ファクタリングにかかるコスト全容!ファクタリング手数料を最小限に抑える秘訣とは?
はじめて2者間ファクタリングの手数料を聞くと、どうしても「高い!」と思われる方が多いと思います。今回は手数料の内訳をしっかりと見直すことで、高い理由を納得したうえで利用できるようにしましょう。また最小限に抑えるためにできることを確認し、安く安全なファクタリングを導入しましょう。

ファクタリングにかかるコスト全容!ファクタリング手数料を最小限に抑える秘訣とは?
なお、以下の記事では『ファクタリングの仕組み』について、より詳しく解説しています。ぜひ本記事と合わせて、ご覧ください。
関連記事①:ファクタリングとは?経営者が知っておくべき、売掛金を使った資金調達10の法則!
関連記事②:売掛債権で資金調達!銀行員によるファクタリングの徹底解説ガイド
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目次
ファクタリングにかかるコスト、高い手数料とその理由
数字だけみてみると「高い」と思ってしまうファクタリングの手数料ですが、そこが導入にふみきれない問題点のひとつである、ということもあるかもしれません。
では、どうして高いのか考えてみたことはあるでしょうか。利用する側の希望は当然「安く済ませたい」というものだと思います。
しかしながら、事業運転資金を調達する場合に「安さ」よりも重視すべき部分があるのではないでしょうか。今回はまずファクタリング契約にかかる手数料の内訳を考察してみようと思います。
・ ファクタリングで資金調達|ファクタリング4種類の内容を説明!
・ 三社間ファクタリングとは?ファクタリング利用時の債権の流れを図式で説明
・ 【完全版】ファクタリングでよくある質問47選|ファクタリングの疑問や仕組みを徹底解説!
そもそもファクタリングは融資とは違いますので、ファクタリング会社が抱えるリスクがとても大きくなります。そのため、売掛先の条件等で手数料が大きく変動してくるのです。それも踏まえた上で、実際にファクタリング会社の手数料の相場は、2社間ファクタリングの場合で25%程度だと言われています。
この25%という数字は、あくまでファクタリングを謳っている会社全てを含めての相場ですので、安心して利用できる会社の相場が25%というわけではありません。話を聞く限りでは20%以下の手数料で実行できる優良ファクタリング会社がほとんどのようです。逆に言えば「25%以上手数料のかかるファクタリング会社は怪しい」と思って良いかもしれません。
相場がどうしても気になる、手数料の部分で業者を迷っているという方はプロに相談するのも一つの手段だと思われます。それでは手数料の内訳をみてみましょう。

ファクタリング(売掛金の買取)
このグラフは100万円の売掛金を買い取る場合に発生する手数料の内訳になります。
手数料なので、ファクタリング会社はこの中から、利益をとっていくことになるのですが、見ていただければ分かる通り、利益は手数料のうちの35%程で、内訳のほとんどを「登記費用」が占めています。これは債権譲渡登記する際に必要となってくる費用なので、小さな金額の買い取りで手数料が低くならない理由はこの部分の経費の比重が重いからなのです。その上その利益の中から人件費や交通費も出てくるので、どうしても初回は
つまり闇雲に「20%?高いよ。もっと安くならないの?」という問いかけをするよりも、
「500万の売掛金があるんだけれど、こっちだと安くならないの?」
「今回だけじゃなく、来月も利用する予定なんだけれど、もう少し安くならないの?」
というように、取り扱い金額を大きくし、手数料の%を引き下げられないか交渉してみるのも一つの手段かもしれません。額面で大きくなってしまう部分は否めませんが、そこから交渉をしていく方が、買い取る側も対応しやすいかもしれません。どうしても初回の取引だと手数料の%は抑えるのが難しいため、今後も利用予定がある事を仄めかすのも効果的な場合もあるでしょう。初回が下がらなくても、次回以降の手数料の目安を知る事にもつながります。
・ 経営改善計画書100%書き方ガイド!3つのコツであなたも必ず経営改善できる
・ 【完全版】売掛債権担保融資100%成功ガイド|売掛金を活用して「資金繰りを改善する」3つのコツ!
・ 約束手形を振り出して支払いを延期する3つの手順とメリット・デメリット
次のグラフは売掛金買い取り額全体からみた、手数料内訳とその比率です。登記費用がどれだけの比率をしめているのかが分かると思います。「入金分」というのが先に入手出来るお金、また、手数料を抑える提案をするにはどういった材料を提案するのが良いか、と言った部分も少しずつ見えてくるのではないでしょうか。

ファクタリング(売掛金の買取)
【注】売掛債権の譲渡、および、ファクタリングにかかる手数料について消費税はかからない。
手数料内訳の多くを占める登記費用ですが、これは司法書士に手続きを依頼した際発生するものです。
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【登記費用】
・債権譲渡登記および抹消登記事務代行報酬
・債権譲渡契約書作成事務代行報酬
※ファクタリング会社や契約内容および手続きを依頼される司法書士により、額は多少の変動があります。
また、司法書士報酬以外の債権譲渡にまつわる費用(印紙代など)の明細は以下のとおりです。
【印紙代等明細】
・債権譲渡契約書印紙代:200円
・登録免許税(債権譲渡登記):7500円
・登録免許税(抹消登記):1000円
・登記事項証明書交付:500円(オンライン)
・振込手数料:100円~864円
・その他、日当・交通費等
さらに、ファクタリング契約を結ぶ前にファクタリング会社から必要書類を求められますので、あなたの会社で用意することとなります。費用が発生する主な書類については以下をご参考ください。
【ファクタリング契約をするにあたり準備が必要な書類等実費】
・商業・法人登記簿謄本:600円
・法人代表者登記印鑑証明書:450円
・納税証明書:200~400円など(自治体による)etc.
ただし、こちらも必要とされる書類はファクタリング会社ごとに異なります。
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どこを下げる?ファクタリング手数料の抑え方と賢い導入方法
先ほど書いた通り、買い取り対象金額を大きくすることで、手数料が抑えられる場合があります。他にも手数料が下がる場合がありますので、それらの条件を確認しておきましょう。
・売り掛け先が大手である場合
・2回目以降の取引である場合
・売り掛け先が国や保健関連である場合
売り掛け先が大手である場合、というのはそれだけ与信が高いという事です、ファクタリング会社はとても大きなリスクを背負うため、どうしても利益も大きめに確保しておかなければならない部分もあります。その点、売り掛け先がしっかりとした会社であり、長いおつきあいをしているという場合であれば、リスクも抑えられる為、手数料を安くしてくれる事があります。
とはいえ上場企業だから、というだけではリスクが無いとは言えませんので、やはり長くおつきあいしており、来月も必ず入金がある、という部分が大切です。
2回目以降の取引である場合。これは一度取引をしているので、信用が出来たという捉え方も出来ますが、単純に初回と比べ手間がかからないという事もあります。
初回で小さな金額を実行してもらい、2回目以降も実行の意思がある、とファクタリング会社に伝える事で、取引や交渉がスムーズになるかもしれません。ファクタリング会社も利益からさらに人件費や他経費がかかってくるため、どうしても初回は高くなりがちなのです。
その部分は分かっています、では大きい金額は履歴を作って2回目でやっていただけませんか?という提案は、ファクタリング会社にも通りやすいのではないでしょうか。
売り掛け先が国や保健関連である場合。これは回収のリスクがグンと下がるため、手数料が最初から抑えられる場合も少なくありません。福祉関連専門のファクタリング会社もあるくらいで、かなり手数料が安く済む場合もあります。
また、手数料を抑えるために手間をかけるのならば、登記の際に、懇意にしていて割安で仕事を引き受けてくれる司法書士がいるのなら、そちらに頼むようにするという手もあります。上で見たように手数料の内訳の大部分は登記費用です。つまり司法書士報酬を抑えることで手数料を抑えることができるかもしれません。
さらに、ファクタリング導入前に、日頃から与信管理をきちんと行うようにします。2社間ファクタリングの場合、あなたの会社の与信状況も手数料に関わる可能性があります。また適切な売掛債権を提示できるように、売掛債権の管理もきちんと行っておくようにしましょう。
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【番外編】ファクタリングのおすすめ記事一覧
資金調達プロ内で、ファクタリングについて取り上げている記事を集めてみました。
・ ファクタリングとは?経営者が知っておくべき、売掛金を使った資金調達10の法則!
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・ 約束手形を振り出して支払いを延期する3つの手順とメリット・デメリット
・ 売掛債権で資金調達!銀行員によるファクタリングの徹底解説ガイド
・ 売掛金買い取りでいくら調達できる?選ぶべき優良業者まで徹底解説!
このほか、手形割引については以下の記事が参考になります。
【手形割引】
・ 手形割引業者20選!割引料・割引率がお得でスピードが早いおすすめ業者一覧
・ 手形割引とは?4つの手順であなたもスグに手形を換金・現金化できる
・ 手形貸付とは?5つの手順であなたの手形を担保に銀行から融資を受けられる!
・ 約束手形とは?振出人・受取人が知るべきメリットデメリット総まとめ
・ 約束手形を受け取ったあなたが取るべき3つの行動とメリット・デメリット
・ 約束手形を振り出して支払いを延期する3つの手順とメリット・デメリット
ぜひ、本記事と合わせて売掛金を使った「事業資金の参考」としてお役立てください!
まとめ|ファクタリング手数料は、最小限に抑えられる!
高い手数料にはそれなりの理由があります。ファクタリングは買い取る側の抱えるリスクがどうしても大きいこともあり、利便性も高いため手数料が高くなりがちなのです。しかし、相場が高いから、という理由だけで無知な経営者から暴利を巻き上げている業者が複数存在する事も事実です。ですのでしっかりとした知識を持ち、自分での判断が難しい場合はプロや専門家に相談をしましょう。
その上で交渉の際には、自分の売り掛け先がどのような所か、何故必ず入金があると言えるのか。そういった部分をしっかりと提示出来るようにしておきましょう。そして余裕がある際に、初回の履歴とファクタリング会社との関係を築いておき、いざというときに信頼出来る会社に安い手数料でお願い出来る状況を作っておく事が大切なのではないでしょうか。
・ ファクタリングで良くあるトラブル5例と優良業者の見分け方
・ ファクタリングで売掛債権を3日以内に現金化するための6つの手順
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