フリーランスと会社員の違いを全解説!経験者が語る5つのメリットとは?
「え・・・あの人もフリーランスになったんだ」「〇〇さんはいいよね~フリーランスになってから自由に働けて。我々会社員にとってはうらやましい限りだよ」
あなたの周りでもフリーランスになる人が増えていませんか? もしかしたら、あなた自身がフリーランスに魅力を感じていて、チャンスがあれば!と思っているのかもしれません。
その一方で、フリーランスになることに不安を感じている人が多いのも事実です。会社員と比較して良さそうな部分があるものの、デメリットもあるような気がして踏み切れないのです。
この記事では、フリーランスと会社員の違いに注目しながら「もしフリーランスになるとしたらどんな手順を踏めばいいのか」について解説します。
会社員として働き続けるとしてもフリーランスになるとしても、その場の勢いや感情ではなくしっかりとした根拠に基づいて決定したいですよね。
ではさっそく見ていきましょう!
ちなみに、フリーランスについての基礎知識をしっかりと身につけておきたいなら、「資金調達プロ」の以下の記事もあわせてご覧ください。
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目次
1. フリーランスと会社員の違いとは?
最初に、フリーランスと会社員の違いをはっきりイメージできるようにしておきましょう。
その後で、それぞれのメリット・デメリットに注目します。
7つの項目からわかるフリーランスと会社員の違い
- 契約の種類
- 働き方
- 収入
- 保障面
- 業務の範囲
- 税金の納め方
- 世間のイメージ
これらの項目について順番に解説していきます。
便宜上、今現在会社員として働いている人が理解しやすいように、会社員、そしてフリーランスという順に説明します。
1-1.契約の種類
会社員は、勤務先の企業と直接雇用契約を結んで働いています。
※派遣社員として働いている場合は、派遣会社と雇用契約を結んでいます。
フリーランスの場合はどの企業にも雇用されていません。
基本的に仕事の案件単位で契約を結びます。
1-2.働き方
会社員の場合、会社に属しているので「どのように働くか」を決めるのは会社側になります。
出勤すべき日数や勤務時間、勤務地、部署、仕事内容など、相談の余地があるとはいえ基本的には会社側が決める条件に自分が合わせる形になります。
フリーランスの場合、どの会社にも属していないので、いつだれとどこでどのように働くかは自分で決めることができます。
もちろん仕事について契約を結んだなら履行しなければなりませんが、契約するかどうかは自分の側に決定権があります。
1-3.収入
会社員は会社と雇用関係にあります。働く側は会社に対して労働することを約束し、会社側はその労働への対価を給与という仕方で支払う関係にあると言えます。
そう、会社員は毎月決まった日に給料がもらえるんです!
当たり前に聞こえるかもしれませんが、フリーランスには給料日がありません。なぜならどの会社とも雇用関係にないからです。
報酬は仕事単位でクライアントから受け取る形になります。
お金をもらうという点では同じですが、一般的に会社員のほうが収入は安定しており、フリーランスは仕事の量や契約内容によって増減が大きいと言われています。
1-4保障面
会社員の場合、会社が用意する健康保険に加入できます。会社の健康保険なら被扶養者には保険料が発生しませんし、保険料は会社が半分負担してくれます。
一方で、フリーランスの場合は自分で国民健康保険に加入しなければなりません。
全額自己負担ですし、扶養という考え方がないために家族全体の収入によって保険料が変わります。
年金について言うと、会社員はより手厚い厚生年金に加入することができます。厚生年金の場合、会社が半分負担してくれます。
フリーランスが加入するのは国民年金(保障のベース部分だけ)になりますので、必要に応じて自分で保障を増やさなければなりません。
雇用されている会社員は雇用保険に加入しており、失業時には失業保険が適用されます。
フリーランスは雇用保険に加入することができず、仕事がなくなったとしても保障はありません。
会社員には労災保険が適用されますので、仕事時のケガや病気、死亡に対して保険金が支払われます。
ちなみに労災保険料は会社が支払いますので自己負担は0円です。フリーランスには原則として労災保険は適用されません。
1-5.業務の範囲
会社員とフリーランスでは業務の範囲が異なります。
会社員の場合、会社側から与えられる業務をこなすことになります。たいていは特定の部署で限定された領域の業務をこなすことになります。
営業担当なのに経理や人事の仕事、清掃業務などすべてを要求されることはまずないでしょう。
フリーランスの場合、すべての業務を自分でこなすことになります。そこには帳簿付けやオフィスの清掃、営業、クレーム処理、各種手続きなどが含まれます。
自分でこなせない場合は外注するかだれかを雇用することになります。
1-6.税金の納め方
会社員の場合、基本的には会社任せで大丈夫です。
経費精算のための書類を提出したり、年末調整のための準備をしたりと、会社から言われるままに行なっていけばそれで済みます。
フリーランスは自分で税金を計算して納めなければなりません。
経理担当は自分ですので、毎月しっかりと帳簿を付けて確定申告する必要があります。
1-7.世間のイメージ
人が抱くイメージには違いがありますし、時代によって変化することもあります。
ここでは「信用」という観点で取り上げます。
会社員は社会的に信用されます。フリーランスは社会的信用を得るのが大変です。
雇用されていて収入が安定しているか、“フリー”のため不安定と思われるか。ここに違いがあります。
社会的信用がどんなところに影響するかというと、各種ローンを組むときやクレジットカードを申し込むとき、賃貸物件の契約を希望するときなどです。
社会的信用を含め、会社員として生活していると「普通」に感じていることも、こうしてフリーランスと比較してみると普通ではなく恵まれているのだ!と気づくかもしれませんね。
もちろん、会社員ゆえに恵まれていると感じて良い部分もあれば、フリーランスのほうが恵まれていると感じる部分もあると思います。
まずフリーランスと会社員の違いについて理解できました。次に、会社員がフリーランスになるメリットとデメリットという観点で見ていきましょう。
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2. 会社員がフリーランスになる5つのメリット
会社員がフリーランスになることにはどんなメリットがあるのでしょうか?
ここでは5つのメリットを取り上げます。
会社員がフリーランスになるメリット
- 働く時間と場所が自由になる
- 仕事や働く相手を選べるようになる
- 収入の上限がなくなる
- 好きなことにチャレンジできる
- 経営者になった気分でやりくりできる
2-1.働く時間と場所が自由になる
会社員からフリーランスになることで、働く時間と場所が自由になります。
会社に雇用されている限りは、交渉次第で多少の自由を手にすることができるとしても、決められた条件の中で働くことになります。
テレワーク化が進んでいるとはいえ、結局は勤怠管理をされてしまうので大幅な自由獲得にはつながりません。
フリーランスになった自分を想像してみてください!
自分の体内リズムに合わせて仕事時間が決められます。気分に合わせてカフェで仕事したり、ワーケーションという名目で海外でノートパソコン片手に働くこともできます。
2-2.仕事や働く相手を選べるようになる
フリーランスになることで、仕事や働く相手を選べるようになります。
会社員の場合はそうはいきませんよね。与えられる仕事の中には気乗りしないものもありますし、本当はもっとやりたい仕事があっても選ぶ権利がありません。
だれと働くかについても会社側の決定に従わざるを得ません。
フリーランスの場合、自分で仕事を選べます。
「この人と働きたい!」と思ったら熱烈にアプローチすればいいですし、逆に「こんな人と働きたくない」と思ったら、契約を結ばない限りは一緒に働かずに済みます。
2-3.収入の上限がなくなる
フリーランスになれば、収入の上限がなくなります。
会社員の場合、会社の規定に沿って給与が支払われます。
歩合制でない限り、収入が青天井ということはありえないはずです。
フリーランスなら仕事の契約次第で収入を大幅に増やせます。
人気と実力を兼ね備えたフリーランスの中には年間億単位で稼ぐ人たちもいます。狙えば叶う可能性があるわけですから、夢がありますよね!
2-4.好きなことにチャレンジできる
フリーランスになることで、自分に興味があるもの、好きなことにチャレンジできるようになります。
会社勤めの場合は制限された中でのチャレンジになります。
自分の好きなこと、興味があるものがそのまま仕事になるとか、なんでも好きなことにチャレンジさせてもらえるという環境は稀でしょう。
フリーランスなら自分次第です。
極端な話、たとえばWebデザイナーとしてフリーランスになったとしても、「フォトグラファーになりたい!」と思ったらそちらの方向に進んでいけるんです。
2-5.経営者になった気分でやりくりできる
フリーランスとして活動を始めると、業務の範囲が広がるだけではなく決定権も大幅に広がります。
ほとんどを自分の裁量で決めることができるので、経営者気分を味わえます。
会社員の場合、そうはいきませんよね。仮に役職が上がったとしても、やはり上との兼ね合いで物事を調整して決定しなければなりません。
社長を目指すのもアリですが、会社の規模によっては儚い希望になってしまいます。
経営者になった気分でやりくりしたい人にとって、フリーランスになるという選択のメリットは大きいと言えます。
さて、ここまでは会社員がフリーランスになるメリットという視点で見てきたのですが、デメリットも見ておかないと判断を誤ってしまうことでしょう。
次の項目では、会社員がフリーランスになるデメリットについて取り上げます。
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3. 会社員がフリーランスになるデメリット
会社員がフリーランスになるデメリットもしっかり理解した上で、「自分はフリーランスになるべきだろうか」と自問自答してみてください。
会社員がフリーランスになるデメリット
- 仕事とプライベートの区別がなくなる
- 収入が不安定になる
- イザというときの保障が手薄になる
- 経理など雑務が増える
- 孤独になる
3-1.仕事とプライベートの区別がなくなる
会社員がフリーランスになって思うことの代表格は、「仕事とプライベートの区別がなくなる」ことです。
会社に通っていれば、多少の残業をするとはいえ勤務時間が終われば仕事から解放されます。
週末の休みは100%プライベートで使えるのも魅力的です。
一方で、フリーランスになると自分でしっかりと時間割を決めない限り、公私が一体化してしまいます。
自宅兼オフィスで仕事をする場合はとくにそう言えます。
自由を求めてフリーランスになっても、かえっていつも「仕事をしなきゃ」という一種の強迫観念に縛られてしまって「全然自由じゃない!」と悲鳴をあげる人たちがいます。
3-2.収入が不安定になる
会社員がフリーランスになると、収入が増える可能性もありますが、大きく減る可能性もあります。
収入がたくさんある時期を経験することもあれば、取引先の都合や契約終了などで一気に収入がなくなることもあり得ます。
一言でまとめると不安定。これは会社員がフリーランスになるときに受け入れないといけない現実であり、デメリットと言えます。
「収入が安定しない」という意識が心身に与える影響は少なくなく、フリーランスになる人には精神面でのバランスが求められます。
3-3.イザというときの保障が手薄になる
会社員がフリーランスになると、一気に保障が手薄になります。
- 会社の健康保険 → 国民健康保険へ切り替え
- 厚生年金 → 国民年金へ切り替え
- 失業保険 → なくなる
- 労災保険 → なくなる
- 退職金 → なくなる
これだけなくなることについてどう感じますか?
社会保険に魅力を感じて会社員生活を続けている人がいるのも事実ですし、配偶者や親などあなたの周りもやはり保障面のことを考えて「会社に勤め続けてほしい」と願うかもしれません。
3-4.経理など雑務が増える
会社員がフリーランスになると、煩わしい業務が増えます。
煩わしい業務の中でもとくに経理は大変です。
税金を正しく納めるためには正しい帳簿付けが求められますし、毎年2月から3月にかけては確定申告のことで頭がいっぱいになってしまいます。
もともと会社で経理に携わっていたとか、学生時代に簿記検定を受けたという方は別として、ほとんどの場合はフリーランスになってはじめて経理と向き合うことになるはずです。
雑務が増えるのはデメリットの1つです。時間だけではなく精神力も奪われます。
3-5.孤独になる
一般的に言って、会社員よりはフリーランスのほうが孤独になりやすいです。
会社に属していれば、他者との交流が毎日ありますし、大きなプロジェクトで働くときの一体感なども味わえます。
研修など教育の機会を与えてもらえるので、他人からの学びも多くあります。
フリーランスになると、ほとんどの仕事は自分一人でこなすことになるかもしれません。
日によっては家から一歩も出ず、誰とも会話することなく仕事が成り立つ。そんな経験をするフリーランスも多いです。
なにか困ったことがあっても、すぐに飲みに行って相談できる相手がいない・・・そんなとき、会社員時代を懐かしむフリーランスも少なくありません。
人間関係の煩わしさから解放されるのはメリットかもしれませんが、今度は孤独という課題と闘っていくことになります。
ここまでの部分で、会社員がフリーランスになることのメリットとデメリットを確認しました。正直なところ、どんな印象を受けたでしょうか?
記事を読み始める前と今とでは、フリーランスになることについての見方が変わったでしょうか?
次の項目では、会社員として働いている人がフリーランスになりたいなら具体的に何をどうすればいいか解説します。
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4. もし会社員からフリーランスになるとしたら
会社員からフリーランスになりたい!
そんなとき、何をどのように進めていけばいいのでしょうか? これからその流れを取り上げていきます。
ただ流れを説明するだけではなく、注意しておきたいポイントも付け加えておきますので、注意深く読んでください。
とその前に、会社員からフリーランスになるとしたら、フリーランスになって何をするのか職種が決まっていないと話になりません。すでに職種は決めましたか?
まだ決まっていないという方は、まず「資金調達プロ」の以下の記事をご覧ください。
どんな分野でフリーランスになるか決まっていることを前提として、これから流れを説明していきます。
4-1.会社員のうちに必要な準備しておくべき
フリーランスとして成功することと、会社員のうちにどのくらい準備を進めていくかには大きな関係があります。
ふさわしく準備を進めていけば、フリーランスになってから余計な部分に力を削がれることがありません。
また、「しまったな~会社員の時にやっておくべきだったよ・・・」と後悔しながら過ごさずに済みます。
少なくとも、これから挙げる7つの項目は会社員のうちにしっかりと意識しておき、必要なら準備を進めていくとよいでしょう。
- 各種申込みを済ませておく
- 健康保険と年金の切り替えについて知っておく
- 開業届について理解しておく
- 青色申告について調べておく
- 人脈を大切にしておく
- 仕事の探し方を決めておく
- できるだけ蓄えておく
それぞれについて順番に説明していきます。
4-1-1.各種申込みを済ませておく
会社に属しているうちに、各種申込みを済ませておきましょう。
済ませておきたいのは・・・
- クレジットカードの契約
- 住宅ローンの申込み
- マイカーローンや各種ローンの申込み
- 賃貸物件の契約
これらはどれもフリーランスになってからも申し込めるのですが、審査結果に違いが出てきます。
なぜなら、この記事の最初でも取り上げたとおり、会社員とフリーランスでは社会的信用が大きく異なるからです。
なんで社会的に信用されないんだ! などと言っていても始まりませんので、とにかく申し込む予定のものにはしっかりと申し込んでおきましょう。
4-1-2.健康保険と年金の切り替えについて知っておく
会社員のうちに、健康保険と年金の切り替えについて知っておきましょう。
もし会社を辞めてから考え始めると・・・14日以内に慌てて考えて決定し、市町村役場に手続きのために出かけていく羽目になってしまいます。
冷静に判断できないかもしれず、ただでさえ忙しい週なのにやることが増えてしまいます。
年金については、会社の厚生年金から国民年金に切り替えることになります
。国民年金だけでは不安と感じるなら、任意で上乗せしなければなりません。
国民年金の上乗せとして検討できるのは
- 付加年金
- 国民年金基金
健康保険については、会社で加入していた健康保険から国民健康保険に切り替えるのが一般的ですが、一定期間会社の健康保険を維持したり、団体が用意している健康保険に加入したりと、選択肢が用意されています。
詳しくは以下の記事で確認できます。
事前にいろいろ調べて考えておけば、退職後にスムーズに切り替えることができますよ!
4-1-3.開業届について理解しておく
会社員の間に理解しておきたいのは年金と健康保険だけではありません。開業届についても理解しておきましょう。
開業届(正式名称は「個人事業の開業・廃業等届出書」)は、個人が事業を始めたりやめたりするときに、そのことを所轄の税務署に通知するための書類です。
開業届を出すことによって個人事業主として登録され、確定申告の時期になると書類一式が税務署から送られるようになります。
フリーランスとして開業届を出して事業を営むことにはこんなメリットがあります。
開業届を出すメリット
- 青色申告が可能になる
- 屋号で銀行口座を開設できる
- 法人用クレジットカードを作成できる
フリーランスになる前に開業届についてしっかり理解しておくために、「資金調達プロ」の以下の記事も活用してください。
4-1-4.青色申告について調べておく
開業届を出すことによって青色申告が可能になります。この青色申告についても事前に調べておいてください。
青色申告とは確定申告の方式の1つで、通常の申告(白色申告)と比較して大きな節税効果があります。
節税できるなら青色申告にチャレンジしたいと思いませんか?
青色申告についても、当サイトの記事を活用していただけます。
フリーランスが納めることになる税金の知識、白色申告と青色申告の違い、経理面での知識がないフリーランスがどうやって青色申告の準備をするのかなど、わかりやすく解説しています。
4-1-5.人脈を大切にしておく
フリーランスになってからではなく、会社員のうちに人脈を意識しておきましょう。
人脈によって仕事のチャンスが開かれるかもしれず、フリーランスとしての活動に役立ついろいろな情報をキャッチできるかもしれません。
人脈があれば、大変なときにも支えとなってくれるメンターを見つけやすくなるでしょう。
メンター(MENTOR) とは
「人間的に信頼・尊敬でき、公私ともに安心して相談できる人」
引用:日本メンター協会
4-1-6.仕事の探し方を決めておく
フリーランスになってから「どうやって仕事を見つけようか」では遅すぎます。
会社員のうちに仕事を探す方法を調べておき、具体的にどうやって獲得するかを決めておきましょう。
フリーランスが仕事を探す方法はいろいろありますが、代表的なものは以下のとおりです。
フリーランスが仕事を探す方法
- 今の会社から仕事をもらう
- 今の取引先(顧客)のコネで仕事をもらう
- フリーランスエージェントを活用する
- フリーランス向けの求人サイトをチェックしてみる
- クラウドソーシングサイト経由で獲得する
- ココナラなどスキル売買サイトに登録する
- 直営業する
- SNS上で仕事依頼を待つ
- 自分のブログを開設して営業する
- 各種イベントやセミナーに顔を出してみる
これら10通りの方法について詳しくは以下の記事で取り上げています。さっそくこちらもチェックしてみてください。
4-1-7.できるだけ蓄えておく
「会社員からフリーランスになると収入が不安定になる」ことを見越して、今のうちにできるだけ蓄えておきましょう。
蓄えが少ない状態でフリーランスになってしまうと、仕事が思うようにいかない場合に「どうしよう、生活していけなくなる・・・」と焦ってしまいます。
そんな状態が続くと、低単価の仕事を受けてしまったり最悪の場合はおいしい話に飛びついて騙されてしまったりと、悲惨な結果につながりかねません。
たとえばの話ですが、フリーランス1年目が無収入でも乗り切れるくらいの蓄えを持っておけば、「よし、最初の1年はじっくりと足元を固めるぞ!」と冷静に段取りしていけます。
蓄えがあるのと無いのとでは大きな違いがあると思いませんか?
4-2.影響を受ける人には事前に相談すべき
自分がフリーランスになることで影響を受けるのは自分です。でもそれ以外にも影響を受ける人がいるかもしれません。
- 配偶者
- 子供
- 両親
- 親族 など
影響を受ける人には、「フリーランスになるために会社を辞めようと思っている」ことを事前に相談しておきましょう。
事後報告よりは相談という形のほうが無難です。
ただし、相談すると会社に残るよう説得されるかもしれません。
その場合、自分の固い決意を表明するとともに、少しでも安心してもらうための材料を提供してよく話し合うようにしてください。
あるいは・・・影響を受ける人のことを考えて最終的に「会社員生活を続ける」「フリーランスになる時期を先延ばしにする」という決定が望ましい場合もあるでしょう。
4-3.退職の意思を伝えるタイミングを選ぶべき
退職の意思を伝えるタイミングを事前に考えておきましょう。
感情が高まった時に「辞めます!」と伝えるのは避けます。
本当にフリーランスになる意思を固めた段階で、さらに言えば退職希望日の1ヶ月~2ヶ月前に直属の上司に退職の意思を告げるようにしてください。
退職意思の伝え方やスムーズなやり取りのコツについては、「資金調達プロ」の別記事で解説しています。必要なタイミングでチェックしてみてください。
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5. 副業系すきまワーカーとは?
フリーランスになりたい気持ちが強いけれど、どうしても決断できない・・・
そんなときは、会社を辞めずに“お試し”してみませんか?
いきなりフリーランスになるのではなく、まず副業系スキマワーカーとして活動してみて、順調に行きそうならフリーランスになればいいんです!
5-1.副業系すきまワーカーとは
副業系スキマワーカーとは、会社に勤めながら空いた時間に別の仕事をする人のことを指します。
会社が副業を認めているなら、メイン事業にしようとしている分野でいきなりフリーランスになるのではなく、まずは副業レベルでチャレンジしてみることができます。
5-2.副業系すきまワーカーのメリット
副業系すきまワーカーのメリットを見ておきましょう。
副業系すきまワーカーのメリット
- フリーランスになれるかどうか実験できる
- スキルと経験が蓄積される
- 収入が増える
- スキマ時間を有効活用できる
デメリットとしては、本業をおろそかにすることはできないので忙しい日々を送ることになること、最初は安い単価で働くことになるかもしれないことが挙げられます。
5-3.副業系すきまワーカーのなり方
副業系すきまワーカーの多くはクラウドソーシングサイトを利用して活動しています。
あなたの場合も、副業系すきまワーカーから始めるならまずはクラウドソーシングサイトの1か2つに登録してみるとよいでしょう。
メジャーなのはクラウドワークスやランサーズですが、その他にも選択肢があります。詳しくはクラウドソーシングサイトについて解説した別記事をご覧ください。
6. フリーランスになったら会社員には戻れない?
フリーランスになりたくても躊躇してしまう理由として、「フリーランスになるのはいいけれど、うまくいかなかったら先が真っ暗。
もう会社員には戻れない」という不安な気持ちがあるようです。
あなたも同じように感じるでしょうか?
この項目では、本当にフリーランスになったらもう会社員には戻れないのか検証します。
6-1.再就職活動をすれば会社員に戻れます!
「フリーランスになったら会社員には戻れない」というのは間違いです。
戻れます!
なぜなら、「フリーランスになる者は再び会社員になってはならない」という法律があるわけではないからです。
フリーランス(元会社員)でも、再就職活動をすれば再び会社員として働くことが可能です。
終身雇用制度のもとで新卒から定年まで一つの会社で勤め上げることができたのはもう過去の話。
仮にずっと会社にいられるとしても自ら希望して転職する人が増えています。数年おきに転職をして年収を上げていく猛者たちも増えています。
そんな流れなので、フリーランスになった人たちも「転職感覚」で新たな道を探ることが可能です。
6-2.フリーランス経験を経て会社員に戻る人は少なくない
事実として、フリーランス経験を経て会社員に戻る人は少なくないんです。
フリーランスが会社員に戻る理由の例
- 仕事がなくて生計を立てるのが困難
- 安定した生活に戻りたい
- 再び大きなプロジェクトの一員として活躍したい
- スキルアップを目指したい
- やりたいことがなくなってきた など
一言で「フリーランスが会社員に戻る」と言っても、その背後には様々な理由があるわけですが、どんな理由だとしても求職活動をすることで会社員への道を進むことができるわけです。
もちろん再び仕事を探せばすぐに正社員になれますよ!とか、100%保証します!ということはできません。
でも、真剣に探せば十分に可能だということは断言できます。このテーマに関しては、「資金調達プロ」の以下の記事で詳しく解説していますので、今のうちにチェックしておくことをおすすめします。
6-3.フリーランス経験が評価される場合も
はっきり言って、フリーランス経験者をどう見るかは企業次第です。
フリーランス経験者を「信用できない」「またすぐに辞めるのでは」ととらえる企業もありますが、反対にフリーランスの経験を高く評価してくれる会社もあります。
参考として、フリーランスが会社員に戻るいくつかの方法も確認しておいてください。
フリーランスが会社員に戻る方法
- 自分で情報を探して採用してもらえないか頼んでみる
- 求人サイトをチェックする
- 転職エージェントを活用する
- 今の取引先に尋ねてみる
- 知人や友人のツテ
- SNSを使って探してみる
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7. よくある質問
ここで、フリーランスと会社員を比較した時に出てくる質問の答えをいくつか取り上げておきます。
7-1.フリーランスになったら年収1,000万円を目指したいと思います。これって現実的ですか?
最初に理解しておかなければならないのは、フリーランスにとって年収1,000万円がどれくらいの価値を持つかということです。
会社員時代に年収1,000万円を超えると羨望の的になるかもしれませんが、フリーランスの年収1,000万円は会社員の年収1,000万円ほどの価値はありません。
フリーランスの場合は収入の中から経費、生活に関係する様々な費用を支払わなければなりません。
そのため、一般的に「フリーランスになるなら会社員時代の3倍の年収を目指すべき」と言われるくらいです。今現在の年収が500万円だとしたら、年収は1,000万円かそれ以上を目指すのが現実的です。
7-2.会社員とフリーランスでは、当然老後資金に違いが出てくると思います。フリーランスになるメリットは享受したいのですが、老後にはしっかりと備えておきたいと思います。どうすればいいですか?
老後に備えることを考えるなら、自営業者やフリーランスが強制的に加入する国民年金だけでは不十分です。
マネープランをしっかりと立てて、早い段階から必要な策を講じておきましょう。
フリーランスが立てる老後のためのマネープランの例
- 国民年金基金
- 付加年金
- iDeCo
- 小規模企業共済
- 各種資産運用
自分でマネープランを立てるのが難しいと感じる時は、信頼できるファイナンシャルプランナーに相談してください。
経験あるファイナンシャルプランナーなら、老後資金を含めてお金に関係する点について総合的にアドバイスを与えることができます。
7-3.フリーランスなのに会社員みたいな働き方をする人がいると聞きました。詳しく教えてください。
フリーランスの中には、普通に特定の会社に出社して働く人たちがいます。このような働き方は企業常駐型と呼ばれることがあります。
その会社の社員ではありませんが、一定期間契約に基づいてその会社のプロジェクトに携わったり、エンジニアとして各種開発・保守に携わったりします。
企業常駐型案件はフリーランスエージェントを通して見つけることができます。
興味があるフリーランスは、まずエージェントに登録しておくとよいでしょう。
7-4.フリーランスと会社員ではどちらが幸福度が高いのでしょうか?
何をもって幸福と感じるかは、その人が何を求めているか、何を優先して生きていくかによって異なります。
会社員時代よりお金の面では苦しくなるとしても、その分だけ家族と過ごす時間や自分の趣味・ボランティア活動などに時間を割けるようになって「幸せだ」と感じる人もいます。
一方で、社内の出世レースに勝ち抜いて役員まで上り詰めることで「幸せだ」と感じる人もいます。
万人にとってベストの選択はありません。大切なのは、自分自身で納得して道を選び、進んでいくことです。
まとめ
今回は、会社員からフリーランスになることについて考えている人に向けて役立つ情報を中心に書いてきました。
- 会社員とフリーランスの違い
- 会社員がフリーランスになるメリット
- 会社員がフリーランスになるデメリット
- 会社員がフリーランスになる方法
- フリーランスになる決断ができないときの提案
- フリーランスになっても再び会社員になれるから心配無用
こんな点を取り上げてきましたが、頭の中で整理できたでしょうか?
結論として、あなたはフリーランスになるべき!あなたは会社に残るべき!ということはできません。
それぞれ置かれている状況は異なりますし、人生の中で大切にしているものにも違いがあります。これまで積み上げてきた経験やスキルにも差がありますし、蓄えにも差があることでしょう。
今一度、会社員とフリーランスの違いについて自分自身の中で整理してみて、そのうえで今後どうするかについて冷静に検討してみてくださいね!
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