総額15億円の巨額資金調達に成功した、グローバル資産運用サービス『お金のデザイン』の展望とは？

株式会社お金のデザインは、国内で初めて、世界中の取引所から高品質で安心なETF「Exchange Traded Funds（上場投資信託）」に投資することを実現させた新しい運用商品「ETFラップ（TM）」を提供するベンチャー起業です。
お金のデザインは2014年9月に金融商品取引業者（投資運用業および投資助言・代理業）の登録を行い、2014年11月より『招待制の資産運用サービス』を展開し、急成長している注目のベンチャーです。
今年度12月1日より、第一種金融商品取引業の金融商品取引業者に変更登録を行いました。この大きな動きにより、独自のプロダクトだけで「口座開設から運用まで一貫したサービスを提供することができるようになる」とCMOの馬場康次氏はTech Crunchで話されています。
2016年初頭にも招待制ではなく、一般層の個人投資家を含めた、幅広いユーザーに向けたサービスを展開する予定があるそうです。
上記内容を踏まえ、12月3日にシリーズBの資金調達完了を明らかにしました。
調達に成功した資金は総額約15億円で、株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ、株式会社東京大学エッジキャピタル、株式会社電通デジタル・ホールディングス、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社、伊藤忠商事ほかを引受先とする第三者増資割当によるものです。
代表取締役社長の廣瀬 朋由氏は、横浜国立大学　経済学部を卒業後、三井信託銀行（現三井住友信託銀行）にて、受託資産運用部の運用統括責任者を経験されます。1999年には、世界最大の運用会社バークレイズ・グローバル・インベスターズの営業統括本部営業企画部長として、営業全般を統括されていました。その後、発起人代表を務める取締役会長の谷家 衛氏と共に、株式会社お金のデザインを成長させてきました。

3つの独自サービス

①グローバルに対応

特別なパフォーマンス内容として、高品質でバラエティに富む全世界約6,000 のETFの中から、一人ひとりに最適な組み合わせで、金融工学とテクノロジーを駆使し、投資リスクを分散いしながら、海外資産の高い成長と高い利回りを享受できる、資産運用サービスを提供しています。

②ローコストに対応

年間の投資一任運用報酬は最高で1.0%と、低い手数料で利用できることも魅力の一つです。
運用額の3,000万円を超える分については、0.5%とかなりの低コストになります。

③パーソナライズ

資産運用研究の第一人者である、加藤教授（京都大学大学院特定教授）監修のもと、最新技術によるアルゴリズムによって、9つの質問に答えるだけで、たった3分で、利用者に最適な40、50銘柄を組み合わせたポートフォリオを生成します。
このポートフォリオはローリスク・ローリターン、ハイリスク・ハイリターンといった単純な分け方だけではなく、ユーザーの年齢や、ライフステージを合わせた上で、資産のインフレやグロースに対するヘッジ、インカムの割合といったバランスを総合的に見ることができます。

巨額の調達金の資金使途

今回の資金調達の資金使途は、近日公開予定のユーザー向けサービスの向上・拡充と、エンジニアの採用による開発チームの強化、ビジネス領域の拡大、マーケティング活動等の取り組みに投資するとのことです。

今後の展開

今後の展望は、世界的に注目を集めるFinTechのなかでも『グローバル資産運用』領域で、業界全体をリードしていくと同時に、これまでの資産運用のあり方そのものを、快適で、一人ひとりに最適な形に変えていくそうです。
『金融×テクノロジー×グローバル』をテーマとして、フィンテック業界に変革をもたらすでしょう。

株式会社お金のデザイン | https://www.money-design.com/
これまで一部の富裕層が享受してきた高度な金融サービスを、テクノロジーで簡単に誰でも使えるようにすることで、お金に縛られない新たな人生を応援します。