオンラインショップを通じて、商品の売買をすることを指しています。

 

Eコマースは、お店を経営するための土地や店舗、人件費を低く抑えることができるため、店舗販売よりも価格競争力が比較的高くなっています。家電量販店においても、店舗で実際に商品を見て、その後価格が安いEコマースで購入する方も多いのではないでしょうか。

 

投資例:retro

retro
http://corporate.retro.jp

 

ブランド商品の中古買取や委託販売を行っている会社です。ブランド品の「委託販売」という業態は、あまり耳にしないのではないでしょうか。

 

ブランド品の委託販売とは、retroが買取ではなく、商品を利用者から預かり、利用者の代わりに販売をする形態です。実際に売れるまではお金を得ることができませんが、販売ができた場合には、ブランド品を買取してもらうよりも、高額なお金を手に入れることができるようです。

 

retroには、2015年6月に出資を行っています。他社からも既に2回出資を受けており、ベンチャーキャピタルから評価されている会社と言えるでしょう。

 

⇒中古ブランド品の委託販売サイト「retro.jp」が資金調達 ー 取扱いジャンル強化へ

 

② O2O

O2Oとは、の略称であり、会社のマーケティング手法のひとつです。ベンチャーユナイテッドでは、O2Oマーケティングを後押しするサービスを提供する会社に投資を行っています。

O2Oのサービス内容としては、インターネットを使って、店舗に行けばポイントが貯まるサービスを提供したり、店舗のキャンペーン情報を配信したりできるサービスが展開されています。そうすることで、お客様が店舗に足を運ぶようになり、売上や利益が増加するという効果があります。

 

③ クラウドソーシング

 

クラウドソーシングとは、あなたの会社で発生した業務を外注する際に、インターネットを使って契約・業務委託などをするサービスです。一昔前までの外注といえば、前々から顔見知りだったもの同士で取引がまとまっていました。

 

一方、クラウドソーシングは、エンジニアやライター、Webデザイナーなどの専門職の人たちが登録しているサービスを使って、不特定多数の有識者へ仕事の依頼を出すことができます。

 

そのため、案件の評価が高いユーザなどを発注者は選び、業務を依頼することができるメリットがあります。経済産業省を筆頭に、国においてもクラウドソーシングを活用しているフリーランス活用に着目しており、今後伸びると言われている業種です。

 

投資例:BEC(Gozal)

gozal
http://bec.co.jp

 

事務作業や申請処理といったバックオフィス作業を、なるべく自動化するべく提供されているサービスが「Gozal」です。このサービスを使うと、事務に関連する必要なタスクがユーザに通知されるため、必要な作業だけ効率よく行うことが可能になっています。

 

また、登録している公認会計士や税理士などの専門家に、チャットで相談ができることも大きな特徴となっています。会計のクラウドが一般的になってきましたが、バックオフィス作業についてもクラウド化が進んでいます。

 

ユナイテッド(ベンチャーユナイテッド)の投資方針

ベンチャーユナイテッドは、投資の基準として下記4つの項目を挙げています。

 

① 事業の将来性と市場における立ち位置

 

一般的なベンチャーキャピタルがそうであるように、まずは企業が推し進めている事業の将来性を判断します。現在や将来の市場規模や、ユーザからのニーズの変化がどうなるのかという外的要因を検討します。

 

また、企業の事業がうまく軌道に乗った時に得られるであろう売上や利益率なども、投資を実行する前に検討しています。

 

さらに、事業の市場における企業の立ち位置も投資判断要素の一つです。他社に先駆けて市場を開拓していったのか、それとも他社に追随して事業を進めているのかという違いで、サービスに付いているユーザの質が変わってきます。

 

市場を開拓している企業の方が、サービスを深くまで利用してくれるコアなユーザが付きやすいため、事業を支える大事な土台となります。

 

② 企業の製品やサービスがユーザの生活に溶け込めるものかどうか

 

せっかく高機能な製品やサービスを開発してリリースできたとしても、それを使ってくれるユーザがいなくては意味がありません。

 

ユーザは非常に正直です。興味があって使い始めたとしても、つまらなかったり、続けにくかったり、魅力を感じなくなったりすると、途端にサービスから離れていきます。

 

そして、戻ってくる可能性は限りなく低いでしょう。身の回りで流行っているサービスを見ると、見事にユーザの生活の中に溶け込んでいることがわかります。

 

LINEは、友人間だけではなく、会社の中におけるコミュニケーションにおいても欠かすことができなくなりました。また、iPhoneは、毎日触れる製品であり、これがなくなると生活ができなくなる人もいるでしょう。

 

このように、ユーザの生活に溶け込めるサービスであれば、ユーザはなかなか離れることができなくなります。そんなサービスになり得るかどうか、ベンチャーユナイテッドはチェックしているのです。

 

③ 伸びしろのある経営チームであるかどうか

 

最近のベンチャーキャピタルは、経営者だけではなく、「チーム」の総合力を見る傾向があります。それは、ベンチャーユナイテッドにも当てはまります。「経営チーム」なので、経営者には無い要素をメンバーがカバー、もしくは強化して、チームの枠を広げます。

 

その枠が広がれば広がるほど、伸びしろが期待できる経営チームとも言えます。チームとしてどのように補完し合い、会社を成長させていけるのかどうか。ここが投資判断のポイントとなります。

 

④ 資金調達からのゴールをイメージできるかどうか

 

ベンチャーキャピタルは、投資をすることだけでは利益を得ることはできません。投資先企業が、株式市場に上場し、株価が高くなったところで株式を売却したり、関連企業へ買収されたりすることにより、初めて利益を獲得することができます。

 

そのため、ベンチャーユナイテッドは、資金調達からのゴールを、経営チームが意識をしているかどうか見ています。

 

ただ、最近は、IPOによる株式上場を事業のゴールとして捉えている企業が少なくありません。ベンチャーキャピタルから見てみれば、IPOを果たした段階で、お役御免となるケースが多いですが、企業は違います。株式を上場することにより得た資金を、事業の成長に活用し、もっと会社を大きくしていく使命を持っています。

 

その時にゴールが株式を上場することでは、企業の先行きは暗く、成長も期待できません。その部分は履き違えないようにしておきましょう。ベンチャーユナイテッドは、これら4つの投資判断指標を基準としながら、出資をするかしないかの判断を行っています。

 

 

投資だけでないユナイテッド(ベンチャーユナイテッド)の魅力

 

ベンチャーキャピタルから資金を得る大きなメリットは、若い会社が事業を拡大する上で必要となるお金を調達できることです。ただ、メリットはお金だけではありません。

 

ベンチャーユナイテッドの場合は、創業が2,000年以前という老舗のベンチャーキャピタルです。そのため、ベンチャー企業を支援するノウハウは、数多くのものを保有しています。

 

また、ベンチャー企業を数多く見てきているため、企業が成長する上で今やらなければならないことを認識し、アドバイスをすることが可能です。

 

ベンチャー企業は、企業の成長段階により、求められることが変わってきます。企業の規模が小さい時には、とにかくサービスの開発に取り組むべきですが、ある程度規模が大きくなってくると、組織の運営の面にも目を向けなくてはなりません。

 

そのやるべきことが、ベンチャーユナイテッドの過去の投資経験からアドバイスとして自社に入ってくるのです。そのメリットはお金に代え難い大きなものとなります。

 

ユナイテッド(ベンチャーユナイテッド)の平均的な投資額

 

ベンチャーユナイテッドは、アーリーステージの企業を投資対象としているため、○億円という投資の単位になることはほとんどありません。数千万円単位での投資となるケースが多くなっています。

 

KiDDY:5,000万円

kiddy
https://kiddy-photo.com/ja/

 

2014年5月、家族だけでコミュニケーションが取れるアプリケーションを提供しているKiDDYから、5,000万円の第三者割当増資を引き受けました。
⇒家族向けSNS「KiDDY」を運営するCompath Me、ベンチャーユナイテッドを引受先とする第三者割当増資を実施

 

「家族の写真」「子供の写真の記録」をテーマに、子供を持つ親や祖父母をメインターゲットとしてビジネスを展開しています。

 

スマートフォンが普及し、写真や動画を撮る機会が増えましたが、整理するのは非常に大変。そんなニーズに応え、アプリケーションで自動整理してくれるとともに、写真をCDにまとめたり、毎月写真を自宅へ郵送したりするサービスを提供しています。

 

vivit:3,000万円以下

vivit
https://vivit.co.jp/

 

vivitは、「アウトドア」をテーマに掲げ、アウトドアに関連する記事を中心に掲載している「hinata」というメディアサイトの運営や、家ではかさばってしまうアウトドア用品の格納場所を提供する「hinata trunk」というサービスを提供しています。ベンチャーユナイテッドは、インキュベートファンドとともに、2014年8月にvivitへ3,000万円の投資を行っています。

 

ユナイテッド(ベンチャーユナイテッド)が投資をした企業のIPO・Exit実績

 

ユナイテッド(ベンチャーユナイテッド)が投資をした企業のIPO実績

ベンチャーユナイテッドが投資を行った会社の中で、株式市場へ上場(IPO)を果たした会社や他社に買収された会社をご紹介します。ここでは、最近上場した企業を中心に取り上げていきます。

 

富士山マガジンサービス 市場:マザーズ

fujisan

http://www.fujisan.co.jp

 

富士山マガジンサービスは、書籍をインターネット販売している会社です。大きな特徴は、「定期購読」の重きを置いている点であり、定期購読の契約をすると、普通に購入するときと比べて安くなるようなサービスを提供しています。

 

ベンチャーユナイテッドは、2015年7月に、富士山マガジンサービスの株式を全て売却し、約10億円の営業利益を計上しています。

⇒プレスリリース:株式会社富士山マガジンサービス株式の売却完了についてのお知らせ

 

インターネットの普及により、書籍の販売が厳しい市場環境にありながら、年々売上高・利益ともに伸ばしています。今後も、定期購読という大きな武器を生かしながら、顧客データベースを使った広告事業を目指すなど、新しい取り組みも始めています。

 

⇒第14期(2015年12月期)決算説明会資料

 

買収額14億円:エニドア

conyac
http://any-door.com/

 

エニドアは、「Conyac」というバイリンガルに向けたクラウドソーシングのサービスを提供していました。外国語が必要な仕事があった場合、Conyacに登録している世界中80,000人のバイリンガルへ仕事を発注することができます。英語から日本語といった翻訳はもちろんのこと、外国の現地調査や動画や音声の作成も依頼することができます。

 

ベンチャーユナイテッドは、ngi group時代から出資をしており、その後もさらに、三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルと一緒に6,000万円の出資を行っています。

 

順調に会社を拡大させていた中、ロゼッタが登場してきました。ロゼッタも外国語を扱う企業であり、言語の不自由を無くすため自動翻訳やAIに力を入れている会社です。

 

そのロゼッタがエニドアに注目し、2016年8月、約14億円でロゼッタがエニドアを買収しました。
⇒【追記あり】ロゼッタが約14億円でバイリンガルプラットフォーム「Conyac」運営のエニドアを買収

 

エニドアは、平成28年3月期決算において、売上高は前年比5倍となる5.7億円、当期純利益は、前期赤字だったものを黒字化にしただけではなく、約2.1億円も叩き出しています。ロゼッタにとってみれば、非常に良いディールだったと言えるでしょう。

 

ユナイテッド(ベンチャーユナイテッド)から投資を受けるにあたって

 

ベンチャーユナイテッドから投資を受けるにあたって、考慮しておきたいポイントがあります。それが、投資領域と投資ステージです。

 

ユナイテッド(ベンチャーユナイテッド)から投資を受けるにあたって

 

投資領域はIT分野が中心

 

これまでベンチャーユナイテッドが投資をしてきた企業をご紹介してきましたが、傾向としてITを使ったサービスを提供している企業が多くなっています。ITを使って新たな価値を創造するサービスや、既存の業界の常識をITで開拓していく企業に着目しているようです。

 

そのため、あなたの企業の事業がITを使ったものであれば、ベンチャーユナイテッドが着目している投資領域と合致していると言えるでしょう。

 

投資ステージはアーリーステージ中心

 

ベンチャーユナイテッドが投資をする段階は、企業の成長ステージの中でも早い段階で投資を行っています。そのため、既に企業として成長しており、IPOなどに向けた資金調達をしたいという場合には、ベンチャーユナイテッドの投資方針とはあまり適合しないでしょう。

 

一方、今後成長を見込めるビジネスモデルを展開し始めた段階で、経営チームもバランスよく構成されているのであれば、投資ステージは合致します。

 

ユナイテッド(ベンチャーユナイテッド)への問い合わせ方法

ベンチャーユナイテッドへの問い合わせは、公式ホームページから行うことが可能です。ベンチャーユナイテッドの公式ホームページのメニューに、「お問い合わせ」という項目がありますので、そこをクリックします。

 

下記URLからでもアクセスをすることができます。
http://ventureunited.jp/contact/

 

すると、問い合わせフォームが表示されるため、必要となる情報を入力していきます。入力項目としては下記の通りです。

 

  • 会社名
  • 担当者名
  • 所属部署
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • FAX番号
  • 住所
  • お問い合わせ内容

 

この中で、あなたの会社をアピールできる項目は、「お問い合わせ内容」しかありません。また、会社案内などのファイルを添付して送ることもできません。

 

そのため、「お問い合わせ内容」の項目で、いかに自社の魅力をアピールするか。その表現方法で、今後、ベンチャーユナイテッドから連絡が入るかが決まります。

 

何を入力するか、その内容は、ベンチャーユナイテッドの投資判断基準に沿った内容にしていきましょう。もう一度、ベンチャーユナイテッドが持つ投資判断基準をおさらいしておきましょう。

 

①事業の将来性と市場における立ち位置
②企業の製品やサービスがユーザの生活に溶け込めるものかどうか
③伸びしろのある経営チームであるかどうか
④資金調達からのゴールをイメージできるかどうか

 

この4つの投資判断基準に対して、あなたの会社はどうなのか? その解答を「お問い合わせ内容」に記載していきましょう。そうすることで、ベンチャーユナイテッドから返信が返ってくる可能性を上げることができます。

 

まとめ

 

ここまで、ベンチャーキャピタルの中でも老舗となるベンチャーユナイテッドについてご紹介してきました。名だたる企業が有名になる前から投資を行い、ゆっくりとそばに寄り添って経営をサポートしてきたことがわかります。

 

ベンチャーユナイテッドのファンドには、国の運営機関である中小企業基盤整備機構が大きく関与していることからも、ファンドへの信頼感の高さを感じ取ることができます。

 

ベンチャーユナイテッドから投資を受けたい場合には、投資領域や投資ステージに注意しながら、ベンチャーユナイテッドが持つ投資判断基準の問いに答えられるようなアピールをしていきましょう。

 

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