テーパリングの影響でこれから何が起きる?株価・為替・金利を解説

Boli
Boli
更新日2022/5/23

資金調達プロの人気記事  NEW

テーパリングの影響

連日のように米国でのテーパリングについて報道されるようになりました。「じつは、最近の報道ではじめてテーパリングという言葉について知りました」という人も少なくないようです。あなたはどうでしたか?

 

テーパリング(tapering)とは、量的緩和を縮小していくことを指して用いられる言葉です。量的緩和によって景気が十分に回復し、雇用統計の指標が改善したタイミングで出口戦略としてテーパリングが発動されるのです。

 

参考記事:テーパリングとは?株価への影響を理解して損しない方法はこれだ!

 

今、とくに投資家の間でこのテーパリングによる影響が懸念されています。

 

そう、私たちが知りたいのはテーパリングの正確な定義や歴史ではなく、「自分の投資活動にどんな影響があるのか」の一点のみ!

 

それではさっそく、テーパリングが私たちの投資活動に与える影響について見ていきましょう。

 
この記事を書いた専門家(アドバイザー)
ライター boli

資金調達プロのWEBライター。国立工業高専を経て、建築技師として国際建設ボランティアに携わる傍ら、現地記者としてライター業で生計を立てる。 2013年からは日本において本格的にライターとして活動を開始し、金融・建設系のメディアでの執筆を中心に行なっている。 プロ目線の難解な解説ではなく、一般的に理解できる言葉や概念を用いたわかりやすいライティングを心がけています。

Twitter

 

フリーランスのスキルアップ&収入アップに繋がる国家資格一覧

資金調達プロの専門家はコチラ

資金調達プロのアンケートはコチラ!

 

【PR】 「急いでお金が必要!」という方には、審査がスピーディーなカードローンの利用がオススメです♪ ネットだけで申し込みでき(スマホやパソコンからもOK!)すぐに10万円のお金を借りることが出来ます。お金が今すぐ必要なアナタは、下のリンクをクリック!

 

▢ 資金調達プロ|おすすめカードローン比較

2022年最新版_個人向けカードローンおすすめ比較

 

■SMBCモビット 最短10秒で簡易審査ができる!

急ぎのあなたにピッタリの最短即日融資(*)!24時間申し込めて最大800万円まで対応できます。

SMBCモビット
SMBCモビット公式サイト

 

■レイクALSA  最短15秒で審査結果がわかる!

Webでスピード融資が可能なカードローン「レイクALSA」!担保・保証人不要で最大500万円の融資が可能です。

レイクALSA公式サイト

 

1.【前提知識】なぜテーパリングが必要?

なぜテーパリングが必要か

さっそく、テーパリングが私たちの投資活動に与える影響について解説していきたいところですが、しっかりと理解するために最低限必要な前提知識がありますので、最初に取り上げておきます。

 

テーパリングの影響を理解する助けになる前提知識

  • なぜテーパリングが必要なのか
  • テーパリングしないとどうなるのか

 

1-1.金融緩和のあとに出口戦略が来るのは当然の流れ

金融緩和のあとに出口戦略としてテーパリングが来るのは、最近の主要各国では当然の流れとなっています。

 

テーパリングは米国だけのものではなく、ヨーロッパや日本でも出口戦略として行われます。

 

景気を刺激するために政策金利を下げたり市場に出回る資金量を増やしたりするのが金融緩和政策。緩めっぱなしではなくいつかは引き締めの段階に入るわけです。

 

そして引き締めの序章となるのがテーパリングです。その後には利上げが行われます。

 

1-2.米国の景気は十分に回復してきた

今回、米国でテーパリングが開始されるのはなぜでしょうか?

 

なぜなら、米国の景気が十分に回復してきたからです。日本に住みながらニュースを見ているだけではわからない部分がありますが、アメリカ国内に住んでいる人たちは肌感覚で「景気が良くなっている」ことを実感しているわけです。もちろんさまざまな指標もそのことを示しています。

 

加えて、アメリカ国内では物価の急激な上昇が深刻な問題となっています。当初、物価上昇(インフレ)は一時的とみられていました。しかしインフレに歯止めがかからないため、FRB(Federal Reserve Board 米連邦準備制度理事会)は経済安定のためテーパリングの早期開始に踏み切ったほどです。

 

1-3.テーパリングしないと起きるのは・・・

でも、投資家にとっては株価が下がるような政策は実施してほしくないですよね。

 

じゃあテーパリングしないとどうなるのか。

 

テーパリングしないと起きるのは・・・バブルです。

 

景気が十分に回復しているのに金融緩和をしたままにすると、やがてバブル経済へと発展します。株価や不動産の価格がどんどん上昇し、実態の価値以上の値がつきます。そしてやがてその名のとおり泡のように弾けます。バブルが弾けた後には深刻な経済危機が待っています。

 

一投資家としては、株価にマイナスの影響が出るようなことはしてほしくないような、でも広い視野で考えるとテーパリングをしてほしいような・・・という気持ちになるはずです。

 

ちなみに、米国で中央銀行的役割を果たすFRBにとって、テーパリングは必須の経済政策なんです。なぜなら、FRBには2つの重要な使命があるからです。

 

1-4.FRBの使命は雇用の最大化と物価の安定

FRBの使命は雇用の最大化と物価の安定です。

 

どうすれば雇用を最大化できるのか。どうすれば物価を安定させることができるのか。この2点を考えて経済政策を打ちます。

 

雇用面では状況が改善されているものの、物価の安定とは程遠い状態にある今こそ、できるだけ早くテーパリングを実施するべきだと考えているわけです。

 

以上、テーパリングの影響について考える前におさえておきたい前提知識でした。

 

とにかく、本音としてはただ自分への影響を知りたいですよね。次の項目でテーパリングの影響についてしっかりと取り上げます。

 

2.テーパリングの影響は大きく分けて3つ

テーパリングの3つの影響

テーパリングの影響は大きく分けて3つです。

 

テーパリングが影響を与えるもの

  1. 株価
  2. 為替相場
  3. 金利

 

それぞれについてしっかりと確認していきましょう。

 

2-1.テーパリングが影響を与えるもの① 株価(教科書的には下落)

テーパリングは株価に影響を与えると考えられています。

 

そしてその影響は、投資家にとって好ましくないマイナスの方向、つまり下落と言われます。

 

教科書的な説明になりますが、このような理論でテーパリング開始以降の株価は下がっていきます。

 

  1. テーパリングが始まる
  2. 市場に出回る資金量が減少する
  3. 利上げが実施される
  4. 株価の割引現在価値(理論価値)が低下する
  5. 株価が割高だと判断される
  6. 投資家が株を売る
  7. 株価が下がる

 

金融緩和政策によって市場に出回る資金量が増えて金利が下げられる。これが今の米国株高のベースになっているならば、テーパリングを境に下落傾向になると予想するのは自然な流れかもしれません。

 

テーパリングから金利上昇の局面を迎えるに当たり、企業の資金調達意欲が減退して業績に影響が出ると、株価が下がってしまうのは避けられません。

 

以上のような点からして、テーパリングによって株価にはマイナスの影響が出ると考えられています。

 

2-2.テーパリングが影響を与えるもの② 為替相場(円安ドル高)

テーパリングは為替相場に影響を与えます。

 

具体的にどんな影響が出るのか。教科書的に考えると、米国でテーパリングが開始されることによりドルが高くなります。対円では、円安ドル高傾向が進むと考えるのが自然な流れです。

 

政策金利や量的緩和は、かならず為替相場に影響を与えます。一般的に、政策金利が低い通貨は売られやすく、市場に出回る資金量が多い通貨の価値は相対的に低くなります。したがって、金融緩和政策が取られてきた米国のドルは“安い”状態だったわけです。

 

今後、資金量が減少していき政策金利が引き上げられることにより、米ドルの希少性が上がって通貨としての価値が高くなると、ドル高の局面を迎えることになります。

 

現実的に、為替相場にはさまざまな要因が影響を与えるため、テーパリングとその後の利上げのみの影響で予想通り推移していくとは限りません。テーパリングそのものの影響に絞って考えると、為替相場はドル高の方向に向かうと考えられます。

 

2-3.テーパリングが影響を与えるもの③ 金利(上昇)

テーパリングは金利に影響を与えます。

 

正確に言うと、金融緩和政策の出口戦略として、テーパリングと金利上昇はセットで行われます。そう!テーパリングが始まると、やがて金利は上がるのです。

 

テーパリングから金利上昇の流れ

  1. FRBが景気の回復を確認する
  2. テーパリングの決定と実施
  3. 国債などの買い入れ規模を徐々に縮小
  4. 利上げの実施
  5. 銀行からの積極的な融資が減少
  6. 企業の借り入れコストが上がる

 

景気の回復を経て、過度のインフレを避けながら経済を正常な方向に戻していくためにテーパリングと利上げが行われます。

 

金利上昇は、企業にとっては借り入れコストが上がることを意味し、事業投資に対する消極的な姿勢につながりかねません。投資家にとっては金利上昇に伴う株価の下落が懸念されます。

 

テーパリングはその後の金利上昇とセットになっていることを覚えておきましょう。

 

テーパリングの影響を3つ、株価、為替相場、金利について取り上げました。総合的に考えると、投資家にとって悲報のように感じるかもしれません。

 

しかし、ここで早急に「今後、米国株や日本株を含め世界中の株価は下がっていく」と結論づけないようにしてください。

 

次の項目で、今回米国で行われるテーパリングに焦点を絞って「投資家にどんな影響が及ぶか」整理していきたいと思います。

 

【PR】 「急いでお金が必要!」という方には、審査がスピーディーなカードローンの利用がオススメです♪ ネットだけで申し込みでき(スマホやパソコンからもOK!)すぐに10万円のお金を借りることが出来ます。お金が今すぐ必要なアナタは、下のリンクをクリック!

 

▢ 資金調達プロ|おすすめカードローン比較

2022年最新版_個人向けカードローンおすすめ比較

 

■SMBCモビット 最短10秒で簡易審査ができる!

急ぎのあなたにピッタリの最短即日融資(*)!24時間申し込めて最大800万円まで対応できます。

SMBCモビット
SMBCモビット公式サイト

 

■レイクALSA  最短15秒で審査結果がわかる!

Webでスピード融資が可能なカードローン「レイクALSA」!担保・保証人不要で最大500万円の融資が可能です。

レイクALSA公式サイト

 

3.テーパリングが投資家に与える影響は?

テーパリングが投資家に与える影響

今回実施が決定した米国でのテーパリングは、投資家にどんな影響を与えるのでしょうか?

 

テーパリングとどのように向き合うべきでしょうか?

 

3-1.テーパリングは事前にアナウンスされている

今回、テーパリングを開始するにあたって、米国の中央銀行にあたるFRBは事前アナウンスを徹底しています。

 

現FRB議長のパウエル氏は、資産買い入れ縮小(テーパリング)の際にはかならず前もって計画を通知すると言っており、実際に市場とコミュニケーションを取りながら慎重に事を進めています。

 

当然ながら、FRBにとってもFMOC(Federal Open Market Committee 連邦公開市場委員会)にとっても、市場を混乱に陥れて株価の急激な下落や長期的な下落を招くのは避けたいところです。

 

株価への影響を最小限にとどめるためにも、今回のテーパリングは事前にアナウンスされています。

 

3-2.株価への影響は最小限にとどまると思われる

テーパリングについての事前アナウンスが徹底されているため、株価への影響は最小限にとどまると思われます。

 

さすがにテーパリング開始直後も“無風”とはいかず多少の動きが出ることは避けられないとしても、深刻な影響が長期化する心配は少ないと予想されます。

 

テーパリングの事前アナウンスによって株価への影響が最小限にとどめられた先例があります。その先例とは、サブプライムローン問題、リーマンショックを経て2014年1月から実施されたテーパリングです。

 

当時のFRB議長のバーナンキ氏が、2013年5月からテーパリングについて事前アナウンスを始めました。結果として、テーパリング開始直後は調整局面が見られたものの、株式相場は長期的に見て上昇していったのです。

 

ただし、仮に株価への影響は最小限にとどまるとしても、一投資家としてすべきことがあります。

 

3-3.今まで以上に「良い株」を見分けることが重要(ファンダメンタルズ)

テーパリングの影響を恐れて株式投資を控えたり、保有している株を一気に売却する必要はないとはいえ、この機会にファンダメンタルズ分析を意識してみるとよいでしょう。

 

ファンダメンタルズ (ファンダメンタルズ)

ファンダメンタルズとは、国や企業などの経済状態などを表す指標のことで、「経済の基礎的条件」と訳されます。
国や地域の場合、経済成長率、物価上昇率、財政収支などがこれに当たり、企業の場合は、売上高や利益といった業績や資産、負債などの財務状況が挙げられます。
ファンダメンタルズをもとに株価や為替の値動きを予測することをファンダメンタルズ分析といいます。

引用:SMBC日興証券

 

ファンダメンタルズと聞くと難しく感じるかもしれませんが、要は「良い株を見分けましょう」ということです。

 

量的緩和が続く局面では、全体的に株価が好調になります。しかし、ひとたびテーパリングが始まって引き締められていくと、業績の良い企業とそうではない企業で株価に差がつきやすくなります。

 

それで、今後はこれまで以上に「その企業の価値はどれくらいなのか」をさまざまな角度から精査するようにしてください。

 

かなり簡略化して考えると、以下の角度で銘柄を選別しましょう。

 

  • その企業は何で稼いでいますか?
  • その企業はどのように稼いでいますか?
  • 今後、その企業が稼ぐ環境にはどんな変化が予想されますか?

 

専門的にいうとファンダメンタルズ分析はもっと複雑ですが、まずは銘柄を峻別する意識を持ちましょう。

 

ファンダメンタルズ分析について本格的に学びたい人におすすめの書籍については、この記事の最後でご紹介します。

 

3-4.テーパリングと利上げは別物

金融緩和政策の出口戦略としてテーパリングと利上げがセットで行われると言いました。

 

しかし、投資活動への影響という観点では「テーパリングと利上げは別物」と肝に命じておきましょう。FRBのパウエル議長も「テーパリングと利上げは別物である」と述べています。

 

経済を平時に戻していくための第一段階がテーパリングです。テーパリングによって資産購入額が徐々に減らされていきますが、だからといって急に金融緩和状態が終わるわけではありません。徐々に減らされていくのです。

 

つまり、実際は「テーパリング=金融引き締め」ではなく、テーパリングは車の運転に例えるなら「これまで踏んでいたアクセルを少しずつ離していく」ようなものです。ブレーキではありません。

 

それに対して、第二段階で行われる利上げは金融引き締め、つまりブレーキのような作用になり得ます。

 

3-5.テーパリングと利上げではどちらの影響が大きいか

テーパリングと利上げではどちらの影響が大きいかと問われると、投資家への影響で見ると確実に「利上げの影響のほうが大きい」となります。

 

テーパリングの事前アナウンスがなされるということはつまり金融緩和の終わりを意味するため、投資家としては注視すべきです。しかし、実際の影響を受けやすいのはテーパリングの時期ではなく利上げ後です。

 

それで、本当の意味で注目すべきなのは利上げのタイミングとその影響です。

 

4.テーパリングより注目すべきは「利上げ」のタイミング

利上げのタイミング

テーパリングより注目すべきは「利上げ」のタイミングです。

 

4-1.利上げが市場に与える影響

前の項目で触れたように、テーパリングはアクセルを緩める程度です。しかし、それに対して利上げは引き締めのブレーキのような働きをします。

 

金融緩和の引き締めブレーキが作動するとなると、心配されるのは「市場にどれくらいの影響を与えるのか」という点です。

 

4-2.教科書的には利上げで株価は下がる

学校の教科書的に言うと、「利上げで株価が下がる」というのが常識です。

 

利上げが行われると、借り入れ時に必要な利息の割合が上がります。それが株価にマイナスの影響を与えます。ザッとこんな感じでそうなります。

 

  1. 金利が上がる
  2. 企業の借り入れコストが上がる
  3. 企業にとってお金を借りにくくなる(または借り入れをためらう)
  4. 事業が縮小される
  5. 売上や利益が少なくなる
  6. 景気が悪くなる
  7. 株価が下がる

 

一般的に、金利と株価はシーソーのような関係だと考えられています。一方が上がると他方が下がるシーソーのように、金利が上がると株価が下がるのです。

 

利上げ後に株価がどのように推移するか、プロや熟練の投資家でも正確に見通すことは難しいですが、今後のアナウンスを注視しておくべきなのは言うまでもありません。

 

まず利上げの時期についての情報にしっかりとアンテナを張っておきましょう。

 

4-3利上げの時期は?

利上げのタイミングについては、最新の報道で確認するようにしてください。

 

現時点で明らかになっているのは以下の点です。

 

  • FRBが開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)によってテーパリングの加速が決まった
  • テーパリングの終了時期は2022年3月に前倒しする(当初の予定は2022年6月だった)
  • 2022年に計3回の政策金利引き上げを行う予定

 

当初より計画を前倒ししている背景には、長引くインフレの影響があります。

 

さて、テーパリングの実施とその後に来る利上げのタイミングの輪郭が見えてきました。では、テーパリングが始まり、そのあとで段階的に行われる利上げの期間、そしてそれ以降、投資家としてどのように立ち回ればいいのでしょうか?

 

今後の賢い投資方法について、次の項目で解説します。

 

【PR】 「急いでお金が必要!」という方には、審査がスピーディーなカードローンの利用がオススメです♪ ネットだけで申し込みでき(スマホやパソコンからもOK!)すぐに10万円のお金を借りることが出来ます。お金が今すぐ必要なアナタは、下のリンクをクリック!

 

▢ 資金調達プロ|おすすめカードローン比較

2022年最新版_個人向けカードローンおすすめ比較

 

■SMBCモビット 最短10秒で簡易審査ができる!

急ぎのあなたにピッタリの最短即日融資(*)!24時間申し込めて最大800万円まで対応できます。

SMBCモビット
SMBCモビット公式サイト

 

■レイクALSA  最短15秒で審査結果がわかる!

Webでスピード融資が可能なカードローン「レイクALSA」!担保・保証人不要で最大500万円の融資が可能です。

レイクALSA公式サイト

 

5.テーパリング開始後の賢い投資方法は?

テーパリング開始後の賢い投資方法

テーパリング開始後の賢い投資方法とはどのようなものでしょうか?

 

前提として、投資の方針は各自が決めるべきです。あくまで投資は自己責任です。しかし、経済の専門家や投資のプロたちの見方を参考にすることはできます。

 

以下、個人投資家が参考にできる視点をご紹介します。

 

5-1.米国関連の金融資産を売り急ぐのは悪手

政策金利引き上げによって株価が下がる。このことだけを考えて「損失を回避するために早めに手を引かねば」と考える個人投資家もいるようです。

 

しかし、事態を冷静に俯瞰している専門家たちは、米国関連の金融資産を売り急ぐのは悪手だと考えています。

 

たしかにテーパリングの影響とそのあとに来る利上げの影響によって、株価が下がる局面が見られるかもしれません。とはいえ、米国の経済成長という観点で考えることが大切です。

 

米国の経済自体は成長を続けており、今後も米国株等の金融資産はその成長の恩恵を受けるとみられます。であれば、テーパリングと利上げに恐れをなして売り急ぐのは得策ではありません。

 

利上げのタイミングや株価の推移について注視はしつつ、焦って動いてしまうことがないようにしましょう。

 

5-2.投資の基本スタンスを維持すればよい

すでに投資の基本である「長期投資」「積立投資」「分散投資」の3つを意識した戦略を取っているなら、今後も投資の基本スタンスを維持すればよいと言えます。

 

長期・積立・分散をベースにしていれば、仮に米国での利上げの影響が予想を超えて出てしまう局面でも、リスクを回避しながら投資を続けることができます。最初から長期投資を意識していれば、難しい局面で一喜一憂するのではなく、長い目で見て複利効果の恩恵を期待することができるでしょう。

 

ところで、もし新興国通貨関連の運用益を期待してそこに多くの資金を投じているなら、今後は注意が必要です。

 

5-3.新興国通貨関連は要注意

今回の米国の出口戦略において、新興国通貨関連は要注意です。

 

前回、2013年からアナウンスが始まった出口戦略では、利上げに伴う米国の経済正常化と国債価格下落などを経て、新興国通貨関連は一部を除いて下落しました。

 

今回のテーパリングと利上げの影響が前回とまったく同じ結果をもたらすかどうかわかりませんが、新興国通貨関連に多くの資金を投じたままにしておくのはハイリスクと言えます。

 

5-4.市場の動きを注視しよう

どのような投資スタイルを取っているにせよ、市場の動きを注視していきましょう。

 

市場の動きは、経済ニュースや日経新聞だけではなく、証券会社が提供してくれるさまざまなレポートを通して知ることができます。

 

そのほかにも、最近ではTwitterやInstagram、YouTubeなどを使って最新の状況や専門家による分析情報を入手することができます。

 

SNSやYouTubeチャンネルの情報は、そのまま鵜呑みにするのではなくフィルターを通して信頼できる情報かどうかチェックするようにしてください。テーパリングの影響や利上げのタイミングを注視している人が多い状況下では、不安を煽るような情報や何らかの方向に誘導しようとする情報が出回りやすいものです。

 

自分の頭で考えること、情報にフィルターを通すことは、今後の投資活動に大いに役立ちます。そのための方法について学べる書籍をこの記事の最後でご紹介します。

 

ちなみに、当サイト「資金調達プロ」でも、経済の最新ニュースを取り扱っています。

 

5-5.長期・積立・分散を実践するなら「つみたてNISA」がおすすめ

投資の基本スタイルである「長期・積立・分散」を実践するなら「つみたてNISA」がおすすめです。なぜなら、つみたてNISAはこの3つの基本がおさえられた金融商品だからです。

 

もしまだ「NISA」か「つみたてNISA」に取り組んでいないなら、この機会にさっそく始めておきましょう。

 

関連記事:【NISA完全ガイド】お金が増えるNISAの正しい使い方を徹底解説!

 

6.テーパリングの影響についてよくある質問

テーパリングの影響についてよくある質問

ここで、テーパリングの影響についてよくある質問とその答えを取り上げます。

 

質問① テーパリングが始まると、為替はどう動くのでしょうか?

テーパリングが始まると、米国債などの資産購入が減少していき市場に出回る資金量が少なくなります。市場に出回る資金量が少なくなると、その分だけ通貨(この場合は米ドル)の価値が上がります。加えて、テーパリング後に政策金利が上がると金利収入がアップするため米ドルが買われやすくなると思われます。それで、テーパリングが始まり利上げに向かう局面では、ドルが高くなり円が安くなると考えるのが自然です。しかし、為替相場に影響を与えるのはテーパリングだけではありませんので、市場の動きを注視することが大切です。

 

質問② テーパリングはいつから始まりますか?

テーパリングの開始時期についてはさまざまな見方がありましたが、2021年11月中旬に始まり、2022年3月頃に終了すると見られています。今後もFRBやFOMCの発表に意識を向けるようにしてください。

 

質問③ テーパリングは経済全体にどのような影響を与えますか?

テーパリングは、正常な状態で経済を回すための政策として必要不可欠なものです。景気を刺激するために金融緩和がなされる場合、十分に回復した段階で緩めたものを元に戻していく必要があります。そのために行われるのがテーパリングです。テーパリングは、今では米国のみならず各国の経済政策の主流になっています。

 

質問④ 今回の米国のテーパリングは世界経済にも影響を与えますか?

世界経済はアメリカ(米国)の動きに左右されます。量的緩和から利上げに向かう流れの中ですでにドル高の傾向が始まっており、ドル高を嫌う国々の中には「対抗利上げ」を実施しているところもあります。世界各国で政策金利が引き上げられていくと、経済全体にはマイナスの影響が出やすくなります。各国の中央銀行の動きについては、最新ニュースで確認してください。

 

質問⑤ 日本でもテーパリングに近いことが行われるのでしょうか?

日本の金融政策を担っているのは日本銀行です。日銀の方針は金融政策決定会合によって決まります。日本では長い期間に渡って金融緩和が続いており、現段階でも引き締めの方向に舵を切るタイミングについては未定です。今後、円安やインフレが進めば日銀も出口戦略としてのテーパリングについて何らかのアナウンスをするかもしれません。

 

【PR】 「急いでお金が必要!」という方には、審査がスピーディーなカードローンの利用がオススメです♪ ネットだけで申し込みでき(スマホやパソコンからもOK!)すぐに10万円のお金を借りることが出来ます。お金が今すぐ必要なアナタは、下のリンクをクリック!

 

▢ 資金調達プロ|おすすめカードローン比較

2022年最新版_個人向けカードローンおすすめ比較

 

■SMBCモビット 最短10秒で簡易審査ができる!

急ぎのあなたにピッタリの最短即日融資(*)!24時間申し込めて最大800万円まで対応できます。

SMBCモビット
SMBCモビット公式サイト

 

■レイクALSA  最短15秒で審査結果がわかる!

Webでスピード融資が可能なカードローン「レイクALSA」!担保・保証人不要で最大500万円の融資が可能です。

レイクALSA公式サイト

 

7.テーパリングの影響に関連して役立つ書籍

テーパリングの影響に関連して役立つ書籍

テーパリングの影響に関連して役立つ書籍をご紹介します。

 

直接「テーパリング」を扱った書籍ではなく、今後の投資活動に役立つものをピックアップしてみました。今回ご紹介する5冊はすべて切り口が異なっています。できれば5冊とも手に取って今後に活かしてください。

 

・切り口①:米国株投資の基本をマネックス証券社長松本大氏から学ぶ

→ 今日から始める! 米国株投資超入門: 松本大がやっぱり勧めるこれだけの理由

 

・切り口②:ファンダメンタル分析について学ぶ

株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書 改訂版

 

・切り口③:市場に惑わされず企業の本質的な価値に注目する投資家になるために

→ 株で富を築くバフェットの法則[最新版]—不透明なマーケットで40年以上勝ち続ける投資法

 

・切り口④:お金に働いてもらう「ゆったり資産形成」のコツをつかむ

→ お金がどんどん増える「長期投資」で幸せになろう

 

・切り口⑤:投資に限らず生活全般に応用できる思考法を身に着つける

→ 自分のアタマで考えよう

 

まとめ

今回はテーパリングの影響について取り上げました。

 

世界中の投資家が米国のテーパリングとそのあとに実施される段階的な利上げに注目しています。量的緩和の引き締めは少なからず株価や為替に影響を与えることでしょう。

 

とはいえ、広い視野で考えると今後も米国の経済は成長していくと考えられており、長期・積立・分散を軸に投資しているなら慌てふためく必要はないと言えます。

 

今回のテーパリングのニュースをきっかけに、自分の投資活動を見直し、さらに学びを深めて実践するのはよいことです。最新の情報を取り入れながらも自分の頭で考えて、冷静な投資活動を心がけていきましょう。

 

記事のまとめ

この記事ではこんな点を取り上げました。

テーパリングの影響
☑️ なぜテーパリングが必要なのか
☑️ テーパリングが影響を与える3つの分野
☑️ テーパリングが投資家に与える影響
☑️ 利上げのタイミング
☑️ テーパリング後の賢い投資方法とは

 

【PR】 「急いでお金が必要!」という方には、審査がスピーディーなカードローンの利用がオススメです♪ ネットだけで申し込みでき(スマホやパソコンからもOK!)すぐに10万円のお金を借りることが出来ます。お金が今すぐ必要なアナタは、下のリンクをクリック!

 

▢ 資金調達プロ|おすすめカードローン比較

2022年最新版_個人向けカードローンおすすめ比較

 

■SMBCモビット 最短10秒で簡易審査ができる!

急ぎのあなたにピッタリの最短即日融資(*)!24時間申し込めて最大800万円まで対応できます。

SMBCモビット
SMBCモビット公式サイト

 

■レイクALSA  最短15秒で審査結果がわかる!

Webでスピード融資が可能なカードローン「レイクALSA」!担保・保証人不要で最大500万円の融資が可能です。

レイクALSA公式サイト

安定的な売掛金があれば、100万円〜3億円の事業資金を最短即日で調達可能!売掛金を売却して、今すぐ資金繰りを改善しませんか?秘密厳守で安心。
10
カンタン資金調達チェック

昨日は0が事業資金の調達に成功しました。

今日は0が事業資金の調達に成功しました。

※来月あなたの会社に入金される予定の合計金額を選択して下さい。大体でかまいません。
※再来月あなたの会社に入金される予定の合計金額を選択して下さい。大体でかまいません。
※NGにしておくことで、あなたの取引先(売掛先)へ知られることなく資金調達をすることが可能です。
  • 無料診断がされました。

  • 無料診断がされました。

  • 無料診断がされました。

  • 無料診断がされました。

  • 無料診断がされました。

  • m**d様が
    100万円を調達しました。

  • p******b様が
    400万円を調達しました。

  • t******u様が
    700万円を調達しました。

  • f***t様が
    500万円を調達しました。

  • x****v様が
    500万円を調達しました。

本日、先着10社限定。10秒簡単資金調達チェックを利用した方に、資金調達成功マニュアル(9,800円相当)3つを無料でプレゼントさせて頂きます

本日は残り6社限定なのでお早めに10秒診断を行ってください。

安定的な売掛金があればOK。無料診断後、すぐに資金調達プロがあなたに最適な事業資金を専門家をご紹介させていただきます。あなたの資金調達を全てサポートいたします
×
資金調達プロ ファクタリング