自己破産の経験あり…金融事故情報として登録されてしまった後は?
「多額の借金をかかえ、やむを得ず自己破産の手続きをとった」
「自己破産」は、多重債務を抱えた人にとっては、すべての借金を帳消しにしてもらい、人生を再出発するための最終手段として知られています。
しかし自己破産の手続きを取ることにより、信用情報機関に金融事故情報として登録されるため、多方面で相応のデメリットを負うことになるのも事実です。
そこで、本記事では、自己破産後に金融事故情報として登録されてしまった場合の、新規の借入や注意点について確認してみたいと思います。
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目次
▊ 自己破産とは
最近よく聞く「自己破産」という言葉。実際にはどのようなことを指すのかご存知でしょうか。
「自己破産」とは、借金を抱えた方が裁判所に申し立てを行うことにより、借金を帳消しにしてもらうことをいいます。借金帳消しの際には、家・車・貯金などが差し押さえの対象となり手放す必要がありますが、すべての借金が清算できるというメリットもあります。
また、借金の額が大きければ大きいほど、借金清算による精神的な負担が軽減されますので、膨らんだ借金を短期間でなんとかしたい、という方には最適な方法といえるでしょう。
ただし、自己破産をすることにより、「官報への記載」や「信用情報機関への登録期間内は新規の借入不可」などといったデメリットも発生します。そのため、借金清算にあたっては、他の方法でも解決できないかじっくりと検討する必要があります。
▊ 自己破産情報は信用情報機関に登録される
さて、借金清算のために「自己破産」を申請すると、その内容は「信用情報機関」に登録されます。この「信用情報機関」とはどのようなところなのでしょうか。
信用情報機関は、個人の属性やクレジットカードやキャッシングの契約状況、取引情報などの信用情報の収集と管理の他、延滞情報や自己破産をはじめとした債務整理の金融事故情報を管理する役割を担っています。金融事故情報については、信用情報機関により違いはあるものの、5年~10年は保持され続けることになります。
また、加盟会社から信用情報の照会依頼を受けた際には、情報提供も行っています。加盟会社は、信用情報機関から情報提供を受けることにより、個人の支払い能力を判断することができます。
その他、信用情報機関では、個人からの情報開示請求も受け付けているため、希望する場合は自身の信用取引に関する情報を知ることもできます。開示方法には、インターネット・郵送・窓口等の方法があり、本人確認書類を提示する必要があります。
▊ 信用情報機関にはどのようなところがあるのか
先ほど説明したとおり、自己破産などのいわゆる金融事故情報は、「信用情報機関」に登録されるのですが、この「信用情報機関」には、次の通り3つの機関があります。
- 日本信用情報機構(JICC)
- シーアイシー(CIC)
- 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
これら3つの機関は、会員となる金融事業者が異なっています。
「日本信用情報機構(JICC)」は消費者金融、「シーアイシー(CIC)」は信販会社・クレジットカード会社、そして「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」は主に銀行や銀行系列のクレジットカード会社・信用保証協会・信用組合・信用金庫・農協の信用情報を取り扱っています。
なお、それぞれの機関に登録された金融事故情報は、「CRIN(Credit Infomation Network、クリン)」という情報ネットワークを通して共有されており、各信用情報機関同士で内容が参照可能となっています。その他、CRINでは「身分証明書に関する盗難や紛失などの情報」も共有されています。
▊ 自己破産後は何年後に借入が可能になるのか
それでは、自己破産をしてしまった場合、何年後から新規の借入が可能となるのでしょうか。これは、自己破産の情報が登録された信用情報機関により異なります。
先程ご紹介した信用情報機関ごとの、自己破産をした際に登録される情報の期間は次の通りとなっています。
信用情報機関 | 登録期間 | 登録される情報 |
シーアイシー(CIC) | 免責決定日から5年間 | 「クレジット情報」の返済状況と異動の状況 |
日本信用情報機構(JICC) | 免責決定日から5年間 | 返済状況情報と取引事実情報 |
全国銀行個人信用情報センター(KSC) | 破産開始決定日から10年間 | 官報の自己破産者名簿 |
上記の通り、各信用情報機関ごとに設定された情報登録期間を過ぎなければ新たな借入を受けることはできません。その期間としては、おおよそ5年~10年とされています。
なお、情報登録期間を過ぎた後に新たなローン申し込みをする場合は、自己破産手続きをしていない会社を選ぶ必要があります。一度自己破産の手続きを行った会社は、事故情報データがそのまま残っているため、再度申し込みをしても審査に通過できない可能性が高いためです。
このように自己破産後に新規の借入を希望する場合は、いくつかの制約が発生しますので注意が必要です。
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▊ 自己破産後は違法業者に注意する
自己破産後に新たなローンを利用する場合は、ヤミ金などの違法業者に注意が必要です。
違法業者は、官報の自己破産者情報を常に確認しており、掲載されている自己破産者の名前・住所をみてダイレクトメールを送ってきます。官報の自己破産者情報は、Web上からも確認できるため、違法業者も簡単に情報を手に入れることができてしまいます。そして、生活上の様々な面で制限を受けることの多い自己破産者の中には、自己破産後の資金繰りに困っている方も多く、ついついこのような違法業者からの甘い誘いに乗り、再び借金を繰り返してしまう・・・というパターンも増えています。
一度自己破産をしてしまった方は、この違法業者から送付されるダイレクトメールの内容にうっかり乗らないよう、十分に気をつけましょう。
▊ 自己破産後の利用が可能なカードローンやクレジットカードはあるの?
自己破産を経験した方でも利用が可能なカードローンやクレジットカードは存在するのでしょうか。答えは「存在する」となるのですが、自己破産後にカードローンやクレジットカードの利用を申請するには、注意しなければならない点があります。
それは、先ほども説明したとおり「一度破産歴のあるカードローン会社やクレジットカード会社への利用申請は避ける」という点です。
信用情報機関に登録されている金融事故情報は5年~10年で削除されることになっていますが、自己破産という事故情報データは、一度自己破産の手続きを行った会社にそのまま残ります。
そのため、過去に自己破産を経験した場合は、破産歴のあるカードローン会社やクレジットカード会社に申し込みを申請しても、審査に通過することはまずないと考えてよいでしょう。
そこで一度自己破産を経験した方がカードローンを利用する際におすすめしたいのが、中小の消費者金融系カードローン会社です。これら中小の消費者金融系カードローン会社では、「過去に自己破産や債務整理を行った方も利用OK」というところが多くなっています。
例えば、以下の中小の消費者金融系カードローン会社は、自己破産・債務整理後の方にも融資を行うとしている会社です。過去に自己破産歴があり、「10年以上が経過しているにもかかわらず、なかなか新規の借入を受けることができない・・・」とお悩みの方は、一度相談をしてみるとよいでしょう。
- 株式会社アロー(キャッシングアロー、本店:愛知県名古屋市)
- フタバ株式会社(キャッシングのフタバ、本店:東京都千代田区)
- 株式会社ハローハッピー(本店:大阪府大阪市)
▊ 自己破産歴のある人は新たなローン審査で不利になる傾向あり
自己破産歴のある人は、事故情報が信用情報機関から削除された後でも、住宅ローンや自動車ローンといった新たなローン審査を受ける際に不利になる場合があります。仮に、自己破産後の情報登録期間を過ぎていた場合でも、審査に通過できないケースがあるのです。
それは、自己破産後の情報登録期間を過ぎた後は、すべての外部信用情報が削除されることと関係しています。新たに申し込みをしたローン会社からは信用情報についての情報が無いため、「ローン利用実績のない人」もしくは、逆に「債務整理歴があり、信用情報が削除された人物」なのではないかと警戒をされてしまうのです。
そのため、自己破産歴のある人は、新たなローン申請をする際に、審査で不利になってしまう傾向があります。一度自己破産の手続きを行った場合は、その後のローン申請でも希望通りの利用は難しいと考えたほうがよいでしょう。
▊ デビットカードは自己破産時にも利用可能
自己破産をしてしまった人でも問題なく利用できるカードとして、デビットカードがあります。
デビットカードとは、銀行の預金口座を利用したカードで、VISAやJCBの加盟店でキャッシュレス決済が可能なものを指します。デビットカードは、利用後に銀行口座から即時決済されるため、当然のことながら預金がなければ利用することができません。そのため、ローンカードやクレジットカードにありがちな使いすぎも防ぐことができます。
また、自己破産の情報は、デビットカードを発行する際には参照されませんし、そもそもデビットカード作成時には審査もありません。各社が指定した年齢制限さえクリアすれば、問題なくすることができます。
特に一度自己破産を経験した方には、限度額の設定をすることで使いすぎがコントロールできるデビットカードはおすすめです。
ここでは、おすすめのデビットカードをいくつかご紹介しておきましょう。
三菱UFJデビットカード
三菱UFJ銀行の口座を持っている方なら利用可能な「三菱UFJデビットカード」。初年度年会費無料、次年度以降も前年度の利用が10万円以上で23歳以下の方は無料で利用できるため、年会費の節約にもぴったりの商品となっています。
また、利用に応じてポイント付加や自動キャッシュバックのサービスもあり、大変使い勝手の良いデビットカードでもあります。
日本国内在住の15歳以上の方であれば、誰でも作成可能なカードですので、「以前債務整理を経験し、クレジットカードが作成できなくなってしまった」という方にもおすすめです。
海外での預金引き出し機能やショッピング保険も付いていますので、海外で利用したいという方にも使い勝手のよいカードといえるでしょう。
三菱UFJデビットカード 基本情報
商品名 | 三菱UFJデビットカード |
ブランド | Visa/JCB |
年会費 | 初年度無料、次年度以降1,000円(税別) ※前年度10万以上利用または23歳以下の方は無料 |
入会審査 | なし |
申込可能年齢 | 日本国内在住の15歳以上 |
支払方法 | 即時払い(支払いの度に登録口座から引き落とし) |
支払回数 | 1回のみ |
特典 | Visa:最大0.4%の自動キャッシュバック
JCB:「Oki Dokiポイント」の付与 |
利用限度額 | 口座残高の範囲内で自由に設定可能 |
利用できる場所 | 国内外のVisa/JCB加盟店 |
入会特典 | JCB:会翌月末までのご利用が3回以上かつ合計1万円(税込)以上で1,000円分プレゼント
Visa:入会後の3ヵ月間はキャッシュバック率アップ |
セキュリティ | ショッピング保険・不正利用補償 |
参考サイト:三菱UFJデビットカード(公式サイト)
楽天銀行デビットカード
「楽天銀行デビットカード」は、年会費無料で楽天ポイントがおトクに貯まるデビットカード。貯まった楽天ポイントはショッピングの支払いにも利用できますので大変便利です。
楽天銀行の口座をお持ちの16歳以上の方であれば利用可能ですし、利用限度額も口座残高の設定範囲内で自由に設定することができます。
また、入会特典として、新規入会でもれなく1000ポイントプレゼントキャンペーンも実施していますのでぜひご利用ください。
楽天銀行デビットカード 基本情報
商品名 | 楽天銀行デビットカード |
ブランド | Visa/JCB |
年会費 | 無料
※Visaゴールドカード:5,400円(税込)、Visaシルバーカード:2,160円(税込) |
入会審査 | なし |
申込可能年齢 | 16歳以上 |
支払方法 | 即時払い(支払いの度に登録口座から引き落とし)
※一部の店舗・サービスの都合により後払いとなる可能性あり |
支払回数 | 1回のみ |
ポイント特典 | 100円の利用で1ポイントの楽天ポイントを付与 |
海外ATM手数料 | 無料 |
利用限度額 | 口座残高の範囲内で自由に設定可能 |
利用できる場所 | 国内外のVisa/JCB加盟店 |
入会特典 | 楽天ポイントで最大1000ポイントのプレゼント |
セキュリティ | デビット利用制限・取引通知メール・VISA認証サービス |
参考サイト:楽天銀行デビットカード(公式サイト)
PayPay銀行デビットカード
ネットバンク大手のPayPay銀行が発行する「PayPay銀行デビットカード」。
こちらも年会費や発行手数料は一切無料で利用することができるデビットカードです。カードの利用に応じてポイントが貯まるサービスがあるところもうれしいですね。
ただ、こちらの商品は、先に紹介した2商品と異なり、あらかじめ設定された利用限度額内でのみ利用可能となっています。この限度額以上の利用はできませんので、ご注意ください。
PayPay銀行デビットカード 基本情報
商品名 | PayPay銀行デビットカード |
ブランド | Visa |
年会費 | 無料 |
入会審査 | なし |
申込可能年齢 | 満15歳以上 |
支払方法 | 即時払い(支払いの度に登録口座から引き落とし)
※一部の店舗・サービスの都合により後払いとなる可能性あり |
支払回数 | 1回のみ |
ポイント特典 | 500円につき1JNBスター(1JNBスター=現金1円)を付与 |
利用限度額 | 1日最大500万円(Visaデビットカード、カードレスVisaデビットの合計、海外ATMでの現地通貨引出金額を含む)
※初期設定金額:個人の場合:30万円、法人・営業性個人の場合:50万円 |
利用できる場所 | 国内・海外のVisa加盟店、ネットショップ、海外ATM(現地通貨の引き出し) |
セキュリティ | 第三者不正使用保険付帯・取引通知メール |
参考サイト:PayPay銀行デビットカード(公式サイト)
住信SBIネット銀行 Visaデビット付キャッシュカード
住信SBIネット銀行のVisaデビット付キャッシュカードは、世界200カ国以上の国・地域でVisaマークがあるお店でのショッピングに利用可能です。
年会費は永年無料・審査不要ですので、自己破産後のカード利用にもぴったりとなっています。新規口座開設の際には、ポイントプレゼントサービスも随時用意していますのでぜひご利用ください。
また、Visaのタッチ決済「Visa payWave」でカードリーダーにかざすだけでの支払いが可能となっていますので、大変便利です。
住信SBIネット銀行 Visaデビット付キャッシュカード 基本情報
商品名 | 住信SBIネット銀行 Visaデビット付キャッシュカード |
ブランド | Visa |
年会費 | 無料 |
入会審査 | なし |
申込可能年齢 | 満15歳以上、日本国内にお住まいの方 |
支払方法 | 即時払い(支払いの度に登録口座から引き落とし)
※一部の加盟店やサービスでは、加盟店側の売上処理の都合等により、後日の引落しとなる場合あり |
支払回数 | 1回のみ |
ポイント特典 | 国内・海外でのショッピング利用金額に応じてポイントを付与 |
利用限度額 | 国内・海外ショッピング:1日最大200万円
海外ATM通過引き出し:1日最大100万円 ※利用限度額の変更は、住信SBIネット銀行ホームページより変更可能 |
利用できる場所 | 国内・海外のVisa加盟店、ネットショップ、海外ATM(「Visa」または「Plus」マークのついたATM) |
セキュリティ | Visaデビット会員用ページでの取引通知メール、不正利用時、届出日より30日前にさかのぼり被害を補償 |
参考サイト:住信SBIネット銀行 Visaデビット付キャッシュカード(公式サイト)
まとめ:自己破産後のローン利用は厳しい!金融事故を起こさないためにもローンの計画的な利用を
本記事では、債務整理のうちの「自己破産」にスポットをあて、その後の借入や注意点について説明しました。
「自己破産」は、借金が全額免除される(=チャラになる)ため、多重債務を抱えた人にとっては、短期間でそれまでの借金が解放されるメリットの大きな方法です。
しかし、一度「自己破産」をしてしまうと、新規のローン申請で不利になるばかりか、制約も多くなります。「自己破産」をしてしまう事態に陥らないよう、ローンを利用する段階できちんとした返済計画を立てることをおすすめします。
その他、以下に本記事に関連するお役立ち記事を以下にまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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