フリーランスになるインフラエンジニアの教科書!安定して稼ぐ5つのコツ
インフラエンジニアとして忙しく働いていますか?
「フリーランスになれば収入が上がると聞くし、今よりも自由に働けるのでは?」と考えるエンジニアも少なくありません。あなたの場合はいかがでしょうか?
なんとなく聞いた話とか、周りが独立するようになったから・・・ではなく、関係する事実を知った上で判断するのは良いことです。
この記事では「インフラエンジニアがフリーランスになるとはどういうことか」解説していきます。
ちなみに、フリーランスについて総合的に理解しておくことも助けになります。フリーランスの語源や意味、平均年収などについては以下の記事で詳しく取り上げています。
目次
1. フリーランスのインフラエンジニアとは
最初に、フリーランスのインフラエンジニアになるとはどういうことか、しっかりと理解しておきましょう。
1-1.フリーランスになるとはどういうことか
フリーランスになるとは、「誰にも雇用されずに自分で仕事をすること」を意味します。会社に属しているわけではないので、毎月決まった給与が支給されることはなくなります。
自分で取引先を探してきて契約を結び、仕事をしてそれに対する報酬を受け取ります。誰と契約を結び、どれくらいの仕事をするか自分で決めることができます。
フリーランスになると自由度が増しますが、その分だけ責任が増えます。
1-2.フリーランスのインフラエンジニアとは
フリーランスのインフラエンジニアになるとは、インフラエンジニアとしての仕事をすることに変わりはないのですが、会社に雇われている状態ではなく自分で案件を取ってくる形で仕事をすることを意味します。
会社員として働いている間は自分に与えられる業務だけに集中すればいいのですが、フリーランスになると「仕事獲得」という仕事が増えることになります。
加えて、後述しますが経理などその他の業務も自分でこなすことになります。
1-3.フリーランスインフラエンジニアの仕事内容
フリーランスになっても仕事内容が大きく変わるわけではありません。
システムのインフラである「ネットワーク」「サーバーの設計」「サーバーの構築」がインフラエンジニアの主な仕事になります。
インフラエンジニアの仕事内容
- ネットワークとサーバーに関係する設計・構築業務
- 機器の設置
- システムパフォーマンスのチューニング
- 運用後の保守点検・メンテナンス
- トラブル対応
仕事の内容自体は変わらないとしても、フリーランスになることで働き方はどのように変わるのでしょうか?
次の項目で解説します。
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2. フリーランスインフラエンジニアの主な働き方は?
フリーランスインフラエンジニアの主な働き方はこの3つになります。
- 契約先企業に常駐する
- 一部リモートで働く
- フルリモート(在宅)で働く
2-1.契約先企業に常駐する
フリーランスインフラエンジニアの多くは契約先企業に常駐する形で働きます。
契約先企業に常駐するといっても、その会社の正社員になるわけではありません。あくまで業務委託契約を結んで契約内容に沿って仕事を行ないます。
しかし、基本的には契約先企業の就業時間に従って働くことになります。
結局出社して決められた時間働くなら、フリーランスになる意味がないのでは?
そんなふうに思うかもしれません。でも、市場価値が高いインフラエンジニアの場合は高単価で契約を結ぶことができるので、会社員時代より稼げるようになります。
後ほど取り上げますが、たいていはフリーランス向けエージェントを通して契約先を見つけることになります。
2-2.一部リモートで働く
企業と契約を結ぶインフラエンジニアの多くは常駐するスタイルになりますが、企業によっては「業務の一部はリモートで可」としています。
週のほとんどをリモートでこなして1日だけ出社したり、仕事内容に合わせて在宅でできそうなものは在宅にしたり、柔軟な働き方を採用する企業も増えています。
2-3.フルリモート(在宅)で働く
数は多くありませんが、中にはフルリモートで業務を担ってくれるフリーランスインフラエンジニアを探している企業があります。この場合、仕事はすべて在宅や自分の好きな場所で行なえます。
このように、フリーランスのインフラエンジニアには大きく分けて3つの働き方があり、どんなスタイルになるかは契約相手によります。
次に、フリーランスになった場合の収入の変化について見ていきましょう。
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3. 気になるのが報酬―フリーランスになるとどのくらい稼げる?
フリーランスになるかどうか考えるにあたって外せないのが「収入事情」ですよね。
せっかくフリーランスになっても年収が下がるようでは困ってしまいます。
3-1.フリーランスインフラエンジニアの年収
フリーランスインフラエンジニアの年収について、政府や信頼できる機関が公式の数字を出しているわけではありません。
フリーランス向けエージェントなどが提供している情報を総合すると、フリーランスインフラエンジニアの平均年収は700万円台になるようです。
700万円の年収を多いと考えるか少ないと考えるか。これは人によりますし、今の会社での年収がどれくらいかによっても見方が異なることでしょう。
注意したいのは、「平均年収が700万円台だから、自分も独立すれば毎年700万円稼げる」とはいかないことです。
フリーランスになったら年収が300万円程度になってしまうケースや、反対に1,000万円~1,500万円近く稼げるようになるケースもあります。
目安はあくまで目安です。
3-2.案件単位の報酬の目安
案件単位で見ると、1つの案件につき60万円~80万円程度で契約するケースが多いようです。しかしこれも単なる目安であって、報酬は業務内容やそのために必要となる期間によって変化します。
報酬を左右する要素には「スキルと経験」が含まれます。
3-3.スキルと経験次第で報酬が上下する
フリーランスインフラエンジニアの場合、スキルと経験次第で報酬が上下します。
これは当然のことです。会社を辞めて外に出れば、そこには市場の原理が働きます。
市場では価値あるものに対して高値がつけられ、価値が低いものは取引対象にならないか安価でやり取りされます。
インフラエンジニアの場合も同じです。市場価値が高いインフラエンジニアは需要が高く、高いお金を出してもいいからぜひ仕事をしてほしいと考える企業が殺到します。
反対に市場価値が低いと、自分の方から値を下げて売り込むか、だれでもできる低単価案件を探すしかなくなります。
「フリーランスになれば〇〇万円稼げる!」と単純に考えないようにしましょう。
報酬について考えるなら、まず自分の市場価値がどれくらいかについて考えるようにしましょう。
4. 稼げるフリーランスインフラエンジニア5つの特徴
市場価値が高いインフラエンジニアは、フリーランスになっても稼げます。
ここからは市場価値も含めて5つの「稼げるフリーランスインフラエンジニアの特徴」について見ていきましょう。
稼げるフリーランスインフラエンジニアは・・・
- 高いスキルを持っている
- 有利に働く資格を取得している
- 人間力がある
- 仕事の見つけ方がうまい
- 自分の市場価値や業界の動向に敏感
4-1.高いスキルを持っている
稼げるフリーランスインフラエンジニアは高いスキルを持っています。
そして持っているスキルが市場で必要とされるものだと「市場価値が非常に高いフリーランスインフラエンジニア」になります。
市場で評価されるインフラエンジニアのスキルの例
- クラウドサービスに関係するスキル
- 環境を仮想化するスキル
- ネットワーク(ルーター、ファイアウォール、負荷分散など)スキル
- データベースやフロントエンドのスキル
- セキュリティ方面のスキル
これらのスキルを持っていればフリーランスになっても「即戦力」とみなされるため、仕事に困ることはなくなります。
4-2.有利に働く資格を取得している
稼げるフリーランスインフラエンジニアは有利に働く資格を取得しています。
もちろん「資格を持っている=実力がある」とはならず実践力が重要になりますが、資格があると企業側の目に留まって契約段階まで話が進みやすくなるのも事実です。
インフラエンジニアにとって有利に働く資格の例
- ネットワークスペシャリスト試験
- AWS認定資格
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- Cisco技術者認定
- オラクルマスター
フリーランスを目指すなら、知識やスキルの向上、そしてスキルを証明するための資格取得について検討するのもよいでしょう。
4-3.人間力がある
インフラエンジニアとしての知識と経験、高いスキルがあればいいかというと、それだけでは成功するフリーランスになれない場合も。
ここで必要になるのが人間力です。具体的にいうと、コミュニケーション能力や相手が必要としていることを汲み取る能力、営業力や交渉力などです。
企業側は円滑なコミュニケーションが取れるエンジニアと仕事をしたいと思いますし、今まさに必要としていることを提案・解決しようとしてくれるエンジニアには感動を覚えるものです。
せっかく技術力があっても営業力がないと仕事の機会が生まれません。極端な話、スキルが高くて営業が下手なエンジニアよりも並のスキルで営業上手のエンジニアのほうが稼げるんです。
高単価案件を獲得するためには交渉力があると有利です。
交渉せずに契約する場合と交渉する場合とでは単価に違いが出ることが多いからです。
4-4.仕事の見つけ方がうまい
営業力に含まれるかもしれませんが、稼げるフリーランスインフラエンジニアは仕事の見つけ方が上手です。コツをつかんでいます。
フリーランスインフラエンジニアが仕事を獲得する方法
- 今の会社から仕事をもらう
- 友人や知人の紹介
- 直営業
- 自分のブログやSNS経由
- クラウドソーシングサイトを活用する
- フリーランス向け求人サイトをチェックして応募
- フリーランス向けエージェントを使い倒す
ただ闇雲に仕事を探すのではなく、どこでどのように探せば効率よく稼げる案件が見つかるのかちゃんと分析しています。
一概に「これがベスト」とは言えませんが、稼いでいるフリーランスインフラエンジニアの多くはエージェントを上手に活用しています。
実際のところ、エージェントを上手に活用すれば営業や交渉をおまかせできますし、高単価案件に接しやすくなります。
4-5.自分の市場価値や業界の動向に敏感
稼いでいるフリーランスインフラエンジニアは、自分の市場価値や業界の動向に敏感です。
今の時点で市場価値が高いとしても、市場で評価されるスキルは絶えず変化することを自覚しています。とくにIT業界での技術革新のスピードは速いので、既存のスキルや経験がいつまでも武器になるとは考えていないのです。
自分の市場価値や業界の動向に敏感なので、勉強やスキルアップを欠かさないようにしています。あなたの場合もフリーランスになったらスキルアップに励む覚悟が求められます。
ところで、会社員インフラエンジニアがフリーランスになることには、金銭面以外にもなにかメリットがあるのでしょうか?デメリットについてはどうでしょうか?
会社員インフラエンジニアがフリーランスになるメリットとデメリットについては次の項目で取り上げます。
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5. 会社員インフラエンジニアがフリーランスになるメリット・デメリット
会社員インフラエンジニアがフリーランスになるメリットにはこのようなものがあります。
会社員インフラエンジニアがフリーランスになるメリット
- 主体的に行動できる
- 固定された人間関係から解放される
- 年収アップ・スキルアップを目指せる
メリット1:主体的に行動できる
フリーランスになると、自分が主体となって行動できます。
たとえば仕事時間を選べるようになりますし、誰とどんな仕事をするか、どれくらい仕事をするかまで決められるようになります。
ある程度の裁量を委ねられている会社員エンジニアも、フリーランスの自由度にはかなわないでしょう。
メリット2:固定された人間関係から解放される
会社員インフラエンジニアとして働く限りは、社内での人間関係、プロジェクトチームの一員としての立ち位置の中で働くことになります。
固定された人間関係が良好なものならいいのですが、そうでないときはストレスになります。
フリーランスになると固定された人間関係から解放されます。誰と密接にかかわるか自分で決めていけるんです。
メリット3:年収アップ・スキルアップを目指せる
会社員インフラエンジニアからフリーランスになることで、年収アップやスキルアップを目指せます。
これまで独立したエンジニアの中には、会社員時代の3倍から5倍、年収にして1,000万円から1,500万円くらいを手にするようになった方がたくさんいます。
もちろんフリーランスになることで自動的に年収が上がるわけではありませんが、高単価案件に巡り合うと年収が一気に上がります。
スキルアップの面でも自分が主体となって考えていけます。
良い計画を立ててスキルアップにつながりそうな案件に積極的にチャレンジしたり勉強の時間をしっかり取り分けたりと、先を見据えて準備していくのが楽しみになります。
一方で、会社員インフラエンジニアがフリーランスになるデメリットもありますので、そちらにも目を向けておきましょう。
会社員インフラエンジニアがフリーランスになるデメリット
- 安定感が失われる
- 社会的信用が下がる
- 本業以外の雑務が増える
デメリット1:安定感が失われる
インフラエンジニアに限らず、会社員からフリーランスになると安定感が失われます。
会社に属しているとはつまり雇用されていることを意味するので、雇い主からは仕事をする分の対価として毎月給料が支払われます。
仕事は基本的に会社から与えられるものをこなす形になるので、「仕事を取ってこないと・・・」と焦る必要はありません。
それがフリーランスになると、「仕事を獲得しないと・・・」「来月も食べていけるかな・・・」と不安がつきまといますし、仕事がなければ収入もありません。
安定という視点で考えると会社員生活のほうが良いと言えます。
デメリット2:社会的信用が下がる
これもインフラエンジニアに限った話ではありませんが、会社を辞めてフリーになると社会的信用が下がります。
仮に会社員時代より多く稼ぐようになるとしても、今の日本では「会社に属している=信用できる」とみなされて、住宅ローンやクレジットカードの審査が通りやすくなります。
フリーランスになるときには「社会的信用が下がるんだ」と覚悟しておきましょう。
デメリット3:本業以外の雑務が増える
インフラエンジニアがフリーランスとして活動するようになると、本業以外の雑務が増えます。
雑務の中でもとくに悩ましいのが帳簿付け。確定申告をして税金を納めるために避けて通れませんが、ついつい先延ばしにしてしまいがちです。
ほかにも仕事を取ってくるための営業や交渉、いろいろな書類の準備や記入・提出など、とにかくほとんどのことを自分でやらないといけなくなります。
本業以外の雑務に忙殺されるとつい「会社員の頃のほうが気楽だったな」と感じるかもしれません。
フリーランスになるかどうか決めるにあたって、メリットとデメリットの両面を認識しておくことは大切です。
6.フリーランスインフラエンジニアの将来性は?
フリーランスとして活動する決意を固めても、そもそもインフラエンジニアの需要がなければ勝負するのが厳しくなります。
インフラエンジニアをとりまく市場はどうなっているのでしょうか?
6-1.インフラエンジニアのニーズが高まっている
事実として、インフラエンジニアのニーズは高まっています。
新たな技術によってインフラが生まれると、それを支えるインフラエンジニアの需要が増します。最近では仮想化やクラウドサービスへの移行によって多くの需要が生まれました。
今後も新たな基盤整備が行なわれていく中で、確実にインフラエンジニアが必要とされていきます。
まだまだクラウドサービスを導入していない企業も多く、継続的なニーズが見込まれます。
6-2.人材不足に悩む企業が増えている
IT化、デジタル化、インフラ整備を必要としている企業は多いのですが、そのための人材を確保できているかというと・・・ほどんどの企業では人材不足に悩まされています。
人材が不足しているわけですから、サポートできるフリーランスインフラエンジニアの活躍の場はたくさん用意されています。
6-3.市場価値が高ければ重宝されること間違いなし
もちろん「インフラエンジニア」と名乗れば仕事がたくさん舞い込んでくるわけではなく、即戦力となって企業が抱える課題や必要としているインフラ整備に貢献できる人材にチャンスがあるわけです。
もしあなたが今の会社で通用するだけではなく市場でも高く評価されるインフラエンジニアなら、フリーランスになっても重宝されることは間違いありません。
インフラエンジニアに関して言えば、市場の衰退を心配する必要はありません。
7. 本気でフリーランスを目指すインフラエンジニアが今から始めるべき準備とは
もし本気でフリーランスインフラエンジニアを目指すとしたら、時間を無駄にすることなくさっそく今からできることに取り組んでいきましょう。
今から始められることには、こんなものがあります。
インフラエンジニアとしての独立に向けて今からできること
- 会社員の間にすべきことを済ませる
- フリーランスになる時期を見極める
- 会社の辞め方を知っていく
- エージェントに登録しておく
- フリーランスについて勉強しておく
- 税金面について考えておく
- 自己管理を意識する
- できるだけ貯金しておく
7-1.会社員の間にすべきことを済ませる
会社員の間にすべきことがないかよく考えて、それらを良いタイミングで済ませておきましょう。
先ほど取り上げましたが、会社員の間は社会的信用がありますので、信用が求められる事柄はできるだけフリーランスになる前に済ませておくと安心です。
信用が求められるもの
- 住宅ローンの審査
- マイカーローンの審査
- 賃貸物件入居のための審査
- クレジットカードの新規申し込み
ただし、無理して住宅ローンを組んでしまうとフリーランスになってから返済に苦しむことになるかもしれません。いろいろな角度から物事をみて慎重に検討してください。
7-2.フリーランスになる時期を見極める
フリーランスになることに決めたなら、「いつなると良いか」についても真剣に考えていきましょう。
いつなると良いか、万人に共通する正解はありません。
もしかしたら準備が整っていて最短でのフリーランス化を目指せるかもしれませんし、社内で取り組んでいるプロジェクトを終えるタイミングを節目と考えて退職できるかもしれません。
スキル不足が心配なら、フリーランスになる前に転職して経験を積む、スクールで学ぶ、副業を始めるなど、独立の前にもうワンステップ差し挟めるかもしれません。
いずれにしても時期をしっかりと考えておくのはよいことです。
7-3.会社の辞め方を知っていく
フリーランスになると決めたなら、いつかのタイミングで会社を辞めることになります。
もしかしたら新卒から今まで同じ会社で働いてきたかもしれませんね。その場合は会社の辞め方がよくわからないかもしれません。
会社を上手に辞めておかないと、エンジニアの世界は広いようで狭い部分もあるので今後のフリーランスとしての活動にマイナスの影響が出ることも。
といっても、会社の辞め方は手順さえ間違えなければ難しいものではありません。
会社を辞める手順
- 直属の上司に退職の意思を伝える
- 退職のタイミングについて協議する
- 退職願を提出
- 取引先への挨拶回りや社内業務の引き継ぎ等を行う
- 退職日を迎える
まずは直属の上司に話を切り出すことからスタートです。引き止められても自分の気持ちが固まっているなら穏やかに、でも毅然と意思を表明しましょう。
7-4.エージェントに登録しておく
フリーランスのインフラエンジニアとして活動することに決めたなら、さっそくエージェントに登録してみるとよいでしょう。
フリーランスになってから登録すればいい。そんなふうに思ってしまいがちですが、実際は会社員のうちから使っておくメリットがあるんです。
会社員のうちからエージェントに登録しておくメリット
- どんな案件があるのかチェックできる
- 単価の相場観を養える
- 面談を通して自分の市場価値を把握できる
- フリーランスになったらすぐに活動を開始できる
- 会社員のうちにメインで使えそうなエージェントを絞り込んでおける
まずは直感で使いやすそうなエージェントに登録してみましょう。
登録を検討するとよいエージェント |
7-5.フリーランスについて勉強しておく
フリーランスになると決めたなら、フリーランスについての勉強も始めておきましょう。
今から「開業届の提出」や「青色申告」のこと、資金調達方法、仕事の取り方、フリーランス特有の問題への対処方法を知っておくと、いざ独立したときに慌てずに済みます。
まずは気軽に書店でフリーランス関係の解説書を手にとってみるのもいいですし、Webサイトをチェックするのも良い方法です。
当サイト「資金調達プロ」でもフリーランスに関係する情報をたくさん発信しています。
7-6税金面について考えておく
フリーランスになると税金面を自分で処理することになります。
正確に言うと税理士を雇ったり会計ソフトを使ったりして処理できるのですが、ある程度のことを知っておくと賢い納税者になれます。
税金面を学ぶためには、書籍や信頼できるWebサイトが助けになります。たとえば以下の記事で取り上げている書籍を活用してみてください。
7-7.自己管理を意識する
フリーランスインフラエンジニアとして成功できるかどうかは市場価値が高いかどうかによります。でも別の要素もあります。それは自己管理ができるかどうかです。
自己管理にはいろいろなことが含まれます。
自己管理に含まれるもの
- 日々の体調管理
- 睡眠時間の確保
- バランスの取れた食生活
- 節度ある飲酒
- 仕事とプライベートの区別
- 上手なストレスの発散
- メンタルヘルスケア
- 定期的な健康診断 など
「フリーランスになったら自己管理を徹底するぞ!」と決意するくらいなら、今のうちから徐々に健康を意識して改善していけるでしょう。
毎日の積み重ね次第で、長くフリーランスとして活躍できるか途中で調子を崩してしまうかが変わってきます。
7-8.できるだけ貯金しておく
フリーランスとして活動するために、ある程度の貯金があると安心です。
毎月固定給が支払われる会社員と違って、フリーランスになると仕事をした分の報酬で生活していくことになります。何らかの理由で仕事が途切れてしまうと収入がなくなってしまいます。
あまり考えたくないのですが、取引先からの未払いや支払いサイトの長さの影響を受けて資金繰りに苦しんでしまうこともあり得ます。
イザというときに貯金があれば精神的にかなり楽になります。会社員の間にできるだけ貯金しておくようにしましょう。
8.フリーランスのインフラエンジニアについてよくある質問
ここでフリーランスのインフラエンジニアについてよくある質問を取り上げます。
8-1.フリーランスエージェントを使うとなぜ自分の市場価値がわかるのでしょうか?
フリーランスエージェントのコンサルタントは、エンジニアのスキルやこれまでの経験などをヒアリングしながら「最適」と思われる案件を紹介します。
もう少し言うと、契約に至りそうなのはどのレベルの仕事なのかを考慮に入れて案件を紹介します。
エンジニアを求めている企業のニーズとエンジニアのレベルが合っていれば契約が成立し、エージェントとしても手数料を受け取れることになります。
エージェントのコンサルタントにヒアリングしてもらって自分にどんな案件が紹介されるのかを見れば、今の自分に対してどれくらいの報酬が支払われるのか理解できます。その報酬レベルが市場価値です。
8-2.インフラエンジニアがフリーランスを目指すなら、若いほうが有利でしょうか?
即戦力になれるエンジニアなら、年齢はほとんど関係ありません。
エンジニアを求めている企業の多くは「目の前の課題をクリアしてもらう」ことに関心があるわけで、言ってみればそのフリーランスエンジニア自体に関心があるわけではないからです。
若くても年齢を重ねていても、最新の技術に精通していてしっかりと仕事をこなせるなら問題ありません。
8-3.今後のことを考えて、クラウドや仮想化をしっかりと学び直しておきたいのですが。
クラウドや仮想化を学びたいというニーズが増えているため、探せばいろんな教育サービスやスクールのカリキュラムが見つかります。
会社員としての仕事を続けながら通うことができるかどうか検討してみましょう。
8-4.休日出勤や不規則な勤務体系など、体力的にきつくてフリーランスになろうと思っています。フリーランスのインフラエンジニアなら規則正しく働けますか?
フリーランスになれば自分で仕事を選べますので、規則正しく体力的にきつくない程度の仕事かどうかを確認してから契約するとよいでしょう。
体力面を考慮して仕事を選んでも生計を立てていけるかどうかを知るためにも、フリーランスエージェントに登録して相談してみることをおすすめします。
相談しやすいエージェント |
8-5.フリーランスになってからは孤独との闘いと聞くことがあります。フリーランスが参加できるコミュニティーのようなものはありますか?
SNS等を活用すれば、さまざまなコミュニティーに参加できます。有料のものもあれば無料のものもあります。
職種に関係なく参加できるのがフリーランス協会です。フリーランス協会では会員間の交流はもちろんのこと、フリーランスとして活動するために役立つ情報が得られます。
福利厚生サービスや割引価格で加入できる保険など、いろいろなベネフィットが提供されています。
フリーランス協会について詳しくは以下の記事でご確認ください。
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まとめ
今回はインフラエンジニアがフリーランスとして活動することについて取り上げてきました。
ふとした瞬間にフリーランスに憧れることがあるとしても、現実的にいろいろ考えた上で行動することが大切です。こんな点をしっかりと理解できたでしょうか?
- フリーランスのインフラエンジニアになるとはどういうことか
- フリーランスのインフラエンジニアはどうやって働くのか
- フリーランスになったほうが稼げるのか
- 会社員からフリーランスになるメリットとデメリット
- フリーランスインフラエンジニアの将来性
- もしフリーランスを目指すとしたら今からできること
事実・現実を知ったとき、人によって出す答えは異なります。あなたの場合はどんな答えが出そうでしょうか。
今すぐフリーランスにならないといけない状況に置かれている場合は別として、大きな決定でもあるので時間を取って冷静に考えてみるのをおすすめします。
今後の働き方が良いものとなるよう願っています!
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