ベンチャーキャピタルの仕組み|VCの歴史や役割など
ベンチャーキャピタル(VC)とは、ハイリターンを狙ったアグレッシブな投資を行う投資会社(投資ファンド)を意味します。本記事では、ベンチャーキャピタルの仕組みについて解説しましょう。
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ベンチャーキャピタルの歴史
日本のベンチャーキャピタルの歴史はおよそ50年。1963年に中小企業投資育成株式会社法に基づき、中小企業投資育成会社が設立されたのがすべての始まりです。その後1972年には民間初のベンチャーキャピタルである京都エンタープライズ・デベロップメント(KED)が誕生し、ベンチャーキャピタルという存在が広く知られるようになりました。。
その後1980年代から1990年代にかけて銀行系をはじめとする多数の民間企業がベンチャーキャピタルを立ち上げ、現在の日本には50社以上のベンチャーキャピタルが存在しています。ベンチャーキャピタルは今や日本経済には欠かせない重要な存在です。
ベンチャーキャピタルの仕組み
ベンチャーキャピタルは投資家の集合体のようなものです。投資家はベンチャーキャピタルに対して資金を提供し、ベンチャーキャピタルはその資金をベンチャー企業に投資します(中には個人投資家などから集めたお金でなく、自身が銀行などから借り入れたお金で投資を行うベンチャーキャピタルもあります)。

図 1資金の流れ
この構図だけ見ると間にベンチャーキャピタルが挟まるのは無駄にも思えますが、そんなことはありません。個人投資家が投資できる金額は限られています。一つの会社に数千万円~数億円を投資できるのは、けた外れに裕福な人間だけです。
その点、ベンチャーキャピタルは個人投資家とは比べ物にならないくらいの資金力があるため、数千万円~数億円の投資も条件次第で十分行えます。ベンチャーキャピタルは数の優位性によって大きな投資を実現しているのです。

図 2利益の流れ
さて、ベンチャー企業は投資を受けた見返りとして、ベンチャーキャピタルに対して株式などを提供します。ベンチャーキャピタルの目的は企業を上場させて、この株式を高値で売り抜けることです。利益が出た場合、ベンチャーキャピタルはその利益の一部を投資家に対して提供します。

図 3ベンチャーキャピタルの投資の循環
この仕組みがうまく働いた場合、投資家は運用益を受け取れますし、ベンチャーキャピタルは株式売却による利益を得られますし、会社も投資を受けて成長することができます。まさに三方一両得の仕組みといえます。
ただし失敗した場合は投資家は運用益を得られず、ベンチャーキャピタルは株式を売却できず、会社は倒産という三方一両損で終わることもあります。だからこそベンチャーキャピタルは投資先を厳しく審査し、本当に儲かるという確信があるときだけ投資を行うのです。
キャピタリストとは
ベンチャーキャピタルの中で働く社員のことをキャピタリストといいます。キャピタリストはベンチャーキャピタル本体と企業経営者をつなぐ架け橋のような存在であり、その重要度は非常に高いです。
特に大事になってくるのがキャピタリストと経営者の相性です。簡単に周りに愚痴をこぼせない経営者にとって、キャピタリストはビジネスパートナーでもあり、よき理解者でもあります。人間的な相性が悪い場合は交代してもらうことも可能ですが、ほとんどの場合は最初に出会ったキャピタリストと付き合っていくことになります。
もちろん、付き合いを重ねていくうちに関係が良化することもありますが、最初から良いキャピタリストに出会いたいのならば、経営者仲間に紹介してもらうのが一番効率的です。仲介に入ってくれる経営者はあなたにとってもキャピタリストにとってもよき隣人であるため、相性面で問題が起こる可能性はぐっと低くなるはずです。
逆にいきなりたくさんキャピタリストを集めて説明を聞いてもらう、というやり方は避けたほうがいいでしょう。ベンチャーキャピタルに関して大した知識もないまま説明を始めてしまうと、説明もグズグズになりがちですし、キャピタリストに余計な不信感を抱かせることになります。
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